puu 2021-01-26 06:46:23 |
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?「ちょっ 、…行っちまった …」
アルバイトに行く途中の出来事だった 。目の前で倒れそうになった彼女を背中から支えるように咄嗟に抱えた 。頭で考えるより身体が勝手に動いた 。
抱えるなり彼女はとても驚いた顔をしていたが 、すぐに状況を理解したのだろうか自分に頭を軽く下げて足早に去っていった 。
彼女も去ってしまったし時間に遅れそうだ 、アルバイト先へ向かおうとした時 、
足元に軽い何かが当たった 。
チャリ…
?「ネックレス…?か、」
さっき 、彼女が落としていったものだろうか 。丸い形をした少し重みのある銀色に輝くそれを拾い 、後で交番にでも届けようと握りしめてアルバイト先へと足を運んだ 。
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