コンコンッ、 ……兄さん?大丈夫か?入るぞ (起きてきてリビングに居た花純は唯斗がうなされている声に気がついて、部屋のドアをノックしてから中に入って) 兄さん……おい、兄さん!俺だよ、花純だよ!おーはーよー!! (唯斗の苦しげな表情を見ると、ため息を吐きながらベッドに腰かけ、うなされている兄を起こそうと大きな声で呼びかけ、ぺちぺちと軽く頬を叩いて、)