月夜の霞【〆】

えぇ………まだ入りたてほとんどわからないことだらけですが……もしや……霞柱の時透様でしょうか……？(はにかみながら笑っては相手が霞柱の人では？と思いおずおずと訊ねて)

( ／ありがとうございます……！それと…明日も課題が残ってるためお返事が遅くなるかも知れません………！ )

入りたて...ならまだしょうがないね。...うん、僕は霞柱だよ。(まだまだ実践履歴が少ない相手、色々と怒ってしまうのも違うと思い。一回頷くと抜いた刀を戻しながら柱だと言う事を答えて)

(/いえいえ。ゆっくりお返事お待ちしてますので！)

う………柱の方に私なんてご迷惑を…………ごめんなさい……！(自分が弱いから相手､しかも柱の人間に迷惑をかけたのでは？と思い咄嗟に頭を下げて謝り)

( ／ありがとうございます…………！)

謝らなくても良いよ。失敗は誰にでもある事だし(まさか頭を下げられるとは思わず顔を横に振って否定すると相手をなんとか慰めようとして)それより本当に怪我は無いの？(念のため聞いておこうと思い頸を傾げながら疑問を浮かべ)

(/此方こそです...！
そろそろ背後失礼させて頂こうと思いますのでもし何かあればお呼びいただければと。)

えぇと………多分無いと思います､あまり痛みはな……………………ｯぃ!?(あまり痛みは無い、と告げて立つつもりだったが足を挫いていたようで激痛が走り座り込んで)

(　／了解です！)

...手出して、胡蝶さんの所まで連れて行くから。(相手が痛がっている様子を見る所足を挫いてしまっているのだろうと察し、自分から右手を差し出しつつそう伝えて)

うぅ………すみません、ありがとうございます…………(す、と出された手に自身の小さめな手を乗せては申し訳無さが思考を占領しており謝罪と感謝をして)

蝶屋敷までまだ距離が少し有るけどちゃんと辿り着くからしっかり掴んでて。(手を差し出されたのを確認すると強くなりすぎない程度に握り締めて、月夜の方を見て手を掴む事をしっかり告げると前を向いて歩いていき)

っ………はい(辺りを見て少し怖いなと思いつつも言われた通りにぎゅ、と握り返しては痛む足を庇うように歩きつつ大人しく着いていって)

そう言えば聞いてなかったけど、君って名前何て言うの？(ゆっくりと相手を気遣いながら歩きつつももしかしたら名前などの情報も必要になるかもしれないと考えて名前を問い)

えっと………夜霧…夜霧､月夜です…。(名前を聞かれて驚きのあまり名字だけを答えてしまったがしっかりフルネームを教えて)

月夜、って言うんだ、...何の呼吸を使うの？(フルネームを答えられると言葉には出さないが凄く良い名前だと感じていて、更に何の呼吸の使い手かも聞こうとし)

えっと………夜の呼吸､です…………あまり上手く使えていないですけど………(何の呼吸かを聞かれ答えては少し恥ずかしそうに上手く使えていないことを伝えて)

夜の呼吸...何か不思議な呼吸だね(あまり聞かない珍しい呼吸名に目を少し見開き、考える様にしながら不思議そうな表情を浮かべて)

そうですよね…？二年前に身に付いていて…でも使いこなせた試しがないんです……(苦笑してはそうある呼吸ではないのだろうか、と思い考えだして)

でもその呼吸で最終選別は生き残ったんでしょ？(最終選別の時のことを思い出しつつも何故なのだろうかと不安げに思いながら首を傾げて)

はい………全く上手に使えないのに何故生き残れたのか全然わかりませんけどね………(苦笑しつつも生き残れてよかったな…などと考えてしまい)

(上げます)

不思議なこともあるんだね...(月夜の話を聞きながらそう考えつつ相槌を打っていると近くに蝶屋敷が見えて来て)

そうですね………(話してるうちに柱だからって怖い人ではないのかな？等と思い少し頬が緩み)