「そうしたら、あなたが喜んでくれると思った」
【ハッピーエンド/シリアス/可哀想な目にあっている男性/異種族婚姻/ファンタジー】等が好きな方はお楽しみいただけるかもしれません。
暖かくて、優しくて、どこか寂しくて切ないお話。
そんな物語を見てみたくて募集をかけてみました。そんなふうになるかはわかりませんが、最初は苦で始まっても最終的には幸で終わる話が大好物です。
同志の方がいましたら、ぜひ覗いてみてください。
《世界観》
ファンタジー世界。
魔族と人が住んでいて、魔法等ももちろん存在する。
魔族と人間は戦争をしており、人間側が不利な状況になっている。
《簡易的なあらすじ（ここから始まります）》
貴方は人間の若き王でした。
貴方は沢山の魔族を殺してきました。
貴方は沢山のものを奪われました。
時には猫が獲物を逃がしては追うように瀕死にされては魔族の回復を受けて何度も何度も弄ばれ。
時には死に際に呪詛をかけられ。
そして、目の前で家族を失ったその最後の痛みは、あなたの心に深く刃を突き立てたのです。
睡魔が漸く襲ってきた頃、魔族の呪詛によって全身が刺し貫かれるような痛みで眠れない。
全身に刻まれた傷がその時の痛みを思い起こさせる。
食事をしても、美味しくない。
魔族に襲われて家を失い、家族を探し歩く民の声が脳を掻き回すよう。
仲間を失った部下の悲鳴が強く吐き気を催させる。
苦しみの渦中にいた貴方に、手紙が届きました。
魔族を率いる魔王からでした。
『この戦いの勝ちは決まりかけている。
我が娘を其方の王妃とし、其方と同じ権限を与えれば野良以外の魔族の侵攻を止めてやろう』
いつしか追い詰められていた貴方は、家臣や仲間を思えばもう膝をつくしか無くなっていました。
今日はその、結婚式の日です。
貴方はボロボロの体を引きずり、数人の部下を連れて魔王城へと来ていました。
《どんな子達が主役？》
とにかく可哀想な王様と、ドラゴンのお姫様です。
お姫様は無口めですが、父親の目的である「あの国を結果的に内部から支配する」以外に重きを置いているものがあるようです。
王様に頼まれれば、大抵の事はやってくれます。彼の笑顔や微笑みがお気に入りなようです。
対して王様ですが、心身共にボロボロ。
仲間たちにも強く心配されていますが、それでもどうにか民たちを守ろうとしています。
自分のプライドどうこうより、仲間や民が大切です。
《募集》
・王様をしてくださる方を募集しています。ロルは中?長でお願い致します。多少こちら300?1000とブレがあるのですが、お付き合いいただけると幸いです
・募集アカウントなので、背後会話があります。そちらのご希望があれば、姫にも反映していくつもりです。
