タイバニ（腐）なりきり

そういえばさバニー、この間ほら、お前だけ単独インタビュー受けてたじゃん雑誌の…
あれ昨日発売されてたから読んだんだけどさ…（さりげなく話を切り出し）お前、好きな人、いるってほんとなのか？

唐突ですね。気になるんですか？(ニッと笑って)

えっ、いやっ、気になるっつーか…っ（ドキッとして焦り）相棒なのに、そういう話俺ぜんぜん聞いたことねーから、どうなのかなーみたいな？

知りたいですか？(真顔をして顔を近付け)

知っ…（近ぇぇぇ！！と内心焦りつつ）知り、た…い、かな…？（へら、と笑ってみせ）

まだ秘密にしましょうか。でも虎徹さんも知ってる人でヒーローの誰かだってヒントあげます。(本当は伝えたいが性格上ちょっと悪戯心がわき問題にしてみる)

へ…、へぇぇぇぇ！（チクンと胸が痛むが、努めて明るくリアクションして）俺の知ってるやつ！？しかもヒーローかぁぁ！（ブルーローズの顔が頭に浮かび、お似合いだと一瞬唇を噛みしめ）誰だろーなぁー…、

この反応は前途多難な気がする(相手には聞こえないように呟き)

まあ俺に協力できることがあったら言ってくれよ！なっ！（肩をバシバシ叩き）

俺みたいなオッサンが、バニーの未来を奪うわけにはいかねーもんな…（ポツリと呟き）

そう言う虎徹さんはどうなんです？好きな人居ないんですか？例えば僕以外なバティを組みたい人がいるとか(子供が要る事を考えてあえて恋人とは言わず)

…はぁ？俺の好きな人なんか聞いてどうすんだよ。シュテルンビルトの王子様の好きな人ってんなら誰もが興味あるだろーけど（明るく笑っていなければと思えば思うほど動揺と痛みが広がり、口調がキツくなってしまい）お互い素敵な女性を連れてダブルデートでもしましょうってか？ははっ、それ無理だわ（今にも泣きそうな顔をしているであろう自分を見られたくなくてハンチング帽を下げ）

虎徹さんはどこまで純粋なんですか？最後のヒントですよ。僕の好きな人は男で僕のすぐ近くにいていつもワイルドに吠えるぜと言っていますよ。(相手の帽子を無理矢理外し)

………へ……？（情けない顔でバーナビーを見上げ）…それ、俺…、え？いやちょっと待っ…、だってブルーローズは…？

僕のヒントをちゃんと聞いてましたか？ブルーローズさんは女性でしょ。それに彼女がワイルドに吠えるぜなんてセリフを言ってますか？ここまで言って分からないなら奥の手使いますけど(真面目な目線を相手に送り)

だって信じられるかよ、そんな…っ
ドッキリ…とかじゃ、ねーの…？（バーナビーの服をキュッと掴み）

仕方ない人ですね。(相手を引き寄せ唇にキスをして)これで駄目ならいつぞやの時のようにお姫様抱っこでテレビにでも出ますか？(ニコリと笑い)

…っ…（耳まで真っ赤になって）…ばっかやろ…っ、お前ならいくらでも相手…いるだろうに、なんで…（バーナビーを思うなら拒絶しなければいけないのに体が言うことを聞かず、唇がかすかに触れたままの状態で言葉だけ抵抗を試みて）

そんな不特定多数の人なんて欲しくない。それに言葉と行動が違ってますよ、虎徹さん。(再びキス)

…っ、ばに…、だめだって…、（手を伸ばしバーナビーの首にしがみつき、頬を擦り寄せ）俺キスされると力、抜けちまう…からっ…

僕には好都合です。お姫様抱っこの理由が出来るので。(ゆっくり相手を支え)