至福のひととき　／　〆　

なにそれ、意味わかんないし。だめなのはカノだけでしょ。わたしは別に、……──別にぃ（　自身の手首へ鼻を寄せたまま相手の言葉に一度瞳を丸くし、あらためて向き直って脳内で反芻して。その口振りにまるで試されているような心地を覚え、きゅっと唇をへの字に曲げてはつれない態度で一言。それでも口や目よりもずっと素直な獣の耳や尻尾は、話し始めはピンと上を向いていたものの次第に力をなくして寂しげに萎れて　）～～ッ、生意気！カノのくせに生意気なの、や！そんなカノはこうなんだから！わたしで幸せになってればいいの！（　暫くしょんぼりと萎れていた耳や尻尾も、大きく息を吸い込んで気持ちを入れ替えることで普段通りの力を取り戻し。素直に抱き締められていた所を膝を床に立てて相手よりも視線が上になるように膝立ちになると、相手の方へ両腕を伸ばして柔らかな胸に抱き込んで　）


（　／あああ……っ、すみません！本当に遅くなってすみませんでした……！一言連絡を入れるつもりが三回目の例のアレで体調を崩したり、その穴埋め等々で中々時間が取れず……。主様はもうこの場を旅立たれているでしょうか。もしそうであればこちらの返事は気にせず流していただいて構いませんので……！本当にすみませんでした（　ぺこぺこ　）無理に呼び戻してしまうことがないようにこっそりと下げにてお返事しますね。
仮に……仮に！再度縁を繋いで頂けることになった時のためにですが……暫くはバタバタとしていると思いますので、レスペはムラがあるような形になると思います。それでもよろしければ、ユキ共々よろしくお願い致します……！　）