ニンゲン 2019-04-28 10:42:12 ID:a584f022f |
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>ユウト
ちょいまて。
( 散歩が趣味と言ってもいいくらい良く散歩に出かける。人間観察の為でもあるし、この歪んだ街の澄んでいるのか腐っているのか解らない香りを嗅ぐのが好きだ。深夜にもふらふらと出歩くため、色んなものに遭遇するのは仕方が無いことだが、今回のは最も会いたくない存在にばったり会ってしまった。道を歩いて居れば明らかに骨のような物が転がっており不審に思い辺りを見れば何処かへ消え去る様な影が見え不機嫌そうにそれを睨み付けてはお得意の高速移動でこちらに気付いていないと思われる其奴を追い掛けて頭目掛けて骨を投げつける、前に一応声を掛けると思った通り一番苦手とするグループのリーダーに遭遇してしまったのだ。ひゅんっと骨を投げつけては「僕らのせいにされるかもしれへんやろ、持って帰れこの骨。」と内心ガッタガタに震えながら睨み付けて。
>ニノ
・・・・・
( 危険を冒しながらもスリルのあることに挑戦するのが好きな男で、今日はというと因縁の敵Revenの偵察に来ると言う何とも危険を顧みない行動を取っていた。後で必ずリーダーにどつかれる、そう思いながらも敵地へ向かう足は止まらず。何処で場所を突き止めたのか解らないが此処かな?なんて適当に探し当てればちらりちらりと外を周り中を見ようとするも見られない。このむず痒さに痺れを切らしたのかその建物の屋根に登って窓から見れないかなんて考えて移動しようとしたところで中から苦難の声が聴こえてくれば冷や汗を垂らしてささっと隠れ。
>キコ
ねーえさん。こんな所でなにしてんの?
( 夜、街頭に照らされたベンチに腰掛ける仲間の姿を見ると大袈裟に駆け寄りお前こそ、といわれるような質問を投げ掛ける。こういう所にバカが垣間見えるのが良くないのではないかと思うが、まあ置いておこう。彼女の手にある握り潰されたコーヒーの空き缶を見ては先程すれ違った男を思い出し「新鮮なお肉が食べたいって思うとき、ぼくもあるで。」慰めなのか共感なのか解らないがこれはセンなりの慰めだろう。そういってへらへらと笑う。「まだ夜って結構寒ない?はよ帰ろねえさん。」立ち上がり微笑みながら手を伸ばすとその白くて細い指を掴んで引き寄せへいへーいと謎のテンションで歩き出しては「帰ったら僕がめちゃくそに美味しいコーヒーいれてあげるよ」と自慢気に告げて。
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