マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

おう、分かった(相手の移動する様子を目で追っていれば相手の見上げる様子にふと昔の相手の事を思い出しては懐かしさと今現在の相手との見た目の差はあれどそれでもまだ子どもの頃の相手を投影しそうになりつつ頷いて返しては自分自身も相手の隣に移動し横になり、半身を下にしては下にした方の片腕を相手の方へ伸ばしいつでも腕枕をできるようにしては先ほど相手に渡したプレゼント絡みで思い出した事を少し笑みを浮かべながら懐かしみつつも少しからかい気味に話して)

それにしてもビティスも成長したよなぁ。昔は計算問題ですぐ泣き付いてきてたのに今じゃすっかり一部隊任される隊長だもんな

(/あー……リアムがノアにたまにこっそり抱き付こうとしそうですよね(笑)ですね、意味があるとすれば部隊の新メンバー位でしょうかね(笑)あー……確かにそうですね。でも、ドギマギしてる付き合いたてからお互いベタベタになる境目は間違いなく初めての暗転でしょうね(笑)そうですねぇ……背が高いですしノアが傘を持ちましょうか(笑)どのシチュエーションも良いですねぇ……悩んじゃいますね(笑)あ、でも一緒に出掛けてるならノアがワンチャンどっかで気付くかもですし、後者のどちらかの仕事の帰りか迎えに行く途中の方が良いかと思いますね。そのあとでノアと合流してちょっと口喧嘩しつつも仲良く帰る感じですかね(笑)
もう気まずい以外無いでしょうね、間違いなく(笑)ですね。ビティス君のご両親のお葬式とかそれ以降のこととかはずっとカーライル家が家族ぐるみで仲が良かった事もあって担当してますから、自然とノアが案内でいるでしょうし(笑))

うっ…あの時はどうしても解らなかったんだよ。掛け算や足し算が混じってくると余計に…というか、今の仕事にその辺別に関係無いし
（相手が移動するのに合わせて動いた視線は、切り出された話の内容によってシーツ上へと泳ぎ。同時に喉に声を詰まらせた後いじけた子供に似た表情と言い訳じみた言葉をぶつぶつと返し、それから少し迷う間を空けて先程の言い訳より弱まった調子で話を続け。そこで一旦言葉を切ると此方に差し出されている腕をちらりと見て徐に上体を起こし、その上腕にそっと頭を乗せ相手と向き合う形で再度寝転がり両腕を互いの間へ縮こめて置く形に落ち着け。一度は相手と視線を交わらせたものの、また自らの手元へと伏せて改めて口を開き）

それに、部隊は任されてるっていうより…付いてきてくれてる、っていうのが正しいかな。うちの部下達さ…何でか俺の下が良いって言うんだ。他に幾らでも選択肢があるのに…うちの組織に入らないで、此方側から抜けたって良かったのに…
（先の発言に繋がる話を始めた声音は何処か困惑と呆れを含み、小さくはあるが溜息さえ吐き出し。だがその後の言葉にはその方が良かった、とも取れる弱くも穏やかで、願うような色が滲み。その話をする内に伝わる体温と相手の匂いで早くも眠気に誘われ始めたか、伏せていた瞼をそのまま下ろしてしまうと相手の肩口に額を預け、夢うつつに紡ぐ自身の疑問を最後に口を閉ざし）

……ホント、どうしてだろうね



（／ええ、そして抱き付こうと近付いたら痕が目に入っちゃいそうです(笑)まあ…それなら多少の意味はありますかね(笑)でしょうねぇ。初暗転後から色々吹っ切れそうですもんね(笑)では宜しくお願いします(笑)ではそれでいきましょう！何で右に付けたんだ、って言われて不機嫌になるビティスまで予想がつきました(笑)
ええ、家族と目も合わせられないでしょう(笑)それは有り難い…時間軸的には結婚前後の辺りになりそうですね、報告も兼ねますし(笑)）

それは彼らのビティスの下に居たい気持ちが大きかったからなんじゃないかな。ビティスは強いし、人を惹きつける何か持ってるんだよ、きっと(相手の子どもっぽい言い訳じみた言葉にクスクス笑いつつも、そう言えば昔もそう言ってたなぁ、なんて思い返して。相手の頭が腕に乗り一瞬目が合うもすぐ下がった相手の視線を目で追っていれば相手の呟きと疑問を聞いては、ふとこれまで相手の部下と共に見廻りをする際に何となく聞いていた話を思い出して。大抵が似ている内容だったが恐らくそのまま言えば困惑もより大きくなるかもしれない。だからこそ、それはビティスの実力、能力があるから。そう伝えては相手の頭を優しく撫でてやりつつ「だからビティスは誇って良いんだよ。リーダー想いの部下を持てたこと、そしてビティス自身の強さも、ね」と相手に自信をつけてあげたくてそう言って)

(/それでリアムがムスッとして痕つけたがってノアに拒否されーのそこにビティス君がやって来てまた2人の一悶着、ですかね？(笑)まぁ、新人君たちも最初とかは戸惑うでしょうが慣れていって欲しいですね……慣れていいものかは何とも言いがたいですが(苦笑)ですです！まぁ、初暗転の切っ掛け考えてはみたんですがやっぱりノアが誰かと(恋人みたく)親しげに話してるのがビティスに知られ、ビティス君がノアを恋人なのになんでそんなことするの、と怒って、それを宥めようとしたノアからのDキス、そこからの双方合意の初暗転……位しか思い浮かばなかったですね(苦笑)そして不機嫌そうにしたビティス君から、好きにつけたっていいじゃんと言われてムッとするノアも想像つきますね(笑)
ですです。それ以降はむしろビティスの方がカーライル家に行きたがってノアが消極的に、な展開になりそうですね(笑)ですねぇ……その時にノアが改めてビティス君のご両親のお墓の前で誓いをたてる感じの流れになりそうですね(笑))

……うん
（緩やかに浮き沈みを始めた意識の中に届く相手の声に未だ何か言いたげに息を短く吸い込み、だが回転速度が落ちていく思考ではその何かも形を成せずに呻きとして喉から洩れ。続けて頭へ触れる心地好い相手の手に一層眠気が強まり、考える事さえ億劫になってしまえば受ける言葉に只吐息の混じる声で小さな返事をして。それから暫し黙り込んでいたものの、不意に微かに身動いで目をゆっくりと開き、重い動作で顔を上げれば相手と視線を合わせ）

あのね…俺、今よりもっと強くなりたいんだ。部隊のみんなも、レイフさんも…ノア兄ちゃんの事も、俺が…一人で守れる、くらい…もっと…
（溶けてしまいそうな意識を表すように時折閉じかける視界に、それでも相手を確りと捉えつつ横になった半身の上側の手を相手の背へ伸ばし、その先で触れた服をぐっと握り締めながらぽつぽつと言葉を紡ぎ始め。自分にも言い聞かせるような調子を含んだそれを相手へ伝えていく内に眠さに負けた瞼は再び閉じ、呂律さえ怪しくなった言葉が半端に切れてしまえば、後には静かな寝息だけが開いたままの口から零れていき）



（／間違いなく喧嘩勃発ですね。ビティスの事なので低レベルな言い合いをするかと(笑)まあでも、慣れないと仕事に支障出るかも知れないので…(笑)そうなれば恐らく二度目の家出が起きる展開ですね。「俺が恋人なのに」とか「俺としてる事とあの人にしてる事が一緒」とか怒って喚くビティスに、「じゃあ恋人じゃないと出来ない事しよう」っていうので漸く初暗転…みたいな感じでしょうか(笑)それで家に着くまで二人共むすっと黙り込んで（ただし手は繋いでる）、部屋に入る前になってやっとお互いに謝る…という所まで妄想しちゃいました(笑)
ええ、ノアさんの実家なのにビティスに強引に引っ張られて行く事になるでしょうね(笑)ああ、いいですねぇ…ビティスは恐らく報告の途中で色々と感極まって泣いてしまうでしょうから、その続きを繋げる形で誓いをお願いします(笑)）

全く、俺だってビティスを護りたいんだよ…ビティスは色々と背負いすぎなんだ。もう少し、俺にもその気持ち、背負わせてくれよ(相手の眠たげな様子に思わず微笑みつつ相手が相手の腕が自分の背に回ったのを感じては少しだけ相手の腕が疲れないよう身体を相手の方に寄せては紡がれた言葉に静かに耳を傾けて。しかし途中で途切れたのを確認しては少し苦笑いを浮かべつつポツリと呟いては1人ですべて守ろうとする健気な幼馴染みに手伝いたいと聞いてないのは分かっていれど伝えては相手の頭を撫でていた手で少し相手の頭を自分の方へ無理させないよう寄せては相手の額に軽くキスを落として、優しく微笑んでそのまま眠りについて)

…あ、もうインスタント食品も大分少ないな…冷凍食品は…(相手にプレゼントを送った翌日、元部下が犯人であることが相手にバレてから暫く経ったある日の昼、2人揃って仕事のない日と言うことで昼食を共に食べようとなって何があるか探しにキッチンに向かい、インスタント食品の揃えてある戸棚を探してみれば残りの数も次の休みまでもちそうに無いのをみてそう呟きながら一度戸棚を閉めて冷蔵庫の冷凍室を確認してみるも、こちらもかなり少なくやはり心許ない。流石に買い物に行った方が良いだろう、とは思うもバレて以降1人での外出をとことん拒まれており、とりあえず相手の元へ向かい、出掛ける旨を相手に伝えて)

ビティス。そろそろ食料も危うくなってきたから昼食食べたら俺が買ってくるよ

(/まぁ、ノアもビティスの恋人ですからビティスの方につくのは間違いないでしょうがね(笑)ですねぇ、慣れないと気になって仕方ないでしょうからテッドさん辺りが言うんでしょうね……(笑)まぁ、何だかんだ他人とはハグや軽いキス(唇以外に)までですが、ビティス君にはそれ以上のこと積極的にしますからね……それをビティス君が知れるのも恋人らしいことしようという話になってから(多分2人のことだからそれまでは出来ても軽い唇へのキスまでと予想)ですものね(笑)ですねぇ……何だかんだ先にノアが謝ってそれにつられてビティス君が、という形で落ち着きそうですかね(笑)
まぁ、暗転してしまったら、の話ですが普通に有り得そうですよね(笑)はい、承りました(笑))

（発砲騒ぎの件にて、犯人や騒ぎの理由等の重要な詳細を翌日まで報告されなかった事に対し、当事者二人を標的に吠え散らす犬の如く騒ぎ倒し。その一件以降、相手が一人になる隙を少しでも無くさんと周囲への警戒を一層強め、更には極力自分の視界に相手の姿が収まるよう意識して行動し。それから時間を幾らか経て、警戒や機嫌の悪さもようやっと治まりを見せ始めたある日の休日。少しばかり暇を持て余してリビングをふらふらと彷徨き、ふと目に付いた部下からの貰い物である文庫本を棚から引き出してソファーに移動し、其処に俯せに寝転がると両手でその本を支えつつ表紙を開き。紙に綴られる文を暫し退屈げにぼんやりと目で追っていたが、ふと掛かった呼び声に顔を上げ相手の方を向いて。先に続く言葉の中に、一人で行く、という意味合いを感じ取った瞬間眉間にはっきりとした皺を刻んで）

…一人はダメ。俺も行く
（相手の話が切れて数秒、開いた口からは如何にもな顰めっ面をした表情と違わぬ不機嫌さを伴った低い声音での返事が出て。次いで本を閉じソファーから起き上がれば座る形に体勢を直し、改めて相手を見上げる視線と発する声色に有無を言わせる気など初めから無い圧を乗せて一つ確認を取り）

……いいよね？



（／おっと、リアム君ますます不機嫌になりそうです(笑)「せめて新人の前では隠せ」と妥協混じりに言われるかと(笑)お互いに照れと奥手が過ぎますからね、この二人は…そういう話になるまでビティスも気付けないでしょうねぇ。…あともう一つ、初暗転での話なんですが…Dキスとお互い触り合う辺りまではノアさんがリードしていたのに、いつの間にかビティスに主導権握られていて、いよいよって時にはノアさんの方が押し倒されてて…みたいな妄想してしまいました、すいません(笑)ええ…そしてまた一緒に寝るんでしょうね、その日は…(笑)
暗転未遂（押し倒しまで）の目撃でも充分気まずくはなりそうですけどね(笑)ふふ、楽しみにしてます(笑)）

アイツらが俺の言い付け守ってるならもう大丈夫だと思…(まだ警戒心を残してるらしき不機嫌そうな相手に苦笑いを浮かべつつそう呟いていたが、相手の有無を言わせない、ついていくと決意してるような声色、視線に言葉を途中で切り口を閉ざして数秒どうすれば相手を説得できるかを思考していたが、相手の説得はまず無理だろう、なんて考えに行き着いては溜め息と共に両手を上げて降参のアピールをすれば2人で行くことに了承する旨を伝えつつ相手に一緒に行こうと提案をし、更に昼食について問い掛けて)

分かった分かった…ビティス、一緒に行こう。昼飯はどうする？冷凍のピラフとかの冷凍食品とカップ麺が幾つかあったが…一緒に出掛けるついでに外で食べるというのもあるが…

(/まぁ、2人が結婚するまでは不機嫌になりそうですねぇ……互いに理解をして仲が良くなってれば嫉妬しないでしょうが(笑)流石に新人たちの仕事への支障が出ると分かれば多少頷きそうではありますが……気が付くともう取っててそれに新人が少しずつ慣れてそうです(笑)ですです、むしろお互いに恋心気付かない方が(無意識に)ベタベタしてるというヤツですからね……いえいえ、じつは自分も同じ事考えてましたので何も問題ないですよ(笑)ですね、仲良くいつものようにノアがビティス君に腕枕したりしてねるんでしょうね(笑)
まぁ、それは確かに……どちらにしてもどっちの実家か分からなくなりそうですね(笑))

ん、そうだなぁ…折角だし、たまには外で食べよっか
（相手の呟きに更に圧を強めたが、提案がなされればそれは一気に緩まり眉間の皺も取れ。小さな頷きでその案を受け入れた後、続く問いに視線を斜め下に泳がせ本の表紙を指先でなぞって弄びながら悩みに数秒程沈黙し。次いで幾らか気の抜けた表情で再度相手の方を見上げ、普段の柔らかさが戻った声音で問いに答え。それから持ったままだった本をテーブルに置くと徐に立ち上がり）

…出掛ける準備、してくるね
（相手の方に向けた顔に何か含みのあるにやりとした笑みを乗せ、愉快そうな色を持った調子で一言断りを入れ。同時に顔の辺りで片手を軽く左右に振った後、一旦自室に戻らんとリビングの出入口の方へ足を踏み出し）



（／仲良くなれるまでが大変ですがね。今も敵対してますし(笑)ちょっと、頼みますよノアさん…(笑)まあビティスも新人への体術の稽古や先輩方との組手の休憩中に行儀悪くも服で汗拭こうとして、着てるTシャツの襟辺りを額の方に引っ張り上げたら裾も持ち上がっちゃって色々痕の付いたお腹や腰がチラ見え…とかありそうですが(笑)今でさえ距離感おかしいですもんね…(笑)それは良かったです。ノアさん的には自分が上のつもりでいたのに気が付いたらベッドに寝かされてて、ビティスを見上げる体勢になってから「…あれ？」ってなってそうだな、とも思っておりました(笑)いやもう、お互い何の意識もしていないと近すぎるくらいですね(笑)
確かに。まあ、二人の実家って事で良いかと(笑)）

おう、分かった(自分の提案に相手の表情が緩んだのを見て幾分か安堵してくれた様子に少し頬が緩み、問いの答えに頷いて返して。相手のニヤリとした笑みに少し首を傾げつつも了解の意味で頷いては相手を一度見送ってから自分でも簡単に荷物を持っては一度リビングに戻り、相手の事を待ち)

(/ですねぇ……ノアが1人で休憩してるとき(ビティス君が休みでノアが仕事の日とか特に)にノアにキス痕付けたりしてそうですね……ノアがビティス君と結婚すれば間違いなくノアを奪い合う事は無いんでしょうが(笑)まぁ、新人の仕事の効率の為と言えばひとまずは流石に大丈夫でしょう(笑)まぁ、その程度なら問題はないかと……ノアの場合は普段から見える位置ですから(笑)ですです。周りからの評価が『お前ら付き合ってないのかよ』から『お前ら付き合ってるんじゃねーのかよ』に変わる感じなイメージですよね(笑)そうなんですよね！それで戸惑いながらもビティス君の愛情に溺れてされるがままに喘いでいるイメージです(笑)まぁ、極々稀に攻め受けが逆転したりもしそうですが……基本的にはノアには暗転中は喘いでもらいましょう(笑)ホントそうですよねぇ。これでまだ付き合ってないんですよね？この2人は……(苦笑)
ふふ、そうですね。2人の実家と考えれば何もおかしな所はないですし、ノアの家族も自宅がビティス君の実家という扱いは大歓迎でしょうからね(笑))

さて、えっと…
（自室に入ってまずはベッド横のテーブルにある相手から贈られたアクセサリーに目をやり、アレに合わせた服装を、仄かな意気込みを胸にクローゼットの方へ向かい。その中のさして多くも無い衣服類をあれこれと取り出しては仕舞いを繰り返し、仕事以外の事、特にお洒落等には疎い自分なりに組み合わせを悩み。その末に白いTシャツにやや濃い青のゆったりとした薄い上着を羽織り、下は黒のパンツとシンプルで落ち着いた服装へ着替え。仕上げにバングルを右の手首に、イヤーカフを左耳に各々付けて。カフが見えるようわざとそちら側の髪を耳に掛けた所でクローゼットの扉に備えられた鏡に己を映し、不備が無い事を確認してから貴重品を小さなバッグに詰めて部屋を出ていき）

ノア兄ちゃん、お待たせー。ごめんね、思ったより時間掛かっちゃった
（リビングに戻り先に準備の済んだらしい相手の傍へと歩み寄りながら、いつも通りの何処か気の弛んだ朗らかな色の声を相手に掛け。次いで相手を覗き込んだ表情に眉の下がった幾らか苦みを含む笑みを浮かべつつ詫びを口にして）



（／そしてその痕をビティスが見付けて、嫉妬と対抗心で痕の上から噛み付いたりするんでしょうね…まあ、もう暫くの辛抱ですかね(笑)そうである事を願います(笑)まあそれはそうなんですが、新人さんには「この人に手ぇ出してる人居るのか…」って目を向けられる事受け合いですね(笑)本当それです。最終的に「逆にお前ら何で付き合ってねーの」って変化しそうです(笑)逆転しようとしたらビティスに「俺にさせて…？」っておねだりのトーンで言われて結局下になっちゃうんでしょうね(笑)逆転するとすればビティスが弱み握られて捕まった後の一回くらいですかね…(笑)まったく…何なんでしょうね、この二人（苦笑）
良いですねぇ。きっと実家行ったら、自分の親に出来なかった分家事のお手伝いとかでノアさんの両親に親孝行するんでしょうねぇ(笑)）

いや、問題ないぞ(淡い水色のシャツに白の薄手の上着を羽織り、黒のズボンのシンプルな服装に仕事の無いときに愛用している黒の弦の縁なし眼鏡を身に付けた状態でふと窓の外を見ていれば少し黒い雲が見え、眉を僅かにしかめており。しかし、相手の声が聴こえてくればそのしかめた表情もパッと戻っては相手の詫びに気にしていないことを伝えては相手が自分のプレゼントしたアイテムを身に付けているのに気付けば目元が緩み嬉しげに微笑んでは「やっぱりビティスはアクセサリーつけてるとより一層カッコよくなってる」と相手の頭を優しく撫でつつそう伝えては先程見えた雲が気掛かりになりその事を伝えつつどうするか問い掛けて)

さっき向こうに雨雲っぽい雲が見えた。距離的には大丈夫だとは思ってるんだが…ビティスはどうする？

(/そこから二人の牽制合戦が始まるという……ホントさっさと結婚すればいいのに(笑)ですねぇ、それでビティス君がノアとベタベタしてるのを見て新人達が察するんでしょうね(笑)間違いなくそうなりそうですね(笑)ビティス君におねだりされたらもうノアは「え、あ、おう……」って感じで受けちゃいそうですね(笑)あー、ですね。取り返した直後にビティスを家に連れ帰ってから「アイツにされたこと、されそうになったこと、全部俺がしてやる。アイツのこと忘れるほどに」って感じでやりそうですね(笑)さぁ……とりあえず物語を続けていけばくっつくのは間違いないかと(笑)
あー、良いですねぇ。それでビティス君とレオも兄弟みたいになってきて家族団欒を楽しんだりしてそうですよね(笑))

ん…へへ、ノア兄ちゃんに褒められると何か凄く嬉しい
（内心期待していた言葉が耳に入った瞬間一気に顔付きをだらしなく思える程に弛ませ、己を撫でる手の感触を目を細めて享受しながら自らの感情をふわふわと浮かれる声でも表し。しかし次いで問われた事に表情をきょとんとしたものに変化させ、視線を一旦窓の方へと向けて空模様を窺い）

んー…予報だと深夜まで降らないみたいだし、雲も遠いから別にいいんじゃないかな。…ねぇ、それより早く行こう。俺ハンバーガー食べたい
（遠くへ目を凝らせば相手の言う通り確かに暗い色の雲が見え、その事に僅かばかり眉を寄せ暫し悩みに小さな声を洩らしつつ、携帯をポケットから取り出して操作し始め。その画面に表示されたこの辺りの天気予報を確認すると直ぐにまたしまい直し、改めて相手を見上げ幾らか迷いの色を見せながらもきちんと答えを返し。その次にはまた顔に快活な笑みを乗せ、伸ばした手で相手の袖の端を軽く引くのと同時に、笑みに違わぬ明朗な色を持った言葉でも催促して）


（／まだ付き合ってさえいないので…道のりは長そうですね(笑)そしてノアさんの首にある痕が見えて更に「あっ…」ってなるのでしょうね(笑)ええ、この距離感見ちゃったら仕方ないですよね(笑)ノアさん、ビティスのおねだりには勝てなさそうですもんね…(笑)最っ高に良いですね…！ビティスからも「…お願い。アイツの痕跡全部消して、他に誰も見えなくなるくらい愛して」ってされる事全てを受け入れると思います(笑)そうですねぇ…気長に見守っていきましょうか(笑)
ええ、たまにビティスがレオ君に「俺がお義兄ちゃんだぞー」ってからかったりふざけてたりしてそうです(笑)）

そうか…お、いいな。ならハンバーガー食いに行くか(相手の弛んだ表情とその表情からの相手の声に胸の中が満たされていくような感覚に自分の表情もかなり緩くなる感覚を覚えて。天気に対する相手の意見を聞いては確かにそうかもしれないが、何か雨に降られそうだよな、なんて考えも浮かんできて。しかし相手の催促の言葉と誘う様子に可愛らしさを存分に感じれば相手の言葉に賛同しつつ相手と共に玄関へ向かい。玄関で普段着用の靴を履きつつもふと玄関に置いてある傘に目がいくとやはり持っていった方が良いんじゃないか、なんて考えが思い浮かび、傘を手にとってから改めて相手の方を見てニッと笑みを浮かべつつ行こうか、と声をかけて傘を持ってない手を差し伸べて)

それじゃあビティス、一緒に行こうぜ？

(/ですねぇ……まずは告白イベント目指しましょう、取り敢えず(笑)ですねぇ、それでついついどちらかに関係を聞いてしまった新人さんは惚気の被害に遭うんでしょうね……(笑)距離感近い(現在)→距離感遠い(付き合いたて)→距離感異常に近い(暗転経験後)って感じですよね(笑)ビティス君のおねだりにはまず勝てないです。レオのお願いやおねだりは割と一蹴しやすいですが(笑)それからはたまにノアもビティス君に自分がやりたいと言う機会が増えるんでしょうね……それが実現するかは不明ですが(笑)
それにレオが悪のりして何か買ってとおねだりしたらレオにはノアの拳骨(軽め)が飛ぶんでしょうねぇ、きっと。ビティス君には甘いので軽い小言で終わりそうですが(笑))

うん！…へへ、どういうの食べようかなー…
（玄関先で靴を履く最中、丁度視界に入った相手の行動に己も傘立ての方にじっと視線をやり。そのまま屈んでいた姿勢を直し、爪先で地面を軽く叩いて履いた靴の違和を調整をしつつ、自身も傘を持つべきかと悩みに僅かに眉を寄せ。しかし相手から掛かった声に顔ごと意識をそちらへ戻せば、笑みを浮かべた相手と目が合い。その瞬間悩みも何処かへと消え此方も同じように頬を弛めると、差し出された手を握って共に街へと出掛け。相手と一緒の外出という事もあって未だ浮かれ気味ではあったものの、時折警戒から密かに鋭い視線を周囲に巡らせ。だがそれも無事に店に到着する頃には随分と和らぎ、鼻歌さえ交える程の機嫌の良さを表情に示し）

…あ、そういえば。此処、アップルパイも結構美味しいってシャーリー言ってたっけな。んー…確かに美味しそうだけど、見た感じパイ自体も割と大きいみたいだし…両方ってなると食べるのちょっとキツいかも…でも気になるしな…
（店内のカウンターの上に大きく掲げられたメニュー表にじっくりと目を通し、注文するハンバーガーの種類を選ぶ途中ふと思い出した己の部隊の狙撃手からの情報に声を上げ。バッグを抱える側の手で顎回りを撫でる仕草と同時に、表にある写真を見詰めぶつぶつと独り言を零して暫し葛藤し）




（／ですねぇ。そもそもどっちから告白するって話でもありますが(笑)ええ…恐らくどちらに訊いても甘ったるい惚気を聞かせられますね(笑)ですね。最終的に何処行っても自然と一緒に居る、ナチュラルにくっついてるくらいの距離感になるでしょう(笑)ノアさんのそういう所好きです。ビティスもノアさんからのお願いがあれば頑張っちゃうでしょうね(笑)ノアさんに自分がしたいって言われて、最初はそれに応えるつもりでいたけど、事が進む内に昂ってきちゃったビティスに押し倒される…なんて展開になってしまいそうな気もします(笑)
ノアさんホントに甘い…(笑)レオ君から文句飛んできそうですね(笑)）

…ふむ(共に向かう道中で時折警戒をする相手に苦笑いを浮かべつつも、自分の為であることは一応分かっているからこそあまり文句は言わずにいれば店に到着する頃にはもうご機嫌そうになった相手に思わず可愛いな、と声には出さなかったが目を細めて。相手と共にメニュー表を見ていれば隣から聞こえる独り言に小さく呟きつつ思考していればなにか思い付いたように一度繋いでた相手の手を離し、傘を自分の肘裏にかけつつ自分の財布を取り出せば二人分のハンバーガーとセット用の追加額、アップルパイを購入しても余裕で余る額を財布から取り出して相手にそのお金を握らせては財布を仕舞いながらメニュー表を見つつ自分も同じ意見だと話せば、小さく微笑みながら自分が食べたいハンバーガーを伝えつつ自分の渡したお金で買ってきて、とお願いをしてはアップルパイを二人で食べようと相手の方を見ながら笑いつつ楽しげな声色で話して)

…奇遇だな、俺もアップルパイが気になってたが大きいから悩んでたんだ。俺はBLTハンバーガーのセット食いたいからその金で買ってきてくれないか？アップルパイは二人で半分こして食べようぜ

(/まぁ、ビティス君の気持ち吐露→ノアが同じであることとそれが恋心であることを告げる→どちらかが告白、で付き合うでしょうから、それ待ちですよね……結婚に関する告白もどっちからするか楽しみですが(笑)ですです。一番良いのは周りに訊くことですけど、近くに二人のどちらかがいて聞かれたらまず割り込んでくる可能性高いですよね(笑)ですねぇ！片方だけ呼んでも自然ともう片方が一緒についてくる感じですよね(笑)まぁ、レオは実弟ですからその辺は仕方ないですね(笑)それはそれで欲望に忠実なビティス君が可愛いので問題ないです。ノアも必死に自分でやろうとしても気が付いたらやられてる感じしそうですが(笑)
そりゃあパートナーですからね。レオから文句が飛んでもノアは着なくなった服(それでも十分オシャレな服)をレオに贈ってますし、それでマウント取るのでノアは気にしません(笑))

…いいね、じゃあ注文してくる
（悩みに首さえ傾き始めた頃、ふと離れた手に意識がそちらへ逸れ、視線も手の方へと向き。次いで手の代わりに置かれた金銭に少しばかり驚いたような様子で何度か瞬きを繰り返した後、それについて問わんと顔を上げ。しかしその前に出された提案に問いを発するに笑みを浮かべて提案を受け入れ、渡されたお金を確りと手の内に握り締めて注文へと駆け足で進み。自分の分のチーズバーガーのセットと相手のセット、それからアップルパイも頼み、いざ会計となった所で渡された金銭が随分多い事に漸く気が付いて。一先ず支払いはしたもののその多さに疑問が湧き、その後直ぐ様至った考えに子供扱いされたのか、と一人勝手に不満を抱けば眉を僅かに寄せ。直後渡される二人分の品とパイを受け取り、相手の品が乗ったトレーに釣り銭と自分の財布から出した此方のセット分の金額を置いて相手の元に戻り）

…はい、ノア兄ちゃんの分。それと、お金多かったから返す
（両手に持ったトレーの内品物とお金を乗せた相手の物を差し出しつつ、少しばかりぶっきら棒な言葉を相手に掛け。続けて数秒視線を自分のトレー上にさ迷わせて沈黙した後目だけを相手へ向け、不満に顰めた顔と低まった声音でぼそぼそと文句を垂らし）

あのさ…俺、別に自分の分くらい自分で払えるからね



（／ですねぇ…それまでにもまだまだイベントありますし。プロポーズについては…どっちが先に「家族になりたい」って思うか、という所が大きいでしょうねぇ(笑)絶対来ますね。「何の話してるの？」って具合に。そしてそのままイチャイチャに巻き込まれる可哀想な新人さん(笑)「片方にだけ用があるのに…」ってなる事も多くなりそうですね(笑)あー…血が繋がってる家族相手だと遠慮無くなりますもんね(笑)ビティス、恐らく基本的に愛を受け止めるより相手に目一杯注ぎたいタイプなので…でもそういう日は暗転直前に、妥協案として「…上に乗る？」くらいは訊いてくれる（ただし攻め手は譲らない）と思います(笑)
パートナーにはつい甘くなっちゃいますよね…ふふ、本当に兄弟仲良いですねぇ(笑)というか、ノアさんのお下がりが着れるって事はレオ君もそれなりに身長があるんでしょうね…）

…？…あぁ、そうか。すまない、説明省いてしまっていた(相手から注文をした品の乗ったトレーを受けとるも相手の様子がどこかおかしい。ついでに相手から渡してもらったトレーには幾分かのお金も乗っていて釣り銭にしては少々多く不思議そうな表情をしていたが相手の不満そうな様子と口調で呟かれた言葉を聞いては成る程と理解をし。どうやら自分が子ども扱いをしてると思われた事に苦笑いを浮かべつつ説明を少し省いた事を謝罪しつつ近くでちょうど空いているテーブル席を見つけて移動し、テーブルにトレーを置いて席に座れば自分の行動の意図で説明していなかった部分を伝えてはキチンと了承を取るべきだったと申し訳なさそうに苦笑いを浮かべて)

一応さ、俺はビティスの監視下とは言えど、家に住まわせて貰ってるからさ。それが申し訳なくて…勿論こんなので釣り合いは取れないけど、少しはビティスのために、と思ってたんだ…まぁ、説明省いてしまったせいでビティスに嫌な思いさせちまったが

(/ですね、それは間違いないかと。少なからずノアは思いやすそうですからビティス君がどうなるか、かもですね(笑)可哀想……まぁ、(二人がいる場所で二人の話題を出さない為の)勉強になった……と思っても多少可哀想ですね(笑)多くなりそうですね、確かに(笑)ですです(笑)まぁ、ノアが愛情を受けたい部分もあるのでその辺は一致してそうですね。ノアも愛情を注ぎたい時もあるかもですが(笑)

そういう感じです。それに一応ノアも兄としてレオとよくいたからこそ二人の様子は微笑ましく見てそうです(笑)まぁ大体ノアとビティス君の中間くらいでしょうか。レオもスポーツはやってますし(上手いとは言ってない)(笑))

……ううん、いいよ。でも住まわせてもらってるとか、そういうの別に気にしなくても…ほら、元々は上からの指示なんだし
（聞こえた謝罪に寄った眉をぴくりと微かに動かしつつ、相手を追ってテーブルにトレーを置き席に向かい合う形で座り。そのまま暫し相手の言う説明に耳を傾けている内に顔付きは多少柔らかになり、声が切れて数秒程の間を空けて小さな溜息と共にではあるものの許容の言を発し。次いで此方も苦みを含む笑みを口元に乗せるのと同時に先程の謝罪について言葉を返し。そこで一旦区切りを付け片手でテーブルに頬杖を突いて視線を下げ、僅かな沈黙を落とした後再び口を開き）

それにさ…家にノア兄ちゃんと居ると、何か家の中が暖かいっていうか…居心地が良くて、気持ちがふわーっと和らぐっていうか…だから、まあ、その…
（下げた視線の先にあるドリンクのストローをもう片方の手の指先で摘まんで弄びつつ、先の反論に続けて己が抱く心情をゆっくりと紡いでいき。その声音には静かながらも喜びや楽しさに似た色が、表情には何処か気の弛んだ嬉しげで穏やかな笑みが浮かび。しかし自らの発言に徐々に妙な羞恥を覚え始め、それにつられて声の勢いは次第に萎み、仄かに熱さを持ち始めた顔をストローを弄っていた手の平で一度覆い隠し。それから頬杖を解き覆う手を外した顔を改めて相手の方に向けるも、目はやや下方を泳ぎ。未だ勢いの無いその調子で無理矢理話を断ち切れば、それを誤魔化すように食事を促し）

えと…とにかく、今度からそういう事で気を遣わなくていいから。…うん、と…とりあえず、食べよう？



（／そうですねぇ…前後にも色々積み重なりはあるとは思いますが、恐らくビティスが決定的に「家族」を意識するのはカーライル家に行った時でしょうね。いいなぁ、って思っちゃうかと(笑)本当に…テッド辺りに訊くのが一番無難ですよ(笑)呼び出した方が何とも言えない顔してそうです(笑)良い感じに一致してますね。ビティスは多分精神的に弱る（悪夢見たり仕事上で何やらあったり等）と愛情を受けたい、って思う事が多くなるかと(笑)あ、初暗転の切っ掛けについてもう一つ思い付いたんですけど…ビティスかノアさんのどちらかが周り（ビティスの部下か先輩辺り）に「で、どこまで進んだ？」って訊かれて、そこからそういう事をじわじわ意識し始めちゃう…とかもちょっと良いなって思ったり…(笑)
まあ基本的にはじゃれ合いしてるでしょうしね(笑)そういえば最初の方でレオ君野球やってるとか言ってましたね…レオ君を見上げるビティスがまた不満顔になりそうです(笑)）

そう、か…分かった。ただ、まぁ…今まであまりビティスに兄らしいこと出来なかったからさ…今回だけは俺に奢らせてくれないか？(相手の抱いているらしき心情の言葉に胸が温かくなるのと同時にどこか自分が相手の居心地のよい場所になれている、ということへの満足感が胸の中を満たされていく感覚を覚えると共に相手の恥ずかしがってる様子が愛らしく感じれて。食べるよう促されてはポツリと呟いては一度了承を告げるも一度前置きをしては片手の人差し指で少し頬をポリポリ掻きつつ何処か言いづらそうに少し口ごもってたがポツリと自分の気持ちを吐露して。勿論勉強を見てあげたりはしていたが、それでも兄と慕ってくれている相手を引き取れなかったからこそ今まで出来なかった事をしてあげたい、という気持ちもまた多く残ってた事もあり…故に自分のトレーに乗ってたお金を手にとってはそのまま相手のトレーにゆっくり置き直しつつ改めて、今回だけという文言つきで問い掛けて)

(/あー……でもノアもそこが確定的になるかもですね。改めてビティス君に家族を作ってあげたい、って思う感じになりそうですね。それが自分が唯一の家族になるか、家族として引き入れるか、のどっちの思考になるかは分かりませんが(笑)ですよね……後は一応まだ名前は出てませんがノア隊にいる常識人枠(それでもノアをメチャクチャ信頼してるし話したがる)の子も一応妥当ですかねぇ(笑)部隊に関する報告とか、他人にあまり聞かれたくない相談事とかの時にかなり困ってそうです(笑)そう言うときはノアがしっかり愛情を注ぐことでしょうね……注ぎすぎたらお返しとばかりに注ぎ返されそうですが(笑)あー……良いですねぇ！でしたら、それで余計に片方がドギマギしちゃって少し距離置く頻度上がって、そこからノアがついつい他の人とまた恋人っぽい行動をしてしまって、それをビティス君が見ちゃって……てな感じで前に考えた奴に繋ぐ流れに持っていけそうですが、どうします？(笑))

……ん、今回だけだからね
（己の促しが一旦は了承され無意識に籠っていた身体の力がふっと抜けて、知れず小さく息を吐き出したが耳に入る相手の声に再び動きを止め。反論を探して唇を結んだまま僅かに動かして呻きを洩らし、その次に此方のトレーに乗せられたお金が下がっていた視界に映り込めば今度こそ相手に目を向けて口を開き。しかしそこにあった表情と問いの形を持って告げられる言葉に放つ筈の反論は掻き消え、開けた口もゆっくりと閉ざして只困ったように眉を下げ。そこから数秒、じっと向けていた視線をトレー上のお金の方へ落とし、少しばかり不満そうな色を滲ませた声音で相手の言葉を受け入れると、そのお金を取って自分の財布に戻し。次いで自らが注文したハンバーガーを手にして自分の元へ寄せつつ、先程と同じ声色でぽつりと独り言の如き子供じみた文句を呟き）

俺だって、ノア兄ちゃんに色々お返ししたいのに…



（／ですねぇ…ビティスが抱く想いとしては「家族が欲しい」というものだけでしょうから、そこがどう叶うかは流れとノアさんの気持ち次第と言いますか…(笑)感情拗らせてないリアム君みたいな人でしょうかね…その人相手ならまあ、まだ…？(笑)「ちょっと離れてくれ…」ってなるでしょうね(笑)満足するまで注いでもらえたら、きっと溢れるくらいお返ししてくれますよ(笑)いいですね、いいですねぇ！それでいきましょう！訊かれるのはどちらにしましょうかね…恐らく付き合いたては二人ともそういう事意識してないでしょうから、良い反応してくれそうですし…どっちも捨てがたいですねぇ(笑)）

…俺としてはビティスが生きてくれてるので十分返ってきてるさ(自分の言葉を受け入れてくれるも相手の不満げな声色に何故そんな様子を見せるんだろう、なんて思うも相手の不満げな声色の文句が聞こえてくれば相手の気持ちを漸く感じ取れば少し申し訳なさそうに微笑みつつそう返して。しかし自分のトレーに載ってるハンバーガーを手にしては普段の優しい微笑みをしつつポツリと独り言のように呟き、一口パクッとハンバーガーを食べて)

でもビティスも大人になってるんだし、ビティスの奢りでの飯を今度期待して良いのかな？

(/そうなりますねぇ……ノアがどう考えるのやら……どっちでもあり得そうですからねぇ(笑)まぁ、リアムが異常なだけですからねぇ……一応まとも、な筈ですよ(笑)ですね、それで少し不満顔になってる相手を宥める為に呼ばれた方が相手にキス(軽いやつか深いやつかは不明)して少しだけ待ってもらうとか有りそうですね……(笑)ふふ、それはノアもお返しをきちんと受け入れそうですねぇ(笑)ですね、意識してたらドギマギしてないでしょうし、どちらも捨てがたいですよね……いっそのことどっちも別の場で呼び止められてどうなんだと訊かれる……というのでも悪くはないかもですね？(笑))

…うん！何でも好きなの奢るから、また出掛けよう
（文句に対する答えにそれ以上何も言えず、それでも燻る不満に眉を寄せた渋い顔付きでハンバーガーに口を付けて。口内の物を咀嚼し飲み込んだ直後、聞こえた呟きに反応して顔を上げ。その目に相手の微笑みを捉えて一秒足らず、遅れて理解した内容に雲が払われていく青空の如く表情を輝かせて一つ頷き、更に顔を笑みに弛ませながら約束とばかりに明朗に言葉を続け。それからの食事の最中、不満など端から無かったかのような機嫌の良さを保ち）

あ、カスタード入ってるんだ。…ん、美味しい！これならミルクティーの方が良かったかな
（メインであるハンバーガーを食べ終え、次いで此方のトレーに乗るパイに目をやり。まずはそれの包み紙を両手で持ち、ゆっくりと力を籠めて慎重に割っていき。見えた断面に思わず独り言を洩らしつつ、中身が落ちないよう割った箇所を上にしてパイの片割れを相手のトレーに置いて。残った自分のパイを大きく開けた口へと運んで思い切りかぶり付き、口の中を満たす甘さに思わず弛む口元を押さえるのと同時に率直な感想を零し。その次には自らが注文した炭酸入りのドリンクに視線が向き、少々ばかり湧いた後悔の色を表情と呟く声に滲ませて）



（／いざ決まる時まで楽しみにしておきましょう(笑)リアム君も色々あって拗れただけですしね…会える時を楽しみにしてます(笑)深い方だった場合の気まずさ半端無いでしょうし、深さを問わずキスを目の前で見せられる呼び出した人が不憫ですねぇ(笑)全身全霊をもってのお返しなので、受け止め損ねたりしないようお気を付け下さいませ(笑)意識してた場合ドギマギというかソワソワでしょうねぇ…あ、それいいですね！それでいきましょう！各々に訊く人誰にしましょうかねぇ…(笑)）

おう、ならその時楽しみにしているさ(どうやら自分の呟きが聴こえていたようで相手の表情が先程までとはうって変わって明るくなり、約束と言わんばかりの言葉に、機嫌がすっかり良くなったらしい事に安心して笑みを浮かべつつ頷きながら返してはメインのハンバーガーを相手と楽しく食べて)

カスタードクリーム入りか…確かに旨いな(ハンバーガーを食べ終わると、ちょうどパイを食べている様子で、飲み物の選択を誤った事を何処か後悔している様子で自分のトレーに乗ってるパイを手に取り、上になってた断面から見えるカスタードクリームにそう呟きつつ一口かぶり付いてみればカスタードとリンゴがそれぞれの美味しさを引き立てあってさらにパイのサクサクした食感と美味しい香ばしさが相まっており、その美味しさに目を丸くして納得するように呟いてはカスタードクリームはあまり作ったことないから作り方を体が覚えてたら入れてみるかな、なんて思いながら少し楽しげに微笑みながら相手に提案しつつまたパクッとパイを食べており)

なら、今度材料揃ったときに俺がアップルパイ作ってやるよ。ここと同じカスタードクリーム入りかは保証しないけど…その時はミルクティーと一緒に食べような

ホント！？…へへ、楽しみにしてるね
（相手の声に視線をドリンクのカップからそちらへと移し、同時に先程と同じ程の喜びに輝いた声音で聞き返して。しかしその答えは待つまでも無く、今さっきの後悔も消えた笑顔で期待の言葉を続け。それから暫し眼前の甘い菓子を口へ運んでその味を堪能し、最後の一口を飲み込んでしまえば僅かばかり名残惜しげに唇に付くクリームも舌先で舐め取って。少しの食休みを挟んで立ち上がるとトレーをカウンター傍の返却口に置き）

…わ、思ったより時間経ってる…まあいっか。えっと…あとは買い物して……ん
（店の出入口の方へと歩きつつ現時刻を確認してはぽつりと独り言を零し、丁度外へと出るタイミングで携帯を仕舞った直後、微かながら己の鼻先が何か匂いを捉えたような気がして極小さな声と共に顔を上げ）

おう、菓子なら任せとけ(相手の喜びの表情、そして期待の言葉に頼りにされている、という感覚に自然と自分の頬が緩むのが分かってはいるがそれでも嬉しさが混み上がってきてはそれが声色に乗りながら流石に料理はそこまで得意ではないが、菓子作りなら任せてほしいと楽しげに話して。その後もアップルパイに舌鼓を打っており、食べ終えてふと相手の方に視線が向くと丁度唇についたクリームを舌先で舐めとる姿を見てはドキッと心臓が跳ねる感覚を覚えて何事かと戸惑い。その後相手と共にトレーを返却口に置いて、相手と共に店を出る時に相手の呟きが聞こえてはいたがノンビリ買い物しても良いか、なんて思っていれば相手が何かに気付いたような様子が気になり問い掛けて)

どうした？ビティス…

(/わわっ、書いてた筈なんですがどうやらミスで消してしまってそのまま投稿してたようです……申し訳ありません！！(土下座)
はいっ、是非ともお楽しみに、です(笑)まぁ、リアムの同期で(ノアに別部隊への異動を薦められても)ノアの元に居続ける事を決めてた子ですからノアに対する忠誠心はありますが、リアムが変な方向に走ろうとしても修正しようとする常識もありますので大丈夫ではあろうかと……まぁ、ノア誘拐を止められてない時点で会いたがりであることは変わらないですが(笑)間違いなく不憫ですね……その後で報告するにしてもある意味気が散りそうですね(苦笑)その辺はノアもビティス君の愛ですし全力で受け止める筈ですので問題ないかと(笑)あぁ、ですね……そうですねぇ、テッドさんは何か仮に二人の事を心配は心の中でしてたとしてもそれを口に出さなそうなんですよね……言っても「いい加減、腹括ったらどうだ？」とかですかね？(笑)後は何となくのイメージなんですがレイフさんがどちらかには聞きそうなんですよね(笑))

ああ、うん。雨の匂いがしてるから、もう降るのかなって思っ…
（まず顔を上げた先に見える街並みを視界に入れた状態で、今度は嗅覚を意識して空気を吸い込み。改めて確認したその匂いは己からしてみれば日常的に慣れた雨のものだと解り、思わず訝しげな視線をまだ青の多い空へとやり。天気の事へ思考が逸れていた所に聞こえてきた問いに、部下達と話す時と同じ要領で答えていくが、はっと現在の状況を思い出して言葉を止めるのと同時に顔を勢い良く相手の方に向け。しまった、とばかりに焦った動作で口を片手で押さえつつ微かに見開いた目を彼方此方へ忙しなく動かして）

……いや、えと…その、何でもない。買い物、早く行こう
（相手に自分の鼻の鋭さを明白に話した覚えは無い、変に思われたのでは。そんな今更な不安が湧いて僅かに強張った顔を相手から隠すように斜め下へと逸らし、それから十秒以上の長い沈黙を置いて漸く片手を口元から下ろし。開放されたそこからぼそぼそと弱々しい声で無理のある強引な誤魔化しをした後、相手を見ないまま次の用事を促して先に一歩足を踏み出し）



（／いえいえ、大丈夫ですよー
とりあえず今はこの焦れったさを楽しみましょうか(笑)今の時点では仕方ないでしょうねぇ…向こうのチームにはノアさんが此方の組織に無理矢理従わされてると思われているのもあるので…そこの誤解さえ解ければまあ、大丈夫でしょう(笑)人によっては「見せ付けるな」と軽く叩かれそうですね(笑)それなら安心です(笑)まあ、テッドはそうでしょうねぇ…あとは「人の色恋沙汰にあまり首を突っ込む気は無いが」って前置きして軽い助言くれるくらいでしょうね(笑)…レイフさんならやりかねませんね(笑)何だったら両方に訊きそうです。勿論、片方が居ないタイミングを狙って一人ずつに(笑)）

…ビティス、俺はビティスの嗅覚の良さを知ってるつもりなんだが？(相手の呟く返答に、確かかなり匂いに敏感だったし雨の匂いも分かるのだろうな、なんて特段不思議にも思わず特に口を挟まず聞いていたのだがその途中で言葉が途切れたのに気付き、そちらへ向くも相手は顔をこちらから見えないように逸らしている。しかも強引な誤魔化しで話を逸らして先に進もうとする相手の様子を見ては何処か相手が隠したがっている様子に分かりやすくムッと眉をしかめては歩き出そうとした相手の腕を痛がられない程に強すぎないながらも離すつもりないという意思表示をする強さで握れば相手の側に歩み寄りつつ残念そうな声色でそう声をかけて、若干の沈黙の後に少し寂しげに眉尻を下げ声色も何処か寂しげな様子が伺える調子で謝罪の言葉を紡ぎつつ少し自嘲気味に笑えばゆっくり掴んでいた手を離しては買い物に行こうと告げ歩き始め)

…いやすまないな、ビティス。俺が勝手にビティスなら素直に俺の知らないビティスの個性について話してくれると思ってただけだ、気にしなくていい。買い物行こうぜ

(/いやはや本当に申し訳ありません…気を付けてたつもりでしたが……
了解です(笑)ですね、誤解が解ければ割と彼は常識人枠で順応も早いですから大丈夫かと(笑)それはありえそうですね、これにも慣れてきたら片方がくっついてても気にせず報告してそうですが(笑)あぁ……成る程、確かにテッドさんならありそうです(笑)ですよね(笑)そうなんですよねぇ……もう二人に聞くのレイフさんに任せます？勿論、別々に聞いてもらって、ですが(笑))

（踏み出した足は強く掴まれた腕によって僅か一歩分だけで止まり、続いて聞こえた言葉に何故知っているのか、と驚き思い切り見開いた目を相手へやり。だが丁度そこに映った笑みに思考を満たす疑問が失せ、代わりに己の行動で出した結果への後悔が流れ込み、同時にずきりと痛みが走った胸に眉の下がった顔をまた伏せて。ぐっと唇を結ぶ事で痛みを堪えつつ、歩み出す相手の歩調に合わせて此方も前へ進み。それから一分程度沈黙した後、不意に口を開き）

……その…さっきの匂いがどうこうって話をした時、犬みたいだってからかわれたり、変だって言われたりしたことがあって…勿論、ノア兄ちゃんはそういう事しないって解ってる。けど、どうしても不安が消えなく、て…
（躊躇いの多い小さな声でぽつりと相手に声を掛け、次いで先程の言動について話を始め。それを紡いでいく調子は弱く、話す事への葛藤が濃く顕れ、しかしそれでも相手へ伝えんとする意思を徐々にはっきりとしていく声量にて示し。だが、その話もふと煙の如く細く掻き消えて再度沈黙を落とし）

…ごめんなさい。今度から、ちゃんと話すから。だから…
（前よりは短い間を開け漸く発したそれは、か細く震えた謝罪で。改めて顔を上げて相手の方を見据え、蜘蛛糸に似た頼りない言葉を繋いでいくが、声は膨れ上がる胸の痛みに再び止まってしまい。お願い、そんな顔しないで。そう続けたかった口は上手く動かず息だけが洩れ、自身の内を渦巻く不安か怯えかも解らない感情に情けなく歪めた顔を俯かせて自らの服を両手で握り締め）



（／そういう事もありますよ、お気になさらず(笑)
なら安心です。その部下さんとビティスやテッドが平和にお話出来る日が来ると良いですねぇ(笑)いずれは二人に用のある人達が同時に呼ぶような感じに変わりそうですもんね(笑)「巻き込むな」って怒りながらも何だかんだお世話焼いてしまうのがテッドなので…(笑)任せちゃいましょうか(笑)ビティスの執務室にサボりついでに遊び来た時にビティスに訊いて、それに耐えられなくなったビティスが飛び出した執務室をノアさんが丁度訪ねて…とかどうでしょう？(笑)）

…そ、っか。ツラかったな。悪い、嫌なこと思い出させて(相手と歩きながら隣で紡がれた理由を聞いていれば自然と相手の方へ視線が向いて口を開きかけるも相手の言葉を遮るわけにはいかない、と一度閉口し空いている手を手持ち無沙汰に開いたり閉じたりしてみて。そして相手の自らの服を掴む様子を見ては自分で勝手に自分が自己解決してしまったことへの反省と申し訳なさが込み上がってくるもそれを心の奥底へ仕舞い込みつつ相手に近い方の手を相手の背中を通ってそのまま相手の肩に置きつつ自分の方に相手の身体を抱き寄せては相手が落ち着けるように優しい声色になるように軽い謝罪の言葉と共に言葉を紡ぎ出して。肩を抱き抱えた手で力が籠らないよう優しくポン、ポン、とゆっくり肩を叩いては一度歩みを止めて相手が自分の正面に来るよう抱き寄せ直しては改めて片腕で相手の背中を優しくも力強く抱き締めては持ってた傘の柄を相手を抱き締めてる方の手首に掛けて空いた手で相手の頭を優しく撫でては優しい声色で自然な笑みを浮かべつつ自分は責めないしそんなことはしないという宣言と共に相手を何とか安心させようと何とか言葉を相手に投げ掛けて)

大丈夫、俺は責めるつもりもないし俺はビティスの思ってくれた通りにそんなことしないし、ビティスがそんなこと言われて嫌な思いしたら俺がソイツに軽く制裁加えてやるよ…だから、そんなツラそうな顔はもうしなくても良いんだぜ、ビティス…

(/いやはや主様の暖かい御配慮が胸にとても染み渡ります……(笑)
ですね、順応性が早いのは彼だけの特徴(無理やり組織に入れられた時も最初は戸惑いや悲しみなどはあったが同時期のノア隊入隊面子の中では特に立ち直りが早かった)なので一番会話しやすいかな、と思われますよ(笑)ですね、まぁ二人で行っても結局その用事が終わって用事でやって来た人達が帰るの待ちきれずに二人がイチャつきだすのを不可抗力で見てしまう可能性もありますが……あ、後は二人の内の片方に一人で用事を済ませに行く事に慣れた人は英雄扱いされそうですね、間違いなく(笑)テッドさんにはいつも苦労をかけます……(笑)ですね(笑)良いですねぇ……そうしましょうか！それならノアは少なくとも執務室にビティス君がいない理由はビティスも聞かれたんだろう、なんて勝手に考えるのはほぼ間違いなさそうですね……ノアの場合聞かれたらその場で動けないかもですが、ビティス君が帰ってきたらビクッとしつつ少しよそよそしい言葉遣いで用事を済ませてそそくさと帰っていき、それからよりビティス君に声をかけるのすらを躊躇いそうですね。その後の流れはもうご存じですし割愛しますが(笑))

（経験した事の無い感情が生み出す胸の痛みに、暗い色の混ざる思考は困惑まで加わって。堪らず服を握る手に更に力を籠めた所で不意に相手の手が触れた瞬間、やや大袈裟に身を竦めたものの、寄せられた身体と共に降ってくる優しい謝罪と程好い強さで叩かれる肩に強張りは直ぐに抜け。ふと止まった足に此方も歩むのを止めた直後、強引さは無くも確りとした力で相手の腕の中へと包まれる感覚に僅かに目を見開き。しかしその体勢から紡がれる温かで力強い言葉と頭を撫でる柔らかな感触が、驚きも胸の痛みも、濁った思考も全て奪い去っていき。それに伴い服を掴む手は自然と解けて、後に残った穏やかな嬉しさに頬が弛み）

……ありがと。ふふ、やっぱりノア兄ちゃんは頼もしいなぁ
（自らの重みを僅かに相手の方へそっと預け、解けた手を己を抱き締める腕へ添えて。相手に視線を向け、弛んだ顔付きと違わぬ嬉しさ交じりの声で礼と素直な感情を言葉として告げて。暫しそのまま撫でる手に自分からも擦り寄り、その心地好さに目を細めていたが、ふと感じた先程よりも濃い雨の匂いに用事を思い出して声を上げ。少々ばかり慌てた動作と表情で相手に任せた身をまた自身の方へ戻しつつ再度の催促を行い）

…あ、そうだ買い物！雨、大分近いみたいだし急がないと！



（／いや、こう言っておいて自分が何かやらかした時に許してもらおうという算段でして…(笑)
ならばビティス部隊の面々とは存外仲良く、というか普通に会話出来そうな感じですねぇ(笑)話終わった瞬間からイチャつき始めそうですもんね…「え、あの状況下で行くの？」みたいなリアクション付きで英雄扱いですね、きっと(笑)テッド、苦労には慣れてますからお気になさらず…それに頼られるのは満更でもないので(笑)丁度執務室から飛び出していくのが見えたりしたら尚更思うでしょうね…まあ、予想通りなのですが。レイフさん、一通りからかうだけからかって勝手に去りそうでもあります(笑)多分戻ってきたビティスの方もぎこちなくて、視線さえ合わせられないでしょうねぇ…その後は「そういう事」についてこっそり部下や先輩方に相談をしに行く、なんて事もしそうではあります(笑)）

そうだな、急いで買い物終わらせないとだ…これでよし。さぁ、行こうか(相手の礼と共に告げられた言葉に今まで頭の隅に残っていた自分が相手の力になれてないのでは、なんて思っていた思考があっという間にかき消され、相手もしっかり頼ってくれている、が生まれてくれば自然と笑みが溢れては相手の頭を優しく撫でて。そうしていれば慌てたように催促をしてくる相手に頷き一応自分は傘を持っているが相手は持っていない。だからこそ自分の持ってる傘が必要ないように早めに済ませなければと思えばあいてに近い方の手で相手の手を優しくも力強く握ってはこれでよし、なんて言いながら笑みを浮かべ相手に声をかけては相手と共に目的地へ向かい)

(/それは言ってしまうと意味がなくなってしまうのでは……？(笑)
ですね、彼が仲良くなってしまえば他も多少の時間は掛かりますが(あのリアムを除いて)一人また一人と少しずつ慣れてくるので……当面の問題はリアムのみになるかと(笑)ですよね、後は英雄扱いされた人は入りたての面々が初めて用事で二人のうちのどちらかの元へ行くときとかに一緒に行ってあげそうですよね(笑)それはもう頼りにさせていただくしかないですね……(笑)ですねぇ……そんなレイフさんも、二人が一度行為をしただけで劇的にイチャイチャ度合いが増すことは、流石に想定できなさそうですが(笑)それ相談された方も中々に返答に悩みそうですよね……付き合っている人がいる方だったらまぁアドバイスは可能かもですが……後はからかい半分なアドバイスもあったり……しそうですかね？(笑))

（此方の催促に応えて握られた手と向けられた笑みが妙に心を浮わつかせ、また頬を弛ませながら掛かる声に勢いよく頷いて、然して長くはない道程を相手と共に歩き出し。程なくして馴染みのスーパーまで辿り着き、買い物籠やカートを取ろうとした所で一旦繋いだ手に視線が向いて。少しばかりの葛藤に顔付きを渋く変えたものの、それも数秒で戻しゆっくりと相手の手を離して。それから改めて籠とカートを取り店内へと進んで）

えっと…まずはインスタントと、レトルト、冷凍食品…あ、これ好きなやつ
（購入する物を確認するようにぶつぶつと独り言を呟き、その流れに乗って時折自らの好みも零しつつ籠の中へ食品を入れていき。その途中、ふと差し掛かったケーキやチョコ等の菓子類のコーナーに目が引かれ、表情に幾らかの期待を乗せ、それに伴った明るさを含む声を上げてはそのコーナーの方へと足を向け）

あ、お菓子。何か新作とかあるかな…？



（／あっ…では聞かなかった事に…(笑)
リアム君は…もう結婚式の時まで待ちましょう…(笑)何だったら一緒に行って「コイツがアンタに用事だとよ」って声まで掛けてくれそうですね(笑)真っ先に頼られる＝ビティスからの一番の信頼を得ている、という自負にも繋がってるので…どんどん頼って下さいませ(笑)一通り驚いた後で面白がって写真とか撮りだすかもしれませんねぇ、レイフさん(笑)むしろ普通に返答出来る方がレアでしょうね…ビティスの部下でさえからかってくる人が大半になるでしょうし…(笑)）

(目的地であるスーパーに到着し、籠とカートを相手がとる際にゆっくりと手を離したのを感じては少しだけ寂しさが残りつつもそれは表に出さないようこっそり握っていた手を少し開閉させつつ相手と共に買い物を始め。色々と買うものを籠に入れたりしつつしてれば相手がお菓子のコーヒーを見つけてそちらへ向かったのをみて自分自身も少しワクワクしつつ後を追いかけて。そこにはそこには様々なチョコ類やケーキ等が色々とあり、楽しげに見ていたが自分である程度の菓子類は作れる自負は有るために相手の耳元に口を寄せて買うならチョコ類メインで、ケーキ類は任せて、と耳打ちして)

ビティス、何か食べたいケーキ類あったら必要な材料揃えてくれるか、俺がビティスの為に作ってあげるからさ。まぁ、流石にチョコ類は作れないから買う必要あるけどな？

(/ふふ、分かりましたよー(笑)
ですね……それまではリアムがご迷惑お掛けしますが宜しくお願い致します(笑)ですね、気が付いたら新人担当になってそうですね(笑)成る程……では存分に頼らせて頂きましょう(笑)あー、有りそうですね、二人がどんな反応するかにもよりますが……時々二人のとこにレイフさんから写真が送られるかもですね(笑)成る程、ノリはかなり良さそうですものね、ビティス隊の方々……まぁ、突然二人の距離が異常に近付いたことに色々察して失敗した、とか思ってそうですが(笑))

ん…じゃあ、このチョコだけにしようかな。ノア兄ちゃんのお菓子の方が美味しそうだし
（着色された菓子がカラフルに並ぶそのコーナーの彼方此方に忙しなく視線をやり、時折手に取っては置くのを繰り返しつつ買う菓子に迷い。ふと近寄った相手の顔に意識がそちらへと向いて、耳元に吐息が掛かる感覚を確かに受け取ってしまえば、微かなこそばゆさにほんの僅か避けるように身動ぎ。しかしそれも相手の囁きを理解したのと同時に止まり、丁度手に取っていた苺風味のチョコのみを籠に入れつつ相手の方を見て邪気の無い子供じみた笑みと共に言葉を紡ぎ。続けて改めて相手に声を掛けながら顔を覗き込み、ねだるような調子で問い掛けては軽く首を傾げてみせ）

ねぇ、次作ってもらえるなら、俺カップケーキがいいな。クリーム乗せたやつとか、チョコチップ入ったやつとか…いい？



（／宜しくお願いします(笑)
いえいえ、甘々な所にリアム君がスパイス撒いてくれると思えば、結構悪くないと思うので(笑)あとは慣れてない人から「この書類渡しといて」とか言われてそうですね(笑)どうぞどうぞ(笑)写真が溜まったらアルバム作りも出来そうですねぇ…(笑)そのノリの良さの所為でテッドが苦労しております(笑)思いっ切りイチャつかれて、最早微笑ましくも見れないですからねぇ…まあ、部下の面々は「隊長が幸せなら良いか」ぐらいには諦めてくれるかと(笑)）

あぁ、良いぞ。カップケーキでもアップルパイでもケーキ類何でも…ビティスの為に作ってやるよ(囁きによる相手の反応に少し満足感を抱いて軽く笑みを浮かべていたが、相手からのおねだりに少しドキッとして。そのドキッとした感情が続き、何故ドキドキするのか、なんて思いつつもそれは口に出さずに相手の頭を撫でつつ普段の笑みを浮かべては軽く頷きつつ返しては相手の為だとも伝えては「なら、材料買っとかないとな。折角だし一緒に製菓コーナー行こうか」カートの持ち手部分に置いてる相手の手に自分の手を重ね、行こうと少し楽しげな声色で伝えて)

(/あー、確かに十分過ぎるスパイスの効き方ですよね(笑)ですね、気が付いたら各隊長への連絡担当になってそうです(笑)出来そうですね……しかもそれで写真にハマってしまったら、家での濃厚すぎるイチャイチャを写真に撮って二人だけのアルバム作る可能性も無きにしもあらず、ですよね……(苦笑)でもそれでも世話を焼いてくれるテッドさんは流石ですね(笑)まぁ、仕方ないですね。(リアムを除く)ノアの部下も割と「リーダーが幸せそうだし、まぁいいか」って感じで諦めるかと……リアム以外ですが(笑)……ホントにこの二人くっついてないの不思議ですよね、端から見たらただのカップル(笑))

やった！じゃあ、他にも頼もうかなー…
（自身の要望が通った事に表情を尚の事輝かせ、相手の思い等露知らず喜びの声を上げて。撫でられる頭に機嫌は更に向上し、鼻歌さえ奏で始めそうな勢いで他の菓子類に思考を巡らせた直後、カートを押す手の上に重ねられた温もりに意識は直ぐ様相手の方へと戻り。掛けられた言葉に大きな頷きで応えた後、共に製菓用品の並ぶ棚を目指して歩き出し。自分にとってはやや物珍しい物が置かれた其処をぐるりと見回し、時折興味のある器具やデコレーション用の加工品を手に取ってじっくりと眺め）

…うん、こんなもんかな。そろそろお会計しに行く？
（それからも何だかんだと籠に物を詰め込み、必要な物も欲しい物も思い付かなくなる頃には籠は一杯になっており。それを見て何処か満足げに一言呟きを落とした後、相手へ視線を向けて問うというより確認するような調子で声を掛け）




（／ええ。唐辛子並みのスパイスですねぇ…そこが良いんですが(笑)世話係も連絡役も任されたその人ちょっと可哀想ですね(笑)やりそうですね、二人なら…あとは定番で、ツーショットか相手の寝顔や笑顔を携帯の待受とかにしそうな感じもあります(笑)半分ぐらいは染み付いた性分なので…毎日文句言いながら部隊のお世話しております(笑)リアム君はもうそういう子なので…ビティスと暫く喧嘩してもらいましょう(笑)距離感どうかしてますもんね、彼ら。最早何で付き合ってないのでしょう…(笑)）

(相手と共に到着した製菓コーナーでまず大前提として必要な薄力粉を初めとした材料を吟味しつつ籠に入れては相手の望むカップケーキを作るための生クリームやチョコチップ、デコレーションにも使える物などを籠に入れたり、相手の興味を示しているものの説明をしたりと買い物を楽しんで。籠が一杯になってるのを見てはまた久々に本格的に製菓を楽しめる、という嬉しい感覚とこれまで自分の為にしか作ってこなかったのが誰かの為に作れる、という期待感に加えて、もし相手に教えれたら一緒に楽しめるのでは、というワクワクした気持ちもあり口角は緩く上がっていて、相手からの確認のような問いに頷きつつ話しては相手の隣につきつつ会計の為にレジへと向かっていき)

あぁ、問題ないだろ。多少荷物は多いが二人で分けて持てば何とかなるだろうし

(/まぁ、それで二人の仲が加速していくでしょうからね……甘い方に、でしょうが(笑)まぁ、甘々な二人に声をかけることに躊躇いを感じなくなった代償、と言った具合ですかね。第二のテッドさん誕生の瞬間になりそうです(笑)ですよね、それを何かの手違いで仕事場に持ってきててそれを偶然誰かが見てしまったらもうその人別の意味で地獄でしょうが……(苦笑)待ち受けは絶対してそうですね。しかも嬉々として待ち受けにしたのを報告しあってそうですよね(笑)まぁ、テッドさんらしいと言いますか何と言いますか(笑)ですね、リアムには無意味にノア争奪戦に参加してもらいましょう(笑)事情知ってて見ても絶対付き合ってると思いますもんね、この二人に関しては……早く付き合ってほしいものです(笑))

あー…もう降ってきてる。やっぱり俺も傘持ってくれば良かったなぁ…
（相手の返事に此方からも頷きを返しつつレジの方へと共に歩み、会計を済ませ袋に詰めた商品を手に店から出て。外に出て直ぐ目に入ってきた傘を差す人の群れや、空から落ちる数多の雫が地面を濡らしていく音に、それまでの機嫌の良さも萎んでいき。予想はしていたものの自らの視界に改めてはっきりと映る光景に眉を下げ、困ったような渋い表情で溜め息混じりに呟きを零し。次いで暗く雲に覆われた空を見上げた後、その場に立ち止まったまま店側を振り返り、雨具売り場のある方に視線を向けながら悩みに小さく唸りを洩らし）



（／最早何をしようが二人を燃え上がらせるだけでしょうからね(笑)まあ仕方ないですかね…テッドと二人で愚痴り合いしてそうです(笑)死んだ魚みたいな顔した後そっと目を反らして見なかった事にするかもしれません(笑)してそうですねぇ…「寝顔撮っちゃった」とかって(笑)まあ、ビールと煙草と射撃で程々にストレス解消もしてるので大丈夫ですよ(笑)争奪戦当事者のノアさんが一番状況解ってなさそうでもありますがね(笑)まだ只の幼馴染みなんですよねぇ、二人。…とりあえず、誘拐イベントと襲われイベント待ちですねぇ(笑)）

…ビティス、わざわざ買わなくて良いぞ。これで一緒に帰ろう(相手と商品の入った袋をお互いに持ち店の外に出れば外はすっかり雨模様になっており、傘を差してる人や傘を持ってなかった人らが上着を頭の上に掲げて少しでも雨に掛かる面積を減らしつつ走る様子が見て分かって。隣から聞こえる相手の溜め息混じりの呟きにそちらへ視線を向ければどうやら傘を買おうか迷っている様子で店内を見渡していて。ふと自分が持ってきた傘へ視線を向ければ、以前相手と傘を買いに行った際に購入したこの傘は一人で使うにはかなり大きく、相手に不思議がられた記憶が蘇り。勿論その時購入した理由はオシャレを再開したときに服が濡れないように、なんていう少し自分勝手な理由でしかなかったのだが、今はその大きさが役に立つかもしれない。購入した商品の入ってる袋を相手と反対の手に持ち、傘の取っ手を相手に近い手で持ち、片手で傘を開いてみればちょうど自分と相手が入れる程の大きさであり、多少手荷物が濡れるかもしれないが、それよりも傘を無理に買わずとも帰れる確信を持てれば相手に声をかけてみたものの、何故か少しだけドキドキする気持ちを感じては何故なんだろう、と心の中で考えていて)

(/ですね、しかも奪おうとしたらそれすらも燃え上がる条件になるという(笑)してそうですね、ビールとおつまみ揃えて愚痴りながら一緒に飲んでそうです(笑)まぁ、見てしまったが最後、暫く部屋に入るのを躊躇いそうですよね(笑)ですです。それでしかも言われた方も撮り返すんでしょうね、コッソリと(笑)それなら良いのです(笑)まず解ってないですね、ノアは。ひとまずビティス君の肩をもちますが(笑)ですね……一応ノアは一応好きな気持ちには気付いてはいるのでしょうが、何の感情かまだ解ってなさそうです……そこまで行ったら気付いてくれ、ノア(笑))

買ってた時も思ったけど…ホントに大きいね、その傘
（首まで傾げそうな程に唸りを洩らしていたが、不意に掛かった声に一度疑問の音を零しながら相手の方に向き直り。そこで目に入った開かれた傘の大きさに改めて驚き、何度か瞬きをしつつ購入時と似た感想を口にして。だが直ぐ様表情を弛んだものへと変化させ、己も相手と反対側の手に荷物を持ち直し）

お邪魔します…へへ、相合い傘なんて初めてかもしれない
（何処かわざとらしい言葉と共に、普段以上に相手の傍に寄り傘に収まる位置まで来れば、胸の奥から湧いてくる妙な嬉しさと照れ臭さにはにかむような笑みを浮かべ。次いでぽつりと独り言じみた言葉を零しながら、手を繋ぐ代わりに相手の持つ傘の柄にそっと空いている手を添え、その先の相手と視線を合わせて今度は此方から笑い混じりに声を掛けて）

じゃ、帰ろっか



（／リアム君ちょっと可哀想ですね(笑)まあ、テッドも愚痴り仲間が出来て丁度良いかもしれません(笑)目の前でベタつかれるリスクを負ってでも避けるでしょうね…(笑)まあそのストレス解消もたまにビティスの家出や呼び出しで邪魔される訳ですがね(笑)それ余計に事態が拗れそうですねぇ(笑)焦れったいですねぇ。ビティスもじわじわ想いが育ってきてはいるのですが…いかんせん疎いので(笑)）

あぁ、帰ろう(相手のはにかむ笑顔から告げられた、相合い傘は初めてかもしれない、という言葉にトクンと心臓が高鳴り始め、相手の一緒に傘を持つ仕草にどこか相手と手を繋いでるような感覚を覚えては元々別の理由で買った筈なのだが、こういう事があはから大きめの傘買ってて正解だな、なんて思いつつ相手の言葉に笑顔で頷き、相手と共に家路について)


あ、そういやこの前のでもう残りがあんまりなかったんだったな……(凡そ一週間の時が経過し、数日前から一人でもちゃんとバッジを持つ事を条件にではあったが、また一人でも外出を相手から許可され(出掛ける度に窓のところからよく見送られている)、たまに一人で出掛けたりもしていて。そんなある日、相手からのリクエストで菓子作りをしようとキッチンへ向かい、材料の確認をしていれば、棚から小麦粉の袋を取り出そうとしたらやけに軽いことに気付き、中を見てみれば最近よく相手からのリクエストのケーキ類を作る機会が多いからなのか、小麦粉が残り少ないことに気付いては残り残量ではあまり作れないと少し眉を潜めていたが、他の材料はまだ残ってるし小麦粉だけならさっさと買いにいってビティスの為に作ってやらねば、なんて思えば一度材料を元あった場所に戻しては一度自分の部屋に足早に戻り、財布とバッジ、合鍵を取り出してズボンのポケットに入れては相手がいる部屋のノックを軽くすると共に少しだけ出掛ける旨を告げて出掛ける挨拶をしてから玄関へ向かい、靴を履きそのまま玄関ドアをガチャリと開けて出掛けて)

ビティス、ちょっと菓子の材料が足りなかったからちゃちゃっと買ってくるな。行ってきます

(/まぁ、色々と相手が悪かった、と言うことで……まぁ、よっぽど二人がかなり険悪な大喧嘩してノアが家出して……とかあればリアムにもしかしたらワンチャン生まれるかもですがね？ノアは根は寂しがりですからリアムが優しくしたら自然とふらつきそうです(笑)それはあるかもですね(笑)ですよねぇ……まぁ、万が一二人だけのアルバムを持ってきてたのに持ってきた張本人が気付いたとしてもあまりそこまで気にしなさそうにも思えますが……むしろ相手を呼んで二人きりになったところで持ってきちゃったとか言ってそうです(笑)アハハ……まぁ、信頼は厚いですからね……(笑)そりゃあ、リアムがよりノア愛を拗らせるかと(笑)恋心に疎い同士は焦れったいですけど、この焦れったい間もまた良いんですよね(笑)とりあえずこのような感じにノア誘拐イベントへ繋げてみましたが、もし主様が違う感じが良ければまた書き直して投稿し直します！此方の手間とか気にする必要が有りませんので、是非どんどん仰って頂ければと思ってます！)

ん…はーい、気を付けてね！
（発砲事件から随分と時が経ち、何事も起きない事に安堵して監視に近い警戒の目も数日前より漸く緩め始めたある日。今日作られる菓子を楽しみにしてか機嫌良く頬を弛めつつ、出来上がるまでの時間潰しに自室のベッド縁に座った状態で今学んでいる言語のテキストを読み返し。その途中不意に響いたノック音に顔を上げてドアの方へ視線をやり、挨拶に対しドア越しでも通るよう少々張り上げた声で返事をして。次いで玄関から出ていく音が聞こえるのと同時に己も自室から出てリビングへと向かい、マンションの出入口が下に見えるその窓を開けて軽く身を乗り出し、片手を大きく振って丁度外に出た相手が歩いていく姿を見送り。その姿が見えなくなってからやっと窓を離れ、部屋を出たついでに飲み物をとキッチンに入り冷蔵庫を開けて）

…あ、ジュースもう無くなりそう
（大きめの紙パックに入ったジュースを取り出し、グラスに注いだ辺りでその軽さに気付いて一人呟きを零し。少しばかりの間首を傾げて悩む仕草を行った後、相手に頼んでしまおうと部屋着のポケットに入れていた携帯を取り出し相手に電話をかけて）



（／そこまでいけばまあ何とか…？いや、それ以前にそんな大喧嘩しますかね、この二人(笑)まあ気にしないでしょうねぇ。あと旅行行く時とか、実家行く時とかにも「持ってきちゃった」ってやってそうですね(笑)ええ…信頼されてる、って思うからテッドもつい真面目に対応しちゃうのですよねぇ(笑)何とか拗れを直してあげなければ…(笑)そうなんですよ。「この感じは何だろう」って思い合ってるのを見守りつつ導いてくのが楽しいのですよね(笑)いえいえ、わざわざ時間を飛ばして頂き有り難う御座います！いよいよですね…！わくわくします(笑)）

ん…ビティスからか(マンションを出ては一度振り返れば相手が窓から軽く身を乗り出しては手を振ってくれる様子が見えて、頬を緩めつつ相手の方を見上げながら軽く手を振り返しては、改めて前を向き目的であるスーパーへ向かい。目的地まであと半分を過ぎた辺りで自分の携帯が鳴り始めた事に気付いて取り出して誰からか確認すればちょうど相手からであるのを確認し、一度横断歩道を渡り終えてそのまま道路を背に通話ボタンを押す。勿論警戒を怠っていたつもりは無かったが、まさか交差点を曲がってきたミニバンが突然背後に止まると同時にドアが開き、背後から両腕を掴まれそのまま黒塗りのミニバンに引き込まれるなんて思っても居なかった。だからこそ自衛の行動が遅れて咄嗟に声が出るも急に掴まれた事による戸惑いからスマホが音を立てて落ちてしまい。そしてそのままミニバンに強制的に乗せられれば背中側に回された自分の両手首をロープで縛られてしまい逃げることも叶わずそのままドアが閉まり向かう予定だったスーパーとは別の方向へ走り去っていき)

っ、おいっ…お前ら何をっ…！！

っ…お前ら！？何でまた…(車が走りだしてから間もなく、車内で縛られた手を解放させるべくもがこうとすると『リーダー、無駄に傷付けたくないんで抵抗しないでください』という言葉が聞こえては目を丸くして戸惑いの声を漏らすも乗客らにより丁寧に座り直されれば改めて車内を見渡せばやはり運転しているのも、隣に座っているのも、全てが自分の元部下であり。すると運転をしている元部下から「リーダーを対話で引き戻したいって言うリアムの案ですよ。俺達もリーダーと話がしたくて賛同したんです」と告げられ、戸惑いも勿論だが何故ここまでの事をしても戻る気はないことを分からないんだ、という僅かな落胆から声が出ず、そのまま車で元いた組織の縄張りの範囲内への連れ去られていき)

(/あー……しな、い方が可能性高いですね。大喧嘩するって余程じゃないとですよね(笑)ですね……まぁ、ノアが実家でそれやったら多分隠そうとはするでしょうけどね。恥ずかしくて(笑)それもまたテッドさんへの信頼が増していくのでしょう、きっと(笑)それこそノアがビティス君と結婚する位しか……他に拗れの治る可能性のあるイベント……ありますかねぇ？(苦笑)ですです。それでお互いが何か切っ掛けを経て意識していって無事に結ばれたときのあの感覚が良いんですよね！(笑)とりあえず思った以上にロルを回す筆が乗りすぎてしまい長くなってしまいましたが、御了承を……！次から落ち着くかと……)

あ、ノア兄ちゃ…っ、ノア兄？ノア兄！？
（掛けて直ぐにコール音が切れ、此方から先に口を開いた直後、電話口から響く尋常ならざる物音と相手の戸惑う声に弛んでいた表情は強張り。携帯を握る力を強め、焦りに逸った調子で何度も相手の名を呼ぶが、衝撃音の後切れてしまった通話に心臓が凍っていくような感覚に襲われ。誘拐された、と理解するまでに然して時間もかからず、続けて思い当たる犯人らに対する怒りで頭に血が上っていくのを何処か他人事のように感じ取り。ぷつりと表情の消えた顔でまた携帯の操作を始め、今度は別の人物に電話を掛け）

…ロビン、今職場だよね。天道虫バッジに付いた発信器の信号辿れる？…うん。じゃあ、全員に伝言。…護衛対象が拐われた。取り返しに行くぞ
（目的である己の部隊の情報担当に繋がった携帯を片手に自室へと移動し、低く冷たい声音で端的な会話を行うと同時に仕事用の普段着に着替えて外へ早足で出ていき。電話から直ぐ様来た迎えの大型の乗用車に乗り込み、揃っている面子の顔を確認した後再び口を開き）

…話は伝わってるよね。奪還の為の作戦は単純。まず、現場がどうあれ二手に別れる。片方はテッドを指示役にロビン、ギル、アイク、それとシャーリーが狙撃で援護。そっちは護衛対象の捜索、見付かったら知らせて。それ以外は俺と陽動。好きに動いていいけど、敵は出来るだけ此方に引き寄せるように。…ルイは陽動側について、向こうの狙撃手の妨害をお願い。…殺さなければ何をしても構わない、全力で潰せ。いいな？
（ロビンと呼んだ部下が発信器の場所を割り出すまでの時間、テッド達が持ってきた己の武器類の入った特注ベルトと、せめてと渡された防弾ベストを身に付けつつ全員各々に淡々と指示を出し。組織も幹部もそっちのけ、他に情報すら伝わっていないであろう状況で、自身の独断であるにも関わらず了解の返事を返した彼らに何処か嬉しげに一つ頷き。一時間程度だろうか、漸く居場所を割り出した部下の言葉に従って車は動き出し、相手の居るであろう場へと向かい。少し手前で降りた五人の捜索役達とはまた別に、車で堂々と敵地へ乗り込んだ己も含めたった六人程度の陽動隊を率いて地へと足を付け、眼前に見えた見覚えある敵に向かって地を蹴り。凄まじい速度で誰より早く距離を縮めながら怒り任せに吠えるのと同時に、ベルトのホルダーから警棒を素早く取り出して、それを右手に構え敵に対して振りかぶり）

俺の、大事なもんを返せ！！この甘ったれ共がぁっ！！



（／それこそ浮気がどうたらとか、抗争で余程危険な立ち回りをしたとか…そういうレベルでしょうねぇ(笑)中身にキスショットとか酔ってかなり気を抜いた写真とかありそうですしね(笑)そしてその分テッドの苦労も増していくのですよ(笑)そうですねぇ…ノアさんのチームが仲間に入った後の抗争で、リアム君が危機に陥った時に助けたのがビティスだった…とかでしょうかね。「正直ムカつくけど、お前が居なくなったらノア兄悲しむだろ」とか「悔しいけどお前の方がノア兄の戦い方について詳しいから、居なくなったらノア兄を守る時に困る」って感じで…いや、これで拗れ直るかは微妙ですが(笑)ええ！本っ当に…結ばれた時に「幸せになれよ…！」って気持ちも芽生えてきますしね(笑)いえいえ此方も長くなってしまったので…とりあえず敵地乗り込ませて頂きます！(笑)）

…何でこんなことしたんだ、リアム？(やや広目の敷地内に建っている空き家の一軒家、見た目だけではただの一軒家だが、以前別の組を潰すために組織が買い取った(非道なやり方で前の住人から僅かな金額で奪い取った)家の敷地内では元部下たちの一部が警戒を普通にしておりその家の駐車場のようなスペースに停まったかと思えばそこで自分の手首を縛る縄がアッサリとほどかれて。キョトンとしていれば『俺達はホントに喋りたいだけですから』と言われて、戸惑いつつも自分を囲うように車から降りた元部下たちから本当に普通の近況報告と変わらない会話をしつつ家の中に入り、更に隠し扉から地下へと続く階段を降りていく。階段を降りた先の扉を元部下の一人が開ければ、無機質なコンクリートの打ちっぱなしの部屋に二つの椅子が向かい合わせになって置いてあり、そのひとつ、丁度部屋に入った自分に向かい合う方向で座っているリアムの姿を見れば眉をしかめつつも一応椅子に座りつつそう問い掛けて。しかしニコニコと笑みを浮かべながら『何言ってるんですか、リーダー。貴方をまた俺達のリーダーとして迎え入れる為に決まってるじゃないですか』と相も変わらずの様子に溜め息を溢して口を開き)

あの時言っただろう。俺はもうお前たちのリーダー何かじゃない。俺はお前らの敵対組織のノア・カーライル。お前らのリーダーのノア・カーライルは死んだんだ(呆れたように話すも『何言ってるんですか？リーダーはリーダーしか居ませんよ？』と話を聞く様子がなく。何度も同じように説得しようとするも帰ってくる答えは余程自分が戻ってくると確信をしているのか同じ。更には自然な流れで片腕を此方の背に、もう片方の手を頬に触れさせて誘惑をしてくるような素振りでそう言われては相手の肩を優しくりょううでで押しては改めて違うことを伝えようと口を開こうとする。そうすれば何やら地上が騒がしい。そちらに意識が向けば元部下の一人がリアムに相手らからの襲撃を受けたのだと話すのが聞こえて。勿論元とはいえど大切な部下。すぐにでも駆け出していき止めたいと思っていたがリアムに腕を掴まれ無理に離したくとも傷付けたくはない。困惑の表情と共にリアムとの攻防をしつつも、心の何処かで、ビティス…早く来てくれ、と相手が来てくれる事を少し心待ちにしている自分がいて)

(/浮気はノアが恋人っぽい行動よくするのでもしかしたら勘違いはされそうですね……危険な立ち回り、でいうとやはりノアでいう総合戦力的にも強敵との戦いで一人だけで殿を引き受けて……ですかね。どっちにしてもノアが原因なのは間違いなさそうです(笑)ですです。更にノアがビティス君と身体を交えてる時の写真とかもあったら余計にですね(笑)うーん、この無限ループ……(笑)あー……確かにそれであれば……いや、どうなんしょうかね……まぁ、少なくともリアムのビティス君を見る目は変わりそうではありますかね……(笑)ですです！もっとも、この二人は特殊ですけどね(笑)また長めになってしまいましたね……一応ノアも一人で戦ってる(ただし物理的ではない)って感じです！ちなみに隠し扉はパッと見は普通の絵の掛かってる壁ですが、その壁に掛かってる絵が他と違って少し傾いてるので判るかと(笑)後戦力配分ですが元ノア隊の内狙撃組は近くの空いてるビルで狙撃してビティスたちの行動を制限しようとするも逆にルイ君から妨害を受けていて、狙撃組以外のメンツのうち殆どが家の中や敷地内で応戦してるイメージですね。ノアのいる地下室にはリアムと数人しか残ってないイメージです(笑))

（自分達の襲撃で俄に騒ぎだす屋内を駆けながら、此方を狙う敵の腕を向けられた銃ごと警棒で思い切り殴り上げてヒビを入れたり、殴りかかってきた男の腹へ蹴りを入れて傍の壁に叩き付け気絶させたりと戦えないように、しかし致命傷にならない程度に追い込んでいき。眼前の敵をひたすらに打ち倒していくも、未だ来ない発見の報せへの焦りからか鼓動が早まって行くのを感じて。更に隙も生まれ始め、銃弾が腕や脚を掠めて傷を作り、額にも武器の殴打を受けて皮膚が裂け。暫くの間はそれでも何とか応戦していたものの、次第に失われていく余裕に堪らず声を上げて相手を呼び）

ノア兄！ねぇ、ノア兄！何処！？何処に居る！？



「くっそ…この家に居るのは確かなんだが…」
（己が上司の率いる陽動隊の為か幾らか手薄な警備の中、それでも此方に向かってくる敵を気絶させるか手足に怪我を負わせるかで対応しつつ、自分に任された部下らと共に屋内を探り。陽動隊が倒したであろう敵を横目に部屋を念入りに巡っていくが中々目的の姿を発見出来ず、傾いた絵画が近くにある場で立ち止まって苛立ちに一人舌を打っていれば、不意に隊長の相手を呼ぶ声が此方まで届き。その音が含む焦りや怯えに似た色に一旦動きを止めて細く溜息を吐き出した後、大きく息を吸い込んで口を開き）

「…おい聞こえてるか、ノア・カーライル！アンタの為に、隊長が来てるぞ！もし生きてんなら、声でも音でも何でもいい！場所を知らせろ！」
（向こうは相手を取り戻したいだけ。争いの時でさえ傷を付けるのをなるべく避けていた。ならば手酷い拘束をされるような待遇にはない筈だ、と隊長以上に声を張り上げ、相手からの反応を求める言葉を家全体に響かせ。そこで一度言葉を切り、それから再度応えろ、とばかりに響かせる声音には怒りさえ混じったようにも思える程の気迫が籠り）

「アンタがこっち側に…アイツの、ビティス・ベイリーの傍に居る気があるなら！助けを求めろ！アイツを呼べ！！テメェ自身の意志を、拐った連中に示してみせろ！！」



（／いやでも浮気の場合、ビティス側がそういう事（たまたま状況がそう見えただけの只の勘違い）して、それをノアさんに怒られた時に「そっちだって人の事言えないだろ！」って言って、そこから大喧嘩…とかもありかと。抗争でならやっぱり殿に関する事でしょうね…それでノアさんが怪我したら尚更怒るでしょうし(笑)いやー…暗転中にそんな余裕ありますかね、この二人。あ、でもキスマーク付けた日の翌朝はノアさんが寝てる隙に写真残しそうですね。アルバムというよりビティス個人のコレクションになってそうですが(笑)このループは諦めるしかありませんね(笑)まあ、見る目だけは何とか…その助けに入るイベントの後の日常で、ふと二人の方見たらノアさんが自分に見せた事無いような、幸せそうな甘い顔でビティスと話してて…とか、そういう、こう…ビティスへの敵意が和らいで漸く自分が入る隙が無いって解る、みたいな…伝わりますかね、この感じ(笑)この二人の場合は特殊過ぎるかと(笑)了解です！ノアさん頑張れ頑張れ…！恐らく次辺りで迎えに行けますから、せめてそれまでは…！(笑)いやいや此方こそ長いですし…ふむふむ、なるほど。ならば地下にさえ踏み込めば王手かけられますね！(笑)ちなみにですが…狙撃組のルイ君とシャーリー君、「殺さずに全力で潰せ」の命令を忠実に守って丁寧に丁寧に腕、肩、脚等急所以外の全てを狙って撃っております(笑)）

っ…あぁ、分かってるさ(騒ぎに皆の安否、相手や相手の部下たちの安否…それらがとにかく心配なまま押し問答を続けていればテッドの声が聞こえてハッとして。それは当然リアムも同じなようで『リーダー、分かってますよね……？』と問われれば恐らくリアムとしては呼ばない選択肢をするのだと思ってる様子がその表情から読み取れ。極めて僅かな時間だけ思考をするも自分の答えは既に出ていた為に頷き返せば安堵した表情のリアムに手を離してもらい、クルリとリアムに背を向け、一度目を閉じてからゆっくり開くと共に小さく息を吸い込み口を開いて)

ビティス！テッド！俺はここだ！傾いた絵を正し開かれるその先の地下に居る！だから、っぐ…(今出せる声量最大限に声を発し自分の居場所を伝える。そして、助けに来てくれ、最後にそう締め括ろうとした声は後ろから口を塞ぐリアムの手によって出すことは叶わず、そのまま床に引き倒されて。かなり戸惑っているのか床に倒れた自分の上に馬乗りになったまま口を塞いでくるリアムが今まで見たことのないほどに涙を浮かべつつ『なんでっ…何でですか、リーダー！俺達をっ…俺達を見捨てるんですか！？』と叫ぶように言葉を紡ぐリアムの様子に地下室にいる元部下たちもリアムを止めようとしてた手を止めており、未だ涙を流すリアムだったが『リーダー…お願いです…皆にはリーダーしか従うべき人が居ないんですっ…俺のっ…親愛なるリーダーにしか、皆を纏めるのはできないんです！』という言葉に一瞬眉を下げるもゆっくり口を覆う手に自分の手を重ねて外しては一言優しく声を掛けて)

言っただろ。俺はもう別の組織の一員だと…そんなこと許容したらお前らまで裏切りとして追われてしまうだろ？

(/あー……それなら確かにありそうですね……おたがいそんな(浮気にあたる行為だという)意識は一切ないですものね……殿については自分たちより腕のたつ相手だとまずノアは怪我しつつも帰ってくるでしょうね。間違いなく……殿を務めすぎて怪我しても気にせず帰ってきそうですし……(笑)……ないですね。夢中でしょうから。ふふ、それはありそうです。そして二人きりの時にノアがビティス君から見せられるんですね？(笑)ですね(笑)あー、分かります分かります！そこから漸くリアムがノアのことを諦める関連の発言をビティス君と二人きりの時にするんですね！(笑)やっぱり元部下だからか厳しく出来ないようです、ノアは。ちなみにリアムがさらりと告白紛いの発言してますがノアは奇跡のスルーという(笑)ここまできたらもう王手掛けてください！(笑)素晴らしい……流石です(笑))

「っ…！此処か！おい、隊ちょ…」
（己の大声で集まる敵を他の部下達と共に応対しつつ、半端に途切れたが確かに返ってきた答えを聞き届けて一つ頷いた後、辺りを見回し。直ぐ様視界に入った傾いた絵の前へと走り、それの額縁に手を掛けて力を籠め。かちり、という音と同時に開いた地下への出入口を確認し、インカムに手を当てて隊長へ報告すべく口を開き。だが、呼び掛ける途中で背後から足音が迫り、それに振り返った次の瞬間には己の横を抜けて先に地下へと走っていく隊長の姿に言葉は止まり。数秒の間驚きに目を見開いて固まっていたものの、直ぐに我に返れば合流した狙撃組以外の隊員全員を率いて地下へ降りて）



っ…今、行く！
（テッドの声もろくに耳に入らないまま、眼前の障害物でしかない敵を払いながら相手を探し走っていたが、ふと聞こえた己を呼ぶ声に一度立ち止まり。聞き取った助けを求める言葉に表情から焦りが失せ、代わりに冷静さと決意の色が満ちて。ただ一言それに対して力強い返事をするのと同時に、再び地を蹴って声のした方向へ駆け出し。時間にして一分と無い程の後絵画のある場に辿り着き、丁度テッドが開いたその出入口へと速度も落とさずに飛び込んでいき。漸く足を止めた先の部屋に広がる光景を目にした瞬間、その状況を正しく理解するより先に、相手が何かされそうになっているのではないか、という思考が先立って。その過った考えに、頭に上っていく血で視界が赤く染まっていくような感覚を覚え）

…お前、何してる
（衝動的に踏み出しかけた足を寸での所で留め、しかし怒りによる昂りから瞳孔の開きかけた目でリアムを睨み付け、低く地を這うような声で端的な問いを紡ぎ。次いで僅かに遅れて入ってきた隊員達が室内のメンバーに対して武器を構える音を何処か遠くに聞きながら、空いている手でホルダーから銃を抜き）

…ノア兄から離れろ
（真っ赤な視界に見えている筈の相手を拐った彼らの顔も相手が浮かべる表情も認識から弾かれ、今自分がどんな形相をしているかすら自覚出来ないまま、手にした銃の照準を相手の上に乗る彼の頭にゆっくりと合わせ。離れなければお前の頭を撃つ。そんな脅しを籠めた低く静かな声で命令じみた言葉を放ち）



（／ビティスに至ってはちょっとイタズラで、くらいのつもりのヤツですからね…多分殿自体はビティスも参戦するんでしょうけど、ノアさんが怪我した日は、現場に特攻かまして傷だらけの自分そっちのけで怒るかと(笑)ええ、お互い愛情を注ぐ事にも受け止める事にも夢中でしょうねぇ。はい、「これね、この前撮ったヤツ」とかって写真出してからかったりしますよ、きっと(笑)解って頂けたようで…それでビティスからもリアム君に「でも、何かあった時は俺の代わりに守ってほしい」みたいな発言でやっと和解、という流れですかね…(笑)ビティスはこの状況に怒りで我失いかけてますけどね…いやまあ、この状況ではスルーも致し方無いかと(笑)よし、これで王手です！(笑)狙撃だけが取り柄な二人なので(笑)さて、この場でお互いに武器下ろしてビティスが退場したら、テッドにリアム君達へ少しフォローを入れさせてもらいましょうかね…何か、その、色々可哀想なので…(笑)）

っ…ビティス、抑えてくれ。別に少し対話が拗れかけただけで何もされねぇからな…だからビティスも、テッドたちも…武器を下ろしてくれるか？コイツらには立ち向かう気はないだろうよ(リアムの背後のドアが開き地下室に地上の光が少し差し込むと共に聞こえた相手の声にいつもと違うのがすぐわかり、更に、逆光でいまいち見辛かった相手の表情に思わず息をのみ、言葉が出ず。しかし次いで入ってきた部下たちの構える様子にハッとしつつ、リアムに銃を構える相手に出来るだけ優しく、諭すように感情を抑えて欲しいと伝えつつ、何もされないことをキチンと伝えては相手の後ろにいる相手の部下たちにも声をかけ。その後まだ呆然としてるリアム、敵が来たにも拘らず本来持っていた筈の武器をただ話したいだけという理由から手元に持ってなく、自分達が武器を向けられてもジッとその場に立っていた元部下へ声をかけようと口を開き)

リアム、退いてくれるか？そのままだとお前撃たれるぞ…お前らも、少しぶりに話ができて良かったよ。ただ、俺はお前らを忘れるつもりはないからな(自分の声にリアムも漸く落ち着いて自分の状況が分かってきたのか、涙を目に少し溜めたままに何も言わずにゆっくりとだが退いてくれ、元部下たちがリアムの傍へ特に反抗する様子もなく移動するのを見つつ身体を起こして立ち上がり、相手の方へゆっくり歩み寄っては普段と変わらない声色と笑顔で相手を優しく抱き締めて)

ビティス、俺は大丈夫だから。小言も後で聞く…だから、今は落ち着いてくれるか？

(/あー……それならまだ可愛い方かと……ノアは自覚無しの無意識接し方で見た人や接してた本人を勘違いさせてますから……ビティス君が自分の怪我そっちのけで怒ってきたら間違いなくノアは怒り返しますね……それで大喧嘩して皆を戸惑わせそうです(笑)ノアも写真見せられたら照れそうですね……それが実家の自室ならより隠したがりそうですが(笑)その流れなら確かに和解は無事にできそうですね(笑)まぁ、とても心配してくれてましたし、ビティス君の方も致し方ないかと……ノアはこれまでも恋人っぽい人からの告白紛いの発言をスルーしまくっていましたから……(笑)そしてノアからの一言で詰みに行けますねこりゃ(笑)まぁ、理由がなんであれノア誘拐に加担したのは間違いないですし捕まるとは思いますけどね(苦笑))

（相手からの呼び掛けにテッドがメンバー達を見回し、その様子に呆れ混じりの溜息を吐きながら、片手を顔の横辺りまで上げて軽く左右に揺らす事で他の隊員らに武器を下ろすよう無言で合図し。それに応えて構えを解く部下達とは対照的に、己は未だ引き金に指を掛けたままの銃口と鋭く睨む視線で移動するリアムを追って。相手が彼に奪われる。ぐるぐると頭を巡る不安と煮える怒りの所為か、相手の言葉が知らぬ言語のように聞こえて意味を理解出来ず。しかし不意に自身の身に回った腕と、鼻先に感じた相手の匂いに縺れる思考と騒ぐ心臓が少しずつ鎮まり始め。それに伴い武器を構える腕がゆっくりと脱力して銃口は下を向き、徐々に元の色を取り戻していく視界に映った相手の首筋へそっと頬を寄せ。そこから確かに伝わる体温に、細く小さく息を吐き出し）

……ん。無事で、良かった
（今になって理解の追い付いた相手からの言葉に短い返事を返し、自分とは違い血の匂いが少しもしない普段通りの相手の姿にぽつりと小さな安堵の声を洩らし。次いで相手の服に己の傷口から零れる赤色が付着してしまうのも構わずに肩口へ額を押し当て、警棒を床に落とした手を相手の背へ添えながら、幼い子供のような口調で言葉を紡ぎ）

ノア兄ちゃん、もう帰ろ。お菓子も何もいらないから…家、帰ろ



（／これはビティスが怒り返した時に一瞬きょとんとされそうですねぇ…ましてや争い帰りで興奮してたり気が立ってたりしますし、多分お互いに「自分を大事にしろ」って大喧嘩ですね(笑)しかも見せながら暗転中についての話とかしそうですしねぇ。うっかり写真を落としてしまわないよう気を付けなければなりませんね(笑)年も近いですし、和解さえ出来れば割と良い友人になれそうですものね、この二人(笑)とりあえず落ち着きましたし、まあ良しとしましょうか…あちゃー…これだからノアさん修羅場に襲われるんですよ、もう(笑)ええ…お陰様でチームの皆さんビティス隊がほぼ制圧してしまいましたしね…(笑)）

あぁ、帰ろうか…お前らも、もうこんな真似しないでくれよな？こんなことしなくても連絡くれりゃ会うのにな…(相手から紡がれた言葉に元に戻ってくれた安堵感を感じては相手の手が背に回るのを感じて更にその感覚は強まり小さく安堵の息を吐き。幼い子どものような口調に何処か懐かしさを感じながら優しく頭を撫でつつ相手の言葉に頷き返して。そして相手を抱き締めたまま元部下たちの方へ振り向き、何処か寂しげに、それでいて悲しげな声色でそうポツリとホントに出来たかは分からないしむしろダメだと言われる可能性の方が高かったがそれは胸の奥に秘めつつ呟いてから相手と共に地下室を後にしようと踏み出して。その際にテッドとすれ違い際に小さくテッドへ感謝の気持ちと小さな願望を耳打ちをしてから改めて相手と共に地下室を出て)

…来てくれてありがとう。コイツらの身柄は拘束していいが…手荒な真似しなくてももう反抗の意思はまず見せないから安心していい。後、コイツらを生かしてやってほしい…俺としてはコイツらを表の世界に戻してやりたいから…

(/ですね。キョトンとしてから、何でもないって前に言っただろ、と言いそうですね。ノアは根底には寂しがりがあるので自然と触れあいが多くなるのでね……ですね、多分浮気騒動よりもこっちの方が確実に有りそうな気がしてきました(笑)それなら確実に照れてしまうでしょうねぇ……ですね、絶対落とさないようにするでしょうね(笑)ですね、腐れ縁みたいな感じで仲良くなってそうです(笑)ですね、まぁ家に帰ったらレイフさんの訪問がありますけど、まぁ大丈夫でしょう……ノア自身は恋心なんて抱いた事が無いですからね、しかも無意識とは言え何故か一緒にいるところを他の関係者(その日会う予定のない恋人っぽく見える人)らとは奇跡的に会ってないですからね(笑)あ、ちなみにノアの思いは割と本当です。戻せるなら全力で裏とは縁の無さそうな表社会の職業に就かせようとします。勿論(リアム以外の)部下らはリーダー(ノア)の元に戻れるなら戻りたい、という想いがありますがね……リアムは似てますが愛するリーダーと共にいたい、という感じですし(笑))