異能世界でぼくらは生きるｰせかいトリニティｰ（物語シリーズといのぼくのキャラのなりきりストーリー）

涼子「僕は殺す気満々だよ。僕らに喧嘩振っといて、今更慈悲深くなっちゃった？はぁ…お姉さんのそういうとこ、大嫌いなんだよねぇ」

別に・・・俺がその気になればアンタを倒せるのとも可能たが・・・・てめぇを殺しても、ただ不幸が連なるだけだ。知ってるだろ？今俺達が向かってるのは、最悪の事態だとby希美

涼子「うん、だったらなんだい？そんなこと、僕の知ったこっちゃないよ。本来、僕達の目的は人間共を根絶やしにする事だ。今までブレイダーとして善人ぶってきたけど、正直僕は大和が悪魔になって良かったなーって思ってるよ？だって、そうすれば世界を滅ぼすことが出来る。それに、大和に死んでもらったら僕達も困る。だからさ、残念だけど岳斗に代わりに犠牲になってもらおうと思うんだ」

─────────・・・・・・・そうかよ。それが、お前の本音か・・・・・・（髪の毛が白くなる）・・・・だったらもう、手加減は必要ねぇなぁ────!!!!!!負けて＊＊、このクソッタレ──────!!!!by希美

岳斗も、誰も死なせねぇ・・・・この最悪を避けるために！俺は────by希美


希美さんっっっ!!!!もうそれ以上は!!by？


っ───────！（ふと、振り向くと────）
・・・・・・藤堂────お前、なんで。byの希美

涼子「…あーあ、タイミング悪いなぁ。今いい感じに上がってきたとこなんだよ？」

これ以上はやめてください。こんな事、こんな事・・・・・！by藤堂

涼子「部外者である君に何が出来るっていう訳？あんま余計な事すると…君も殺すよ？(藤堂を睨む)」

藤堂！俺のことはいい、お前は今すぐ逃げ────by希美
希美さん、もうこれ以上は・・・。希美さんも気づいてるはずです。こんな事をしても、無理だってby藤堂
お前・・・・・・by希美

・・・・・・それに、今この状況を見て楽しんでいるやつがいるんです。by藤堂
・・・・誰の情報だ。by希美
美麗さんですby藤堂
・・・・・・・・・・（元の姿に戻る）by希美

涼子「…あーあ、つまんないの(バーストクローを消す)お姉さん、これに懲りたらもう僕達に関わってくるのはやめてね。今回の事でお姉さんのことさらに嫌いになっちゃったから。次に僕の視界に入ってきたら、今度こそ殺しちゃうかもね？」

・・・・はっ、言ってくれるじゃねぇか。
つーか俺達はそんなちゃちな馴れ合いはごめんさね・・・
いずれ殺してやる。事が全て、終わったらなby希美

涼子「お姉さんじゃ僕は殺れないよ。だって、強く見せてるだけでほんとは弱いんだから」

・・・・・・・・・・・言ってろ、クソガキby希美

（そう言い去っていく）

・・・・・・はっ、本当の事じゃねぇか・・・・（小声で呟く）by希美

？「(目を開けるとニヤリと笑い)面白ぇ…………暴君に闇ブレイダーに幻想神……飽きねぇなぁ、殺しがいがある」
？２「……ジゼルさん、どうしますか？」
ジゼル「あぁ？どうするもこうするもねぇだろ……あのクソ邪龍が戻ってくる前に、準備を進める……」
スネークアイズ「…………了解」
ジゼル「さァて、面白くなってきたぞォ……ククク」

涼子「(固有結界が解け、アジトに戻る)やっほー、たっだいまー！」
菜乃花「涼子！！！怪我は！？大丈夫なの！？」
龍牙「無茶しやがって、まじで殺されたかもしれねぇんだぞ」
涼子「あれは嘘だよ嘘。本気で言った訳じゃないさ。言葉のあやって奴？最初から殺す気なんてなかったよ。殺しちゃったら面倒臭いからねー」
ニナ「…あれは本当なの？」
涼子「ん？何が？」
ニナ「大和が悪魔化して良かったって話」
涼子「…さぁね。けど、岳斗が死んだ方が良いって言うのは本当だよ？だって、本当なら岳斗がいなければ僕達の計画は順調に進んで、僕達の復讐は完全に成し遂げれるはずだったんだ。何、もしかしてみんな腰抜けになっちゃった？僕達が何のためにあんなことしてたか、ちゃんと思い出してよね」
カグリ「涼子、貴様…」
菜乃花「…それならもういいよ。私も出てくから(扉に向かって歩き出す)…涼子の嘘吐き(通りすがりに呟き、そこから出ていく)」
龍牙「おい！菜乃花！！」
涼子「…こうでもしないと、やってらんないのさ」

【一方…………】

刹「…………ッ…(満身創痍状態で同じく傷だらけの小さくなった黎明を抱えて歩いている)」
悪羅『何だったんだよアイツ……っ！刹、大丈夫か？』
刹「……平、気……」

んで、その傍観者ってのは？by希美
僕も美麗さんから聞いただけですが・・・・ジゼルって言うのが、この状況を見て楽しんでいるらしくて。by藤堂
ジゼル・・・・あぁ、確か舞奈香の奴が言ってた「エンドワールド」を引き起こす要因ってやつか・・・by希美

悪羅『(希美達の気配を察知)んぁ？あれは……！おい、刹、あの姉ちゃん、お前の知り合いじゃ____』
刹「……ｽﾔｧ」
悪羅『だから歩きながら寝るんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!』

エレメイル「(ジゼル達の方に歩いてくる)ん…ジゼル、スネーク、居たんだ」

狐月「おーい、剣来くーん！(探偵事務所の前で剣来を呼ぶ)」

千尋「ん…なんすか急に…(目を擦りながらソファから起き上がる)どちら様っすかー…？」

狐月「あ、ごめんなさーい！剣来くんいますかー？」

スネークアイズ「……エレメイルか」
ジゼル「おーおー、テメェどーーこ行ってたんだぁ？今はまだ何も始まってすらいねぇからいいけどよォ」

・・・・・・・んぁ。（刹の方を見る）・・・・刹、お前by希美

エレメイル「…何処だっていいでしょ、少し散歩してただけ。それで、計画の方は？」

千尋「剣来さんなら今出てるっすけど…どなたっすかー？」

エレメイル「…何処だっていいでしょ、少し散歩してただけ。それで、計画の方は？」

千尋「剣来さんなら今出てるっすけど…どなたっすかー？」

狐月「剣来くんの元上司の狐月っていいますー！いないならまた来ます！」
剣来「(机の下から出てくる)…千尋、行った？」

刹「う……？(目を開けて)……希、美…さん……？(前に倒れそうになる)」


ジゼル「問題あると思ってんのか？この俺の練った策略だぞ？……上手い具合にあの邪竜…………罪咎王がリディアとぶつかってる。つまりこっちがあのクソ邪龍に邪魔されることはまず有り得ねぇよ」
スネークアイズ「…………どうでしょうね(ボソッと)」

千尋「行ったっすよー、なんすか今の人。剣来さんの元カノっすか？」

エレメイル「ジゼルの大丈夫は信用出来ない、大雑把で脳筋なとこあるから」

っと（刹を支える）by希美
え、大丈夫ですか？この子・・・・凄い眠たそうですけどby藤堂

ジゼル「あ？ナメてんのかテメェら？テメェらは俺の言う通り動きゃいいんだよ……！罪咎王を最終的に殺せば、俺を殺せる存在は永久に消える。結末が予定通りなら過程なんざどうでもいいんだよ……！」
スネークアイズ「でもアンタ、三回も過去に罪咎王に殺されてんでしょ？余裕ぶっこいてていいんすか？」

エレメイル「3回も殺されてるんだったら、流石にもう少し用心深くなった方がいいでしょ。興味無いけど」

悪羅『大丈夫ではねぇな……』
黎明「うん…割と危なかったよね……いってて……」
刹「ｽﾔｱ……」

・・・・・・・・・ちっ。（刹達の傷を軽く治す）
・・・どうやら、藤堂が思ってるよりも状況は最悪の一途を辿っているな・・・・。
おい、単刀直入に言うが、リディアのおじょーさまをぶっ叩けば済む話か？by希美

剣来「ちげーわ。あの人も言ってたが空間警察だった時の元上司でな、数日前に空間警察に戻ってこないかと言われて断ったんだが『じゃあ実際に会って話そ！』って言われてな…それで今に至るってワケだ」

千尋「あの真面目な女の子と言い、厨二病の人と言い、結構剣来さん好かれてるんすねー」

ジゼル「じゃあテメェらが罪咎王殺してこいや!!!言っとくがなぁ……神代にテメェらの祖先を壊滅させたのはアイツ……第十三の大魔獣の策略だって言ったはずだぞ？しかも、三女神を抱え込んでなァ……!!!だが、今のあいつにその力はねぇし、あいつも万策尽きたろうし、いい策がひとつある~今回ばかりはアイツにも俺を殺せねぇ!!!それでもなんか文句あんならテメェらで殺ってこい!!!!」
スネークアイズ「んな無茶言わんでくだせぇな」


黎明「よく分かんないなぁ……そういうのは…………でもまぁ、そう簡単には行かないような気も____」
(刹那、雲もないのに小雨が降り始める)

エレメイル「はぁ…私達を使う立場なら、もう少し理性的になって考えてよ。命令には従う、だけどそれ相応の態度っていうのがある。もしそれでも気に食わないって言うんだったら…(ジゼルに近づき、目の前に立つ)今ここで、殺すなりなんなりしたら？あんたなら出来るでしょ、私を殺す事ぐらいさ。まぁ…何の為に私達を残したんだってことになるんだろうけど」

ジゼル「……俺に説教垂れようってか？」
スネークアイズ「そこまでにしてくれ……ジゼルさん、アンタもアンタっすよ……俺らはあんたに従うだけだ……文句ないっすから」
ジゼル「……ふん」

エレメイル「それよりスネーク、ギメルとセレスティアは？まだ来てないみたいだけど」

あ？雨か？by希美

スネークアイズ「セレスティアは、知らねーー…………散歩じゃないか？ギメルは『鬼龍家の御息女』捕まえに_______いや、殺しに行った」

黎明「雨だねぇ………(下駄の音がひびき始める)…っ!!!」
？「あははっ、あーー、いたいたー……鬼龍家の娘みーーーつけた……あははっ」

エレメイル「…そう、興味無い」

スネークアイズ「…………聞いといてそれかよ(ため息)」

エレメイル「…私、セレスティアのとこ行ってくる。ジゼル、次戻ってくるまでにその作戦、少しは考え直した方がいいよ。過程がちゃんとなってなきゃ、全て水の泡だよ(そこから去る)」

っ────!?!?誰だ！by希美

ジゼル「チッ、わーーったよ」
スネークアイズ「気をつけろよ……多少なりともこちらの動きが勘づかれ始めている」


？「さぁ、僕は誰でしょーうか？」
黎明「まさか、さっき俺達を襲った……！」
ギメル「何だ、もう分かっちゃったの？面白くないなー……そうだよ、僕が君たちを襲った男の仲間だけど…何？僕はギメルだけど何？君たちに喧嘩売ったのも僕らだけど何？」
黎明「コイツ……！」
ギメル「そんなことよりー……(刹を指さし)その女の子、僕らに頂戴？」

・・・・・てめぇが・・・・・この最悪の事態は見て楽しんでいる奴か・・・!!!!by希美

ギメル「そうだよ、だから……なぁに？なんか文句ある？僕は神代の聖戦で暴れ回った大魔獣の血を継いでるからさぁ…………自分のやってる事に疑問ないけど？なんか問題ある？」

エレメイル「安心して、そいつやギメルとは違って慎重だから、私」

スネークアイズ「頼むぞ、本当に…………これ以上考え無しがいたら困るからな…………」

───────そうか・・・・・お前が・・・・・元凶───!!!!（ギメルにおそいかかる）by希美

ギメル「あはっ、怖いなぁーー…………(ヒョイっと軽く避ける)」

ギメル「流石『赤薔薇の暴君』ってやつ？動きが凶器だねーー、あはっ、あはははは、あははははははは!!!______あー、面白くなーーい」

よくも・・・・・よくもよくもよくもよくも!!!!（黒い結晶がギメルに放たれる）by希美
希美さん・・・・！（前に出ようとするが、黎明に差し止められる）by藤堂

ギメル「あははははははは!!!何？怒ってる？面白くなーーいなーーーー！(刀を抜いて結晶を切り裂く)」
黎明「待って、ダメだよ……！(無理やり人型に戻る)あれは、俺たちが迂闊に手を出せる相手じゃない……………………下手に手を出せば、全員…死ぬかもしれない(いつになく焦っている)」

セレスティナ「(とことこと街中を歩いているが、何かを感じ取って足を止める)…この魔力…近い…」

そ、そんなにヤバい奴なんですか・・・!!!!でも、希美さんが！by藤堂

────────!!!!（徐々に髪の毛が白くなる）by希美

黎明「この状況じゃ……応援も呼べない…………だけど、集団じゃ絶対に………………」
刹「……(刀に手をかける)」
黎明「________お嬢ちゃん？」

ギメル「(この魔力……あの子かな？)あー、堕天化だー！いいねいいね、面白くなってきた！」

詫びろ・・・詫びろ詫びろ、詫びろ!!!!

（黒い翼がギメルに向かっていく）by希美

セレスティナ「(少し黒ずんだ青い翼を羽ばたかせ、希美とギメルの間に降り立つ)やっぱり…ギメル」

ギメル「なんでぇ？僕は何も悪いことしてないよー？(翼を切り裂く)ねぇ、そんな出鱈目な攻撃が僕に当たると思ってる？喧嘩売ってるのキミー…………まぁ、僕らが喧嘩の売り手だけど!!!…………あれー？やっぱりセレスティナじゃーん？混ざるかい？」

はァー・・・・・はァー・・・・（涎を零して息を切らす）by希美

ギメル「あれ？もう終わりなの？じゃあ、こっちから行くよ……！〝鮮血・桜吹雪〟(距離を詰めて桜吹雪のように斬撃を至近距離で飛ばす)」

（翼で防ぐも、片腕が一本切り落とされる）by希美

ギメル「あははははははは!!!あれ？防ぐだけ？


つまらないなぁ、殺しがいか______」
刹「〝灼炎〟(炎の斬撃がギメルの腕をを切り裂く)」
ギメル「お前！」

セレスティナ「(刹の攻撃を翼で受け止め、翼で刹を吹き飛ばす)ギメル、平気？油断、ダメ」

ギメル「あはは、ごめんねぇ…………助かったよ」
刹「(受身をとって着地する)………………………………(虚ろな目でギメルとセレスティナを見つめて首を傾げながら歩いて向かっていて)」
ギメル「…………あの子さぁ暴走してない？今のさ攻撃の魔力デタラメだったし？」
黎明「…………やっぱりあの子は_____」

エレメイル「(屋根の上を飛び移っている)…ん、あれは…セレスティナだ、ギメルも居る。それに、あいつは…(ギメル達の元に降り立つ)セレスティナ、ここに居たんだね。探したよ」
セレスティナ「！エレメイル…少し、お散歩。そしたら、ギメルと、鬼龍家、居た」
エレメイル「ふーん…あの子が…それより、ここはギメルに任せて帰ろ。元々はギメルの任務だし」
セレスティナ「…お手伝い、する。任務、手伝う」
エレメイル「セレスティナがそれで良いなら別にいいけど…私、興味ないから頑張ってね」
セレスティナ「うん」

刹「………………〝唸れ〟(刀をギメル達に向けて呟くと豪炎が悪羅に纏い一瞬でギメルとの距離を詰めて切りかかる)」
ギメル「(刀で受け止めて蹴り飛ばす)っあは、あはは、あはははははははははははは!!!!!!面白くないよぉ？これ!!!あははははははは!!!流石『殺戮兵器』！これは金を積まれて狙われるだけあるよ！ねぇ、二人とも！」

エレメイル「そんなに笑ってられる余裕があるんだったら、早く終わらせてよね(希美達に視線を向ける)…セレスティナ、あいつらは？」
セレスティナ「十三階段。邪龍、協力してる、組織。あれ、多分、十三階段、暴君」
エレメイル「…てことは、あれが黙示録の獣・マザーハーロットの所有者か」

黎明「っ…………この状況、まずいよね明らかに…………！」
刹「(ギメルと応戦しているが傷が開いて斬られる)っ…………！(刀をギメルの腕に突き刺す)」
ギメル「言われなくてもわかってるんだけど…………しぶといなーーー……(そのまま刹を切り殺そうとする)」

（黒い翼がギメルの後ろから襲いかかる）by希美
希美さん────!!!!by藤堂

ギメル「!!!(風の刃を放ち翼を防いでは腕の刀を抜いて距離を取り)何なのー？さっきまで何もしてこないと思ったらさぁ…………」
刹「…………(立ち上がり相変わらず虚ろな目でギメルを見据えて)」
ギメル「しぶといなぁ…………半殺しでも許されるよね、多分」
(刹那、希美や藤堂の脳内に何者かから念話が送られる)
？『今から三秒数える。三秒数えたらお前ら全員一斉に伏せろ』

っ───!?by藤堂

？『何も考えず言う通り動きゃいい、信じろ』
黎明「(小声で)やむを得ない…一か八か従ってみよう」

エレメイル「…何か来る」
セレスティナ「え？」

ギメル「えー？………………イヤな予感」
黎明「(雷を纏って刹を抱える)悪いが、この子は渡さないよ」
ギメル「あ、やべ、取られた(刀を握り直し)」

？『一……二…………(カウントを始め)』

エレメイル「…セレスティナ、念の為」
セレスティナ「わかった、頑張る」

希美さんっ！（希美に向かって突進し、押し倒す）by藤堂

？『三…………!!!』
黎明「っ(刹を抱えて伏せる)」

(刹那、地面を抉るような威力の水の渦が風の刃を無数に纏わせギメル達に放たれる。それと同時に反対方向から槍が降り注ぐ)

ギメル「挟み撃ち______!!!(風の刃を纏った刀で槍を払い雷を放出して技の威力を相殺するも右腕が落ちる)っっっ……!!!」
？「おーおー、命中命中……お前の作戦勝ちだぜ、ライター(煙草を咥えた黒髪の男が歩いてくる)」
ライター「…………(本を閉じる)」
ギメル「お前らは…………!!!」

エレメイル「(地面を操り、セレスティナとエレメイルをドーム状の壁で周りを覆う)」
セレスティナ「障壁…展開(青い魔法陣が現れ、攻撃を防ぐ)」
エレメイル「…やっぱり、来ると思った(壁を消し、ライター達の方に視線を向ける)」

希美さん、大丈夫ですか!?by藤堂

ギメル「叛逆者(ﾌｨｸｻｰ)…………いい所だったのに、邪魔しないでよねー」
ヴェノム「ご生憎様、こっちも仕事なんでね……結論から言うが、さっさと消えな。この騒ぎ聞き付けてテメェらを追ってた凶器三人……元虚偽王と元凶暴王、音楽の悪魔がお前らのクビ取りに来るぜ？」
ギメル「はぁ？…………二人とも、今回は引いておこう………確かに魔力の塊三つがこっちに来る……死にたいって言うなら残ってもいいけど」

黎明「おふたりさん、平気かい……？(引き攣った表情を浮かべ、希美と藤堂を見て)」

その頃ｰ
・・・・・・・なんか、ごめん。莉央と静葉さんに来てもらって・・・・by未來
大丈夫だよ！今回ばかりは、静葉さんも来てるから！by莉央
それで、何か手がかりがあったの？by静葉
・・・・・その前に、四凶って知ってる？by未來
四凶・・・・饕餮 橈? 渾沌 窮奇。四神の対極の？by静葉
それは中国の・・・だったら、日本のは。by未來
えっと・・・・黒狼 鞍馬 翡翠 蛇螺よね。妖魔『紅葉』の四柱の・・・・by静葉
・・・・それが、どうかしたんですか？by莉央
・・・・・・私の勘だけど・・・・もしかすると、京蘭高校事件に似た事、起こりそうby未來

な、なんとか・・・・でも、希美さんが・・・・by藤堂
・・・・・・・（気を失っている）by希美

・・・・・・・莉央。君なら、もう感じてるはず。by未來
うん・・・・・さっきから、悪性が感じる。それも、血のように、粘ついた感じ・・・・by莉央
って事は・・・・この高校自体が、依代って事!?by静葉
うん。ここには蟹 猿 猫 吸血鬼が一斉に集っている。
蟹とかはまだいい、けど問題は吸血鬼。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼─────怪異の王:キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードっていう真祖の成れ果てが居る。多分高確率で利用される。by未來

黎明「まずいな…………このままアイツらが消えてくれれば助かるけど…………万が一のことがあれば、その子を連れて逃げてくれ」

この子をですか？（刹の方を見て）ですけど、貴方は・・・・！by藤堂

黎明「希美さんも、刹のお嬢ちゃんも……逃がしてくれると助かる…………それに俺は、ここで君たちを守って死ぬんなら文句ないさ(ふっと笑って)」

そんな─────！by藤堂

黎明「良い子だなぁ、君……さっき会ったばかりの俺の心配するなんて……いい子いい子」

・・・・・・・・っ。無事に、帰ってくる保証は、ありますか？by藤堂

黎明「そりゃあもう運だよー……まぁ、俺にはまだやることがあるから、死 ねないのが現実なんだけどねー…」

・・・・・・僕はこの運命に賭けます。
僕は魔法とかは使えませんが・・・・でも、それでも。貴方の無事を祈れるなら。僕はそれに賭けます。by藤堂

黎明「…………君……ふっ…ありがとね。君の祈りが届いて、もし生き残れたら……まぁ、改めてお礼させてもらおうかなぁ」

分かりました・・・・・どうか、無事で。
確か、美麗さんから渡された物が────（途端、青いペンデュラムが光り、三人の姿が消える）by藤堂

黎明「さてと…………(ギメル達を見据えて)」

・・・・・・・・・土方さんには連絡しといたけど。あの人怒るかなぁ・・・・・希美さんを保護したって・・・・by藤堂

それに、着いた所が希美さん達の部屋じゃないか・・・・はぁ・・・・大事にならない事を祈ろうby藤堂

刹「ん…………うっ…………？(目を覚まして)」

・・・・・大丈夫？by藤堂

刹「んー……多分平気」

刹「(キョロキョロして)……黎明は…………？」

あの人は・・・遅れてくるよ。大丈夫、きっと来るからby藤堂

刹「………………そっか(膝を抱えて)…………そういえば、貴方は……？」

僕は藤堂圭介。希美さんとはこの体の前から色々とお世話になったんだ。
・・・・・僕は、君達と違って何も力も持たないけどね（苦笑を浮かべ）by藤堂

刹「なるほど…………力があってもなくても、人間は生きてるだけで偉いし凄いんだよ……？(首を傾げ)」

あはは・・・・そう言われると、嬉しいな。by藤堂

刹「うん…………因みに私は例外だから…………あ、私は刹………よろしくね」

刹ちゃんか・・・よろしくね。
にしても、土方さんになんて言えば良いのだろう・・・by藤堂

刹「なんか…………変な人たちに襲われました…………？(首を傾げて)」

変な人・・・・そうだね。確かギメラみたいな名前だったような・・・by藤堂

刹「この説明なら、納得して貰えるよね…………！」
悪羅『いや、もうちょいなんかつけ加えろや……』

行けるかも。うん。by藤堂

刹「行ける行ける……」
悪羅『………………まァ、いいか…』


ロベリア「…………ぜんっっっっっっっぜん手がかり無しじゃねぇかぁ!!!(ルインを睨み)」
ルイン「我に言うな、我に」
柊夜「少し、休めば……？疲れたでしょ」
ロベリア「どこが」
柊夜「犬用クッキー食べてるあたりかな」
ロベリア「(この世の終わりみたいな顔)」

ギメル「さてさてさて……手負い一人と女の子一人とお兄さん対同数の僕ら……勝ち目はこっちにしかないと思うんだけど？」
ヴェノム「だから何だ？俺らは端から真っ向勝負する気はねぇさ…………この状況は『あのお方』が言うには逃げの一手だけでいいとのご命令だしなァ？」
ライター「つまり…………『私たちは戦わない』」

エレメイル「…そう、なら帰ろう」
セレスティナ「！…良いの？鬼龍家、逃がしちゃう」
エレメイル「そもそも興味無いし、戦いに来たわけじゃない。戦いたいなら好きに戦えば？私は危害を加えてこない限り、攻撃はしない」

海斗「そんでさぁ(智也達と歩いていると、未來達の方に気づく)あ、あれって…おーい！佐城！」
和馬「みんなで校門前で固まってどうしたのー？ここ、結構人目に付くよ？」
智也「八嶋の奴は居ねぇのな、珍しい」

・・・・・・・あら、海斗君達じゃないのby静葉
・・・・・海斗、今から時間ある？ちょっと重大な事言うから。出来れば戦場ヶ原さん達も連れてきて欲しい。by未來

ヴェノム「ふん…………物分りが宜しくて大変満足です」
ギメル「セレスティナ、一度体制を立て直そう…………ここで援軍がこられたら困るし骨が折れる。どうせまた会えるんだ、その時に潰すさ……………………まぁ、そういうわけだから、精々残ってる時間を楽しみなよ『ヨルムンガンドの末裔』君♪(霧に紛れて消えていく)」
ヴェノム「あー、気に入らねーー…………おいそこの金髪」
黎明「俺？(子狼姿になってる)」
ヴェノム「喜瀬舞奈香っつー嬢ちゃんのとこに案内してくれや」
ライター「その人のところに行けば良いって、言われたから……………………お願い」
黎明「……………………はぁ……」

海斗「あぁ、別にいいけど…なんかあったのか？」

ヴェノム「ここでいいのかぁ？(拠点の前に来て)」
黎明「何で嘘つく必要あるのさ……(小さな狼姿で抱えられてる)」
ライター「とりあえずインターホン……(インターホンを押して)」

ロベリア「…………お前が出てこい悪魔、私は今忙しい(顰めっ面で古代文字の書類睨んでる)」
ルイン「断る」
柊夜「俺が出てくるよ………………はーい…………どちら様???」
ヴェノム「紫炎ｻﾝからのお使い、って言えばいいか？」
柊夜「師匠の！？」

奏「(スナック菓子を食べながらソファで寝転がってゲームしている)んー？お客さん？」

柊夜「なんか、助っ人みたいな人が……」
ヴェノム「おーう、喜瀬舞奈香ってのはどいつだ？」
ライター「ヴェノム…………言い方良くないよ(ヴェノムの背に隠れながら)」

・・・・・この学校や生徒達が危ない。
恐らく・・・・京蘭高校事件の二の舞になるかもby未來


おや、誰かと思えば・・・（階段から降りてくる）君は、確か紫炎さんところのby舞奈香

海斗「えっと…京蘭高校事件っつったら…」
和馬「4年前くらいにあった大事件だよ、何を血迷ったのか、京蘭高校の生徒や先生同士が殺し合ったっていう。生き残ったのはごく僅か、しかもその全員が失踪か堕天化を待ってる。海斗、あんな大規模事件を忘れるなんてやばいんじゃない？早めの老化かな？」
海斗「何が老化だ！！！覚えてるっての！！！」

ヴェノム「おーう…………お前さんか、喜瀬舞奈香ってのは」
ライター「……………………紫炎さんから、伝言…(隠れたまま)」
ロベリア「伝言だぁ？」

伝言・・・ですか。by舞奈香


ん、その通り。
・・・・多分、ここが。この学校が・・・・。
日本四凶の長で大妖魔『紅葉』の、復活の祭壇になる。by未來

ヴェノム「一つはジゼルを深追いしないこと、二つ目はジゼルが最悪の展開を引き起こした先に望んでいるものについて、三つ目は刹っていう嬢ちゃんのことだ」
ロベリア「……………………どういうことだ、深追いするなって」
ヴェノム「そのまんまの意味だ。深追いすれば逆手に取られて殺されるからだよ」

・・・・・中で詳しくby舞奈香

智也「…なぁ、質問なんだけどよ。今回のその事件には暁光の奴等は関わってんのか？もし俺が桜音だったら、俺もその事件に加担するだろうな。あいつは怪異の血を集めてる、桜音の奴にとっちゃ都合の良い収集方法だ」
海斗「な、なるほどな…」

ヴェノム「んー、失礼するぜ」
ライター「お邪魔します…………」
ルイン「貴様らか、助っ人とは」
ヴェノム「うっっげぇ、俺様悪魔！」

中確率でね。by未來
・・・・・・・うっ───！（頭を抑える）by莉央
莉央ちゃん？大丈夫？by静葉
・・・・・なんか、このグラウンドから・・・・強い悪性が───by莉央

和馬「…確かに、悪性を微かに感じるね」
海斗「俺は全然わかんねぇんだけど…よくわかんなお前」
和馬「智也はともかく、海斗も一応術者なんだからこれぐらいはわかるはずだよ。あっ、海斗の固有魔法って無効化だから自分の魔力完治能力も無効化されてるからわかんないのかな？(ぷっと笑う)」
海斗「はぁ！！？ほ、本気出せばわかるし！！！」
和馬「意地張んなくてもいいよー。元々、固有魔法自体も普通とは違うんだし」

・・・・とにかく、戦場ヶ原さん達も連れてきて欲しいby未來

海斗「おう、任せろ！(戦場ヶ原を呼びに行く)」
智也「そんじゃ、俺は少し調べてみっかな(ブレザーにバッジの緑の狼のバッジを付け、ボタンを押すと空中に電子的なキーボードと画面が出てくる)」
和馬「うわっ、何それ」
智也「ここに来る前に、ちと知人に頼んで作って貰ったんだよ。どこでもやれるようにな」
和馬「どこでも…エロ画像とか？」
智也「お前ほんと性格も思考も捻くれてんのな…えっと、莉央さん…って言ったっけ？あそこからどんな感じの悪性が感じられるか、教えて貰えるか？」

天万音「う？(何かを感じとったのか顔を上げて直江津高校の方を見て)うーーー…………？」

・・・・どうかしたの？天万音ちゃんby桔梗

なんかね・・・血のように粘ついた感じ・・by莉央

天万音「う、うー……(直江津高校の方向を指さして)どりょどりょかんじりゅ！(ドロドロしたものを感じるらしい)」

どろどろ・・・・by桔梗
──────まさか。（外に飛び出す）by磐城
あ、待ってください！磐城さん！by桔梗

天万音「おにーちゃ!?(トコトコ追いかけて)」


刹「っ！(バッと立ち上がる)」

刹ちゃん？どうかした？by藤堂

刹「ごめん…………行かないといけないところができた……無事に戻ってくる、心配しないで……(悪羅と荊棘をもって外に駆けだす)」

あ、待って！刹ちゃん！by藤堂

刹「ついてきたら、危ないよ…………？希美さんを、守ってて欲しい……」

・・・・・・・刹ちゃん。大丈夫なのかい？by藤堂

刹「平気、必ず生きて帰ってくるから」

・・・・・・・分かった。だったら、君の無事を祈るよby藤堂

刹「うん…………ありがとう…………希美さんのこと、お願いね(直江津高校に走り出す)」


－同時刻－
(直江津高校の屋上からグラウンドを見下ろしている4人の人影がある)
斗牙「…………これで、ようやく(四つの呪具と異形の死体を持っている)」
鞍馬「俺たちの悲願を晴らせるね……いやぁ、長かったよ」
翡翠「ふっ待ちに待った宴の時間はもうすぐだ……」
悠莉「始めましょう？邪魔されないうちに」

智也「粘ついた感じか…もっと詳しく説明することってできるか？」

生徒「朝日先生！相談乗ってくれてありがとうございます！これで彼に告白する自信付きました！」
朝日「なら良かった、後で結果聞かせてね！ファイトだよ！」
生徒「はい！失礼します！(そこから走り去る)」
朝日「…ふふっ、なんか青春って感じするなぁ(京蘭高校事件のことを思い出す)…あんなことが無ければ、私ももう少し青春出来たのかな…」

・・・・・・・・・っ。（土方に電話をかける）・・・もしもし、土方さん。僕です藤堂です・・・あ、僕がいる経緯は後で言いますので─────・・・by藤堂


ｰ直江津高校ｰ
（息を切らしている）・・・ごめん、段々。力が────強く、なって・・・！（頬に黒いアザができる）by莉央
莉央ちゃん！（金星の加護で悪性の侵食を抑え込む）・・・・山崎君を呼んだけれども・・・・ちょっとこれはまずいわね・・・・！by静葉

斗牙「術式展開……『百鬼夜行・天網恢恢』(グラウンドに一般人には見えない黒い呪術の刻印が刻まれる)」

刹「……やばいかも…………ん？(莉央達を見つけ)」

っう────・・・・・・!!!!（ずるり、と座り込む）by莉央
ちょっとまって・・・!!!!今、何か張られたような───！by静葉
静葉さん！（奥から走って来る）by桔梗
桔梗ちゃん、みんなまで・・・・by静葉
力強い邪悪な気配がするでござる・・・・やはりこれは、日本四凶の。by磐城

朝日「(ノイズ音が聞こえてくる)！今の音…」
女子高生「キャアアアアア！！！！！！」
朝日「！(悲鳴が聞こえた方を見ると、廊下で包丁を持った男子生徒が包丁を振り回していた)あれって…！」
女子高生「うぅっ…痛い…痛いよぉ…(切られた右腕を抑えている)」
男子生徒「俺の事、お前ら全員馬鹿にしてんだろ！！！コケにしてんだろ！！！そう思ってんの、本当は知ってんだからな！！！くそ…くそ…馬鹿にしやがって…馬鹿にしやがってぇぇぇぇぇ！！！！！(包丁を振り下ろすが、朝日が間に入り鳩尾を殴る)うぐっ！！！(気を失って朝日にもたれかかる)」
朝日「ごめんね、少しだけ寝てて…(男子生徒の音からノイズ音が聞こえることに気づく)！あの事件の時に聞いた音…！なんで、この子から…！」

「──────」（人語ではない言葉を喋る。刹那、白い結界が学校内に張り巡らされる）ちっ・・・・こんな時に、なんで希美さんは・・・・！by未來

鈴華「(ノイズ音に気づき、席から立ち上がる)これって…」
神原「うぉっ、急に立ち上がってどうしたんだ？」
鈴華「いや、今変な音が…(すると、男子生徒が他の生徒を殴る)！」
神原「！なっ…何やってるんだよ！！」
男子生徒「うるせぇ！！！(神原を振り払う)」
神原「っ！(床に倒れる)なっ…私が振り払われた…！？」
鈴華「(周りで次々と殴り合いが起こり始める)…何が…起こってんの…？」

朝日さん！（朝日の目の前に出てくる）・・・・・どうやら、僕が想定しているより早く症状が・・・・。
朝日さん、みんなにグラウンドから遠ざかるように伝えてください!!!!by舞奈香

和馬「…まずいね、これは」
智也「くそっ…(海斗に連絡するが、電話に出ない)あいつ、こんな時に限って電話に出ねぇなんて…！海斗の奴を探してくる！！！あいつなら術式を無効化出来るかもしれねぇ！！！」

朝日「…ねぇ、舞奈香。これってもしかして…あの時と、同じ事が起こり始めてるの？」

・・・・・・・よし。こうなったら─────!!!!


（薙刀がエレキギターになる）


『プリズムライヴ。オープン』!!!!

（ギターが青く輝き、引き鳴らす。するとその音が直江津高校内に響き渡る）by桔梗

・・・・・厳密にはそれを模した儀式と言うべきですね。大妖魔『紅葉』を、蘇生させる儀式・・・どうやら、あの桜音真宵も関わってるらしい・・・！
とにかく、朝日さん。暴れている生徒はみんなにグラウンドに居た人達です。彼らを鎮静させましょう！by舞奈香

祐介「(桔梗の目の前に現れ、ゲールツインで斬りかかる)邪魔を、するな…！」

援護するわ！桔梗ちゃん！

（ペンダントが和弓になる）

「木星の癒しを我に与え、木霊する悲鳴沈めさせよ」

（和弓から緑の矢を放つと、生徒達の混乱が治まりつつある）by静葉

朝日「グラウンド…(恋愛相談しに来た生徒の事を思い出す)待って、てことは…！(窓を開け、そこから飛び降りる)」

なっ、しまっ─────!!!!by静葉

っ！（刀で祐介の攻撃を防ぐ）・・・・・貴様、落ちぶれたか────!!!!by磐城

真宵「(白い刃が緑の矢を撃ち落とす)お願いですから…儀式の邪魔、しないで頂きます？」
和馬「…桜音真宵」

祐介「俺の目的の為だ、邪魔をするなら容赦はしないぞ！」
真宵「貴方はその人達をよろしくお願いしますよ、久利生祐介」
祐介「貴様に呼ばれると虫唾が走る…！」

・・・・よし（周りを見ると、混乱が治まっている）・・・・（自身を撃ち抜き、全生徒の脳内に繋げる）
・・・・みんな、落ち着いて聞いてくれ。君達は今、攻撃されている。信じ難い真実だが、これが現実なんだ。
僕はこの攻撃を防ぐため、ここに来た。だけれど君達がこの攻撃を防ぐ手は皆無に等しい。だが、一つだけ方法がある！
グラウンドから遠ざかるんだ！グラウンドが君達をおかしくさせているんだ！さぁ早く！落ち着いて行動するんだ！混乱しては！いけない！by舞奈香

生憎様、これはクラスター弾よ。あんたの攻撃なんて、暗く廃れる為にあるものよ。
随分と粋な催し物をするじゃないの。by静葉

ｰその頃ｰ
土方さん！山崎さん！こっちです！（希美をおんぶして、直江津高校に向かっている）by藤堂

鈴華「(すると、周りの様子が落ち着いていき、声に戸惑いながらも避難しようとする)良かった、落ち着いて───(廊下から悲鳴が聞こえる)！(廊下に出ると、黒い兎が生徒達に襲い掛かろうとしていた)」
神原「兎の怪異！？鈴華達が倒したはずではないのか！！」
鈴華「(兎に向かって走り出す)マーク！！！！」

真宵「ふふっ、そうですか？ですがこれは序の口…本番はこれからですわ」

斗牙「正しく地獄絵図だな…………だが、これでいい(死体と呪具を刻印に落とす)」

天万音「みっ!?!?(何かが抜けたのを感じ)」

『分かってるよ！』byマクスウェル

（電撃が黒い兎を殲滅する。そしてそのまま、鈴華の髪の毛も変わる）

神原ちゃん！（窓から近藤と共に白竜のミカエリスに乗っている加奈沙の姿がある）大丈夫！怪我はないっ!?by加奈沙

暦「喜瀬の声…羽川、俺達も逃げ───」
ブラック羽川「(髪が白くなり、猫耳が生え、窓の外を見ている)…へぇ、面白いことになってるにゃー♪」
暦「！ブラック羽川…！？」

っ！天万音！大丈夫かい!?by未來


大妖魔『紅葉』・・・・まずいっての。早く山崎君来て欲しいんだけど・・・！by静葉
うう・・・・ぅ、あ─────!!!!!（聖釘から放たれた光が放たれる。そして、斗牙達の動きを怯ませる）by莉央

───────よし。まさか、こうなるなんて思わなかったですよ。ライターさん、ヴェノムさんby舞奈香

鈴華「神原！！！他の生徒達を竜に乗せて！！！未來は竜をもっと呼んでそいつらを避難させて！！！」
神原「わかった！みんなこっちに来るんだ！(生徒達を誘導する)」
鈴華「(床から黒い兎が次々と現れてくる)…京蘭高校事件の模倣か…ふざけた真似しやがって…そのせいでお姉ちゃんが、あいつらがどれ程の罪を背負うことになったのか知らない癖に…！！！(周りに電撃が走る)お前ら全員、地獄を見せてやる！！！」

天万音「にゃんかでてっちゃったぁ……(泣きそうになってる)」

斗牙「っ!?何だ、体、が……！くそっ(無理やり術式を展開して)」

ヴェノム「俺らも想定外だ………ったく」
ライター「…………多分、これだけじゃ済まない」

海斗「おらぁ！！！(アルケニオンで黒い兎を殴り飛ばす)くそ、キリがねぇな…！」
シオ「(拳で黒い兎を殴ると、黒い兎が炸裂し消し飛ぶ)丁度フラストレーション溜まってたんだ、てめぇらで発散させてもらうぜぇ！！！」
海斗「シオ、やり過ぎんなよ！他の生徒も居るんだから！」
シオ「だったらてめぇがそうしねぇように立ち回れ！！他の奴なんざ知らん！！」
戦場ヶ原「…これは…一体…」

そんなのもうとっくにやってる！私だって竜喚士だもん、竜を呼び出すことなんて余裕よ！by加奈沙


ちっ・・・・どうして、こんなことに。by未來
皆さん！お待たせしました！by藤堂
遅いですよ！土方さん！状況が状況で────でも、しょうがないですね。希美さん、働きすぎで疲れてますね。
・・・土方さん、フレン、山崎さん。行けますか？by未來

朝日「(男子生徒を殴って気絶させる)早く校舎の中に入って出来るだけグラウンドから離れて！！私がなんとかする！！」
女子生徒「で、でも、他の先生も…！」
朝日「大丈夫、先生を信じて！(そこから走り去り、何処かへと向かう)この音を辿っていく限り、元凶はあそこか…！」

斗牙「『理想郷は今堕ちる』……！(刻印が大きくなる)」

黎明「やばいやばいやばい、あの馬鹿ども!!!(走ってる)」

よっ、と！（戦場ヶ原達の前に現れる）by舞奈香
大丈夫か！坊主共！（海斗を下敷きにして言う）by阿伏兎
阿伏兎さん！下に海斗さんが！by舞奈香

フレン「へっへーん、余裕のよっちゃんだよ！」
俊哉「よし…やるぞ、フレン」
佐神「もちろんさ、行くよヴィーラ」

う、うぁぁぁぁぁぁぁ────!!!!（光が眩しくなり、刻印の力が相殺される）by莉央

海斗「ぐはっ！！？」
サキ『マスター！？』
シオ「あ？てめぇらは…」
戦場ヶ原「貴方達は…？」

はっ、分かってるっつーの！（山崎に触れると、髪の毛が白くなる）byヴィーラ

あ、土方さん！最後に一つ！
・・・・この事件は、京蘭高校事件を模したコト。
くれぐれも、暴れないように。by未來

朝日「(屋上の扉を開け、斗牙達を見つけると目を見開いて睨みつけ、斗牙達に向かって走り出す)やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！(斗牙の顔面を怪力で殴り、吹き飛ばす)」

おっと、ごめんよ。（海斗から離れる）by阿伏兎
・・・・話は後です。とにかく今は避難を！by舞奈香

俊哉「…俺なんかよりも、もっと心配しなきゃならない奴が居るだろ。あいつも…あの事件の被害者なんだから」

・・・・・・含めて、ですよ。私だって、家族ですから。
それに、貴方が死んだら・・・私もだし、希美さんも・・・・ま、分かりきった事ですよねby未來

海斗「いってて…急に出て来んなよな…(立ち上がって戦場ヶ原の方を見ると、目を見開いて走り出す)戦場ヶ原さんっ！！！！」
戦場ヶ原「え？(背後を振り向くと黒い兎が襲いかかっていた)！」
ブラック羽川「(黒い兎に触れると、何かを吸収して黒い兎は消滅していく)あはは、凄いことになってるねぇ」
戦場ヶ原「…羽川さん…？」

斗牙「っ…………何奴も此奴も、邪魔しやがって…………(殴られた箇所を抑える)」


(ちょっと落ちます……！)

朝日「ふざけんな…ふざけんな、お前ら…！(いつもの朝日とは様子が違い、怒りに呑まれている)」

成程、吸収系の────！by舞奈香

（私も少し抜けます！）

(了解です！)

岳斗「(1人で歩いていると、直江津高校の周りに結界が張られてることに気づく)…なんだぁ？あれ」

(一時帰還!!!!)

斗牙「先輩方、下で掃除をお願いします。奴らがいたら何も出来ない」
翡翠「無理するなよ(下に降りていく)」
斗牙「…………憎いか、俺達が」


ロベリア「………三人くらい降りてきたな(双剣を構え)」


？「___怒り狂え、歌い叫べロノウェイ」

(兎達がベースの音と共に異形に切り刻まれる)

剱「一体誰だ、あの事件起こそうとしてる馬鹿は」