【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】

【創作有】本当のハッピーエンドを【ツイステ】

司書  2020-03-22 13:34:22 
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_本当のハッピーエンドを見せてやる

1限目 概要(>>1
2限目 募集(>>2

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  • No.343 by ラギー・ブッチ  2020-07-03 03:12:48 


>ノア

やなこった。オレみたいなへっぽこに足掬われちまうアンタには過ぎた魔法ッスよ
( 自分も驚かないし彼女も別に取り繕う必要はない。何故って彼女が悪趣味なこと、人として歪んでいることは学園に在籍する者の大半が知っている周知の事実だから。それからやなこったと生意気に舌を見せ、決して強力な魔法じゃないけど罠に引っ掛かった相手に宝の持ち腐れだと挑発を重ね。…まあ仰る通り心臓の次くらいに大切なのは認めよう。けど、それだけが全てじゃない。魔法が使えなくたって生きていける。「オレの故郷じゃ逆に魔法士のほうが珍しいって知ってました?籠の中の鳥じゃないんだから、たまには外に出てみるといいッス。そうしたらそのせっま~い見聞も少しは広くなるかもね…シシシ」学園内じゃ超異例の魔法が使えない存在も、自分にはなんら珍しくない。結局魔法を奪う毒より命を奪う毒のほうが己には致命傷なのだと暗に告げ、すっからかんになった肉の皿を下げ )

>リク

そういうことはもっと早く…まあいいや。金欠なら仕方ないッスね
( 違う寮とはいえ彼は後輩。はじめから高価なものを要求する気は無かったけど、金欠なら仕方ない。タダ働きはしたくないのが本音だけど今回は諦めよう。生憎こちらも万年貧乏故、お金を貸したりはしてやれないが困ってる様子に「バイト紹介してやろーか?1日でもそこそこ稼げる良いバイトがあるんスよ」と。あきらかに怪しい匂いのする誘い文句と共にニヤリとした胡散臭い笑みを浮かべて相手を試すようにどう?と小首傾け )

  • No.344 by ノア  2020-07-04 21:11:16 

>リク
_…おや、それは、事実ではありますが、
(手に持った本から舞い上がって、目の前で光っては消える光を目の奥に閉じ込めて、ぱちりぱちりと瞼を落とした後…聞こえた声に目をその言葉を唱えた口元へ向ける。おやまあ、事実とはいえそうもハッキリと口にされてしまうと…少しばかり、なんというか…「魔法…使いたいと思うことは、まあ、ありますよね、憧れですから。でもいざ使えるようになったら、それこそ元の世界に戻れないくらい便利そうで」と小さな本音。魔法のない世界からやってきたものの、魔法の便利さを見ると元の世界が不便に感じてしまいそう…いや少しもう既に感じている)
(/お疲れ様です!こちらこそよろしくお願いします!/蹴推奨)

>ラギー
おやまあ…この檻の中で餌付けをされている獣が随分と生意気なことを仰る
(狭い視野も、この図書館の外のこと、この世界のことを知らず、広くてこの学園から出られない人間にとっては事実にほかならない指摘。スラム育ち…だったか、その中で魔法が使えた彼…王族や貴族まで通うこの学園に入学できた彼がへっぽこなわけがそもそもないのに。テーブルに放ったままだった鍵を手に取り、ポケットへしまうと再びソファに横になる。伝えられないのが残念だ…司書だから、図書館からは、出られない。痛いところを痛く突いてくる生徒に対し「ところで、先程から気になっていたのですが…尻尾と耳、いつもよりフワフワですね?」と、頭の上で動くソレを見上げながら威嚇にも似た壁を作り)

  • No.345 by ラギー・ブッチ  2020-07-05 20:52:19 


>ノア

それがなに…つかなんで気づいた、さてはストーカーッスか
( 檻のなかで甘い蜜を啜ってる事実はお互い様だろうに。目の前のご馳走をお腹いっぱいになるまで堪能したいが故に、毒はのみこみ今は飼い慣らされた獣でいることに。舌をヤケドしないようにスープに息を吹き掛けていると聞こえた声……髪型と比べて、毛並みの良し悪しなんて毎日顔を合わせていたって気付かない。それを、相手から指摘されるのは何だか複雑で思わず顔をしかめてストーカー扱い。「触りたいなら他当たってくださいよ。ジャックくんとかどうッスか?尻尾もふもふだし、オレと違ってタダで触らせてくれるかもよ」耳と尻尾の話題になると高確率で、触らせてくれとお願いされることが多い。彼女もその例に漏れないんじゃないかと思い出る釘は前もって打っておこう )

  • No.346 by ノア  2020-07-05 21:40:15 

>ラギー
あっは!酷い言われようだ…君を近くで数度見れば、毛並みくらい覚えますよ
(安全で安心な檻の中。私は沢山の知識を得て、君は泥水を啜らずとも生きていける環境を手に入れて…ものの例えだ、だって知識を得たところで役には立たない。猫舌…とスープを冷ます様子を視界におさめつつ、聞こえた声に思わず笑い、寝たまま指を伸ばした先にあるのはブルーベリージャムの瓶。正直触りたいか否かで言えばもふもふしたい、けれど手先がそれはもうとても器用な彼には近付きたくない。紫に汚れた指先で、近くの紙ナプキンに記した言葉は“Ruggie Bucchi”、筆跡も筆圧も、一度目にすれば忘れない…。「君も不運ですね。こーんな雇い主で良いんですか?」と笑い、汚れた指先を振る。生徒の情報は嫌でも蓄積されていて、筆跡も、容姿も、借りた本も、全部…それを利用する機会を虎視眈々と狙っているだなんて、面白いだろう?)

  • No.347 by ラギー・ブッチ  2020-07-06 21:33:17 


>ノア

なんスか、そんなのわざわざ見せて。オレだって読み書きぐらい出来るッス
( 彼女の特技も知らず、普段何気なく書いているものだからこそ、瞬時にその意図を理解するのは至極難しい。ナプキンに書かれた文字を見て真っ先にゴミ溜め育ちの劣等感と、それから“ああ、またか…”と諦念する一方で、悔しくて頭の奥が冷えていく。地元を一歩出れば己が珍しい見世物になる自覚はしているが…、親指で口の端を拭いゆらりと立ち上がり。「スラムのガキだからって舐めんなよな。もし、給料ちょろまかしたりしたら許さねー、噛み付いてやる」ソファに片膝ついた直後、勢いをつけて組み敷くように相手の上に跨り )

  • No.348 by ノア  2020-07-06 22:31:06 

>ラギー
これだけの待遇をしておいて、君の働きから私が金銭を巻き上げるように見えるのならば…それは少々心外ですね
(想定外のことが2つ。1つ目は彼が“スラム育ちだから”という理由で“読み書きができない”と私が判断したと考えたこと、2つ目は彼は私が思った以上に“スラム育ちであること”を自覚なしに心の奥底で巣食った毒としていること。軋んだソファにはそもそも2人分のスペースはない。指先についたジャムを彼の名前を書いた空きスペースで拭っては、簡単に視界を覆った一生徒の冷たい表情を見上げ「おやおや、君。口輪をご所望なら最初からそう言ってくださいな…ご用意して差し上げますとも、私優しいので」と小馬鹿にしたような含み笑いをこぼし。ハイエナは顎の力が強いという、骨を簡単に砕くソレ…顎を押さえるか、砕くか黙らせる方法は数あれど、生徒に手荒な真似は推奨できないのだから困りもの。司書も楽ではない)

  • No.349 by ラギー・ブッチ  2020-07-07 20:51:42 


>ノア

オレのこと学びがないと思ってんだろ?給料も浮くし、便利な駒も手に入る…んで使えなくなったらポイ。そうでしょう?
( 実際、己に学びがないのは本当で司書が常に他人を蹴落とす機会を伺っているのもまた事実。人間が虫を踏み潰しても心が軋まないように、なら壊す時も一瞬でカンタンだと思う。むざむざ体のいい駒になるつもりはないが、無表情を崩さず顔を見つめながら再三に渡って問いかけ、狭い狭いソファのなかで軽く腕を曲げる。すると、ぎしりと悲鳴を上げるスプリング。こちらを小馬鹿にしたような視線をそっと、受け流すように目を伏せつつ「どうぞ、雄のハイエナを組み敷ける度胸があるならご自由にしてください。」と手を差し出しつつ一言。一方、空いたほうの手は、さり気なくソファを撫でるように動かし )
 

  • No.350 by ノア  2020-07-07 21:51:53 

>ラギー
前半は否定しましょうか。後半は…そうですねえ、“使えなくなったらポイ”だけは肯定しましょう
(まるで尋問…狭い檻の中で、ただただyesかnoかを問い正す、あまりに幼稚で可愛らしい生徒に薄ら笑いすら浮かべ回答。私は生憎ゲームが得意な方なのだ、生徒は駒で、私はチェックメイトするまで倒れる訳にはいかない…元の世界に戻るまで、このゲームは終わらない。使い捨ててでも勝ち残る、監督生も、学園長も、目の前の生徒まで利用して。それにしても、ああ、狭い。嗅ぎ慣れない生徒の匂いに普段私が使っている石鹸の匂いが混ざっていて脳が混乱する。差し出された手を取るように気だるげに片手を持ち上げては彼の両頬を片手で掴むように指先を伸ばす。もちろん、頬に僅かに指先がかかる程度だが「…ガシャン、なあんて」。片手では口輪はおろか猿轡にも程遠いかもしれない。薄い唇の奥に並んだ鋭い歯を思い浮かべ…彼が学がないと、スラム育ちだと嘆いていても、彼の魔法は少なくともこの司書をこの世界に縛り付けるだけの毒を持っていることをいつまでも知らずにいてくれと、そんな残酷なことすら思いながら指先に力を込めて)

  • No.351 by ラギー・ブッチ  2020-07-07 23:35:24 


>ノア

重労働が過ぎるなら学園長に報告させてもらいますよ。そうしたらポイされるのはアンタのほうッスね、いいんスか?
( ─本当のところ彼女がどう返答しようが構わない、回答なんて碌に聞いちゃいないのだ。それでも幼子が親にそうするが如くyesかnoの問いただしを繰り返す。…だってそうすれば彼女はよそ見をせず、律儀に、こちらの質問に答えてくれるから。問いのあいまになにげなくテーブルの上に乗った食べ物を目だけで一瞥…距離的には余裕だ。両頬を掴む手が鎖のようでいささか障害だがいざとなったら強制的に振り切ってやる。「学園から出る気がないならオイタは程々にしておかないとね──…どうせ、元の世界に戻る気もないんでしょう?」目を細めこちらに意識を向けさせるべくyesかnoの安っぽい挑発を。ゆっくり、ゆっくり。ソファを撫でるようにして動かしていた手が服のポケットを一瞬だけかすめて…鍵のありかが分かれば後は簡単。そのまま手をズッポリ突っ込んで…もし、上手くいったのならテーブルの食事を持って出入り口に一直線に走ればいい )

  • No.352 by ノア  2020-07-08 00:12:47 

>ラギー
_とても残念ですよ。なるべく手荒な真似は避けるよう、学園長はおろかクルーウェルからも忠告されていたというのに
(元の世界に、戻る気が無い…?目の前から光が消えたような、全身から血の気が引いたような、そんな悪夢のような感覚。僅かに浅くなった呼吸と耳の奥で響く心臓の音がうるさくて、それでも目の前の生徒の問いに答えようと息を吸い込んだ…ほんの一瞬、ぷつりと糸が切れたように彼の意識が別の場所に向いた瞬間に気がついて。オイタばかりの獲物は逃がさない、だってここは“図書館”だ。薄らと開いた口から溢れた言葉は「図書館の奥、生徒閲覧禁止の棚、右から3列目の棚A32…茶色の革背表紙の本の638ページ“魔法使いを強制的にオーバーブロットさせる方法”の欄がありましたね…さあ!二度と鍵に私の許可無く触れないと誓いますか?YESかNOでお答えください、君。」残念ながら私は司書であらねばならない、図書館で元の世界に帰る確実な方法を見つけるために、有り余る時間と少しの特技の為に歩く禁書目録になってしまったこの存在を外へ放たないよう…図書館という檻に閉じ込めた学園の為に。彼の頬を片手で掴んだまま、思い切り彼をソファから蹴り落とすように体重を脚に乗せて身体を反転させ。反動でポケットから床へと滑った鍵もご愛嬌、運良く生徒に馬乗りになれたのなら…今度は、こちらの番だ。宝物に手を伸ばすのなら、強制的に堕としてしまおう)

  • No.353 by リク・リエーブル  2020-07-08 02:59:49 

>ラギー
 
じゃあラギー先輩に奢るのはまた後日ってことで…!
へぇー…あー、大丈夫です!自分で見つけますよー…ラギー先輩にそこまで迷惑かけるわけにもいきませんし?
(相手にお礼はしたいと考えていたため、忘れないでおいて下さいよと相手に念をおしていて。相手の言葉に「本当ですか?」と一瞬興味示すが少し怪しさに一瞬肩を跳ねさせ、少し考えて相手に迷惑をかけられないと本音を言いつつも然り気無く断って。話をはぐらかすように違う部屋覗き埃っぽさに思わずむせていて)
あー…荷物置く教室はここかなー?…うわ埃すごっ…!

 
>ノア
 
あ…ごめんなさい…!
(相手の様子を見て慌て謝った後もそういった表情させるつもりで言ったわけではなかったため申し訳なさそうな顔して俯き。声が聞こえるとそろりと顔をあげ、やはり元の世界が気になるのだろうかと思うと恐る恐る相手に聞いたあとすぐ笑って誤魔化し。マジカルペンに一瞬視線移して、魔法がない世界を想像し独り言呟き)
もし…戻りたいなら…探すの手伝います?…なーんて…あはは。
…魔法がない世界か…気になるなぁ…

  • No.354 by ジャック・ハウル  2020-07-08 08:57:02 


>ラギー

そうッスか…体力は大丈夫です!トレーニングで鍛えてるんで。心配要りません
(勘違いを笑われれば少し罰が悪そうに尻尾が下がる。先輩の前で間違うなんて恥ずかしいと思いつつその後の言葉にグッと拳を握って)
…!いいんスか?なんか申し訳ねぇ気がするが飲み物は欲しいです
(相手に続いて自販機に向かいつつ問いに答える。尊敬する先輩に奢って貰えるなんて、滅多にない為たまには悪くないと内心思っていて)

>ALL

(/心配かけてすみません!体調が落ちつきましたので返信を返します。残りの返信は後ほど返しますのでお待ちください…!)

  • No.355 by ノア  2020-07-08 23:36:23 

>リク
…ふふ。君はこの場では珍しく素直な“イイコ”だと思っていますからね、わざとでは無いのでしょう
(心底申し訳なさそうな表情を作る彼を見つつ、本をテーブルに滑らせ…彼がこちらを煽る為に言ったのではないことくらい理解出来る。元の世界に戻りたいとは思っているけれど、今更、本当に今更戻ったところで居場所があるのかと問われれば…もうここに何年居座っているかすら忘れてしまったというのに。ゆるゆると首を振っては気が抜けたように頬を緩めつつ親指で壁にかかっている…というか、浮いているようにも見える時計を指さし)
知識の泉である私でも未だ見つからないのだよ、君…気持ちだけ貰っておこうかしらね。さて、寮の門限はどうかな?

>ジャック
(/ご無理はなさらずに!くれぐれもご自愛くださいませ!)

  • No.356 by ラギー・ブッチ  2020-07-09 21:02:05 


>ノア

ぐあ…っ…いっ、て
( 鍵を抜き取ろうと伸ばした手は空を切りぐるんっと反転する視界。どたん、と背中から落下し身動きがとれないなか無遠慮に腹の上に乗っかってきた相手によって起き上がる隙さえ奪われる。人を人として見ない王様気取りの司書が偉そうに此方を見下ろしていて──王様なんていらない。目の前が、心が、黒く、ドロドロに溶けていく。このまま堕ちて狂戦士に生まれ変わればゲームの盤面をひっくり返せるかもしれない。だってここは“図書館”だ。司書の全てがある…本も、居場所も、帰る手段も、その身さえ。ちっぽけなこの身が薪となり炎となることを知っている。…けど、胸ポケットから取り出した万年筆を握りしめる。魔法石の色、はもう、よくわからない。「…思い通りにさせて、たまるか……打ち上げられた魚みたいに、のたうち回れ!」行儀悪く中指を突き立てて苦し紛れの挑発。それから魔法の呪文を唱えれば自身の首筋に両手を掛け絞めようとして )


>リク

あらら“薬草”を採取して売るだけのかんたんなお仕事なのに…キシシシ!
( 断られると引き下がるものの自分の話にビクビクする相手を見て、ついつい悪戯心が湧き上がり上記を。…と言ってもその実態は、オンボロ寮のゴースト達にマンドラゴラを売るだけのお仕事…とは面白いから言わずに黙っておこう。なんて密かに楽しんでいたら相手が目的地じゃない部屋に入っていこうとするので止めようとして「リクくんそっちじゃな…はっくしゅ!」ほこりに鼻のなかをくすぐられクシャミを1つ。ムズムズする鼻を擦りながら「その部屋じゃないッス!」と改めて言い直し )


>ジャック

( しょんぼり下がっていた尻尾が拳を握ると同時にもふっと立ち上がり…いやはや。自分もあまり彼のことを言えないが、寮長が子犬扱いするのも納得の素直さだとつくづく思い。試合での彼の活躍に期待するとして、これから運動するしスポーツドリンクのボタンをポチッと。「給料入ったからね~!飲み物ぐらいだったら…あ、でもあんま高いのはナシッスよ。この前購買で1本700円もする水見つけてあんなん誰が買うんスかねぇ」と本当に他愛ないことを話しながら、出てきたボトルを手に取り )

  • No.357 by ノア  2020-07-10 00:46:17 

>ラギー
君、逃げようとして、人の鍵を奪おうとして、私が思い通りに…?面白いことを仰る
(彼の足の速さは知っている。逃げた私より先に図書館に回り込めて、少しの間で寮まで戻れるのだから。逃げ道を押さえるのに身を投げ打つ司書も中々見物だろうが…今はそれよりも、人の鍵を盗む行為、私を脅したという事実、それから…魔法が使えず帰れもしないこの司書の方が何歩も後ろを歩いているのに振り向き刺そうとするこの生徒を止めなくては。と、バチッと身体に電流が走ったように一瞬視界が暗くなり、そのまま身体の力が抜け…流石に生徒の上に倒れる訳にもいかず、床に転がる。魔法だ、彼が私に魔法を使ったんだ。けれど、「君、私一人ならまだしも、君はこの世界で生きていくのだから身を投げるにはまだ早いのですよ」視界の端に捉えた彼の石はまだ綺麗だ。おそらくは彼のユニーク魔法、許容量を超えた魔力は弾丸に近い…体内に残って気持ちが悪い。手を伸ばして、引き寄せた鍵を指先に引っ掛けて…その指先が首筋に這っても、視界はその分暗く暗く…)

  • No.358 by リク・リエーブル  2020-07-10 03:25:14 

>ノア
 
さっきのはわざとではないですけど…でも俺そんなにイイコじゃないですよ?
(イイコ、と言う言葉にまさか自分がそう言われるとは思ってもなかったため不思議そうに見て。相手の様子を見て食い下がるように、まだ見つかっていない方法があるかもしれないと話しかけたが時計へと視線向けると時刻にギリギリの時間で慌て。扉へと向かい出る前に振り向き相手に再度お礼言うと笑って手を振り)
でも人手多い方がまだ何か見つかったり…って…え?うわっやば…!あ…ノアさん、今日はありがとうございました!お茶会、すごく楽しかったです…!
 

>ラギー

すごい埃かぶってるな…わっ!あ、ここじゃないんですか?
(相手の笑う声がふと聞こえもしかしたらからかわれたのかと考えると、自分は引っ掛かり易すぎだなーと他人事のように思っていて。足を踏み入れた室内は静かだったのもあり相手のくしゃみがやけに大きく聞こえ、思わず驚き跳ねた拍子に近くの棚に軽くぶつかり軽くよろけるが体勢を立て直し。違うと言われれば振り向き相手を見て)
…それにしてもこの部屋どれ位使ってないんですかねー…埃すごいですよこれ。

  • No.359 by ラギー・ブッチ  2020-07-11 01:30:06 


>ノア


( 1度堕ちれば宝物も、ゲームとやらも、全て台無しに出来る。…けど、こんなことで人生を棒に振ってたまるか。だからこそ手にとった万年筆、彼女を貶めるためじゃなく逃げのびるために。案の定、腹から転げるようにして倒れた司書を見て自身の首からそっと両手を離し、軽く咳き込みながらも鼻で笑い。「…誰がアンタと、心中するか。そう簡単に命張るワケないでしょ、自惚れないでくださいよ」とかすれ気味に述べよたよたと起き上がる。酸素が回ってないせいで、頭がグラグラするが後回しだ。今は一刻でも早くこの場から離れたい。魔法士を強制的にオーバーブロッドさせることが出来るなんて知らなかった…。司書の話と共に寮長の耳に届けなきゃいけない有益な情報だ。近くのソファに手をつき立ち上がろうと試みて )


>リク

いやいや、のんきに眺めてる場合じゃないでしょ…くしょん!
( 残念ながら不正解。物置き部屋はもう少し行った先にある…と、またしてもクシャミが。劣悪な環境は慣れっこだがホコリは駄目なようで部屋に入ってから鼻と目がムズムズしっぱなしだ。彼は痒くならないのかマイペースに部屋を眺めている。新しい休憩スポットにする気なのか…しかし正直、早く出て行きたくてつい、「こんなホコリっぽいところ昼寝場所にならないッスよ。早く行きましょ」言って手首を握ろうと腕伸ばし、掴めたのなら彼を部屋の外に連れ出すつもりで )

  • No.360 by ノア  2020-07-11 23:02:49 

>リク
ええ、私もとても楽しかったです…お気をつけて、
(善意で帰る方法を、この司書が帰る方法を探す手伝いを申し出てくる生徒に出会ったのは…何度目か分からないけれど、片手で足りるだけだ。どこかで、その退路を断つことを選ぶ生徒ばかり見てきた上に、自身にその傾向があることも理解しているし…と、慌てた様子でその場を去る生徒に手を振り返してゆるゆると笑う。「また明日、寝坊はしないように」と付け足しては、今度こそ図書館を完全に閉じるよう鍵穴に鍵を差し、回して)

>ラギー
(タチが悪い生徒も居たものだ。身体の中で好き勝手暴れ回る他人の魔力に冷や汗が止まらない、纏わり付く髪の毛も気持ちが悪いけれど指先から鍵を離したくない…彼の大切なものが仮に、魔法と命と金であるならば、私の大切なものは“もう今は無いかもしれない元の世界の居場所”と“もう今はここしかないこの世界の居場所”。締め付けられていた喉から空気が入り込んで、噎せる彼を視界に収めているのに声が出ず…でも、2回も喰らえば分かる、彼の魔法は彼と同じ行動を相手に取らせるのだと。「…くそがき」と声にならない唇を動かして、ズルッと身体を引き摺るように少しだけ…匍匐前進のように彼から離れるように前へ。)

  • No.361 by ラギー・ブッチ  2020-07-12 18:59:47 


>ノア

( 足に鞭を打ち立ち上がれば黒く欠けた視界に眉寄せ。残念ながらここは、ヴィランズの魂を持つ者が集う学校。誰も彼も自分本位で利己主義なNRC生のご多分に漏れず、床に這いつくばっている司書が視界の隅に映っても軋まない心…対岸の火事を見ている感覚に近い。さっさと逃げようと扉に足を向け、直後過った企みに口角が微かにつり上がり。匍匐前進する相手の前でしゃがみ「そんなこと言っていいんスか?“相談”によっては面倒みてもいいかな~って思ったけど、必要ないみたいッスね」床よりベッドに寝転がったほうが遥かに楽なはず。彼女の私室を一瞥するも「授業が終わるまであと1時間…誰か来てくれるといいッスね」と血も涙もなく立ち上がり弱ってる彼女をひとりぼっちにしようとして )

  • No.362 by ノア  2020-07-12 20:24:40 

>ラギー
(気持ちが悪い…ずっと床と服が擦れて、放置したままだった冷めた紅茶の感触が肌を濡らすのが余計に気持ちが悪い。と、視界にスニーカー…降ってくる声と、己の今の状態を客観的に見て吐き気がした。生徒が這いつくばった司書を見下ろす?何の冗談だ、この、くそがき。引き倒してやりたい、自分にも魔法が使えたらそもそも…こんなハイエナなんか、動物園にでも放り込むのに。とりあえず、暫くは図書館に引き篭ろう、でも今は…噛み締めたせいで唇の端が切れたのか口の中で血の味がする。目の前のズボンの裾に手を伸ばし、鍵を掴んでいない方の指で掴んで、顔を伏せたまま「…たすけて」と小さく…渡せるものはマドルくらいしか、無いけれど。)

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