夜が明けるその前に (〆.)

夜が明けるその前に (〆.)

吸血鬼  2021-03-16 10:45:12 
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夜の闇に紛れて人の生き血を啜る“ヴァンパイア”と、夜の安寧を守るべく彼等を狩る特務機関の一員“ヴァンパイアハンター”。

決して相容れる事のない2人が出逢い、惹かれ合う。


〆.

 

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  • No.984 by Isabella Taylor   2021-09-26 17:25:43 



(ハンターは一瞬の隙を見逃さずトリガーを引き、銃弾を相手に打ち込んでいく。まずは逃げる手足を奪いたいのだろう。だが、まともに命中したものは少なく傷をわせるのみ。それでも銀の弾丸は吸血鬼に有効で苦しそうにする相手に近づいていくハンターの後ろを着いていく。心臓に標準を合わせるハンターが次の引き金を引こうとするとき、その後ろから抱きつくように手を回せば耳元で冷たく囁き首筋に牙を立てて血を吸う。)

ありがとう、もういいわ。

(ハンターの驚いた顔を面白げに見て、その体から血が無くなるのを待つ。脱力していく体を支えることなく地面に転がせば、同じく地面に転がった拳銃を拾って持てば傷口を抑える相手に近づき声をかけて)

痛そうね、クラウス・・・。楽になりたい?


  • No.985 by Claus Burton  2021-09-26 17:53:25 



…っ…随分酷い事をするね、…楽になりたい、って答えたら僕の心臓でも撃ち抜くつもり?君の目的が分からないな。

(まだ若いハンターなのか引き金を引く時に手が震えて的がぶれた事によって致命傷を負う事は避けられて片腕に一発と足に二発を被弾し、銀の銃弾による焼けるような痛みに腕を抑えつつもまだ立っている事は出来て相手を見据えると薄らと笑みを浮かべて。心臓に弾が当たったとしても撃ち抜かれなければ死ぬことは無い、ハンターを吸い殺した所を見ても元々自分を殺すつもりは無かったのだろうと察しては何が目的なのかと尋ねて。)

  • No.986 by Isabella Taylor   2021-09-26 18:17:36 



ふふ、あのハンターさんと別れて私と来るなら助けてあげる。って言ったらどうする?そのままじゃ、あなた死んじゃうわよ。

(ハンターの血はやはりそんなに美味しくないわね、と口元についた血を舌で舐めとる。味はある程度妥協しなければ自分の命に関わるため、なりふり構っていられない。だからこそ相手が人を襲わずにこうして生きている事が不思議で、心配であったのだ。怪我を治す代わりに自分と来て欲しい、と交換条件を出して。更には自分の方が相手に相応しいのだと言い、彼は相手の吸血鬼という立場を利用しているだけだと訴えて)

それにあんなぱっとしないハンターさんといるより、私の方がいいわ。あなたを利用しているだけなのよ。きっといつか後悔する。


  • No.987 by Claus Burton  2021-09-26 18:49:52 



…君に助けて貰わなくても、この程度の怪我では僕たち吸血鬼は死なない……君も分かってるだろう?

(ハンターの武器を持ってしても、吸血鬼の身体は強靭で心臓を貫く事でしか死は招けない。それは相手も重々知っているはずで、弾の命中率が低かった事もあって痛みはあれど死ぬことは無いと相手の言葉にまともに取り合う事はなく。コートに隠れ表立って見えない場所ではあるが腹部に撃ち込まれていた銃弾の傷からの出血が最も酷く、其れをこの場で彼女に察知されないように隠しながら首を振って、普段通りの口調で相手の申し出を断り。)

…僕を利用していたのは昔の君の方だ。頼むから、僕たちに構わないでくれ…何を言われても変わらない、さっきもそう言った筈だよ。

  • No.988 by Isabella Taylor   2021-09-26 19:15:22 



・・・堂々巡り、本当に変わらないのね。いいわ、そのままなら違うハンターも血の匂いを感じて来るだろうし・・・もう知らない。

(どう言っても彼の言葉は、意思は変わらないようで眉を下げて悲しむような表情を見せる。確かに心臓を貫かれたり、回復できないくらいの大怪我をしなければ吸血鬼は死ぬことは無い。彼から血の匂いはするがそれほど大きな怪我ではないから死ぬことは無いだろう。しかし、彼の血の匂いを感じでハンターも来るだろうし彼の未来は分からない。そこで討伐されようが生き延びようが自分にはもうどっちでも良い気がしたのだ。手に持っていた拳銃を落とせば、溜息を零しながら相手を置いて路地の奥に姿を消して)



(一方その頃、テオは胸の中に嫌な予感を感じてモヤモヤとした思いを抱えながら車に乗っていた。見回りは早々に切り上げ、自宅のある地区へと意識を向ける。どうかクラウスに大変なことが起こっていませんように、と車が到着すると足早に足を進めて)


  • No.989 by Claus Burton  2021-09-26 19:42:05 



(彼女の諦めに近い声色を聞いて、ようやく自分たちから興味を失ったのだろうと安堵にも近い感情を抱きつつ何を言う事もなくその後ろ姿を見送って。一人になってから先ずは腹部を止血しようと強めに手で傷口を抑えると血に濡れる嫌な感覚と共に足元に血が滴り、出血と痛みのせいで意識が揺らぐような気がしたがこの場に居続ければ絶命しているハンターを襲ったと思われるだろうし、彼女の言う通り血の匂いに気付いたハンターがやってくるかもしれない。留まっては居られないと片足を引きずりつつ現場から少し離れた暗い路地裏に身を潜めると壁伝いにその場に座り込んで。痛みのせいで浅くなる呼吸を意識的にゆっくりと深いものにしながら壁に頭を凭れさせ、ハンターの気配がしたらすぐに逃げられるように意識は集中させて。)

  • No.990 by Theodore Glory  2021-09-26 20:06:20 



(一度家へ帰って見たものの相手の姿はない。今日は家にいると言っていたのにどこに行ったのだろうかと考えながら家を飛び出ると辺りに視線をめぐらせて気配を探して。路地裏に入り吸血鬼やハンターの気配を感じながら走り回ればどこかの角で見慣れた髪色が視界を掠め立ち止まる。見間違いかもしれない、がその場に向かうと既にその姿はなくきょろきょろを辺りを見渡して)

クラウスッ・・・クラウス、どこだ!?

(心臓が嫌な音を立てて動き、思わず相手の名前を声に出して叫ぶ。血の匂いが辺りに充満し、ハンターかほかの吸血鬼がいて誰かに聞かれているかもしれないが、もし相手に聞こえていたら答えてくれるだろうと思っていて)


  • No.991 by Claus Burton  2021-09-26 20:31:39 



──…テオ、?

(ハンターの気配がない事を確認すると壁に凭れさせていた身体を地面に横たえる。そうして呼吸に意識を向けているとふと眠気に襲われて、出血が酷いため意識が朦朧としているのだろうがこういう場面で眠ってしまうのは良くないだろう等と、やけに冷静に考えながら腹部を圧迫する力を強める。まだ血が止まっていない傷に鋭い痛みが走り少し意識が覚醒すると、不意に相手の声が聞こえた気がした。自分で思っている以上に既に意識が混濁し、幻聴でも聴こえ始めたのだろうか。そんな事を思ったのも束の間、先程よりもはっきりと自分の名前を呼ぶ声が聞こえて、視線を上に向ける。答えるように、相手が近くにいるのかと探るように呼んだ相手の名前は思ったよりもはっきりとは発声出来ず、もう一度「テオ」と相手の名前を口にして。)

  • No.992 by Theodore Glory  2021-09-26 20:54:50 



・・・っ、こっちか!

(相手の名前を呼び何も聞こえないことにここでは無いのかと思い方向を変えようと爪先を逸らすと掠れた声で相手の声がした。はっきりとした発音ではなかったから耳をすませば今度はしっかりと自分の名を呼ぶ相手の声が聞こえて、その方向へ足を向ける。少しずつ濃くなる血の匂いと共に相手の気配を感じ取ることが出来、安心感とともに焦りが込み上げる。ふと、横切った路地には倒れ伏したハンターの遺体。襲われたのかと危惧し、近くを散策すれば横に倒れた相手の姿を見つける。急いで駆けつけ抱き起こせば手にぬるりとした血の感触があり、声をかけて)

クラウス、大丈夫か。何があったんだ?


  • No.993 by Claus Burton  2021-09-26 21:54:01 



テオ…来てくれて良かった、…イザベラを追い掛けていたら、吸血鬼だって叫ばれたんだ。示し合わせたみたいにあのハンターが居て撃たれた。

(足音が近付いて来て路地裏の角に相手の姿が見えると心底安堵したように表情を和らげて。抱き起こされると相手の胸に頭を寄せ、出血で体温が下がっていたため抱き締めてくれる相手の温度が心地良く、問いかけに静かに口を開くと事のあらましを話し始め。かなり焦って探してくれたのだろう、早い鼓動と自分を支える僅かに震える手に少し目を細めると、安心させたくて相手の手に自分の手を重ねて。心配をかけたことを謝罪し、相手の手を自分の左の鎖骨のすぐ下に誘導し当てると鼓動は止まっていないと少し笑って。)

──ごめん、心配掛けたよね。大丈夫、…死なないよ。

  • No.994 by Theodore Glory  2021-09-26 22:24:31 



・・・またあの女っ。・・・あぁ、でも良かった・・・。

(相手の怪我が彼女のせいだと分かれば舌打ちをし、憎々しげに呟いて。血を流し続けたからだろうか、いつもより低い体温に心配になるが震える手を抑えられるように重ねられた手とその掌越しに感じる鼓動に安心し始めホッと息を吐き良かった、と零して。相手が死ななくて、自分を置いていかないで良かったのだと零すとぎゅっと抱きしめる。もう少し遅かったらこの鼓動は止まっていたのだろうかと考えてしまうが、そんなことはありえないだろうという思いも交差し少しの間動けずにいた。しかし、この場に長くいれば血の匂いを嗅ぎ付けほかの吸血鬼や、ハンターが近寄って来るだろう。自分のコートを脱ぎ相手に巻き付け、背中と膝の裏を支えて横抱きにすると動きずらしかもしれないが家に帰ろう、と促して)

暑かったり動きずらいかもしれないが・・・少し我慢な。家に帰ったら治療しよう。


  • No.995 by Claus Burton  2021-09-26 23:30:10 



ん、ありがとう。──そうだ、袋。シャンプーを買ったんだった、

(相手が安堵の表情を見せてくれた事に少し安心して、コートを巻き付けて抱き上げられると大人しく頷いて。ふと家から出た理由を思い出して、ハンターと対峙していた道に放られた袋を取ってきて貰うと、この血生臭い状況には見合わない理由を話して自分で少し笑う。相手の香りがするコートはまだ温かくて、抱き上げられた事で一層距離が近付いた相手に身を寄せると目を閉じて。相手が来てくれたからもう大丈夫だとほっとした気持ちになると、静かな揺れと温もりに微睡んでいき。)

  • No.996 by Theodore Glory  2021-09-27 00:42:19 



・・・ふは、それでお前外に出てたのか。それで誘われて怪我するとか大変だな。

(足を自宅へと向けようとすれば相手が外に出た理由が分かり、思わず自分も笑ってしまう。だがこの非日常的な状況が一気に日常に戻ったような不思議な感覚に戻って大変だな、と軽口で返す。道に放られていた袋を拾い、手に持ちながら人目につかないよう歩いていけば腕の中の相手が微睡んでいてそっと声をかける。彼女を対峙し、怪我を負って疲れたのだろう。眠りを促すように額に軽くキスを落とせばおやすみ、と告げて)

眠かったら寝てていいぞ、きっと疲れたんだろ・・・おやすみ。


  • No.997 by Claus Burton  2021-09-27 23:44:13 



…本当だよ、シャンプーを買いに出て死にかけたなんて格好悪い。

(相手が釣られるようにして笑うとようやくお互いに張り詰めていた物も解けるような気持ちで、普段家でしているような何気ないやりとりが出来る事に内心ホッとしながら相手の軽口に不服そうに返事を返して。相手の腕の中で微睡んでいると、上から優しい相手の声が降ってきて小さく頷く。額に触れた相手の唇の温度もいつもより高い気がして、近くに聞こえる相手の鼓動も一層眠気を誘うもので、その眠気に抗う事なく家に着くよりも前に相手の腕の中で眠りに落ちていて。)

  • No.998 by Theodore Glory  2021-09-28 06:32:06 



じゃあ次はもっと気をつけてシャンプー買いに行かないとな。

(相手と軽口を交わすことで何気ない日常が戻ってきたような気持ちになり、なんとなく重かった足取りが段々といつものペースに戻る。いつの間にか腕の中の相手は眠っていて、張っていた緊張の糸が解けたのだろうと考えて。器用に自宅のドアを開けて起こさないようベッドに寝かせると、包んでいたコートを広げ傷の確認をする。腕と腹部、足の傷を見ると救急箱とタオルを数枚持ってきて水道で濡らし、血を拭いたりしながらを進めていく。なるべく傷に触らないよう、相手が痛みを感じないよう注意して手当てを行い、少ししてから終わると脱がせたコートの血を洗いに一度リビングを出て。コートの血が綺麗に流されると室内に干し、リビングへ戻る。ベッドに背を預けるように床に座ると、眠る相手の顔を横目で見て安心し相手が起きるまで仮眠しようと瞼を閉じて)


  • No.999 by Claus Burton  2021-09-29 18:55:25 



(静かに眠っている間に適切な処置を行なって貰ったお陰で強い痛みに目を覚ましてしまう事はなく。銃創は熱を出してしまいやすい傷であるものの高熱を出してしまう事もなく静かに眠っていて。ふと意識が浮上し目を覚ますと隣に相手の姿はなく、探すように身体を起こすと傷に痛みが走ったことで先程の出来事を思い出し怪我に目を落とすと綺麗に手当てがされている事に気付き表情を和らげて。ベッドの脇に背をもたれさせて眠っている相手を見つけるとベッドの上に身体を起こしたまま相手の髪を撫でるようにして起こそうと。)

…テオ、風邪引くよ。一緒に寝よう、

  • No.1000 by Theodore Glory  2021-09-29 21:05:31 



・・・ん、・・・あぁ、起きたのか・・・?

(頭を撫でられ浅い眠りから覚めるとゆっくりと瞼を開けて。小さく声をこぼし手の持ち主を見ようと顔を上げれば優しい笑みを見せながらこちらを見る相手がいて、自分も安心したように微笑むと起きたかと声をかけて。頭を撫でる手をとり、自分の頬へ擦り付けるといつもの体温よりはまだ低く感じるが生きている実感が湧きほっとして。)

良かった、一安心だ。


  • No.1001 by Claus Burton  2021-10-02 10:45:50 



…ありがとう、楽になった。テオにはいつも助けられてばかりだね。

(目を覚まし視線の重なった相手の表情が安堵の色を浮かべた事に微笑み返すと、取られた手をそのまま相手の頬に添えて。温かな体温を感じる相手の肌に触れていると安心する。冷えた路地裏での心細い気持ちも無くなっていて、相手の適切な処置のお陰で痛みも幾分和らいでいる事に対して礼を述べて。床では体を痛めてしまうと相手に手を差し伸べて。)

身体を痛めるよ、ベッドで休もう。

  • No.1002 by Theodore Glory  2021-10-03 09:16:04 



どういたしまして。そんなことない、俺の方こそ沢山助けて貰ってるからな。

(お礼を言われると返事をし、軽く首を振る。助けて貰ってるだなんて自分の方がいつも助けて貰っているのに、と思っていた。相手の怪我の痛みは和らいだようで痛そうな表情を見せず和やかな様子にほっとすると差し述べられた手を軽く握るとベッドに上り、相手の横に寝転んで腕を軽く広げると相手が入ってくるのを待ち)

そうだな、今日はもう寝ようか。

  • No.1003 by Claus Burton  2021-10-06 03:43:19 




…テオの身体はいつも温かくて、安心する。

(相手がベッドに上がり当然のように此方に腕を広げてくれる事が嬉しくて、大人しく相手の腕の中に収まり。相手の香りと温もりに包まれるこの場所は自分だけの空間だと思いつつ、優しい鼓動と自分よりも高い体温が心地良くて相手を見上げると、柔らかく微笑んでそう言って。痛み止めを飲まなくても眠れそうだと思い相手の胸元に顔を埋めるようにして目を閉じると、相手も疲れただろうと背中に腕を回し声をかけて)

…お休み、テオ。ゆっくり休んで、…

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