兄弟BL 2022-04-01 20:09:51 ID:89c38b6dc |
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(花純の返答に唯斗は「そうだよね」と緩く頷いたけれど、表情は複雑な想いを隠しきれず、そのまま二人はいつもの距離感を取り戻せないまま夜を迎えて)
ああ、もうこんな時間か……
(興味もない番組をぼんやり眺めながら。
──花純にとってこの二人暮らしは嫌どころか大万歳だった。限りある時間とは言え、二人きりのシチュエーションを満喫できている。ただ“頭打ち”だと感じることも多くて、それは悲しい。結局唯斗にとっての花純は、可愛い弟でしかない様に思え……
色々考えているうちにリビングのソファーで眠ってしまい)
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