匿名さん 2019-05-04 12:37:46 |
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…ン、そうだな。二人だけの秘密が増えるってのは良い気分だ。
(実際のところ相手が求めてきたのは温もりだけで残念ながらそれ以上のことなど何も無かったわけだが、相手の頬が艶めかしく染まる様を目にしては嘯いて揶揄うことに不健全な愉悦を見出し、今後も隙あらば羞恥心を煽ろうか、なんて密かに企み。相手の指先が頬から首筋へと滑るように下りてくれば、その擽ったさに睫毛が震え小さな声が零れ落ちる。こくり、とひとつ頷きを返せば瞳に仄かな欲を宿し、相手の顎先を指で掬い上げては親指の腹で下唇をゆるり撫でつつ笑み混じりに呟き。「あー…可愛いのが好きっつーか、お前自体が既にかわi……じゃなくて、いや、ほら、相乗効果ってやつ?キャラメルフラペチーノにチョコソース追加すると更に旨くなるだろ?」うさ耳に手を伸ばし、もふもふと撫でつつ相手の問い掛けに答えようとした折、うっかり『可愛くて好き』と喉まで出かけた言葉を飲み込んでは、大して好きでもない甘ったるいドリンクを例えに出して誤魔化し。そういえば元カノがよく飲んでたっけな、なんて記憶が脳裏を掠めるも一瞬で思考の彼方に消え行き「とにかく似合ってる。お前は自分の魅力に自信を持て」と真剣な表情で相手を見つめ、"可愛い物=敬人に似合う"の方式を擦り込もうとゆっくり言葉を紡いで。買って貰ったクマ耳を着けては口元に緩く笑みを浮かべながら、相手の僅か後方にて指ハートを作って写り込み。撮り終わるなりさり気なく相手の腰を抱きつつ並んでスマホの写真を覗き込み「おー、よく撮れてんじゃん。あとでアップしてぇから俺のスマホに何枚か送ってくれよ」と頼んで)
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