未開拓クロニクル / 1:1 / ファンタジー

未開拓クロニクル / 1:1 / ファンタジー

とある紙片  2021-08-06 01:52:10 ID:51ffa25f0
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舞台は剣と魔法のファンタジーの大陸。
大陸は主に2陣営に分かたれていた。
ひとつ、絶え間ない知的好奇心で魔術を熟達させていった人類と、彼らに興味を持ち力を貸す精霊たち。
ふたつ、太古の祖先が獣と交わった事で著しく魔術への適正を失った獣人族と、その憎悪を糧とする悪鬼たち。

人類は獣人族を純血を穢した愚かなる一族として迫害し、
精霊は自分たちの心臓を壊そうとする悪鬼を排撃するために人類へ加担し、
獣人は自分たちを人類の出来損ないと忌避し続けた人類へ復讐の炎を燃やし、
悪鬼は獣人たちの純なる憎悪を吸収して力を蓄え、精霊を駆逐するため獣人側についた。

ここで君のことを聞かせてほしい。
君はどちらの陣営か?人類派か?獣人派か?
君の種族は何だ?
君の目的は何だ?
君の野望は何だ?
刃か?闘争か?友愛か?終焉か?

これは君自身が行動して道を切り拓いてゆく、未開拓の物語。




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  • No.2 by とある紙片  2021-08-06 02:00:41 ID:51ffa25f0



●人類
 ∟基本思想:自身が純血たることに誇りを持っており、かつて同じルーツを辿っていた獣人族が道を踏み外し獣の血で汚れたことを忌まわしく思っている。獣人族と悪鬼を殲滅・もしくはどこかへ追放することで大陸の民族浄化を図っている。
 ∟魔術適正:高い。固有魔法という一人一つの特別な魔法を持っている。
 ∟身体能力:人間並み。それ以上でも以下でもない
 ∟統率者 :創世の魔術師“イグツェンシア”


●精霊
 ∟基本思想:魔術を使える者には優しく、逆に魔術を使えない者に興味はない。精霊の心臓たる【銀光の姫君】至上主義。人類は目障りな悪鬼を排撃するためのビジネスパートナー。悪鬼撃退の目的を果たせるなら人類が勝とうが獣人が勝とうがどちらでもよい。
 ∟魔術適正:最高峰。生まれながらに大自然の中の魔術と共にあるため、四元素魔法が得手
 ∟身体能力:非常に貧弱。魔術に頼って生きている
 ∟統率者 :銀光の姫君(真名はあまりに神聖なため気軽に口にしてはならない。この方が命を落とせば全ての精霊は消滅するため“精霊の心臓”とも呼ばれる)


●獣人族
 ∟基本思想:太古の祖先が犯した罪をいつまでも引きずり、思考停止で自分たちを差別・迫害する人類が最大の敵。何百年と続いたいがみ合いの末に話し合いは不可能と判断し、今では武力で人類を制圧し獣人族の復権を目論む。精霊は非常に邪魔な存在で、精霊に対抗するために悪鬼と協力している
 ∟魔術適正:著しく低い。使えない者が殆ど。仮に使えたとしても何の意味もないような魔術である
 ∟身体能力:最高峰。獣に紐付いた能力を使って人知を超えた白兵戦を繰り広げる
 ∟統率者 :竜人“アガメムノン”


●悪鬼
 ∟基本思想:精霊の聖なる生命力は悪鬼にとって毒となるため、自分たちの種族を守るために精霊を殲滅しようと目論む。毒である精霊を討つために獣人族を上手く利用する必要があり、尚且つ獣人達の負の感情は自分たちの力を高めてくれるため、獣人たちに積極的にコンタクトしている
 ∟魔術適正:獣人族よりは高い。凶悪な魔術のみ行使出来るが非常に燃費が悪く、近くにエネルギーとなる獣人がいなければ使えない
 ∟身体能力:高い。平均的な人類を2人同時に相手取れる。
 ∟統率者 :黄昏のシャザール


  • No.3 by とある紙片  2021-08-06 02:07:43 ID:51ffa25f0



●きみのこと


名前 /
性別 / 不明×
年齢 / 人類と獣人族のみ記載(平均寿命や老化速度は2種族間でほぼ同じ)
容姿 / 獣人は原則ひとつの動物がモチーフ。精霊はピクシーやウンディーネ等四元素にまつわるイメージ。悪鬼は禍々しい悪魔もしくは醜悪な餓鬼のイメージ。
特徴 / 人類は「固有魔法」を、精霊は「最も得意な元素魔法」を、獣人は「モチーフとなった動物(伝承上の生物×)とそれにまつわる能力」を、悪鬼は「最も得意な凶悪な魔術」を記載。チート×
性格 /
目的 / 人生の軸となる思想や野望。または生きる目的そのもの。(例:獣人族の殺害は気が引けるので別大陸への追放、敬愛が狂愛に変わり銀光の姫君を自分だけのものにすること、偉大な獣人統率者であるアガメムノンに謁見し子種を授かること、精霊を一掃した後で獣人族を乗っ取り大陸の覇権を握ること等等)
得物 / 携帯している武器があれば2つまで。スタート時は特殊なものは×
備考 / ファンタジーの世界をより膨らませるためのスパイスを。ここがプアだとお断りの可能性あり。3Lへの耐性や物語の方向性(ドンパチ重視か物語性重視か等)もご記載を。



※重要なのは目的>備考>特徴。コメディちっくなものからガッツリシリアスなもの、こんなのアリ~~?!なものまで歓迎、一旦拝見させて頂きやすのスタンスです。ご質問・ご相談も歓迎。


※難しく考えず、フィーリングでグワーッと書いて頂いてOKです。もしお相手成立したら当方側でも作中での貴Cへの肉付け頑張りますので!


  • No.4 by とある紙片  2021-08-06 02:11:05 ID:51ffa25f0




風が啼いている。
血溜まりの泥濘みを踏みしだく音と、金属がぶつかりあう剣戟に怯える夜はもう飽きた。
変える。変えてやる、この世界を。主人公はこの私だ。
たったひとつのちっぽけな命だろうが、全てを燃やして最果てまで疾駆する。
その結果、歴史に名前が刻まれようが、世界の命運が変わろうが構うものか。
もう一度言う。
主人公は【 きみ 】だ。



( / 募集開始)


  • No.5 by 通りすがりさん  2021-08-06 14:07:12 

(/参加希望です

  • No.6 by 匿名さん  2021-08-06 17:17:07 



(/先に参加希望の方がいらっしゃいますが、世界観と設定に惹かれまして参加希望させていただきたいです!
ただ一つだけ質問がございまして、主様のキャラクターはどのように決められるのかな、と疑問に思いまして…たまに見かけるサポートキャラやモブのみを動かす予定なのか、それとも提供のキャラを確認した上でしっかり一人のキャラクターを動かしていく予定なのか。その場合は主様キャラとの関係性の希望なども出していいのか?と思いまして、お答えいただけると幸いです…!)


  • No.7 by とある紙片  2021-08-06 17:32:43 ID:51ffa25f0


>5

( / 参加希望ありがとうございます。特に疑問点やご相談がなければ、まずはプロフィールを作成頂けますか。そちらを見て判断させて頂きますので宜しくです。)


  • No.8 by とある紙片  2021-08-06 17:35:51 ID:51ffa25f0



>6

( / 参加希望ありがとうございます。当Cですが、認識としては6様の仰る前者の方が近いです。まずは参加希望者様のプロフィールを拝見させて頂いて、目的や備考に沿って様々なNPCを作成・操作しようと考えています。こんなキャラ作って欲しいんだけど…等のご相談は大歓迎ですので、プロフィールご提出時にその旨ご記載頂けますでしょうか。宜しくお願いします!)


  • No.9 by とある紙片  2021-08-06 17:38:14 ID:51ffa25f0




●補足
 ∟募集人数は未定です。現時点では複数人の募集を考えております
 ∟先着順ではなく、あくまでプロフィールを拝見したうえでの選考式とさせて頂きます
 ∟当Cは参加希望者様のプロフィールによって臨機応変に作成します
 ∟貴Cの設定を活かすためにこんなNPCが欲しい、というご相談はお気軽にどうぞ



  • No.10 by 通りすがりさん  2021-08-06 18:48:55 

名前 / イースタイガー・ミア

性別 / 女性

年齢 / 16歳

容姿 / 通常時:銀髪と黒髪の虎模様の髪色で腰まで届く長髪。前髪は右目を隠すように伸ばされていて、左目は猫目で銀色。右目は潰れていて眼帯で覆っている。服装は白色のミニシャツに、袖をまくった緑色のジャケットを羽織っている。裾が擦り切れた黒色のカンフーズボンを履いて腰に赤布を巻いて締めている。また、下着はサラシとスパッツだが特別製で、原獣化してもはち切れないように魔法がかけられている。頭には虎のような耳が生え、腰から銀と黒の虎模様の尾が生えている。
原獣化時:全身が獣毛に覆われ、見た目は完全な巨大虎となる。特に手足は肥大化し近接戦闘に特化する。ての爪も硬く伸びて牙も鋭く成長する。

特徴 / モチーフとなった動物は『虎』。その中でも白虎と呼ばれる西方で栄えた純血統の一人である。そのため獣の血を濃く遺伝しており、祖先の姿に変身する『原獣化』を使用できる。尾は敏感なレーダー器官となるように訓練していて視野外の動きもある程度なら察知することができるが、敏感すぎるため触れられるとかなりびっくりして隙を見せてしまう弱点でもある。

性格 / 強さを求めるストイックな性格で、戦うことに喜びを見出している。あまり細かいことは気にしないためその時その時の気分で行動する気分屋でもある。また獣の血が多すぎるため獣の本能に逆らえず行動してしまうことがある。自分の強さを少しでも大きく見せて敵を威圧する目的と称して男言葉で喋っている。

目的 / 『最強になること』を目標としており、最強とはどんな軍隊にも勝利する圧倒的な『個』と考えている。そのために世界中を放浪して武術を学んでいる。

得物 / 武器は持たず、格闘武術と自らの爪と牙で戦う。

備考 / 獣人のとある大国の西地域を管理する白虎一族の一人にして、優秀な戦士。白虎の一族として血統を重んじる出自のため、祖先の獣の血を多く持っている獣人のみが使える『原獣化』を扱うことができる。その中でもミアは異例とされるほど血が濃く原獣化が強力なため、大国の秘密戦力として扱われていた。しかし自分の力を高めることしか興味のないミアは勝手に一族の管理地域から抜け出し放浪の旅へと赴いた。なお、あまりに獣の血が多すぎるため獣の本能に逆らえず、それを利用されて戦いに負けたり故郷の国に捕まったりすることがある。

(/設定はストーリーの途中で大きな影響を受けない程度に増えたりするかもしれません…。今のところ纏められる設定を書きましたので、ご確認よろしくお願いします。質問等にも答えようと思っています。

  • No.11 by とある紙片  2021-08-06 19:14:25 ID:51ffa25f0



>10(ミア)


( / プロフィール拝見しました。まずは通常時の身長を記載していただくのと、あと原獣化時の体長についても教えて下さい。世界最大のアムール虎が大体3m強くらいみたいなので、大きくても5m未満が妥当かなと。変化時に服が破けないように魔法をかけているとのことですが、獣人は役に立つような魔術は使えないという設定なので、人間が作った魔法の衣服を購入したという設定であればOKなのですがよろしいでしょうか。それと備考に情報が不足していますので、再度>3を確認して必要な情報を記載して下さい。また獣の本能が強い女の子とのことで、闘争本能や縄張り意識はもちろんのこと、強い雄と出逢えば子孫繁栄のための本能が疼くと理解しています。後、目的の部分が漠然としているので、もう少し具体的に旅の内容についてのお考えを教えて頂けますか。特に考えていないとのことであれば、風水四神獣にまつわる他の一族(青龍一族や朱雀一族等)の強い戦士と戦うことを当初の目的と定めて頂くのもOKですし、他種族との交流・戦闘を最初の道標にして頂いても構いません。その当たりのご希望をお聞かせ下さい。)


  • No.12 by 通りすがりさん  2021-08-07 13:17:26 

名前 / イースタイガー・ミア

性別 / 女性

年齢 / 16歳

容姿 / 通常時:銀髪と黒髪の虎模様の髪色で腰まで届く長髪。前髪は右目を隠すように伸ばされていて、左目は猫目で銀色。右目は潰れていて眼帯で覆っている。服装は白色のミニシャツに、袖をまくった緑色のジャケットを羽織っている。裾が擦り切れた黒色のカンフーズボンを履いて腰に赤布を巻いて締めている。また、下着はサラシとスパッツだが特別製で、原獣化してもはち切れないように魔法がかけられている。頭には虎のような耳が生え、腰から銀と黒の虎模様の尾が生えている。 身長は164cmでやや筋肉質。
原獣化時:全身が獣毛に覆われ、見た目は完全な巨大虎となる。特に手足は肥大化し近接戦闘に特化する。ての爪も硬く伸びて牙も鋭く成長する。 原獣化した時の身長は270cmほど。

特徴 / モチーフとなった動物は『虎』。その中でも白虎と呼ばれる西方で栄えた純血統の一人である。そのため獣の血を濃く遺伝しており、祖先の姿に変身する『原獣化』を使用できる。尾は敏感なレーダー器官となるように訓練していて視野外の動きもある程度なら察知することができるが、敏感すぎるため触れられるとかなりびっくりして隙を見せてしまう弱点でもある。

性格 / 強さを求めるストイックな性格で、戦うことに喜びを見出している。あまり細かいことは気にしないためその時その時の気分で行動する気分屋でもある。また獣の血が多すぎるため獣の本能に逆らえず行動してしまうことがある。自分の強さを少しでも大きく見せて敵を威圧する目的と称して男言葉で喋っている。 人間を憎んではいるが同時に魔法の才能は評価しており、人間が作った魔道具(着ているサラシとスパッツなど)を買っていたりしている。

目的 / 『最強の戦士となる』ことを目標として、そのために世界中を放浪して様々な種族の強者に挑んでは自らの力を高める旅をしている。最初は獣人の国を回っていたが獣人の受け継いだ技術だけでは限界が来ると感じて他種族の国へ希望を見出して旅に出ることを決意した。

得物 / 武器は持たず、格闘武術と自らの爪と牙で戦う。

備考 / 獣人のとある大国の西地域を管理する白虎一族の一人にして、優秀な戦士。白虎の一族として血統を重んじる出自のため、祖先の獣の血を多く持っている獣人のみが使える『原獣化』を扱うことができる。その中でもミアは異例とされるほど血が濃く原獣化が強力なため、大国の秘密戦力として扱われていた。しかし自分の力を高めることしか興味のないミアは勝手に一族の管理地域から抜け出し放浪の旅へと赴いた。なお、あまりに獣の血が多すぎるため獣の本能に逆らえず、それを利用されて戦いに負けたり故郷の国に捕まったりすることがある。
(ストーリーは物語性重視で出来れば人間などの他種族との交流を中心に進めていただけると嬉しいです。3Lは少なめNLのみでお願いします。)

(/修正しました。ご確認お願いします。

  • No.13 by とある紙片  2021-08-07 13:30:46 ID:51ffa25f0




「契約だ。どうか彼女を止めてほしい」

男の低い声は、拒否を許さない威厳と同時に心の底から希うような響きを孕んでいた。
暗闇の中、わずかな蝋燭の灯でぼんやりと浮かび上がって見えるだけの口許がニヤリと笑みを形作り、おどろおどろしいほど真っ赤に引かれたルージュがぬらりと光を反射する。

「種族の誇りよりあのじゃじゃ馬が大切だと言う事ね」

甘ったるいような、それでいて冷たさを含む声は聴くだけで毒に侵されそうだ。
男は女の問い掛けに沈黙を以て応え、女は喉奥で愉悦の笑いを転がして

「あなたの目的のためには手段を選ばない所、昔から嫌いじゃないわ。あなたが人類なのが惜しいくらい…。」

ふと蝋燭の灯りが揺らいだ瞬間、鮮血の如き真紅の唇は男のそれと重なり合っていた。
舌の粘膜を弄るような耳を塞ぎたくなる水音を響かせた後

「契約成立よ。分かっているとは思うけれどこの件に精霊の介入はご法度。あの忌々しい存在の干渉を確認した時点で、即時契約は無効――異論はないわね?」

またしても沈黙。
女は紅い唇の隙間からゾッとするほど鮮やかな青色の舌を覗かせて舌舐めずりをした後

「ああ、もう。妬いちゃうわ」

楽しげに言い残して風が吹き抜けるような音とともに姿を消した。
後に残った男は糸が切れたようにその場に膝を付き項垂れるのだった。

「…………許してくれ」



( / とある物語の一幕。こちらに興味があればこの物語の主人公になる事も可能なのでお声掛けを。本日も募集上げです)



  • No.14 by とある紙片 / 紅牙のヴォルグ  2021-08-07 13:55:54 ID:51ffa25f0



>12(ミア)

( / 修正ありがとうございます、確認しました。お互いにロル等の相性諸々があると思いますので、物語を進めながら何かあれば遠慮なく伝え合うことにしましょう。では以下より【ミア】の物語が始まります。場面は、ミアが獣人族の国を出ようと決意し国境に近付いた瞬間、となっています。展開についての希望や相談があればいつでもどうぞ。こちら返信不要です。)



【 紅牙のヴォルグ / ある獣人の国・国境付近 】


(ミアが到着するずっと前から先回りするようにして待ち構えていたであろう男は、予定通りにやってきた愛しい彼女を視界に捉え「 ……ミア。 」とだけ切実に呟き。自身の漢服の隙間から静かに揺れる虎の尾を視界の隅で見つめた後「 理解はしている。俺達は勇壮たる責任ある白虎の一族として、ただ引き合わされた許嫁だ。お前が俺よりも強さに興味を示している事も承知の上。……だが行かせるわけにはいかない。俺はお前を愛しているし、何より白虎一族としての責務を果たさなければならない 」彼女を見据える虎の双眸は決意に満ち、白い月光を反射する。淡々と告げたようで節々に心を痛めているような間を含ませながら一度深く呼吸して)――――お前とは戦いたくない。今からでも踵を返してはくれまいか





名前 / ヴォルグ
性別 / 雄
年齢 / ミアと同じ
容姿 / 身長180cm、白銀の短髪だがうなじの一房だけは長く伸ばして三編みにしている。瞳の色は獣らしい金。黒と金を基調にした漢服に身を包んだ筋肉質な体つき。トラ模様の耳と尻尾あり。
特徴 / 原獣化の部分を除いてミアと同じ
性格 / 生真面目で融通が利かないがそれゆえに人望も厚い。一度こうと決めたら曲げない頑固な一面もあり、武道においても恋愛においてもそのスタンスは変わらない。
備考 / 白虎一族の正統後継者にしてミアの許嫁。両親の期待に応えるため、兄弟たちを守り抜くために運命を受け入れたが、獣人の中でも高い実力のあるミアにいつしか心を寄せるように。彼女が最強を求める旅に出ようとしている事をいち早く知覚し、月の高く昇る夜に国境付近にて彼女を待つ。戦闘能力も高く、他種族との闘争の際には返り血で牙を真っ赤に染めることから紅牙の字がついた。



  • No.15 by 匿名さん  2021-08-07 19:36:15 



名前 /アルド・ヴェルナ

性別 / 男

年齢 / 25歳

容姿 / きらきらと光を反射する銀色の髪は四方に自由に跳ねており、肩程までの長さの後ろ髪を紺色の紐で結っている。無造作な寝癖ヘアー。瞳はやや吊り気味のターコイズブルー、対照的に眉はやや垂れ気味で柔らかな印象。口元は瞳よりも感情が分かりやすくぼーっとしている時は常にへの字、楽しい事を見つけるとすぐに反対に弧を描く。基本的にはへらへらと楽し気な笑顔。
服装は上がシンプルな白シャツ、大きな青い宝石と銀の飾りのついたループタイ。下は黒のズボンと黒の皮靴。それらの上から全身を覆える程の、濃紺の生地にキラキラと銀色の星の刺繍が入った厚手のローブを羽織る。身長は173cmの痩せ型。

特徴 / 空気を操る固有魔法を使用。基本的には自身を浮かせたり空気の壁を作って攻撃を防いだりと、移動や防御のために使用。杖の補助ありきで鋭い風を生成しての攻撃も可能だが、連発は出来ない上に威力も弱め。
魔力特化の代償として身体能力も体力も人並み以下。

性格 / 魔法至上主義者。魔法の研究を第一に考えておりそれが人類の義務だとも思っている。そのため魔法の前であれば人命も二の次であり、魔法をまともに使用出来ない獣人や悪鬼などは完璧なる無価値という考え方。多様性という物に疎く酷く自己中、研究以外だと何処までも楽を追い求める怠惰。倫理観はなく知識欲のみで動いており、魔法のためであれば簡単に嘘をつき女を口説き人を消すだろう。

目的 / 更なる魔法の追求。人類の為、世界のためなどという大きな対象のためではなく、あくまで自分自身のみ、個人のために魔法を極めたいと思い旅に出る。最終目的は獣人族でも悪鬼でも使い、必要であれば人類や精霊族までも利用して精霊族の統率者、銀光の姫君に会う事。精霊の力の源である「ソレ」に取り入る事が出来ればその知識の一つ、力のひとかけらでも得る事が出来るのではないかと。最早人間の持つ知識など必要ない、より強大で神聖な物が存在しているのだから。彼が欲しているのは、人類では到達し得なかったもっと強大な「ナニか」だ。

得物 / 魔法の補助、強化目的にと改良した25cm程度の杖、いざという時の毒入り小瓶

備考 / とある大国の第四王子。上の兄たちが優秀なため早々に王位継承戦から手を引き魔法の研究へとのめり込む。王家という事で書物も研究施設も充実しており、魔法への欲は産まれた環境により増幅されたといっても過言ではない。その自由奔放で自己中な性格から既に親兄弟からは見放されており更に自由な環境で生きている。王子としての義務は果たさずに権利のみを使い今日も今日とて魔法の研究に励む所存。とりあえず精霊と接触か、いや戦闘向きの従者…仲間を作るべきか、それとも早々に誰かに恩を売りにいくべきか?
自分が思っている程非情では無さそうだが、如何せん他人からの愛情等無く生きてきたため、自分の中の人を愛する気持ちを全く実感できていない。
(NL/BLどちらも可、物語としては戦闘挟みつつも物語重視で、「魔法の追求をしつつ、この子が人間や他の種族と触れ合いまともな人格形成をしていく物語」を綴っていければと。)


(/>6の匿名です、質問への回答ありがとうございました!
現時点での主様への希望としては備考欄にも書いたようにまともな人間として成長していく様も描きたいので、特別深い関係になるような人情の厚い子を何処かで提供していただけたら嬉しいかなと考えております。
此方のpfも作成いたしましたので、長くなってしまいましたがご確認いただけると幸いです…!)

  • No.16 by とある紙片  2021-08-07 21:54:04 ID:51ffa25f0



>15(アルド)


( / こちらこそプロフィールのご提出ありがとうございます。得物について伺いたいのですが、>3にある通りスタート時点では特殊な武器はNGとさせて頂いておりますので、魔法補助・強化目的の為の杖は変更頂くやもしれません。もし気休め程度に持っているとの事でしたらOKです。またもう一つの毒の小瓶についても、どのような効能かを明記下さい。アルド王子のまともな人格形成を手伝うのが当Cの役割とのことですが、あまり上手く出来る自信がないので、具体的にどんな種族のどんなパーソナリティのNPCが好ましいかお聞かせ頂けますか?最後に、一番最初のスタート時の方向性ですが、せっかくなので備考に書いて頂いた3択のうち「とりあえず精霊と接触するのが第一目標」か「攻勢に向いた仲間の獲得が第一目標」かに絞って頂けたら、そのようにストーリー練りますのでよろしくお願いします)


  • No.17 by ミア  2021-08-07 22:03:32 

【ミア ある獣人の国・国境付近】

月が高く昇り、暗い夜を照らしている。夜目を利かせなくとも周りが見えるので追っ手に見つかる危険があるがバレずに抜け出せたようだ。余裕をもって荷物の入った風呂敷を背負って国境付近まで走って着くことができた。しかし、見覚えのある人影と出会ってしまう。
「ヴォルグ?ど、どうしてここに…?」
こんな時間こんな場所で偶然会うなどあり得ない。明らかにこちらの計画を知っている様子だ。
彼の金色の瞳は月光を反射して力強く輝き眼は迷っているように細かく動いている。きっと自分も似たような目をしているような気がする。
「あ、愛してるって冗談キツイぜ…それに、オレは最強になるって決めたんだ!」
なんとか言葉を出して目の前のヴォルグに抗議する。

  • No.18 by とある紙片 / 紅牙のヴォルグ  2021-08-07 22:18:05 ID:51ffa25f0


>17 ミア


【 紅牙のヴォルグ / ある獣人の国・国境付近 】

俺も漢だ。冗談でこんな事を言うか。
(凛と返した言葉は淀みなく、一体彼女のどこをそんなに好いたのか言ってみろと求められれば流々と羅列することができる。しかし今はそんな事に使う時間はなく、自身と同じように決意の硬そうな彼女の様子にぎゅっと眉間をしかめて「 国を捨てる事が何を意味するか本当に分かって言っているのか?!お前を産み育ててくれた親父殿や御母堂様、お前を鍛えてくれた師範、お前を慕う白虎一族の民……それら全てを裏切る事になるのだぞ! 」ワナワナ拳を握りしめるのは生来の生真面目さが故。怒りから震える吐息を牙の間で噛み殺し、一度だけ自分を落ち着かせるように肩の力を抜けば滑らかな動作で白兵戦の構えを取り「 全てを捨てても力に固執するというのなら、伴侶としてお前の半身となる筈だったこの俺を殺していけ。さもなくば力ずくでも連れ戻す。 」もう迷いはない。ハッタリでもない。爛々と輝く獣の眼光は覚悟を示していて)


  • No.19 by 匿名さん(アルド)  2021-08-07 23:35:40 


>主様

(/pfの確認ありがとうございました!
まず杖についてはそうですね、最初は気休め程度に持っている設定にしようかなと思います。毒薬については体内に摂取すると数時間体の自由を奪う麻痺毒、という設定でいかせていただきたいです。小瓶の中には成人男性相手で二人分程の量を備えており、人類以外に対しては二人分を使用してようやく効果が出てくるなど、効果が薄くなるような作りにしようかなと。
次に主様のへの要望についてですが、人格形成を手伝うと言っても頑張って更生させてくれ!というわけではなく、まともな感性のあるお相手と接していくうちにゆるゆるりと物語の付属としてと考えていたので、そこまでカッチリと詰めていただかなくても大丈夫です…!ただこちらで考えていた案としては、種族は人間or妖精として、攻撃向けの相棒ポジションなどはどうかと考えておりました。ただ、主様の動かすキャラクターがその他モブ等も動かされるとの事だったので、もし重要人物一人を決定してしまうとその他キャラを登場させたり動かしたりというのが難しいのかなぁとも思いまして…その場合はそもそも相棒等を作らずに要所要所で関わる人々と暖かな関係を築いていく形でも楽しそうかなと思っております。
それらも踏まえて、とりあえず最初の目標としては精霊との接触を据えていきたいかなと思っております。
ふわふわとした回答で申し訳ありませんが、どうか主様のお考えも足して助けていただけると幸いです…!!)


  • No.20 by とある紙片 / 獣人派の二人組  2021-08-08 00:31:04 ID:51ffa25f0



>19 アルド


( / 毒の効能について承知しました、その設定であれば問題ありません。杖についても、戦闘中に杖を経由することで魔法が強化されるような描写がなければOKです。NPCはもとより複数作成する予定でしたし、どのキャラがアルド王子に刺さるかも動かしてみなければわからないと思っていますので、一つでも多くヒントとしてのキャラ要望を教えて頂きたかったというのが本当の所です。旅の中で昨日までの相棒が死亡することも有り得ますし、そうなれば二人目の仲間が出てくるかもしれません。当Cについてはある程度融通が利きますので、こんなタイプのキャラと話してみたいな~等があればお気軽にご相談下さい。ではひとまずスタート地点として、精霊を探して王国を出立し、荒野を歩いていたところを下記の通りNPCに絡まれるという所から初めさせて頂きます。それをきっかけに最初の仲間と出会えるかもしれません。未開拓の物語をどうぞお楽しみ下さい、ご相談や質問があればいつでもどうぞ!)



【 「悪鬼バルナーク」 & 『爬人ピカーニャ』 / ある荒野 】

(逢魔が時、大陸に夜の影が差す頃。荒野を旅する青年に鉢合わせるようにして現れたの獣人派の二人組で「 なア見ろよ相棒。こんな所に上等な服着たカモがひとりぼっちで歩いてんぜ 」『 そうだな相棒。これじゃあ攫ってくれと乞われてるようなもんだ 』継ぎ接ぎだらけの餓死遺体のような悪鬼と、蛇の眼光に顔や手足に鱗が目立つ蛇の獣人。いくら魔法を究めた王子とはいえ、単純な数的不利に加え獣人とタッグを組んだ悪鬼の凶悪な魔術には形勢不利と表現する他なく。無論この二人組もそれは重々承知しているため余裕をひけらかす態度を隠すこともなく「 オメェあれだろ、名のある家の若造だろ?貧乏人がそんな小綺麗なローブ誂えられるわきゃあねえ 」『 そりゃあいい。俺等の仲間にゃヒトに恨みを持つ輩はわんさか居るし、地位の高い人間を“玩具屋”に売り飛ばしゃ良い金が稼げるぜ 』息ぴったりにキヒャヒャと笑いながら、それぞれの得物を構えハンティングの体勢を取り)


  • No.21 by ミア  2021-08-08 09:55:08 

【ミア ある獣人の国・国境付近】

ヴォルグの返答に驚き、昔馴染みだった彼をどう見ればいいか一瞬迷う。だがヴォルグの怒りを受けた言葉を受けて威圧され怯みながらも強い口調で言い返す。
「分かってるさ!みんなを裏切ることも!けど、それでもオレの夢もここで諦める訳にはいかねえんだ!」
ミアも怒って獣が威嚇するように前傾姿勢となり牙を剥き出しにする。
「良いだろうヴォルグ!やっぱり話し合いより決闘の方が早く済む!かかってこい!」
風呂敷を放り投げて戦いの邪魔にならないようにしてからヴォルグとほとんど同じ白兵戦の構えをとってギラギラとした輝きを放つ眼を対峙する者に突き刺す。月は雲に隠れ始め夜本来の暗さを取り戻す。お互いの獣の眼光だけが浮かび上がり暫くの静寂が訪れる。

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