Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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( いつも自分が起こしに行く時間では、寝起き悪く不機嫌な悪魔も、この時間帯になると元気らしく、玄関が開いた音がしたかと思えば、相手の声が脳裏に響き渡ってくる。
おまけに、いつもは自分が引っ張って街へ出掛けてくいくが、恐らく誘われなかった事を心配に思ってこうしてやって来てくれたのだろう。…だが、生憎、今日はそんな元気を持ち合わせてはいなかった。)
……ベリアル。頼むから、少し静かにしてくれ。
今朝から、おかしいんだ。多分、これが病気だろう…。
…そういえば、病気は近くの人にもうつるって…、アル、今日は帰った方がいいよ。
( 寝室へやって来た相手の顔に、虚ろな瞳を向ければ、珍しく虫の居所が悪そうに眉間に皺を寄せた。しかし、決して相手への嫌悪ではなく、こんな体調になってしまった自分かま腹立たしいのだ。おまけに、情緒の不安定さも感じる。
額に手を当てられれば、相手の冷たい体温が心地よいのか、少し安心したように目を閉じて息を吐く。
しかし、直ぐに視線を相手へ戻し、思い出したかのように、病気はうつるのだと告げる。相手にこんな苦しみを与えたくはないし、恐らく、治るまでは別で行動するのが良いのだろうと考えたらしい。 )
( / わぁぁ楽しみです!!←←
ではでは、またよろしくお願い致します!! )
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