…あはァ。ダメじゃん、黙って入ってきたラ。 (美しい顔に悪魔的な笑みを浮かべて物音の方へ歩を進め、相手の顔を怪物よろしく上から覗き込む。「ちなみに、今踏んだの血溜まりだヨ。さっきもうひとり裏切った子処理したところだシ。」至って冷静に水溜りを処理するよう部下に指示を出すと、細身に似合わぬ怪力でひょいと相手をお姫様抱っこの形で抱き上げてしまい)