匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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川中さんは望月さんを大切に思われているのですね。…とりあえず中に入りましょうか。
(“救われた”という言葉に相手が何か事情を抱えているように感じ、柔く目許を緩めて相槌を打ち。自分への嫉妬心が今回の件を引き起こしたのだろうかと考えながら客室の扉を開けて。元居たソファへと腰を降ろし、ふと“今紅葉さんはどうしてるかな…”と考え気持ちが焦り。普段なら今は彼と一緒に過ごしている時間で“早く会いたいな”と窓の外へ遠くを見つめるように視線を遣り「――…あの、川中さんは本当は望月さんが心配なのではありませんか?やはりわたしを外へ出しては頂けないのでしょうか?」と自分と同じ気持ちなのではないかと窓から目を離し相手に顔を向け。本音を聞き出せればと言霊を使う事も視野に入れ)
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