恋は時々、痛いけど。/ 一対一

(/ こちらこそ急に抱きついて下さるから胸きゅんものでした((
ご丁寧にありがとうございます！！ そんな素晴らしい設定があったとなると出してもらわざるを得ませんね(((
気遣いありがとうございました！またお兄さんの話に上手いこと私が持っていけましたらまたその時はよろしくお願いします！！ / 蹴り可 )

……………まぁ、そうなるな。
(まるで自分を試しているかのような発言にドキドキしつつ、相変わらずその気にさせるのが上手い奴だな、と若干複雑な心境で舌を巻き。こんなとき『しょうがねぇから俺が貰ってやるよ』なんて軽く冗談めかしつつそれとなくアピール出来れば良いのだがその選択肢は今の自分にとってハードルが高く、束の間の沈黙を置いた末に何とも素っ気無い相槌を返して。目の前の御馳走が食欲を唆り、早速箸を手に取れば相手からよそって貰った山盛り白米のお椀を片手に大好物の肉料理をパクパクと食べ進めていき。そのまま暫し夢中で御馳走を頬張るも、不意に相手の指が頬を撫でれば意表を突かれて動作が固まる。視線の先…蠱惑的な赤い舌がちらりと覗けば刺激が強すぎるその光景に思わずゴクリと喉を鳴らして。急に飲み込んだせいか白米を喉に詰まらせ、慌てて麦茶を流し込めば大きく一息吐き出したのち「ったく、ガキじゃねぇんだから自分で取れるっつーの！」と頬を火照らせて語気荒めに主張し。ほろ酔いに浸る相手の姿は普段より更に色気を纏っているように見えて最早何処に視線を向けて良いか分からぬまま黙々と箸を進め、そういえば自分の嫌いな緑の野菜が殆ど残っていないことに気付けば「つーか、敬人はもっと肉食って太った方が抱き心地＿＿じゃなくて、貫禄出ると思うぞ」と先程抱き寄せた腰の細さを思い出しつつお小言のような台詞をぽつりと)

っふふ、成長したね要くん。背丈も声も変わって、そうかと思えば彼女もできて、それからはひとを気遣うようにもなって嬉しいよ＿＿＿って、俺おじさんっぽいかな 。
( 太った方が良いなどと助言を貰うと酔った勢いで感情が全て喉から溢れ、気付けば歳をとった言い草に感極まって目をうるりとさせている事に苦笑いを浮かべ机に突っ伏し 「 きみは昔ご飯粒さえ取れなくて、取ってあげると真っ赤な顔して喜んでくれて。 可愛かったなぁ 」 と呟く。熱を持った顔を冷たい机に暫く押し当て、その面積が暖かくなるとむくっと起き上がりさっさとあと片付けを始める。自分の事を心配してくれるのは実をいえば彼ぐらい、家族はなんだかんだ自分にはルーズで仕事も大したヘマをしないため安心してくれているし、彼の兄に対しては寧ろ此方が手を焼いたものだ。次から次へとまるで味のなくなったガムを捨てるような間隔で女性がすり代わりこの間は彼の勝手な紹介で家へ外国人の女性が尋ねてきた時には驚きの余り持っていたコップを落としてしまったものだ。そんな兄を持つ弟だから余計に彼に対しては尽くしてやりたいという気持ちが強いのだろうか、それに加えて自分を慕ってくれている彼だからこそ弟のように思えて手を貸してやりたいと思うようになったのだろうか、そんな考えをしているうちに片付けを終えてしまい洗った食器を食器棚へ戻し、濡れた手を頬に顔の熱を冷ますように当てがい壁にもたれ掛かり何かを思い出したかのように目を見開くと、「 ああ、そう言えば行く先は決まったの？ 」彼が心待ちにしてくれていたであろう明日の予定を尋ねて )

あぁ、兄貴だったら『おっさんモード入ってる敬人も可愛いぜ？』とか言って茶化したりすんだろうな。＿＿俺にとって敬人は、大切で唯一無二で、守ってやりたくなる、大好きな、…幼馴染だよ。
(自分の成長過程を語るにつれ潤んでいく相手の瞳を見れば一瞬ぎょっと目を見開くも段々と愛おしさが込み上げてきて、しかしそれを素直に口に出すことも出来なくて、代わりに兄の声色を真似ることで間接的に心の内を伝える。一拍置いたのちにぽつりぽつりと紡ぎ出すのは今の自分が明かせる精一杯の愛の言葉。明日こそ本当の想いを伝えよう、と腹に決めつつ口元に笑みを浮かべて、机に突っ伏す相手の髪を柔く撫で。「それにしてもお前＿＿昔っから俺のこと好きすぎだよな。自分のことより俺や兄貴のことばっか優先して、可愛げなくなった俺にも優しくしてくれてさ。マジで特別天然記念物級のお人好しだと思うわ」ご馳走様、と手を合わせれば片付けは相手に任せてまったり食後の麦茶を啜りながら呟く。中学時代サッカーの試合で大怪我をしたときも家族と同じくらい、いや、それ以上の温かさで心を支えてくれたっけ、なんて色褪せぬ記憶を振り返っては改めて相手の存在の大きさを実感し。麦茶をすっかり飲み終えてコップを洗っているところへ明日の目的地を問われれば「そういやまだ言ってなかったな。モフリーランドって遊園地、昔一緒に行ったことあっただろ？彼処に行こうぜ」と提案し。洗い物を済ませ相手の傍に歩み寄ればジッと瞳を見つめて反応を伺い)

嬉しいこと言ってくれてありがとうね？ 勿論俺だって要くんはいつまでも大好きな、大切な幼馴染だからね。
( 彼の声真似はやはり血の繋がった兄弟故にそっくりで、内容さえ言いそうだなぁなんて思うと自然と涙は引き笑顔を零し、彼の心の内を少し覗かせたような言葉に心が暖かくなるような気持になると力強く頷き言葉を続ける。大きな手に撫でられると人に撫でられるなんてそもそも何年ぶりなのか、撫でられているせいなのか撫でてくれる対象のせいなのか、何処と無く安心感を感じ。「 特別天然記念物って…ばぁか、大好きなのは当たり前じゃん。透也も、要くんもしっかり好きだよ。可愛げなくなったって自分で言わないの、大丈夫。そんなこと思ってないし、しっかり可愛い所あるし …あこれ余計な一言？」彼の中での自分はそんな姿をしていたのか、と気付くとなんともむず痒い気持になりわしゃわしゃと髪の毛を乱し、学生時代を思わせる無邪気な笑顔を浮かべ。モフリーランド、懐かしい語感を思い出すとへらりと微笑みあの頃は自分の兄よりも此方に引っ付いて来てた子が連れていってくれるのかと心温まりこくりと頷き 「 最近は学生に人気らしいけど、俺ついていけるかなぁ 。 ちゃんとリードしてね？ 」冗談半分でそう言うとこちらに来た彼を肘でツン、と押し意地悪そうに笑い )

可愛いって何処が＿＿＿あー…、やっぱ言わなくて良い。どーせならカッコイイって言われてぇし、絶っ対ぇ言わす。
(身内の欲目だろ、とか、お前の方が可愛いっつーの、なんて仄かに幼さの滲む笑顔を目にすればそんな言葉が飛び出しかけるも胸の中にそっと仕舞っておき。手の平で頸を摩りつつ常日頃から抱いている願望を口にしては挑戦的な笑みを浮かべ、相手の胸元にトンと拳を突き当てて。元より自分の中ではデートのつもりで相手を誘ったためリードするのは当然だと言わんばかりに胸を張り、腰に手を当て目を細めつつ「仰せの通りに。へばったらちゃんと介抱してやるから安心しとけ」なんて芝居掛かった台詞を交えながら、威勢の良い返答を。相手の承諾を得たことで満足したのか欠伸を一つ零しては「…さて、腹も膨れたし歯ァ磨いて寝ようぜ」と言って部屋から歯ブラシセットを持って来れば洗面台の前で歯を磨き始め。数分後、ガラゴロと口をゆすいでは、いよいよ相手とベッドに入るのか、と内心緊張しつつ部屋へと向かい)

！…ふふ、そうだね。かっこいいって言わさせてもらうの楽しみにしてるよ。
( 突き当てられた拳を両手で掴むと やんわりと微笑みそっと返す。歯を磨いて寝ようという提案には賛成で、気が付けば時間は刻々と過ぎていてもう直ぐ夜中を指差しそうな事に驚き、彼が歯ブラシセットを取りに行っている間に素早く歯磨きを済ませ、入れ違いになるように自室へ戻る。出しっぱなしのゲーム機等を片付け、念入りにベッドの上を確認し、気になる所は吸引をする。自分が寝相が悪く相手を突き落としかねない、という事で自分は手前に寝る事に戻ってきた所を目で確認しつつ 「 おかえり。要くん今日は奥で寝な？俺寝相悪いかもしれないし落としそうだから さ 」と言うと、奥の方をぽんぽん、と叩き自身は彼が布団にこんもりと入ってしまうまで立って見つめ )

敬人が寝相悪かったことなんて今までそんな無かっただろ。……もしかして仕事でストレスとか溜まってんのか？なんなら好きなだけ蹴飛ばして良いぞ？
(大きく深呼吸をしたのちに意を決して部屋の扉を開ける。放り出したままのゲーム機がいつの間に片付けられていることに気付けば相手の甲斐甲斐しさに改めて感心し。ベッドの傍らに歩み寄った折に寝相云々の話を聞けば怪訝そうに眉を潜めるも、暫し思考を巡らせては口元に悪戯っぽい笑みを浮かべ冗談めかし、リフティングするときのような仕草で空を蹴って見せ。「なんてな。まぁ敬人がそーいう気分だっつーなら奥にしとくか」枕が二つ並べられた光景に視線を移せばドクンと心臓が跳ね上がるのを感じつつ、表面上は平静を貫いてベッドの奥へ。促された位置で横向きに寝そべっては枕に肘をつき、相手の方へ瞳を向けながら隣のスペースをぽんぽんと叩き「＿＿ほら、こっち来いよ。朝までたっぷり熟睡させてやる」と緊張を悟られぬよう、余裕ぶった口振りで招き)

ココ最近まで残業続きだったから心配で。ふふ、じゃあ、遠慮なく蹴飛ばしちゃおうかな？…冗談だよ
( 空を蹴る姿を見、ぼんやりサッカーをしていた頃の彼を思い出し自然と笑みが溢れる。毎年夏や秋になると大きな大会へ応援しに出掛け、汗だくになりながら無我夢中でボールを追いかける姿が未だ脳裏に残っており今はもうしていないという事実に寂しさを上乗せし生まれた微笑みにも感化させ寂しそうに笑っていた。熟睡させてやると言われるとこくりと頷き彼の方を向きながら布団に潜ると彼の頭を優しく撫で「 何時も一緒に寝る時は熟睡させて貰ってるよ。… 要くん暖かいし 」 と言うと無意識の内に自身の足が温かさを求め彼の足の間にすっぽりと収まる。じんわりと暖かい体温に心地良さそうに目を閉じると10秒もしないうちにすぅすぅ、と寝息をたて時折体をうねらせ自然と彼の身体の方へ引き寄せられるように。 )

…あぁ、筋肉付いてっからだろうな。
(優しい手で髪を撫でられれば心地良さそうにゆるりと目を瞬かせて呟く。バイト先のラーメン屋ではホールから調理補助まで任されているため体力勝負で自ずと鍛えられており、体温が高めなのはそのせいだろうと。相手の足が此方まで伸びて来れば僅かに身体を硬直させるも離れることはせず、独占欲の表れか、半ば無意識に足を絡めて。「おやすみ＿＿って、即寝かよ」あっという間に眠りに落ちる様子を見てプッと軽く吹き出しては相手を起こさぬように何処かあどけなさを感じる寝顔を見つめてぽつりと。時が経つにつれて相手との間合いが近くなっていることに気付けばバクバクと鼓動が高鳴り、心臓の音で相手が目を覚ましてしまうんじゃないかと気が気でなく、そっと壁際まで後退り)




(/添い寝イベントを満喫したい！という本体の身勝手な欲求( ← )により、もう1レス頂いた後に場面転換させて頂こうと思います！お手数お掛けします( ぺこ ) 熟睡中の敬人さんに抱きしめて頂けたりしたら大変喜びまs(( )

＿＿＿＿ん… 要くん、今離れてったでしょ 。 寒いからもっとこっち来てよ
( そこにあった温もりが消える感覚にゆっくり目を開けると見事なふくれっ面を見せる。いつの間にか絡んだ足でずいっと此方へ引き寄せしっかりと腕を彼の脇の下へ通し背中側の布を捕えしてやったり、と満足気に笑みを浮かべそのまま彼の胸の中で眠ろうかと顔を埋める。眠気に襲われているからか、彼の胸の音は静かに聞こえ此方が年上なのに年下の胸の中に居るだなんてどんな光景だ、といつもの様に頭で考え笑うことも無くふわふわとした思考の中「 おやすみ … 要 」そう言うと再び目を閉じ夢の世界へと飛び立つ。その後も時折微笑んでみたり、モゾモゾと動いてみたりと起きている時とは逆に忙しなく 。 )




(/勿体なきお言葉…寝ながら抱きつかせようかと思いました所、起きて強引にひっつかせた方が敬人さんっぽかったのでこのようになりまして申し訳ないです！！私も添い寝はだいぶ期待していましたので…んふふ、要くんの反応が可愛すぎて撫でてあげたいです私が(←) )

＿＿＿なッ！！…お前、ホントそーいうとこ狡いよな。
(さりげなく距離を置くつもりが逆に引き寄せられてしまえば思わず驚愕の声を上げ。こうガッチリとホールドされてはもはや為す術無しと心の中で白旗を上げ、大胆な接触に嬉しさ半分、動揺半分、胸に預けられた頭をゆっくりと撫でながら小さく溜息を吐き。「…ん、おやすみ」普段とは違う呼び方にまたもや鼓動が跳ねるのを感じつつ、やがて再び安らかな寝息が聞こえて来れば相手の髪にそっと口付けを落として。布団の中でモゾモゾ動く相手の姿が面白く、見てて飽きねぇな、なんて心和ませているうちに眠気の波が訪れ、そのまま瞼を閉じれば夢の中へと)


＿＿＿＿＿＿ ...


(翌朝、すずめの囀りで目を覚ますと枕元に置いておいたスマホをのろのろと手繰り寄せて時刻を確認する。アラームに設定しておいた時間より少々早い頃合い。相手と寝床を共にしてこんなに眠れたのは久し振りだ、と充実感に浸りつつ、相手の腕から抜け出して上半身を起こせば、カメラのレンズを相手に向けて一枚パシャり。その写真を寝顔フォルダに移動して暫し堪能したのち、あえて声は掛けぬまま愛おしげに相手の頬を撫でて)




(/敬人さんの小悪魔っぷりが…！最高すぎて言葉では言い表せない…！予想以上の大胆なスキンシップにドキドキさせて頂きました、ありがとうございます！！
敬人さんの本体様に撫でて頂けるなら要も本望だと思います(笑) 是非なでなでしてやってください( ← )

そして場面転換させて頂きました～朝の支度を済ませたらついにデート編ですね！思う存分楽しみましょう！/ 蹴り可 )

＿＿＿＿＿ … ん

(カーテンから零れる微かな光が当たっている事に気が付くとその光から逃れるように顔を手で覆うような形を取りペタリ、とくっ付けた先に自分のものでは無い他者の手を感じ撫でられた手に擦り付くように自然と頬擦りをすれば薄目を開く。手の主を見上げると、彼の兄にそっくりな顔をした彼の姿が目に留まり一瞬、透也、と呼びかけようとするも彼だと認識した後手を軽く握りへらりと照れ笑いを浮かべ 「 ＿＿ おはよ、要くん。早起きだね 」なんて呑気なことを言いつつ伸びをすると再び布団に包まり暫く未だに続く眠気と葛藤し。ギリギリ眠気に勝利すると彼の体を登るように支えにして起き上がれば見事な寝癖を付けつつ大きな欠伸を1つ。＿そうか、今日は彼と出かける日だった、と思い出せば彼の顔を見るなり嬉しそうに笑い心の底から楽しみにしている事を隠せずにおり棚の上に置いてある彼と彼の兄と自分で撮ってもらった写真を指刺せば 「 あれっきり忙しくなっちゃって行けて無かったから、透也に言ったら怒っちゃうかな 、 ？」 なんておどけて笑い。)

＿＿おう、おはよ。朝は得意な方なんだよ。前は部活の朝練とかあったしな。
(手の平に頬を擦り寄せられれば鼓動が高まり愛しさで胸が締め付けられるような心地がして咄嗟に撫でていた手を離そうとするも、その手が捕らえられてしまえば大人しく温もりを享受することにして、未だ微睡みから抜け切らない相手の姿を微笑ましげに眺めつつ朝の挨拶を。このまま二度寝してしまうんじゃないかと若干の心配はあったものの何とか眠気に打ち勝つまでの一部始終を見届けては、よく起きれたな、と讃える気持ちを込めてポンポンと寝癖の付いた髪を撫で。「あー…アイツ仲間外れにされんの嫌いだから、敬人と二人で出掛けるって言ったらめちゃくちゃ拗ねるだろうな」相手の指差す方、飾られてある写真に目を向ければ懐かしさを感じつつ、兄が地団駄を踏んで悔しがる様を思い浮かべてクツクツと喉を鳴らし。「敬人が俺と楽しんでるところ、いっぱい撮って兄貴に送ってやろうぜ」大きく伸びをし、楽しげに目を細めてはベッドから降りようと相手の身体を跨いで、途中馬乗りのような体勢になりながら「顔洗って着替えて朝メシ食って＿＿だな。先、洗面台使っても良いか？」と問い掛けて)

(/本体失礼します！デート編まで進めたい気持ちもありながら寝起きのまったりしたひと時をもう少しだけ味わいたい気持ちもあり心が揺れ動いております。ベッドの中に再び引き摺り込んで頂きうっかり二度寝( ← )してしまうのも良し、デート出発にそわそわしながら身支度を整えるのも良し…展開任せになってしまって恐縮なのですが敬人さんの気の赴くままに行動していただければ嬉しいです！！/蹴り推奨です！)

＿＿ああ、そっか。俺は休みを意識しちゃうと寝過しちゃうから、ダメだね。
( 頭を撫でられると寝起きに撫でられるなんて、と思わずくすりと笑い彼の前の習慣が強く根付いているのだと思うと素直に凄い、と賞賛の意を込め優しく頬を撫で。落ちらも同じく地団駄を踏む彼の兄の姿を思い浮かべ少し肩を揺らして意地悪そうに笑みを。「＿＿じゃあ、早速1枚送ってみようか？ 」一昨日も彼からは可愛らしい女性とのツーショットが送られてきたっけ、と首を傾げ不慣れな手付きでスマホのカメラを起動させ此方を跨ぎ、洗面台へ行こうとしている彼の意志を汲み取ることなく彼の背中に手を回す自身の姿をレンズに捉えれば1つ写真をパシャリ。寝起きで力が入りにくいのかそのまま彼を沈めるように此方が後ろへ倒れるのと道ずれに。結局未だ微睡みの中、というようなとろんとした瞳で見つめながら「 ねぇ、やっぱりもうちょっとだけゆっくりしない…？」 と尋ね自身でも情けないなと苦笑し )


(/全然大丈夫ですよ！寧ろこちらのペースに合わせて頂いて貰っているのでいいのかな、！？と思いつつ。また此方も最終的に判断を委ねる形になってしまったこと申し訳ありませんん((　何となく私のイメージ敬人さんは休日1人で起きられない人間なので( ← ) 敬人さん差し置いて顔を洗いに行ってもらっても構いませんので！！　/　蹴り可 )

んなだらしないカッコ 兄貴に見せんのかよ。寝癖だけでも一週間…ついでにこのポーズでもう一週間の計二週間弄られる羽目になるぜ？
(思いも寄らぬタイミングでシャッターを切られれば一瞬驚き目を瞬かせるもすぐにジトリと物言いたげな視線に変わり。起き抜けの相手の無防備な姿を自分以外の誰かに見せたくない、という独占欲が胸の中に渦巻き、加えて秘め事など何も無かったが一夜を共にした後の光景を写真に収められるのは気恥ずかしく、わしゃわしゃと両手で相手の髪を撫で乱しては皮肉げに口角を上げて脅し文句じみた台詞を吐き。兄がこの写真を目にしたら『俺の幼馴染なんだ。最高にキュートだろ？』なんて言いながら周囲の人々に自慢して回るに違いないと容易に想像がつき、それだけは阻止せねばと内心焦りの気持ちがじわりと浮かび。相手の髪から手を離してベッドから降りるつもりが背中に回された手によって重心が前へ傾けば、すんでのところで枕の両端に手を付き相手に覆い被さる形になる。その状態でとろんとした瞳を向けられれば大きく心臓が高鳴ると共に生温い液体が鼻腔を伝うのを感じ＿＿次の瞬間、相手の頬に赤い雫がぽと、と落ちて)




(/懐の深いお相手様にお付き合い頂けて要も本体も幸せ者です…！！と言いながら敬人さんの綺麗なお顔を汚してしまって申し訳ございません( 土下座 ) 敬人さんの色香に魅了されて思春期拗らせ男子が限界を迎えたようです( ← ) というわけで眠たげな敬人さんに癒されつつ、要の鼻血が止まるまでゆったりさせて頂こうと思います！(( )

＿＿ 大変、鼻血出てるよ要くんっ …ふふびっくりしたぁ。モフリーランド行くの楽しみにしすぎた ？
( 髪を撫で回されると抵抗もなく目を閉じ、わー、とちいさな悲鳴を上げ。だらしない格好を見せる事になる、そして弄られる事になるだろう、という予言じみた彼の発言が何となく想像出来るのに大して暫く考え込むと確かに彼の兄は他人には画像を見せる癖があるということに対し自分だけならまだしも彼にも充分被害を蒙る事になるのかと判断すれば、軽く頷き 「 それもそっか … じゃ、これは俺と要くんの秘密の写真ってことで。 」 自身の上に覆いかぶさった彼に、自分はもう少し寝ているから先に洗面台使っていいよ、と言うつもりが滴ってきた赤い粒にゆっくりながらも慌てて起き、ベッドの傍にあったティッシュ片手に取り彼の鼻の根元を摘みながら壁へと誘導し。「鼻の根元ら辺押さえてて、そう、ちょっと下向いて 」体の調節をすれば、手の甲で頬を拭い顔を覗き込み 小さく微笑む )

＿＿＿ゴメン、びっくりさせて。…楽しみすぎて鼻血出すとかガキかよって感じだよな。
(相手の頬に雫が落ちるのを見て現状を把握してはカッと耳元が熱くなり、すぐさま相手の上から身体を退かして寝ていた位置に座る。処置を施して貰えば"大丈夫"と呟き自分でティッシュを鼻に当て、相手の助言通りに鼻の根元辺りを摘んで下を向き。まさか相手の表情に興奮して鼻血が出たなどと言えるはずもなく、相手に話を合わせては顔を覗き込まれるのが恥ずかしくフイと目を逸らし。「…秘密の写真、俺のスマホに送っといて。勉強の合間に敬人の寝癖見て癒されてぇから」暫くして気分が落ち着けば、ふ、と笑みを零して相手のスマホを指差し。まだ少しだけ跡が残っている相手の頬へと手を伸ばしては、親指で軽く擦りつつ「おばさんから聞いたぞ、最近残業続きだったんだってな。折角の休日なんだしゆっくり休んどけよ。適当に時間見て起こしてやるからさ」と穏やかに目を細め、相手の髪へ手の平を移動させればさらさらと梳くように撫でて)

＿＿ふふ、そんな事無いよ。嬉しい。楽しみにしてくれてるのが伝わってきたよ。
(目を逸らされると顔を引っ込め、ガキみたいだと言う彼の頭を優しく撫でそのままするりと頬へ滑るように撫でるとへらりと微笑み。「 良いけど、俺の寝癖見て癒されるって特殊だなぁ。…ん、送っておいたよ。誰にも見せちゃだめだからね？」キッチリとしたイメージを持たれる為にこんなだらしない服装、だらしない寝癖を見せられる事を拒み。彼もまたそのような事はしないと思いながら一応、と注意しておき。母から残業の話を聞いていたらしく心配してくれる姿に心が暖かくなるのを感じながら首を横に振り 「 さっきので目が覚めちゃったし、俺だって今日凄く楽しみにしてたからさ、大丈夫だよ。準備しようか？ 」 そこまで気を遣わせられないと感じつつ撫でられれば薄目を閉じ心地良さそうな顔を浮かべ。ぐぅっと伸びをすれば軽く両手で頬を叩くとよし、と勢いづきゆっくりゆっくりとまだ少し葛藤をしながらずり落ちるようにベッドから離れ。 )