白石くんと恢嶹くん

(うわ~それいいな…了解です！！じゃあちょっと雑に投げますね…())

…ッハァ~~ほんと有り得ないんだけど…！！
あんのハゲ！！キモイんじゃばーっか！！
てかこれ重いし？！腕ちぎれたらどうすんの…？！

(どうやら教師にパシられたらしく、小さな体に見合わない大きな段ボールを抱えて、廊下の曲がり角に差し掛かる)

(okです！頑張って繋げます！)

あーなんだよあいつハゲ眼鏡にぱしられそうになったからって俺を犠牲にすんなよ…まじ一回ぶっとばすぞ…

(クラス全員の提出ノートを抱えなにやら小声でぶつぶつ言いながら廊下の曲がり角に差し掛かる。)

全く…！！

(腹が立っているのか自然と早足になり、前も見ずに曲がり角を曲がる)

っと…わ、？！？、

(すると、同じく曲がり角を曲がっていた恢にぶつかってぺたりと尻もちをつく)

っいた、…ちょっと、どこ見てあるいてんの？！

(想像以上に高い相手の身長をものともせず精一杯背伸びしてぎゃいぎゃいと噛みつき)

お前こそ何処見て歩いてんだよ。てか、ここは小学校じゃねぇぞ迷子か？

(噛み付いてくる相手を見下ろしながら煽り始める)

なｯ、…！！ぼくちゃんと高校生だからね？！しかもお前の同級生！！！ほら！！

(胸ポケットから学生証を取り出せば3年白石、と記されている面を顔の前にずい、と突き出した…つもりだったが、背が届かず少し下の位置になる)

腐っても2年同じクラスだからね…？！まあ会話したのは初めてだけど…！！

(やれやれ、と言った様子で学生証を仕舞えば、じと、と半目で恢に向き直り)

なｯ、…！！ぼくちゃんと高校生だからね？！しかもお前の同級生！！！ほら！！

(胸ポケットから学生証を取り出せば3年白石、と記されている面を顔の前にずい、と突き出した…つもりだったが、背が届かず少し下の位置になる)

腐っても2年同じクラスだからね…？！まあ会話したのは初めてだけど…！！

(やれやれ、と言った様子で学生証を仕舞えば、じと、と半目で恢に向き直り)

あ、確かにこんなやつ居たな…ちっさ

(紗羽の顔をジッと見て思い出したように)

ああ…随分口の悪い女子だな、なんで一人称が僕なんだよてかさぁ急いでっからどいてくんない？邪魔。

(落ちた数冊のノートを拾い上げて男子だと分かっているのにワザと女子だと煽り)

おい！！！?

(目を細めて頬を膨らませ、怒っているとアピールをしながらぽこぽこと相手の胸板を必死に殴り)

女じゃないし！！！ぼくは男だから！！ほら！

(ノートを集めていたぐい、と引っ張って自分の胸に当て)

ぺったんこ！！ないの胸！！！！

は？うわ、そこまですんの？てか分かってるよ…

(相手の胸に当てられた手をサッと引いて相手の頭を軽くペシッと叩きノートを全て拾い)

てかまじ退け

(前にいる紗羽を睨みつける)

あて、

(叩かれればむす、と頬をふくらませて拗ねた様子で相手を見上げ)

はぁ?？？ぼくが退けるなんて有り得ないんですけど？退けるのはそっちなんですけど？？？

(と下からの視線で目一杯相手を睨み)

はぁ、よく吠えるなぁ．．．よく聞けチビ退くのはお前だお前がどうと言おうと俺は退かねぇかんな

(煽るかのような口調でそう言うと)

あとお前が睨んだところで俺には効かねぇぞ

(半笑いで相手を小馬鹿にするように言い抱えている大量のノートを抱え直して)

(諸事情により長い期間来れませんでした。本当にすみませんでした)

ぐぬ、?????！！

(悔しそうに唇を噛み締めてジト目で相手を見つめれば、少し涙目になっていて)

そんなんだと一生友達出来ないからね！！絶対一生童貞だから！！！！僕が予言してやる！！ばぁーか！！

(とギャンギャン吠えて相手の腹辺りをぽこぽこと殴り)

(いえいえ！！全然大丈夫ですよ！ゆる?くやっていきましょ?(*´∇`))

あーそうですかー俺友達くらいいるわ阿呆か、あとこんなことで泣くな

(適当に返し相手の額につんと人差し指を付けて)

あーあーうるさーい全然痛くなーい

(ふざけた口調でわざとらしく言い煽り)

くっそぉ~…ｯ！！！

(相手に煽られれば殴るのをやめて悔しそうに相手を見上げ)

…ふん、まあいいよ！所詮負け犬の遠吠え！ぼくみたいなリア充とは程遠い非リアだもんねぇ？？陰キャは陰キャらしくオタク友達とキモイ事してればいーんだよ！！

(ああ~すみません…！！！かなり間空いちゃいました…！！！)

あーはいはいそうですねー君リア充なんだねーへーあ、俺にも彼女くらいいっからなあと俺オタクじゃねーし
(非リアと言われて彼女が居ることを言い)

邪魔邪魔どけもうすぐ授業なんだけどー？
(相手を上から見下ろし強い口調で言う)

(大丈夫ですよ?)

…？！え、…か、彼女いんの…？！

(謎の敗北感にぐらり、と少し立ちくらみ、よろりとよろけるもその場に何とか留まり)

…へ、へー？？まあ僕は勿論…いる、けどね、！

(威圧感のある相手の視線を避けるように目を逸らせば何とか煽ろうと必死に頭を回して)

…で、でもでもｯ！まだ女の子抱いたことないでしょ~？？可哀想に、きっと下手くそなんだろうねぇDTくん？

(優しみ…！！浮上率上げれるように頑張ります！)

あーはいはいそーですねー
(面倒くさそうに返すと睨みつけて)
ほんっと邪魔どいて授業遅れるとか嫌なんだけどだからさどいて、遅れたらお前がせいにするからな
(睨みながらきつい口調で言ってしっしっとでも言いたいかのように手をヒラヒラさせ)

(ああ！誤字すみません…！
お前がではなくお前のでした！すみません)

…~！！じゃあ僕のせいにしていいからそこ退いてよ！！別にお前を通したくない訳じゃなくて、僕が退けるっていうのが嫌なの！！

(ぐ、と距離を詰めれば下から大きな目で相手の事を睨みつけて)

あとその手やめろぉ！！

(ヒラヒラと振る手を止めようと必死に背伸びするもすんでのところで手が届かず、ぷるぷると筋肉が小さく震える)