旅は道連れ：〆　

(/こちらのPFをご確認いただきありがとうございました…！
物語の開始場面についてですが、お相手様が良ければ①初対面の場面からやってみたいなと思っておりましたので、そのつもりで初回文を回させていただきました。旅に出てから全部を描写するよりは美味しい場面を沢山回したいので、適宜場面の転換や省略を挟みつつ、②や③の展開やその時思いついたイベントに持っていけたらと…！
改めましてお相手よろしくお願いします。何かあればお気軽に背後にお申し付けください！)

────

はあ、そりゃ思い切ったな…。残念だが他を当たった方がいい(傭兵の依頼を頼みたいと話しかけて来た男の話を聞いてみれば、遥か遠方の地へ向かうための護衛を探しているという。驚いた様子を見せつつ「俺はさすがにそこまで行ったことがない」と付け加えれば、目論見通り男は依頼を諦めた様だった。割に合わない報酬を提示された時はどうしたものかと思ったが、男が単純で助かった。しかし、この街に滞在して数日目──そろそろ次の仕事を受けないと困る頃合いに差し掛かっている。それ故に街の端、出入り口に程近い場所で声が掛かるのを待っているのだが中々美味い話は転がってこないもので)まあ、多少切り詰めればあと3日はいけるか…