エイト 2019-12-31 12:06:35 |
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そっち方面はまだまだ教えることが色々ありそうだしな。(にやりと悪戯な笑み浮かべ)
あぁ、言われなくても続きはする。頭撫でて寝かせるのはその後だぞ…と。(当然のように答えると、にやにやしながら顔を覗き込むように)…そんなに続きが気になるのか?
あまりに可愛いから悪戯だぞ、と。(エプロン姿の相手を弄りたくなるようで、指を絡めたまま頬や耳元にじゃれるように口付け)
色々…(その言葉の意味を想像してしまい恥ずかしそうに目線を逸らし)
気になる…俺って変態なのかな…?(頭を撫でられながら正直に答えると、その先までも気になって強請る自分はやはり変態なのかもしれないと体ごと振り返り向かい合うとじっと見つめ)
え…わっ、ちょっとレノ…(可愛い訳ないと言おうとしたのも束の間、口付けられると未だ慣れない感触に硬直して目をぎゅっと瞑り)
その色々の相手が俺で本当にいいのか?(自分とは真逆のタイプだからこそ配慮の意味で訊ねて)
いや、お前は正常だぞ、と。寧ろ続きを知らない方が勿体ない。(からかったつもりが真剣な様子で問われ瞬きし。此方も真面目に応じなければと、真っ直ぐ見つめ返しながら答え)
──おしまいだぞ、と。(一人でしっかり楽しみ満足したのか漸く洗い流し。仕事を分担する前に相手の好みを聞いておこうと) ハンバーグは決まりとして、ライスとパンはどっちにする?
俺はレノじゃなきゃ嫌だ(念を押されるように確認され、本当に相手じゃなきゃ経験したいとも思えず縋りつくような目で訴え)
良かった…俺は損をする所だったのか(安堵し、今まで興味も持たなかった事が勿体ない程の物だったのかと驚き)
…心臓が持たない(未だドキドキする胸を抑えボソリと呟き。ライスかパンか選択肢を与えられ、今の気分を考えると「ライスが良い」と応え)
何度か逃げるチャンスをやったのに…知らないぞ、と。(困ったような笑みを浮かべるも満更でもなさそうで)
そりゃあ気持ちいいことは多く知っておいた方がいいからな。(口角上げ顔を覗き混みつつ相手の唇の感触を楽しむよう指先で触れ)
了解だ、ライスは任せたぞ、と。(米をといでセットして欲しい旨伝え、自分はハンバーグに使う食材をカットし始め)
逃げる気も無いし、もう離れないから(相手にぎゅっと抱き着き、胸に顔を埋め)
言葉に出されると恥ずかしい…何で普通に言えるんだ(顔を赤らめるとフイと目を逸らし、顔色ひとつ変えずにそんな事をサラリと言える相手が不思議だと思い)
あぁ、米なら炊ける(自分にも出来る役割を与えられ、自信満々に米をとぎ)
やれやれ…お前も物好きだな。(抱き締め返すと笑みながら小さくため息つき)
何が恥ずかしいのか俺にはわからないぞ、と。何事も楽しまなきゃ損だからな。(やはり感覚の違いが大きいようで、思ったことを言ったまでだと肩を竦め。口癖のように述べながらにっと笑ってみせ)
こんな風にのんびり飯を作るのも久しぶりだぞ、と。(張り切って米研ぎする様子を微笑ましそうに横目で見、作業を進めながら過去を振り返り)
そんな事ないだろ、レノは見た目も良いし性格も悪くない。俺は案外見る目があると思う(背も高く赤く伸びた髪は艶かで大人の色気も感じ、いつも余裕に振る舞う相手は自分からしたら非の打ち所が無い人物だと思い、そんな相手を好きになった自分は見る目あると自画自賛し)
そ、そうか…善処する。(妙に説得力のある言葉に何も返す言葉が浮かばず、確かにと納得して頷き)
…確かに。何か平和な感じで良いな、こういうの。(ふと米をといでいた手を止め、以前なら任務に終われ食事等殆ど作らず出された物をただ食べていたのでこうして自炊しているのも新鮮で。そしてその上自分が好きな相手と一緒に好きな食べ物を作っている事が嬉しくて頬が緩み)
買い被りすぎだぞ…と。言えないような悪いことも沢山して来たし、相手もとっかえひっかえだったしな。(やたら誉めちぎる相手を前にどうしてこんなに懐かれてしまったのかと不思議に思い。真面目で純粋な相手を騙しているような気さえして、もやもやと湧く罪悪感に困惑したような笑みを浮かべながら、自分は酷い奴だと念を押しておき)
けど俺は俺、エイトはエイトだろ。お前が思うようにすればいい。(無理せず相手らしくいて欲しいと頭をぽんぽん撫で)
モンスターが襲ってきたら頼んだぞ、と。俺はハンバーグを死守する。(穏やかな空気に此方も表情緩め、炒めた玉葱や挽き肉、卵等必要な材料を混ぜながら、呑気にそんな冗談を言って)
でもそれはもう昔の事だろ?今のレノは悪い事なんてしてないし、とっかえひっかえだって…この前もうしないって約束してくれたから。(相手が言う程悪い人にも思えず、過去の事なんて気にしないようでサラリと述べ)
あぁ、そうだな…ありがとう。だけど確かにたった一度の人生だし、レノとなら色々経験したい(相手と出会い特別な感情を抱くまではこんな事考えた事も無かったが、今となっては恥ずかしがって経験しないなんて勿体ないと思うようになり撫で受けながら笑い)
あぁ、来ないとは限らないな(此処に来てからは見ていないが隠れているだけかもしれないし、油断は出来ないと米をとぎ終わると周囲を見渡し)
へぇ、割とあっさりしてるな。(てっきり過去も面白くは思っていないだろうと予想していた為、意外そうに瞬いて) 約束は守るが、お前が応えてくれるのが前提だぞ、と。
お、何だか逆プロポーズみたいだぞ、と。(可笑しそうに小さく笑うが、相手の気持ちは嬉しくて少し擽ったく感じ) …なぁ、本気で俺に委ねるか?(口元は笑ってはいるが、間近で向けた眼差しは真っ直ぐ相手を捉え)
そこはつっこむところだぞ、と。(魔物を相手一人に押し付けたにも関わらず真面目に警戒する様子を指摘しつつ、ハンバーグの形にこね始め)
そうか?そんな事をいちいち気にしてたらキリがないだろ?レノは俺の何十倍も色々な事経験してるだろうし。(過去の恋愛や好きな人の話し等実際に聞いたらきっとヤキモチを妬いてしまうだろうが、今のとこそんな話しも気をつかってくれてなのかされた事もなく。だからこそいずれ、過去の話をされた時の為にも自分に言い聞かせるように述べ)勿論応える。
プロポーズ……!?(言われた時はすぐに理解出来ず少し考え、意味が分かると頬を赤らめ)
…あぁ、勿論全てあんたに委ねる。(当たり前だと言うように表情ひとつ変えずに見つめ返し)
あ、そうなのか!…凄い、ハンバーグだ。(少し恥ずかしそうに照れ笑いをし、相手へ目を向ければ既にハンバーグが出来上がり始め隣へ駆け寄るとじっと見つめ)
驚くほど大人な考えだぞ…と。(しっかりした考えをはっきりと言い切る様子に感心したような反応を送り)…たまにハードな要求するけどいいのか?(口角上げつつ耳元でこそりと忠告しておき)
じゃあもらってやる。お前は俺が守るし大事にしてやるよ。(真面目な相手が言うことは妙に説得力があり、本気なのだと察すると幾分柔らかく笑み返し)
エイトもやってみるか?任せていいなら俺は他の事をするぞ、と。(傍で過程を純粋に見つめる相手が微笑ましくなり笑み浮かべ。ハンバーグの形作りを任せ、自分はサラダの準備をするつもりで)
まぁ、嫉妬とかはしてしまうかもしれないけど(流石にそこは大人の対応が出来る気がしないので気まずそうに目線を逸らし)
で、できる限り努力する(一体どんな要求が来るのかと怯えつつ)
俺、守って貰うなんて初めてだ…(昔から任務では守る側の立場だった為、守られる側に自分が回るなんて思いもよらず驚く反面、目の前に居る相手がまるで昔クラスの女子が読んでいた恋愛小説に出てくる王子様のように見えてしまい。そのトキメキから頬がほんのりと赤く染まっていき)
あぁ、やってみたい!(嬉しそうに声をあげ、見よう見まねでハンバーグの形を作り始め)
お前の嫉妬なら寧ろ歓迎してやるよ。(遊び相手からの束縛や嫉妬は正直鬱陶しく思えたが、相手なら不思議と心地よく感じるだろうと笑み浮かべ)いい心がけだぞ、と。まぁ慣れればくせになるだろうしな。(にやにやしながら肩をぽんぽんと)
お前は今までが頑張りすぎたんだ。これからは俺に頼って甘えてりゃいい。(その若さで過酷な鍛錬や任務を強いられて来ただろう相手を甘やかしたくなり、頭を撫でて)
お、なかなか上手いぞ、と。焼いたら完成だな。(サラダに使う野菜をカットしつつ相手の形作りの出来を誉めて)
え、良いのか?レノって自由なのが好きってイメージだったから(正直嫌がられるかもしれないと覚悟していたが意外な回答に驚きつつも頬が緩み)
レノはいつもやらしい…(未だこの手の話題は慣れないようで恥ずかしそうに述べ)
あ、ありがとう…俺こんな事マザー以外から言われたの初めてで…どうしよう、凄く嬉しい(頭を撫でられたのと同時に嬉しさのあまり泣きそうになるのを堪えて相手へ抱き着き)
本当か?良かった。…じゃあ後はフライパンで焼くのか(初めてだったので少し不安だったが、褒められると嬉しそうに笑い)
まぁな。縛られるのは窮屈だし面倒なのは後免だぞ、と。…ま、お前は特別だって事だ。(相手の言う通り自由を求めるが故に割り切った関係が基本で。たまにはこんなのもいいかと、吹っ切れた表情で頷き)
やらしいのがレノさんだぞ、と。(その言われように何だか可笑しくなり、開き直ってみせ)…それにお前も次第にそうなる。俺がさせる。(自信あり気にやりと笑み)
よしよし。本来なら可愛いおねーちゃんに甘えたい年頃だろうが、俺で我慢しておけよ、と。(その様子からも今まで相当溜め込んで我慢して来たのだろうと想像し、しっかり抱き締め頭を撫でてやり)
準備は出来てるからあとはそれを乗せるだけだぞ、と。(フライパンに油を熱してやり、上に並べるようにと促し)
特別…俺もレノの事特別だと思ってる。もう知ってるとは思うが…(その言葉に少しの間余韻に浸り、慌てて自分も同じ事を思っている事を伝え)
え、俺もやらしくなるのか?(そう言われるとそうなった自分を想像して、恥ずかしいのも有るが何だか面白い状況だと吹き出してしまい)
俺はレノが良いの(撫でられながら上を見上げ、態とらしく拗ねたように唇を尖らせ)
よし、火はこの位で良いのか?(全て並べると火加減を中火にして)
知ってるぞ、と。以前と比べて俺に向ける目が違うからな。(不敵な笑みで間近で見つめ)
そうだな…まずは自然にねだれるようにはさせてやる。(片腕で後頭部引き寄せ距離を詰めては、瞳を細め唇が触れるか触れないかの距離で囁いて)
駄々っ子みたいだぞ、と。(可愛さに思わずふっと笑みを溢し)
ああ、最初はそのくらいでいい。このタイマーが鳴ったらひっくり返して蓋をしてくれ。(頷くとプレートにサラダを盛り付けておき、ソースを作る準備をし)
そんなに分かりやすかったのか(恥ずかしさから1歩後ろへと下がり)
あっ…(間近で目が合い唇があと少しで触れてしまう距離だと理解すれば自然と目を閉じ)
レノが意地悪言うからだろ(相手の胸に顔を埋め憎まれ口を叩き)
あぁ…何だか失敗は許されないから緊張する。(せっかくここまで上手く行ったんだから失敗はしたくないと、いつになく真剣な眼差しでフライパンとタイマーを交互に見つめ)
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