セイチャットファンさん 2022-06-25 22:19:30 |
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【アビゲイル=レーン=シャーロット】
…お世辞をどうも、シルヴァン。
(近付いてくる足音に、猫にやっていた視線を上に向ければ、そこにはゴーティエ辺境伯の嫡子。己が生まれたシャーロット家よりも紋章の有無を重視する家。噂によれば、彼の兄は紋章が無いとかで廃嫡されているらしい。何と馬鹿馬鹿しい。紋章如きで、人の良し悪しが決まるこの世など。彼もきっと、紋章を持っていない己を見下しているに違いない。薄っすらと笑みを浮かべては、上記を述べ。椅子の右側によっては、彼の話に頷いて。だが、己は流行りなど理解していない。それに世間について聞かれても答えられるかどうか。此方から話題を振れる話も何もない。そう思えば、下記を)
…まぁ、私も暇してたから良いけど。…と言っても、私あまり話題提供とか出来ないわよ?
【フェルディナント=フォン=エーギル】
いずれ私はエーデル家を継ぎ、皇帝になるだろうエーデルガルトを支えなければならない。ならば、精進せねば。…と言うか、君は目標はないのか?
(ぐっ、と拳を握り空に掲げては、己の意気込みを。己が貴族に生まれたのは何か意味があるはずだ。では、何をするか。答えは簡単で、己に出来る事をするのだ。己を嘲笑うものも、己を邪険な目で見る者もいるかもしれないが、己にはやるべき事がある。その為にも、いずれ皇帝になるであろう級長に、一つでも秀でたところを証明せねば。にしても、と悩む素振りを見せる。彼女の言う事は最もだ。知らない内から決めつけるのは良くないこと。貴族としてあるまじき行為だ。あまり表情が変わらない為、不安を抱いている。が、己がまだ担任と交流をしていないからかもしれない。そう思えば、素直に己の落ち度を認め下記を述べ)
それは分かるが…あまり表情が変わらないだろう。…しかし、君の言い分も最もだ。知らない内から疑うのは良くないな。
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