匿名さん 2020-06-07 23:46:25 |
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今日は段差での歩行の練習してたよ!難しかったけど、お出掛けしたいから何度も練習してたんだ(ノックに返事を返し、ドアが開き相手がやって来れば相手の座る椅子の近くまで身体を寄せ、相手からの質問に今日の歩行練習内容を伝えて。そうしてれば相手に見せて貰った猫の写真に「わっ、可愛いね!」と無邪気な微笑みを浮かべて)
段差での練習か、怖くなかった? 凄いね
(微笑み相手を褒めつつ相手の頭を撫でようとして。猫の写真を見る相手に「スマホでは写真だけでなくて動画も撮れるんだよ」と言えば相手に近づいてカメラ機能を作動させればインカメラにして動画を撮り始めて)
怖かったけど、頑張ったよ!(相手に頭を撫でられれば嬉しげに目を細めつつそう返し。そして写真だけでなく動画も撮れると話す相手の言葉に自然と視線は相手のスマホの方へ向き、自分と相手の姿を撮してるそれを見ながら「ね、これもう撮ってる?」とスマホを指差したりしながら興味津々で)
うん、もう撮ってるよ
(得意げに頑張ったという相手を褒めつつ、スマホを指差している相手に返答し。興味深そうに見ているが突然撮り始めたため「嫌かな? それならすぐに止めるけど」と尋ねて)
ううん、嫌じゃないよ(相手からの質問にフルフルと首を横に振り、嫌ではないと伝えれば興味津々に「俺のも出来るのかな…?」と呟きながら無意識のうちに相手の方へと身体を自ら更に寄せ、頬が相手の顔の近くになるまで身体を寄せて)
それなら良かったよ
(嫌ではないという相手に微笑んで。自分のスマホでもできるのかと自分に体を寄せる相手に自分も体を近づけながら相手の持つスマホを簡単に操作してカメラを起動させようとして)
はい、これでカメラモードになったよ。で、このボタンを押すと録画が始まる
(相手のスマホを操作して録画画面を表示して画面に現れたアイコンの説明をして相手にスマホを返そうとして)
わぁ、ありがと!(相手からカメラ準備を整えられれば感謝の言葉を伝えてスマホを受けとれば、早速相手の言う通りのボタンを押しては現在いる個室の中をアウトカメラで撮影し始め。と言ってもスマホを持ってる手を動かしてしているだけの撮影であり、その手を視線で追ってる為相手の行動を阻害なんて出来る筈もなく)
どういたしまして
(嬉しそうにする相手をにこやかに見れば、いつになれば相手の記憶が戻るのだろうかという想いが浮かんで。少しだけならと「神影さん」と呼び掛けて相手の頬に口付けをしようとして)
ん、なぁに…(カメラでの撮影を楽しんでいたところへの相手からの呼び掛けの言葉に、どうしたのかと問うために振り向こうとしたタイミングで自分の頬に触れる柔らかな感覚に一瞬思考が停止し目を丸くしていたが、視線が相手の顔が程近い所にある事に気付いてしまえばそれが何を意味するのか、好きな人が出来た時にするものだと教えられて以降したこともされたこともなかったそれに顔は真っ赤に染まり。しかしそれでも相手の行動を阻害するわけもなく恥ずかしげに顔を手で覆い、その反動で手から溢れたスマホは運が良いのか悪いのかベッドの掛け布団の上に画面を伏せるように落ち、相手と自分の事を撮しており)
僕は神影さんのことを大切に思ってるよ
(恥ずかしそうに顔を手で覆っている相手に優しく言えば自分のスマホを適当なところに立てかけてから相手の頭を撫でて。相手の反応は悪くはなく「神影さんは僕のことどう思ってる?」と相手の返答が気になったためあえて尋ねてみて。嫌がらなければ深い口付けまでならやっていいだろうと考えていて)
え、っと…嫌、じゃない…かな(相手の頭を撫でながらの言葉に撫で受けをしつつゆっくりと赤い顔を隠していた手を外し、チラと相手の方を見つつ相手の事は嫌ではないと素直に伝えて。しかし恥ずかしいのかまたフイと視線を逸らし両手を少しモジモジさせながら呟いており、相手から何をされようとも反応が遅れるのは明白で)
で、でもさ…き、キスは好きな人、にするヤツ、って母さん、言ってたし、その、好きな人とする用に、取ってた方がいい、んじゃないかな…
それなら良かった
(相手の言葉ににこりと笑って。落ち着かない様子でモジモジとしている相手に微笑みを浮かべれば「僕は神影さんのこと、好きですよ」と言って相手を抱きしめようとして。相手に嫌がられないようにこのまま押し切ってしまおうと考えていて)
っ…そ、そう、なんだ…(相手の言葉と共に抱き締められればピクリと身体は謎の感覚に跳ね、顔は赤く染まりながら呟きつつモジリと身を捩り。記憶の中には全く無い現状であるがゆえの反応ではあるが、その身体は相手に抱かれた事を覚えているような反応を示していて)
今の神影さんも、記憶が無くなる前の神影さんも僕は好きだよ
(優しく相手の耳元で囁いた後に抱きしめる力を緩めて相手を見つめれば相手に口付けをしようとして。口付けができればそのまま口付けを深くしようと考えていて)
っ…っ、ぅん…(相手に耳元で囁かれればピクリと身体は跳ね揺れ、相手からの口付けに抗うこと無くその口付けを許し。そしてより深くなる口付けに初めこそ瞳は驚きの色を帯びていたが、次第に瞳は蕩けて、身体はやはり相手とのDキスを覚えているようで記憶喪失になる前のような反応を示していて)
(記憶が無くなる前のような反応を見せる相手と深い口付けを行って十数秒後、唇を離すと相手を見つめて。「フフッ、凄く気持ちよさそうだね」と心地よさそうな相手に小さく笑い、相手の首筋に口付けを落とそうとして)
ひぁんっ…わ、かんない…けど、凄く、気持ち良くて、フワフワして…分かんない、のに幸せ、で…(相手からの深く絡める口付けをされ終われば次いでされた首筋への口付けにまた一段とビクリと身体を跳ねさせ甘い声を漏らし。そして漸く笑い声と共に告げられた言葉への答えを理解が追い付いてない脳内で感じ取った感覚を告げていたが、身体が覚えていたそれが失われていた記憶を一気に呼び覚ましたのか突然流れてくる無数の記憶に思わず身体を丸め頭を抱え「頭、いた、いっ…」と苦痛の声色で呟きながら表情にも苦悶を浮かべていて)
ふーん? 気持ちいいならもっとする?
(相手が戸惑いながらも快楽を感じているようでその反応に口角を上げて。再び深い口付けをしようかと相手に尋ねて。しかし相手は突然苦しそうに頭を押さえ苦しみ始めて。「神影さん? 大丈夫ですか!?」と苦しみ始める相手を見て動揺するもすぐにナースコールを押して。少しでも苦しみが和らげばと相手の手を握って)
か、ざみ、さ…君…(相手の声もまともに聴こえてこずただただ何かが頭の中にたくさん入ってくるような痛みに悶え苦しみつつも、相手が握ってくれた手を自分も握り返しつつ相手の名を記憶喪失中の、そして記憶喪失になる前の、2つの呼び名が交じりながら呼び。そうしてればナースコールでやってきた数人の看護婦がやってくれば声をかけてきたり、担当医を呼びに行ったりと慌ただしくなり、看護婦の1人が「すみません、念のため一度お部屋から出ていただけますか…?」と相手に退室を促しており。しかしその声が聴こえたのかは定かではないが相手の手を握る力が無意識に強まって)
僕はここに居ますよ
(自分の名前を呼びながら手を握り返してくれる相手を心配そうに見ていれば看護婦がやってきて。看護婦の1人に退室を促されれば相手から離れたくないと思いながらも邪魔になるだろうからと自分に言い聞かせて退室しようとして。相手の手を離そうとするも自分の手を握る相手の力は強くなり「あ、えっと、手を握られていてちょっと離せそうにないです」と少し困惑しながら答えて)
(相手の困惑した様子に退室を促した看護婦は「それなら、きっと神影さんは貴方と居たいのでしょうね…手を握っててあげてください」と退室せずそばに居てあげてと伝えて。そしてそれから数分で医師がやってきたタイミングでカクッと意識が飛んだようで先程まで痛みに悶えていたのが嘘のように静かになり。担当医は颯馬の脈拍を確認したり瞳孔の確認をしたり等軽く確認を済ませると、相手の方へ「神影さんは大丈夫です、もしかしたら何かの切っ掛けで記憶が戻ったのかもしれません。まだ眠ってるので確証はありませんが、もしまた起きたら呼んでくださいね」と相手に伝え、看護婦らと共に部屋を出て)
ありがとうございます
(そのまま相手の手を握ることを許可されれば相手の手を両手で包み込みながら声をかけて自分の存在を伝えて。相手の状態を確認した担当医から話を聞かされば「良かったです。分かりました。時間が許してくれるまで彼が目を覚ますのを待っていようと思います。ありがとうございます」とお礼を言って相手が起きたら呼ぶということにも了承して。相手の手を握りながら担当医たちが部屋を出ていくのを会釈をして見送って。相手へと目を向ければ、驚いたものの相手が苦しむ様子を思い出せば興奮を覚えるものでもっと見ていたかったなと内心で思って。担当医の言葉の通りに記憶が戻れば良いが、もしそうでなくてもがっかりしないように期待しすぎないよう自分に言い聞かせて)
…っぅ、ぅう…(相手と病室で二人きりになってから10分程が経過した頃、小さな呻き声と共に僅かに額にシワが寄っては身体を小さく捩り。そしてゆっくりと目蓋を開ければなぜ自分がベッドに寝かされているのか、その答えに一瞬辿り着かず、手を握ってる感覚はあったためそちらへ視線を向ければ、そこには自分の手を握っている相手の姿があり相手の名を記憶喪失になる前の呼び名で呼んで)
…か、ざみ…君…?
神影さん? 大丈夫ですか? 何があったか分かりますか?
(相手の呻き声が聞こえ目を開けたのを見れば心配そうに手を握りながら声をかけて。記憶喪失になる前の呼び名で呼ぶ相手に記憶が戻ったのではと感じて)
ん、と…た、しか…気になった男に声をかけようとして、でもソイツが逃げて…変だと思って、でも仕方ないから戻ろうと、して…それで…(相手からの問いかけにまだ痛む頭に片手を軽く添えながらゆっくり身体を起こしながらポツポツと呟いて。勿論、気になった、というのはあの忌々しい事件の最重要人物となりうる赤のスポーツカーの持ち主であるというだけだが、その現場をしらない他者からすれば【気になった】というのは別の意味にも捉える事はできて。そんなこととは知らぬままふと相手に自分のスマホのある場所を問いかけ)
…あ、そうだ。風見君…悪いが、俺のスマホは何処にあるんだ?
神影さんは事故に遭ったんですよ。今は〇〇月の〇〇日です。そしてここは病院です
(相手の話し方は記憶を失う前のそれであって。記憶が戻ったことに安堵するといまいち状況が分かってい無さそうな相手に簡単に説明をして。相手の【気になった】という言葉に引っかかりを覚えたものの、今は相手も混乱しているだろうからとそこには触れずスマホの場所を尋ねられベッドの上に落ちていたスマホを手に取って。撮影モードになっていたため素早く録画を切ってホームに戻し、スリープモードにすると相手に差し出して「どうぞ。お医者さんを呼びますね?」とナースコールを押そうとして)
◯◯日…!?×△日じゃなくて、か…?(相手から告げられた日付、それは自分の記憶の中で覚えてる最後の日から十数日が経過しており、自分の覚えてる日付は自分が事故に遭った日である事はまだ理解してないながらも驚きの声を挙げながら確認をし。そして相手からスマホを受け取れば慣れた手付きでスリープモードを解除しながら相手の言葉に「あ、あぁ。頼む…」と相手の方に視線を向けず相手に伝えればスマホの録音や録画されたものの中を確認していて)
えぇ、〇〇日です。分かりました
(記憶を失い精神退行が起きている間の記憶はすっかり消えてしまったようで、抜けた記憶がある分いつの間にか日付が経過している状態の相手に記憶を失っていて精神が退行していたことを言おうかとも思うも、繊細なことであるし医者から聞かされた方がいいだろうと判断して。ナースコールを押せば撮りっぱなしになっていた自分のスマホを見つけて録画を切って。「詳しいことはお医者さんから聞かせてもらえると思いますが、神影さんとまたこうやって話せて嬉しいです」と嬉しそうに微笑んで)
あ、あぁ…俺も、だ(どうやら日付に間違いはないらしくかなりの日数を眠っていたようで、勿論一時的に記憶喪失と精神退行していた事なんて記憶に全く無く。それでも相手の嬉しげに微笑みながら伝えてくれた言葉にコクリと頷いて返し。スマホの方はと言えば録音の方は出来てなかったのかあの日付のそれは無かったが、録画はあの日付のものがありホッと一息ついていたものの、今日、つい少し前の録画してあるものがあることに気付きなんだろう、とそれを開こうとしたタイミングで医師と数名の看護婦がやってきて。その後医師による診察や軽い問答などを済ませれば医師から一度目が覚めてから今日までの間自分が小学生の頃まで記憶を喪っていたこと、小学生のような言動をしていたことを告げられてしまい、自分にはその記憶は無かったためそれを素直に伝えつつも、他の誰にそれを見られたのだろう、なんて考えて。幸いにもリハビリは進んでいたことや、リハビリしていたことは身体が覚えてるかもしれないと言うこと、そしてリハビリさえ終われば退院しても問題ないと伝えられ、感謝の言葉を医師に伝えればそのままお大事にと医師から告げられ医師と看護婦たちは部屋から去っていき。そして改めて相手と二人きりになった途端、自分が小学生クラスの言動をしていた事の事実が恥ずかしくなってきて真っ赤に染まった顔を俯けて1つの問いを溢して)
…その、俺は覚えて、ないが…小学生の言動してたの、見た、のか…?
(医師と看護婦がやってきて相手の記憶のない間の様子を告げられながらも好意的な言葉も伝えられている相手の様子を見ながら黙って話を聞いていて。医師と看護婦が去って部屋に二人になれば羞恥に顔を赤くしながら問われた質問に「はい。仲良くさせていただきました」と柔らかく微笑み答えて。「どんな風にしていたか気になるならそのスマホで最新の録画を見てみたらいいですよ」とあとで見つかるよりはと自分で言ってしまうことにして。見ることが怖くなって見ないのであればそれはそれでいいと思っていて)
っ…そ、それは良いっ…(相手からの柔らかな笑みの返答、そして追加の言葉により一層顔を真っ赤に染めてついフイッと顔を相手から背けながら録画されたものは見ないと返し。一体どんな痴態を見せたのか、それは気になってしまうもののそれを見るのだけは自己嫌悪してしまいそうで嫌だと感じていて。僅かな静寂の後にふと、相手が言ってたことを思い出してそれについて問い掛けて。勿論事故現場の目撃しかないこと、警察のNシステムにも引っ掛かってない事等は自分は知らないからで)
…なぁ、俺は事故に遭った、と言ってたが…そっちの進捗はどうなんだ?
そうですか。それは残念です
(内心ではホッと安心したが残念そうに肩を竦めて。そして相手からの次の質問は当然の内容のものであり、どう答えるか迷ったものの「事故についての進捗は、聞いたところあまり良くないです」と言ってから【轢いたのは赤のスポーツカー】であり、状況としては【夕方、通りを歩いていた相手が路地裏に入って数分後に撥ね飛ばされガードレールまで吹っ飛ばされた】、【その直後に赤のスポーツカーが逃げるように路地裏から出てきて去ってった】ということ、【運転手は若い金髪の男で成人してるかどうかと言ったところ】という犯人らしき運転手の情報、【街中の監視カメラの位置をかなり把握してる様子で事故前後の車の経路が不明】であることを伝えて)
…赤のスポーツカーに、金髪の若い男…?(相手から捜査状況は芳しくないと聞けば眉を潜めていたが、伝えられた言葉の特定の単語に強く反応を示し。そして自分のスマホの動画を確認すればそれに映った内容を確認してその動画を相手に見て欲しいと告げながら見せて。そこには【金髪の若いチャラ男らしき男が赤いスポーツカーの運転席の所におり、自分がただ「カッコいい車ですね、何処で買ったのか」と声かけただけで車が去っていく】所まで映っていて。勿論声をかけるまでにナンバープレートは鮮明に映っているし、運転手らしき金髪の若い男の顔も問題なく映っていて)
…良かったら、これを見てくれるか?
はい。僕も交通課の人からのまた聞きですが
(自分の言葉を繰り返す相手にどこからの情報かを告げて。相手がスマホを操作して何だろうと思っていれば何やら動画を見て欲しいと言われてスマホの画面を見て。その画面に映っていた映像を見れば「轢き逃げの証拠になりそうですね」と驚きながらも犯人を追い詰める証拠になるのではと考えて。しかしそう簡単にどうにかできる相手でもないらしいことは分かっている。荘田の話を言うべきかと思案するも記憶が戻ってまだ落ち着いていないような状況で刺激を与えていいものかと危惧して。早く動かなければ証拠を消されてしまう恐れもあり、相手の追っている事件の犯人を逮捕できる可能性があれば無茶をするのではないだろうかと思って。「その動画、僕に送ってもらうことはできますか? 証拠として使えるか相談したいと思いまして」と相手の記憶が戻ったことを報告がてら荘田に相談しようかと思っていて)
…別に構わない。だが、あくまでもコイツは容疑者の可能性があるだけだ(相手から動画を送って欲しいと提案されればそれは別に良いが事件の根幹に関わるかと言えば絶対的とまでは言えない事を暗に示しながら操作し、相手のスマホに動画データの複製したものを転送し。その動画はあくまでも【金髪の若い男が赤い車に乗ってて、撮影者が声をかけただけで大通りとは反対方向へと逃げるように走らせていってしまうだけの動画】であるからこその注意喚起で。そして転送し終えれば相手に「もし何か分かったら俺に報告してくれ。俺もこのまま何もできないのは嫌だからな」と自分も何かしらの形で手伝いたいと伝えて)
はい。注意します
(相手の言葉に素直に頷くとお礼を言って。転送された動画を確認し保存すると相手に視線を移し「分かりました。その時にはきちんとご報告します」と何か分かった時には報告するつもりであることを告げて。「落ち着かないかもしれませんが無茶はしないでくださいね」と勤勉で努力家な相手であるからこの状況はもどかしいはずで、だからこそ無理をしないようにと注意をして)
…あぁ、そうだな(無茶はしないように、相手からのその言葉に少し罰の悪そうな顔をしながらそれに同意して。正直なところを言えば、医者に無茶を言ってでも杖をつきながら署に戻り指示を飛ばすべきだろう、そう考えていた節もあった為にそれを言えるわけないな、なんて考えながらも「もし、俺の事件の捜査をしてる署員に会ったら、こう伝えて欲しい。【リハビリが終わり次第すぐに合流する、その時に良い報告が聞けたらとても嬉しいが、無茶だけはしないように】と」と相手に言伝を頼み)
(相手のバツの悪そうな顔を見れば無茶をする予定だったのではと気が付くも、頷いてくれたため追及することはせず。そして言伝を頼まれれば「分かりました。必ず伝えます」と微笑んで。話していると本当に記憶が戻ったのだと実感してきて、立ち上がるとベッドに座っている相手に近づき見つめて口付けをしようとして)
っ…(相手からの返答に良かったと微笑んでいたものの、相手からの思いがけない口付けに顔を赤らめてしまい。しかし、それを拒むことなく受け入れつつむしろ自分からもそれが欲しかったと言わんばかりに相手の背に手を回し)
(背中に手が回されれば自分も相手の背に手を回して口付けを深めて。しばし相手と口付けを楽しんでから口を離すと「記憶が戻って本当に良かったです」と微笑んで。「颯太くんにも記憶が戻ったことを伝えますね。少し失礼します」と言って一度病室から退室してスマホで颯太に連絡をしようと考えて。連絡を終えた後は戻ってきて相手ともうしばらく一緒に過ごそうと思っていて)
ふ、ぅん…(相手からの口付けが深くなると共に瞳は蕩け、甘い吐息は甘い声色の声と共に漏れ落ち。そして相手により深まった口付けを終わらされれば無意識に「ん、ぁ…」と物足りなさげな声が漏れ落ちて。そして相手から弟へ連絡すると言われれば「っ…あ、あぁ。分かった」すぐにハッとなり顔を赤らめつつもコクコクと頷いては顔の赤みを引かそうとしていて。相手との口付けで記憶が戻り、深い口付けを堪能してたとは知らない颯太は相手からの電話に数コール後に出て『あ、もしもし風見さん!どうしたの?』と相手に電話してきた理由を問い)
(すっかり素直になり、気持ちよさそうに反応している相手に気を良くして。物足りなさそうな声が聞こえれば「またしましょうね」と微笑んで病室を出て。颯太が電話に出れば「もしもし。朗報だよ。神影さんの記憶が戻ったんだ」と嬉しそうに相手の記憶が戻ったことを報告して。「記憶が無かった時のことは覚えていないみたい」と、相手が事故に遭ってから目が覚めれば今日になっていたという感覚だということも説明して)
「えっ、ほんと?」(相手からの電話の内容に思わずそう問い返し。ホッとしたものの、いつもと違う兄を楽しめなくなったのは少し残念な気持ちもありつつ「分かった、今日はちょっと行くのは遅れるけどお見舞い必ず行くって伝えて!」と相手にそう話して)
分かった。きちんと伝えておくよ。すぐに来たいと思うけど急ぎすぎて事故に遭わないようにい注意してね
(相手からの伝言を了承して注意をすれば電話を切って。その後すぐに荘田にも電話をかけ、荘田が出れば同じように相手の記憶が戻ったことを告げようとして)
「おー、風見か。どうした?」(今日は外での聞き込み、なのだが変わらず追加の情報はこれと言って無し。強いて挙げるにしても前日に得た情報あまり有力な情報ではなかった事が判明しただけで。仕方ないので一旦休憩をするためコンビニでペットボトル飲料を購入し飲んでいたタイミングで電話が鳴り、それに出て)
お疲れ様です。つい先ほど、神影さんの記憶が戻りました。記憶が無かった時のことは覚えていない様子です
(荘田が出れば周囲を気にして声を潜めながらも手短に報告を行って。「それから興味深い動画も入手できました」と相手から送ってもらった動画についても話して)
(/あ、すみません。背後でございます!突然ロル無しで申し訳ありません。蓮君の電話先はどちらでしたでしょうか?交通課所属同い年であればこのまま続けさせていただくのですが、元警官の方であれば内容を変更させていただきたいのですが…)
(/お声がけありがとうございます!私としては元警官の方のつもりでしたが、交通課所属の彼にも報告すべきだと思うので、まずは彼に報告したということで大丈夫です!)
「え、署長が!そうか、無事だったんだな……てか署長の状態にかなり詳しいんだな?」(相手からの報告に安堵の溜め息を溢しながら無事を喜んでいたものの、面会謝絶だった署長の容態についてかなり詳しそうな相手に何気なく問いかけつつも相手の言っている興味深い動画についても気になっていて)
(/すみません、自分のミスなのに有難う御座います。では僭越ながら同期の長谷のこのロルはこのまま続けて、その後元警官の方キチンと回させていただきます!)
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