セイチャットファンさん 2022-06-25 22:19:30 |
通報 |
【シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ】
……なるほど。今の言葉は殿下はともかく、ドゥドゥーの前では言わない方がいいぜ。あいつは殿下のことになると目の色変わるからなぁ。ま、俺はそういうところ好みだけどな?
( 英雄の遺産を壊してやりたい、殿下達のことが少し憎いと物怖じせずに言ってみせられたことで、彼女の胆力を少々舐めていたと自覚する。それと同時に、紋章持ちが憎いのなんて彼女の立場からすれば当然かとも内心で理解を示し。彼女と毛色は違うが、己とて紋章を持ちながらもそれを知らずに自由に生きていたあの教師が妬ましいと感じてしまうのだから。恐らく彼女の憎む対象には己も例外なく含まれていると悟るが、わざわざそれを指摘するでもなくかといって距離を取ろうと考えるのでもなく、含まれた意味に気が付いていないようなあっけらかんとした顔で彼女を口説くのは忘れずに。寮に戻るという彼女を引き止めるわけでもなく、軽口を重ねながらも手をひらひらと振りながら見送って。やがて彼女の姿が消えれば、さらに姿勢を崩してぐたりとベンチに深く腰掛け直して。彼女を口説いた時の明るい声色から一変して感情を乗せない呟きを誰に聞かせるでもなく零した。)
おー、またな。次こそはデートしようぜ、店のチョイスは任せてくれよ。…………はぁ、紋章を持たない女だから喜んで乗ってくると思ってたが。手強いなありゃあ。
【ミカエラ=フォン=エインズワース】
……優しいなぁ、そんなに真っ直ぐだといつ誰につけ込まれるかわかんないよ?でもありがとう、自分の家のことは自分でなんとかしたいけど、どうしようもなくなったら相談を聞いてね。
( 腐敗貴族ばかり見てきたせいだろうか、彼の輝かんばかりに高潔で公平な姿勢は己の心に棘のように刺さることがある。誰しもが見習うべき姿勢、しかし強者でなければそう振る舞うことは難しいという現実。その落差は彼と接すると殊更大袈裟に実感しやすいのだ。ある意味羨望を抱いているのだろう、己は彼ほど強くはあれないからこそ少し妬いてしまう気持ちもゼロではない。しかしそんな思いはおくびにも出さず、彼の厚意を有難く受け止めればガタリと席を立ち。とっくにまとめ終えていた教材を抱えれば気合いの入った声音で小さくガッツポーズしながら明日への意気込みと、取り付けていた約束を念押しし、教室を出るべく歩き始めて。 )
よしっ、じゃあ私は訓練でもしてこようかな。明日勝たなきゃだもんね。先生のこと誘っておくからさ、食事の約束忘れないでよ!
(/お世話になっています。いえいえ、こちらもペースはまちまちですのでお気になさらないでください。いつも楽しいやり取りをさせていただいてありがとうございます!
場面転換かしこまりました!一度シルヴァンにて〆させていただきましたので、次に開始したい場面からの絡み文を投稿していただいてもよろしいでしょうか?またこの機会にミカエラの方も場面転換をさせていただきたいと思いますので、こちらを〆ていただければ、同様に次の場面からの絡み文をミカエラから投稿させていただきますね!)
トピック検索 |