匿名さん 2022-05-24 17:37:16 |
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さすが那緒くんです!何か言われても悠々と反撃する那緒くんが目に浮かびます……では、従業員からやいやい言われながら長のところへ、翌日の朝にこっそり会う、な流れで行きましょう!それではこれで背後は失礼します。/こちら蹴っていただいて大丈夫です!
そういうこった。まぁ、せいぜい食われないように気をつけろよ。だがあのお客様方に粗相はなしだ、覚えとけ。
(夜道を歩き湯屋が近づいてくればチラチラとお客である神々やそれを迎える従業員の姿が見え始め二人の様子をチラチラと伺ってくる。相手の匂いで人間だというのはバレバレだ。従業員のやつらが人間を仲間に加えると言えばどういう反応をするか大体の予想はつくものだが、相手の様子だと問題ないどころかもっと面白いことになりそうだ。こちらとしても仕事ができれば文句はない。だが一番厄介なのは肉が美味そうだと体を食おうとする奴だ。このまま何も起こらず野郎共の腹の足しになるのは避けたい。そろそろ湯屋へつながる大橋を渡ろうというところ。その前に人間の匂いを消す呪いをかけておくかと相手の方を見る。その瞬間と向こうからの問いかけが重なって、一瞬脳内がかき乱された。記憶が疼いたような、心の奥底が叫んだような、奇妙な感覚に襲われ眉をひそめる。しかしそれが形になることはなくて、トンと二本指を額にあててやると、この世界に紛れるための呪いをかけて)
……それは、……お前が俺の予想だにしない人間だったからだ。俺を楽しませろよ?
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