Last tea party 〆

Last tea party 〆

名無しさん  2020-02-26 18:58:59 
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叫んだって届かない部屋で
居場所のない外の世界に恋焦がれる

(/待ち人有)

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  • No.25 by アラン  2020-02-29 14:11:39 


何がそんなに怖いんだい?……ほら、不自由のない生活をあげよう。
(少女の足に食い込んでいる鎖を力づくで自分に引き寄せる。怯える瞳が可愛そうで仕方がなかった。それと同時に、昔の執事としてこの娘の我儘に付き合っていた自分が、自分より幾分幼い彼女と重なる。当主の子は俺だと何度も泣いたあの頃と重なって吐き気を催した。と、ちょうどそこで部屋の時計が控えめに時を告げる。「ああ、昼時だ。何か持ってきてあげよう。何でもいいよ。」時計の音に救われたようにすっと立ち上がる。怒りに歪みそうになっていた口元に、形ばかりの笑みを浮かべて、少女に優しく問いかけ)

  • No.26 by マージ  2020-02-29 14:55:21 


い、っ…え、あ?_ブリオッシュ。あと紅茶…やっぱり水でいい、
(無理に引かれた鎖のせいで痛みに呻いて蹲る。とはいえ叫び声はあげられない、あげたら怒られる…誰に?怒る主人はもう既にいないのに。時計の音と共に立ち上がった貴方を視線で追うように見上げると、冷や汗で頬に髪が張り付いて気持ち悪い。思いがけない申し出に、少し動揺したように食べ慣れた物を口にしてから…紅茶はやめた、最後の最後にいい思い出がない。「…どうせなら、鎖が切れる斧でも持ってきて。役立たずの執事くん」最後の最後に鼻で笑ってみせれば、部屋の隅に逃げるようにずりずりと足を引いて)

  • No.27 by アラン  2020-02-29 23:07:19 


そんな物で良いのかい?
(言葉にされた食べ物に驚きつつ、首を傾げる。なんでもいいと言っているのに、菓子パンと、水。意味が分からなかった。紅茶、と言いかけたのはもちろん聴き逃していなかった。水と、紅茶を持ってきてやろう。そう考えるとくすりと笑みが漏れた。ああ、面白い。大嫌いな少女が目の前で部屋の隅に逃げていく。、「良い子で待っているんだよ」わざわざ部屋の隅まで行き、彼女の額に口付けをする。不味い。でも、このくらい、どうってこと無かった。すぐに部屋を出て使用人に料理を持ってくるよう命じた。数分で部屋に戻り鍵をかける。わざと大きく音を立ててみせた)

  • No.28 by マージ  2020-02-29 23:33:47 


ぅ…良い子に対して最悪な仕打ち
(きっと豪華な食事でも求めると思われていたのだろう。満足気な笑みを浮かべたり、苛立った表情を浮かべたり、こんな男を聖母だと言う街の人達に見せてやりたい惨状だ。不意に近付いてきたアランに首を竦め、てっきり殴られると思ったというのに。額に触れた感触に顔から血の気が引き、服の袖でその箇所を拭う。まるでペットを可愛がるかのような行動に鳥肌がたつ。額が赤くなるまで擦って。帰ってきたアランが掛けた鍵がまるで死刑宣告で、「そこに置いてどっか行って」と壁を作るように膝を抱えてアランに背を向け。)

  • No.29 by アラン  2020-02-29 23:47:31 


嫌だよ。俺は生憎君といたいみたいだ。
(本当はこんな所に居たくなんて無かった。けれど、彼女にどこかに行けと言われると、反対のことをしたくなる。彼女の傍まで料理を運ぶと、そっとトレーをテーブルに置く。「ほら、食べなよ。ブリオッシュと、紅茶だ」水も一応あるのだが言わない。彼女の嫌がる表情が見たくて、わざと紅茶という時に一呼吸分溜めてみせる。そっと小さな顔に手を添え、半ば強引に少女の顔をこちらに向け)

  • No.30 by マージ  2020-03-01 00:05:10 


私は一緒に居たくない、し…要ら、ない。要らない、欲しくない
(なんて悪趣味な人。触れた手の熱が嫌になるほど気持ちが悪くて、離れたくとも身体に触れるのは壁の冷たさばかり。視界に入ったトレーから、甘くて嗅ぎたくなかった香りがする、その香りの正体を紡いだ薄い色の唇が自分そっくりで吐き気がした。頭が痛い、怖い、食べたくない、飲みたくない、此処では無いもっと酷い場所に連れて行かれたらどうしよう…ここ以上に酷い場所も無いだろうに。「要らない、捨てて、僕食べたくないんだ、アラン」混乱しているのか執事に対する口調で紡いだ言葉は震えていて、身体が芯から冷えていく)

  • No.31 by アラン  2020-03-01 00:39:37 


ええ?全く、我儘な坊ちゃんだ。
(昔の口調に戻ったマージに倣って、自分よく口にしていた言葉を放ってみる。紅茶はあんまり嫌がるから、彼女に見せつけるようにして半分ほどを口に含んだ。ブリオッシュはそっと小さな手に握らせる。「ほら、食べてご覧。きっと美味しいですから」昔の口調はそのまま、マージに優しく話しかける。大丈夫、マージは執事は嫌いじゃないから。今彼女に死なれたりしたらたまったものじゃなかつた。だから、彼女の好きな執事のアランを演じる)

  • No.32 by マージ  2020-03-01 01:04:00 


ぅ…、
(聞きなれた言葉が冷たい部屋に響いて、自分よりも綺麗な身なりをした元執事が平然と紅茶を飲んだ。吐き気がする。それでも、この執事の声には従わないと、ご主人様に怒られる。どんなに我儘を言っても、諭すようなこの声に逆らっては…手に握らされたブリオッシュを震える手で口元に運んで、一口何とか咀嚼した。喉に突っかかる感覚に「…もう要らない」と噎せそうになりながら小声で限りなく懇願に近い拒絶を。身体が冷えているのか、怖いのか、震えて仕方がない)

  • No.33 by アラン  2020-03-01 23:41:52 


ブリオッシュが可哀想だろ……まぁ、今回は許してあげよう。
(そっと相手の手の中にあるパンを手に取る。弄ぶように手の中で転がした後に、ぱくりと口に含む。震える少女に寄り添うように近寄ると、そっと肩を抱き寄せてみる。「こんなに震えて、さむいのかな?」そう問えば口にだけ優しげな微笑を、瞳には冷たい光が浮かび)

  • No.34 by マージ  2020-03-02 00:06:31 


今回?…2回目の食事の前に此処を出るから関係無い。触らないで、
(許された、と一瞬でも考えてしまった自分が嫌だった。アランの手の中に消え、その胃袋を侵す甘いソレが毒であったなら良かったのに。並んだ体温は簡単にパーソナルスペースに踏み込んで、私は冷えきった指先で触れた手を叩き落とそうと…2回が来る前に外に出るし、いつまでも震えてなんて居られない。「悪趣味だね。薬で眠らせて、鎖で繋がないと満足に閉じ込めることも出来ない無力な当主が」と青白い顔で薄く笑って)

  • No.35 by アラン  2020-03-02 23:44:57 


だから、君はここから出られないんだよ?いい加減諦めろ。
(叩き落とされそうになった手をそっと外し、でも体はそこから動かすことはしない。諦めの悪い子を、諭すような口調で囁いたあと、命令に近い声を発する。「好きなように言えばいい。その無力な当主に捕まっている癖に」馬鹿にするような言葉に内心怒りで満たされつつも、相手にはそれを見せまいと極めて冷静な態度で言い返すが唇が僅かだが怒りに震えており)

  • No.36 by マージ  2020-03-03 19:24:48 


…大嫌いだ、君なんて。出会った時から嫌いだったけど、もっと嫌いになった
(隣に居る体温が、執事のときであったなら…と思っても、だからといって心が休まることはなかっただろうとも思う。微かに怒りで濡れた声を聞きながら、自分の両手で自分の顔を覆い、それからアランを指の隙間から見遣る。腹立たしい奴。「…そんなに苛立っているのに、どうして私を捨てないの?」純粋な問いとは裏腹に、声は微かに震えて)

  • No.37 by マージ  2020-03-07 21:59:06 

(/そっとあげますね)

  • No.38 by 祢アラン  2020-03-07 22:33:16 


嫌いだと言う割に、俺が居なきゃ何も出来ない。俺を突き飛ばすほどきらってもいないだろう?
(相手の言葉に本当か?と軽い口調で問い。「苛立ってなんかいない……それに君が居ないと……」言葉を続けようとするも何も出てこず。この少女が居て自分になんの得があるのか分からなくなり。自身の成すことに間違いはないと言わんばかりに頭を掻き毟り始める。何も思いつかない苛立ちからか、瞳からは演技ではない、大粒の涙が一粒零れ落ち)

  • No.39 by マージ  2020-03-07 23:25:31 


居ないと何も出来ないのはそっちだろう…君みたいな存在は、私のように似ていて非なるものを見下して、自分を上にするんだ
(突き飛ばしたところで捕まることが目に見えているというのに、この男は本当に憎たらしい。とはいえ、不意に動揺も隠せずに涙を見せた目の前の男が感情表現が下手なのを私は知っている。「ずっと見てきたから、君のこと。君を真似する為…可哀想なアラン、私が此処で繋がれていないと当主にようやくなれた自信も持てないのかい?」鎖の音を鳴らして姿勢を崩し、少し首を伸ばして顔を近付けると涙の跡を辿るように舌を伸ばし。)

  • No.40 by マージ  2020-03-09 20:29:46 

(/そっとあげます)

  • No.41 by マージ  2020-03-14 18:59:16 

(/HappyWhitedayのあげです)

  • No.42 by アラン  2020-03-14 23:11:43 


やめろ!……なんなんだよ、君は……
(頬を舐められると驚いたように目を見開き、拒絶の意を示す。涙を見られた恥ずかしさから顔を背けるが、「何なんだ」と再び呟くと、倒れるように体勢を崩し。「……自信なんて初めからあるわけないだろう……」と呟く瞳は揺れ、長い睫毛がか細く震える。本音をぽつりと零した唇は強く噛み締められ薄く血が滲んでおり)

(/所用で長くお返事出来ず申し訳ありません○| ̄|_=3
これからは大丈夫だと思います。あと、ハッピーホワイトデーですね!
遅くなりましたが、ホワイトデーを)

  • No.43 by マージ  2020-03-15 02:47:37 


…僕と同じ顔で、情けないことを言うなよ
(やられた事を倍にして返しただけ。無理矢理に鎖を引かれ、無理矢理喉を通した食事の報い。口にすることはなく、ただ顔を背けたアランを視線で追うも…聞こえた言葉に小さく舌打ち。アランの髪を乱暴に掴もうと手を伸ばし「君みたいな坊ちゃんの為に僕は何度刺され、何度毒を飲んだと思っている?これ以上僕の前で弱音を吐いてみろ、僕の足枷を君につけてこの部屋に閉じ込めてやる」と)

(/アアア急かすようで大変申し訳ないです!お疲れ様です!チョコ投げておきますね!(っ'-')? =□/蹴推奨)

  • No.44 by マージ  2020-12-23 10:22:57 

(/お久しぶりです。ひっそりと上げ失礼します、背後様がどこかでお元気でいらっしゃることを願って)

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