ヌシ 2021-08-01 19:31:03 |
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【 松野 千冬 】
分かった。
(洗面所に来た彼女を見ては今は二人きりだと言うことに今更気づき、変な気を起こさないように気をつけようと自分に言い聞かせ、愛犬に気をつけるようにと声をかけられればコクリと頷きながら親指を立てて。言われた通り洗面所を出て左の扉を開いてリビング入ると綺麗だな、と我が家と比べたのか感心しており、すると、もの凄い足音が聞こえてきたのでそちらに目を向ければ飛びかかってくる彼女の愛犬。さっと華麗に交わすとドヤ顔で「甘えな、そら。俺は壱番隊の副隊長任されてんだ、そう簡単に……うぉ!?」と長々と語っている隙にもう一度飛びつかれそのまま後ろに倒れて。)
【 上原 美玖 】
ぐぬぬ…。
(大好きな笑顔で言われてしまうと何も言えないに決まっているので本当に彼には何も敵わない、と結局こちらが折れてしまって。自分の緊張が伝わってしまったのだろう。ヘルメット越しに頭を撫でながら優しい言葉をかけてくれる彼に心が温まり、そっと彼の手を取ると自分の頬に当て、幸せそうに表情を緩ませながら「カッコいいこと言った後に変顔しよっかって台無しだよ。…ありがとう、大好き、万次郎。」と変顔する彼の姿があまり想像出来ないので可笑しそうに笑うも気遣いが嬉しく、そんなところも大好きだと気持ちを伝えて。)
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