? 2019-07-20 13:26:14 |
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---世界観---
喧騒渦巻く大都会東京。
その都市から海へと伸びる1本の道。
専用車両が通るそれに乗り揺られること約20分。
広大な海に浮かぶのは"もうひとつの都市"…
否、学園都市【薊学園】。
東京よりも広い面積を誇り、日本中から志願者が訪れる程。
豊かな森や自然に囲まれながらも、最新セキュリティに守られている。
あらゆる商業施設を取り入れ、何不自由なく過ごす事のできるそこはまさに幻想郷。
全寮制、自由選択も含むカリキュラム…
古き良き日本の風景をあちこちに残しながら…。
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決してお金持ちだけが集えるだけでもない。
他の学校同様に入試試験さえ合格すれば"誰でも"入学する事ができる。
人間、ならばね。
華やかな羨望の売り文句の裏にある本当の顔。
古来より日本に伝わる妖---
"鬼"が居るという事。
鬼の血を引く者。
男女比率は五分五分で学園には約半数の鬼が、人間と共存しながら生活をしている。
鬼の五感は恐ろしく発達しており
更には脚力や力も人間よりも遥かに化け物。
そんな鬼が人間と暮らすのは、人間と共に寄生していくため。
鬼が人間を気に入れば互いにパートナーを組むことになる。
人間の生気と血を分け与えて貰いながら、暴走を抑えつつ一緒に暮らす事について学ぶ。
学園の人間はあくまで通過点に過ぎない。
そんな人間も鬼達が狂う程に欲したいと思う者が現れる時もある。
"物を壊しすぎない程度の"私闘なら許可がおりている為、それに巻き込まれた人間が命を落とす事もしばしば。
さぁ、妖艶と血と華に囲まれた学園へようこそ。
鬼薊"おにあざみ"
棘のある花。
花言葉「素直になれない恋」
手折らぬが仏。
甘い蜜は毒の味。
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