careless mistake　(1：1)

…！(すっかり自分にお熱になってきてる生徒会長の方を見てれば視界の端の壁際、そこから顔を覗かせてる相手に気付き。確認できてる訳ではないが何処かで見たような、そんな感覚を抱いてしまえばもう生徒会長になんて興味が湧いてこず記憶を呼び起こしていて。そうとは知らない生徒会長が何やら生徒会について話し始めたタイミングである名前が叫ばれた事で覗き見していた相手があの時…3年前に助けてくれた初恋の人であると完全に合致して改めて視線を送るも完全に姿を見失ってしまい。幸いなことに生徒会長は自分の視線が後ろに飛んでる事に気付かず話し続けていたが、その内容よりも先程呼ばれていた相手を視線で探していれば上の階の芸術棟と教室棟を繋ぐ渡り廊下、そこを教室棟へ向かう相手の姿を見つけ、確信がより深まってきて思わず口角を緩め。それを見た生徒会長は何を思ったのかは定かではないが『よかったら生徒会に御坂君専用ポストを』と提案しかけてるのに気付きその音を発そうとうする唇に左手の人差し指で優しく触れさせこれ以上はダメ、と言いたげにすればピタリと静かになれば、小悪魔スマイルを見せながらその場をかわす言葉で濁してコクコクと頷く生徒会長に手を振りその場で別れて。幸いなことに相手が向かった先は2年生の教室ばかり、その上相手の居た場所から渡り廊下を使うとなれば教室の場所もかなり限られてくると推測してはある程度の目測を立てて放課後に合ってるかを確かめようと小躍りしながら自分の教室に戻り)

ダメですよ、生徒会長さん…俺みたいな要指導生徒を生徒会に勧誘しちゃあ……でも、お気持ちは嬉しいので後程検討してからまた後でお返事しますね？

(/分かります、ワザとしてみたんですけど、やっぱりそうなっちゃいますよね(笑)
なるほど！
大丈夫ですよ！補足もしていただいてありがとうございます！えぇ、怜もしっかり初恋相手の葵君だと認識しちゃいました！あ、スルーは問題ないですよ！
とりあえず放課後まで一気に…とも思ったのですが、どうにも長くなりすぎそうなのと、教室にて先程の怜と生徒会長の様子を話のネタにする可能性もあるかなぁ、と考えてたのでちょっと1クッション挟ませて頂きました！)