常闇鬼神の朴念仁

そもそもワーカホリックを呼び出そうってのが間違ってたのかもなー。(お店のカウンターに座り上半身をうつ伏せ退屈そうに呟けば姿を現す様子もない待人に恨めしそうな顔で悪態をつき)
…仕事に忙殺されるなんて馬鹿の極みだよ、僕だったらそんなの絶対やってらんないね。こんなもの道楽程度でじゅーぶんなんだから。

遊びに行きたいけど今月はもう余裕がないんだよねー。これ以上は妲己ちゃんツケさせてくんないだろうし…。前言撤回、やっぱり自由に遊べる程度のお金は稼いでおいた方がいいね！

あー！ひまひまひまー！ったくあの鬼、僕を待たせやがって超ムカつく！今度会ったらタダじゃおかないからな！

あいつ…ここの場所が分かんないのかな？働きすぎで天国までの来方を忘れちゃったとか。…なわけないか。(畑で収穫した薬草を選別する作業し乍溜息混じりに)

…何を一人でうだうだやってるんです、白豚さん。
（いつも通りの不機嫌そうな表情、態度で金棒を担いだまま店に入ってきて）


（鬼灯の冷徹、懐かしいです…！最近見れていないので似非ですがよろしければ…！）

あー！出たな地獄の鬼っ！つか僕は白豚じゃねーし！……で、今日は何？仕事の依頼ならさっさと注文書寄越せよな。(ふいに感じた気配に勢いよく立ち上がるとそのまま身を乗り出しそうになるのを寸前で抑え、待ち侘びていたことを悟られないように努めて素気ない態度で)


(/ご参加ありがとうございます！ちょっと古いですし半ば諦めていたのでめっちゃ嬉しいです…！自分もそこまで深い知識があるわけではないですので全然お気になさらずです！ぜひぜひよろしくお願いします！)

…こちらが客なのに、随分と偉そうな態度ですねえ。
(ぼそり、嫌味を零しつつも懐から取り出した注文書を手渡し、足元の兎を撫でる)

(こちらこそです！)

はん、店の扉破壊したり店主を殴るのが客って？…まあいいや。この分ならすぐに用意できるから、ちょっと待っといて。(注文書を受け取り内容に軽く目を通すと薬棚へ向かい調合をはじめ)

………
(流石に調合中に金棒を投げはしないものの、投げそうな構えを取りつつ尚も兎を撫でていると更に兎の数が増えていて)

…なんか作業がしづらいんだけど…。てかおまえいつの間にか兎さん達に囲まれてない？(視界の端に凶器が映ると警戒心から身を強ばらせつつ相手の足元に集まった兎達を見ながらちょっと吹き出しそうになって)

…兎はいいんですよ、貴方と違って可愛いので。それより、早くしてくれませんか？あのバk…いえ、大王がお待ちかねなんです。
(表情は変わらないが兎を撫でる手つきは優しく、どう見ても自分の上司に対してであろう苛立ちを隠そうともせず)