長男は甘やかされたい⌒！

え、なになにその分厚いの?!（ 普段弟達のものを物色しているものの自身の把握していないものが出てきた為か目をぱちくりとさせ）

ふふ～ん♪
この僕がハイエ…兄さんたちにたかられながらも必死に貯めてきた貯金だよ？

(驚く兄さんに上手く隠せていたのだろうとニヤリとドヤ顔し、いつか使おうと考えていたお金を悪びれもなく見せると、「何を言っているの？」と言いたげな表情で兄さんを見つめて)

なん…だと…((
結構色んなとこ物色したけどそんなの見つからなかったぞ？トッティ隠すの上手くなったなあ（まさか抜けがあったかと考えながらも くすり、小さく笑い）

でしょ？
…って！「くすっ(笑)」じゃないよ！なに、いままで僕の物ずっと漁ってたのっておそ松兄さんだったの！？

(褒められてニコニコしながら胸を張り…しかし聞いてはいけないようなワードがポンポン聞こえ、はぁああ！？と長男の肩を掴み驚いており)

いやあ、面白いもんないかなー？って思ってな？
弟達の私物を管理するのも兄ちゃんの役目だろ？（にぱりと満面の笑み浮かべながら）

はぁ…まぁいいや。
じゃあ行こっか兄さん。

(この兄には何を言っても無駄らしく潔く諦めて苦笑を浮かべれば、スマホで現時刻(16:25)を確認すれば「丁度くらいかなぁ…」と呟きながらおそ松の手を引き)

ん、どこ行くんだ？（こてん、と小首を傾げては子供のように そわそわしながら見つめて）

ふふっ着いてからのお楽しみだよ♪

(詳細を尋ねる兄さんに、素の笑顔を向けた後「早くしないと置いてっちゃうよ～」と一回へ降りながら言い)

あ、ちょ…待てよ（少しわたわたとしながら どたどたと階段を降りて）

あ、ねぇ兄さん。多分片道2時間くらい掛かるんだけど…それでも良い？

(兄に行き先は伝えず赤塚駅の方角へ歩きながら、そう言えば…と思い兄に、目的地が遠いことを伝え確認を取ってみて)

2時間?どんだけ遠く行くの…でも、たまには遠出もいいかもなあ（きょとっ、としながらもすぐ にひｯ と子供のように笑い｢行く行くー｣なんて頷いて）

さっすがおそ松兄さん♪ノリ良いとこ好きだよ～
今は取り敢えず駅に向かってるんだけど…なんか食べたい物とかあっても控え目にしといた方が良いかも。

(ノリの良い長男に笑いながら安堵し、駅に行くと言えば駅弁やら赤塚の特産品やらが売ってあるところが沢山あるので、目移りしないでよねwと微笑みながら釘を差して)

控え目かあ…あ、でも暑いからアイスのひとつは食いたいかなあ（少し考えた後ぱたぱたと手で仰ぎながら軽く苦笑浮かべ｢あと飲み物も｣なんて付け足して）

あ、そうだね。僕もそろそろ日焼け止め補充しとかなきゃだし…じゃあコンビニ寄ってこっか。

(兄さんの提案を聞き同調を返し、兄を相手に何気なく女子力を見せつけ笑いながら頷き)

ほんと女子力高いねえ…ほんとはトッティは妹だったんじゃ？（けらりと笑い揶揄い）

や、やめてよ！
ただえさえむさ苦しい野郎共の巣窟に…うっ、想像しただけで寒気が…。

(バカにしてくる長男に、合コンオーディションで自分が女装したときのことを思い出して、顔を真っ青にしながら一歩後ずさり)

可愛い妹の為なら俺も頑張れるのになあ、なんてな（ けら、 ）
妹だろうが弟だろうが可愛いことに変わりはないからなあ（ そっと相手の頭に手を伸ばしては優しく なでなで して にひひっ、と笑い ）

…!!
ちょ、ちょっと！子供扱いしないでよね！

(頭に手を乗せ撫でられては、ブワッ//と顔に熱が集まる感覚を感じ、照れながらもツンツンした態度をとり)

ふは、トド松顔赤くなってやんの （けらけらといたずらっ子のように笑いながら ｢ほら、早く行こーぜ｣ なんて近くにあったコンビニ向かい歩き出して）

もぉ～…！

(からかってくる長男にムッとしながら、彼がコンビニの方向へ歩き出したのを見て、こっそり「ふっ」と笑い、その背中を追いかけて)