mon tresor______〆

多分、大丈夫かな…。(部屋へと続く鍵を開けては2人で暮らすのに十分な大きさの2DK程の広さの間取りの部屋。生活に困らないほどに家具等は揃っており、置いてあるソファに腰を下ろしては相手が来るのを待つことにして)

此処か、な？…周さーん(相手のヒントを元に訪れては扉を数回ノック後、扉を開き、そろりと顔を覗かせては声を掛けてみて)

正解。迷わず来れたならよかったよ。(ノックの音と相手の声に振り向けば頬緩め。立ち上がっては相手の方へと歩み寄り) それと、もう今日は夜遅いし眠かったら遠慮なく休んでくれて大丈夫だから…無理なくね？さっき言い忘れた(時計に視線落としては困ったように笑って)

良かった。ただ正直照れるね。宝物…なんて(安心したように息を吐き出すと部屋へ入らせてもらい傍まで此方からも歩み寄り)…こういうのは隠せないというか鋭いね。そろそろ眠りそうなんだ…話を沢山したいけど…それは、また明日にする(瞳を丸くさせてから答えると、腕を伸ばしぎゅうと軽く抱きつけば本音をそのまま伝え)

嘘は何一つ言っていないからいいんだよ(くすっと楽しげに笑って) なら一緒に寝ようか。俺は明日仕事休みだから、安曇野さんの予定に合わせるよ。その時に色々決めたり、話の続きをしようか。…こないだ言っていた約束をここで果たさせて貰おうかな？(抱きつく彼を横抱きに持ち上げては寝室へと運び。キングサイズ程のベッドへと寝かせ) じゃあ…また明日、おやすみ。これへの返信は任せるよ(双眸細めては彼の額へと唇添えて)

嬉しさ7割、恥ずかしさ3割ってとこかな(少し悩む素振りみせてから、くすっと笑いを零し)一緒にか…いい、ね！？(提案に嬉しそうにしていたのも束の間、あっという間に横抱きにされれば驚きを隠せず。ベッドに着く頃には頬を赤らめており)有難う、周さん。明日、沢山話そう。おやすみ(心地よさそうに目を細めてはひとつ頷き、少し距離を詰めて相手の温もり感じられる距離で瞼を伏せ)

(用事共に全てが済み。この後の予定はなく1つ大きく欠伸漏らしながらソファへと腰を下ろし。読み掛けの本を手にし時間を潰すことにして)

(思っていたよりも早めに用事を済ませることが出来れば、コンビニでスイーツを購入し再び相手の元を訪れると扉を数回ノックしてから扉を開き。ソファの背凭れ越しに相手の姿を確認出来れば「周さん、ただいま」自分が言うとは思わなかった単語を口にしどことなく嬉しそうな笑みを浮かべ)

今日は早く会えて嬉しいな。それとおかえり。外寒くなかったか？(扉の開く音と聞き慣れた相手の声に頬緩めては読みかけの本を閉じ。立ち上がれば彼の方へと歩み寄り、体温確認するように頬撫で)

俺も同じ気持ち。…ちょっと寒かったかな。風強かったし。コンビニで、中華まん買いそうになったよ(歩み寄ってきた彼の手が温かくて心地良ければ目を細め、素直に答えてからコンビニの袋を見せるようにあげ「でも、スイーツのほうが美味しそうだったから買ってきた。大きいシュークリーム」寒いと感じたはずなのにね、と眉尻下げ笑い)

はは、甘いもの買ってるの安曇野さんらしいね。そろそろ中華まんの季節だよなぁ…後おでんね。(袋の中身を見せてもらえば相手らしいと笑い。｢美味しそう｣と呟いては双眸細め) あ、それとここの鍵。受け取ってくれる？(ふと思い出したようにポケットから鍵取り出しては相手に差し出して)

美味しそうだったんだ。おでんもいいね、今だと仕切りを挟んでの注文になるが、それはそれで面白いと思う(コンビニのおでんを思い出しては今度買ってこようと、ひとり数回頷き「一緒に食べよう」柔らかな笑顔で続けて)いいのかい？(差し出された鍵に瞳を丸くさせ受け取りながらも確認するようにじっと見詰めながら問い)

このご時世になってから、コンビニでおでん買ったことまだないな。そっか、今は仕切り挟んでになるんだね。何飲みたい？今日は俺が入れるよ(一緒に食べようという彼の言葉に首縦に揺らし。柔く頭撫でてから離れてはいつも聞かれていた言葉を此方から問いかけ、頬緩め) 勿論。自由に出入りするのにも必要だと思うしね(見詰めてくる相手の視線に双眸細めては笑み浮かべ)

俺もまだないよ。見掛けてるだけ…じゃあ…珈琲か紅茶で(髪を撫でられ擽ったくも嬉しそうに目を細めては、持て成す側だった故慣れず悩んでから答えてはソファへ移動し)…ふふ。じゃあ、有難く受け取らせてもらうよ(相手の笑みを見ると自然と心が落ち着き、嬉しそうに目を伏せながら大切そうに鍵を握るとひとつ頷き)そういえば、周さんは苗字？(シュークリームをコンビニ袋から取り出し、袋に包まれているのをテーブルへと置きながら、ふと気になったことを問い)

なら今度買えたらいいな。なら…珈琲にしようかな。(了解というように頷けばキッチンの方へと歩いていき。マグカップ2つ用意し、インスタントで作ればポットのお湯を注ぎ) 受け取って貰えて嬉しいよ。ん…周は苗字。周滉太って言います。安曇野さんは？(マグカップ2つ持ってソファの方へと戻ってはミルクとガムシロップ等傍らに置き。首傾げ)

今度一緒に行こう(近場ではあるが二人で出掛けたいという気持ちがあるのか笑みを浮かべながら誘い「有難う」と珈琲をいれてくれたことに礼を述べ)滉太くん…いい名前だね。俺は秀。安曇野秀って言うんだ。今年で31になりまし(名前を聞ければ嬉しそうに目を伏せ、名前を名乗るとついでに曖昧にしていた年齢も明かせば照れくさそうに頬を掻き)

そうしようか。今度2人で出掛けられたらいいね(笑う彼に釣られるように笑ってはそうしようと首を縦に揺らし。｢いつも入れてもらってた側だから…変な感じする｣とマグカップに視線落とし) 秀さん…綺麗な名前だね。俺は今年で28歳になったよ。31には到底見えなくて驚くな…(相手の表情を眺めてはいつもの如く彼の頭を撫で。小さく笑い)

うん。近場でもいいし、旅行でもいい。本当に…コンビニとかでも、キミとならきっと楽しいんだろうなと思うよ(擽ったい気持ちに目を細め、その気持ちをそのまま伝え。マグカップへと視線を落とし手に取ればゆっくりと一口飲んで「俺も変な感じするけど…美味しいね。好きな人にいれてもらったものは」目を伏せ味わえばゆっくりと瞼を開き珈琲へと視線注いだまま呟き)苗字が長いからね。簡潔な名前にしたかったそうだよ。あんまり離れてなくて安心した……というのは老いかな？(両親に聞いた話を楽しげに話し、年齢に目を細めていたが頭を撫でられれば擽ったそうにし)

俺も貴方と行く場所はどこでも楽しいと思うよ。それこそ…こうやってのんびりしてるのも好きだしね(己も同じだと言葉にしては頬緩め。マグカップに入った珈琲飲めば｢俺はいつもそう思っていたよ。｣今だから言うけどねと最後に添えては小さく笑い) 確かに、安曇野って長い苗字だよね。それと比べたら俺の周って苗字は1文字だからなぁ。はは、年齢なんて気にしなくていいと思うけどな？どんな秀さんでも俺は好きだよ(擽ったげにする相手に双眸細めては撫でる手はとめず。相手の髪を堪能するように撫で続け)

まだ実感したばかりだからかな。キミといるとふわふわした気持ちになって擽ったいけど…心地いいんだ(同意見だとひとつ頷けば少し距離を詰め相手に寄り添うと恥ずかしそうに呟き。きょとんとしてから小さく吹き出すと「そういうことを知れるのは嬉しいね」穏やかな笑みを深めながら頷いて)いいじゃないか。なんだったら、互いにあ、から始まるから…同い年で同じ学校だったら前後の席だったかもしれない。……名前で呼ばれるのが擽ったいと思ったのは初めてだよ、滉太くん(くすくす、と楽しげに笑っていたが、ピタッと動きを止めると僅かに目元を赤らめ恥ずかしげに視線をそらし)