Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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あの医者が大人しくしてりゃ俺だって大人しくしてる。
(布団に潜り込む相手の肩までしっかりと布団をかけてやりながら、あいつが医者らしく振る舞えば自分だって付き添い人として大人しくしていると鼻を鳴らす。
相手が力を使えない今なら、あの医者を酷い目に合わせてやることもできるが、そんなことを言えば天使に怒られるだろう。
さらに熱が上がるかもしれないと思えば物騒なことを呟くのはやめておくのだった。)
そうだな、それまでもう少し寝てろ。
起きたら何か食べれるように用意しとく。
つらかったら呼べよ、すぐに来るからな。
(少し汗ばんでいる相手の髪を撫でながらもう少し眠った方が良いと告げる。
次に目を覚ました時に何か腹に入れられるように食べやすいものを用意しようと思い立ち上がるも、つらかったり苦しかったりしたらいつでも呼べといつもより優しい口調で言って頬に手を添えた。
赤く上気して熱い頬、心なしか潤んでいる目にも庇護欲をかき立てられているようだ。)
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