マスカレイド 2019-04-25 21:57:43 |
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『…良かったのか?敵に塩を送って』
理知的な少年は走る金髪に問い掛ける。
「んあ?…あー。ありゃ、
大したオタカラじゃねーよ。小物だ、小物」
金髪は振り向きもせず、言い放つ。
『フッ…何故分かる?』
「ん?俺の直感」
理知的な少年はその言葉を聞いて、笑う。
『ならば、心配ないな』
《うふふ、久々にスリルが味わえましたわ》
黒髪はにこりと笑う。
〔そっか、それなら僕も良かったよ〕
茶髪はシベリアンハスキーを引き連れながら
アジトへと走る。
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