詠み師 2021-01-31 20:09:44 |
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お話はとある国が研究している『不老不死兵士』老いも無ければ、死にもしないこの兵士の研究も長年の末に遂に完成した。ただ、不老不死と言えど、核……即ち人間で言えば丹田……へその下にある箇所の奥にある物体が無くなると不老不死の兵士は形態を保てなくなる。その残骸から生まれたのが吸血鬼、ゾンビ、妖怪達である。更に運悪く、それらに傷付けられ、また噛まれたりするとその体液が人間を異形の者に変えてしまう。更に質が悪いのはそれらが増殖する事にある。
ある者は吸血鬼に、ある者はゾンビに、またある者は妖怪に。際限無く生み出される異形の者達にいくら科学技術が進歩した人間でも太刀打ち出来なくなっていた。人間は最終手段として『核兵器』を使うがそれが異形の者達を更に強く厄介な存在に変異させ、東洋では巨大化した異形の者、西洋では伝説の怪物が世界を破滅へと導いた。
破滅の日から約数年、生き残った人間達は肩を寄せ合い、隠れるようにして暮らしていた。そして異形の者達が出る時には必ず『霧』が出る。
また巨大化した異形の者達が出る地域は『封鎖区域』に指定しそれぞれ危険度を付け、近寄らないようにしていた。だが、西洋の異形の者の首領と東洋の『四凶』と呼ばれる者が配下に指示しに人間狩りを開始する。
しかし、人間とて黙っている訳ではなく、科学技術を生かした武器の開発をした。西洋では魔術的なもの、東洋では古来より伝わる刀剣の技術と剣術、そして……それら武器を作る為に命以外を差し出す……つまりは異形の者を倒す為に身体の全部か一部を武器に組み込む『銘』と呼ばれる犠牲。
異形の者に勝つ為に必要な犠牲は果たして本当に必要なのか
その答えを求める戦いが始まる
規約
・セイチャのマナー、ネチケットを守る
・最強設定は厳禁、やった場合は参加拒否をする
・失踪厳禁、抜ける場合は一言
・プロフは味方勢力と敵勢力の二つ、偏りは厳禁
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