1671 2021-05-27 08:51:49 |
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俺は俺にできる範囲でしか優しくできないけど、あおがそんな風に幸せな顔でいてくれるんなら、言葉に出してくれなくたって俺は幸せ。 ( なんだか甘い言葉を溢しすぎやしないか。それでも、幸せな顔が見れるなら、もう何も後悔はなくて、清々しい顔で微笑んで。 「 あおはなんだかいつも大人びてるよな、すげー。 」 自分はわがままで頑固な子供っぽい部分が抜けきらないが、恋人は違って雰囲気も含めて自分より大人びて見えるのが羨ましくて羨望の眼差しを向け。 「 どれもにあうよ。とりあえず、俺の頭のなかのあおは全部似合ってるから安心して。 」 何回も頭の中で着せ替え人形になる恋人はどんな浴衣を着ても、どんな髪型でも可憐で可愛らしくて、自分の恋人はすごいぞなんて誰に自慢するわけでもないがなんだか誇らしく、腰に手を当て胸を張っては。 と思いきや、しゅん、と肩を落とすと、 ) 俺全然大人っぽくないし、好きな雰囲気の浴衣だけど似合わないかもー…大人っぽいあおの隣にに子供な俺…、うん、俺はやく大人になりたい。
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