座敷童)こっちも出来たよ~。
座敷童はそうめんを見せて言った。
美月は一人、部屋でゆっくりしていた。
美月)ふむ、一人というのは暇だがこうやってゆっくりするのも良いな。
美月)ほう、そうめんにぽとふか。変わった組み合わせだな。
美月)そうだな、頂きます。
座敷童)いただきます。
美月)ここなら、人数が増えることもないから、作る量も、いちいち考えなくてすむな。現世は、刀剣が増えるし、好物だと、大量に作らなければならぬから、大変だ。
美月は、やれやれと言った。
美月)ごちそうさま、美味かったぞ。麗奈、座敷童。
座敷童)良かった~。
美月はクスッと笑うと、麗奈を抱き締め
美月)もしや、待ちきれんのか?
美月)おや、そうか。てっきり、夕餉も食べ終えたのだし、直ぐにでもしてほしいのかと思ったぞ。
美月)それもそうだな。いい香りのする麗奈を心地よく出来るのは何度やっても楽しいしな。
美月)では行こうか。麗奈の大好きな神域の風呂にな。
美月は麗奈の手を引いて言った。
美月)ほんに麗奈はここの全てが気に入ったようだな。
座敷童)あっ、二人とも今から、湯浴み?ならちょっと待ってて。
座敷童は、二人に待つように言い、風呂場へと入って行った。
座敷童は、隠していた、青薔薇を風呂の中へと散らし、薔薇風呂にした。
座敷童)これでよし。お待たせ、入っていいよ。
美月と麗奈は風呂場に入ると、驚いた。
美月)あなや。
麗奈:(入る)はぁ、気持ちいい(背中に花びらがつく)
美月)麗奈、背中に花びらがついてるぞ。
美月も浸かりながら言った。
美月は、麗奈の背中に付いた、花びらをそっと取った。
美月)取れたぞ。
美月)しかし、座敷童も凄い事をしてくれるな。薔薇風呂とは。
美月は、浮いている薔薇を見て言った。
麗奈:赤いバラもいいけど、青ってなるとなんか新鮮///
美月)現世に無いからではないか?確か、何かの技術を使わないと出来ないとか?
麗奈:青いバラはバイオテクノロジーで遺伝子操作で作られたはず。自然界にはないし
美月)私の所なら、自然界にある。誰にも真似できない。私だけにしか出来ないことだ。
美月は浮かんだ薔薇を手に取って言った。
美月)堪能したい気持ちは分かるが、そろそろ体など洗わないか?後で座敷童に新しい青薔薇を一輪挿しに差して部屋に持ってくるよう言っておく。さすれば、いつだって見れるぞ。
美月)麗奈が初めて青薔薇を見て感動してくれた時は嬉しかったな。
美月はふと思い出していった。
美月)ありがとう。なら、麗奈の背中は私が流してやろう。
美月は、麗奈の背中を洗い始めた。
美月)気持ちいいか?
美月は、麗奈の背中を洗い流す。
美月)ほら、綺麗になったぞ。麗奈。
美月)さて、次は、顔を洗うか。
美月は、洗顔し始めた。
美月)そんな可愛らしい顔をされると口吸いしたくなる。しかし、今は顔は洗っているから...
美月はそこまで言うと、耳元で
美月)あとで、ゆっくりな。
と、優しく囁いた。
美月は手拭いを濡らし絞ると、麗奈の顔を優しく拭いていった。
美月)拭き終わったぞ。
美月も自分の頭を洗う。
美月)自分の頭を洗う時、最初はなかなかうまく出来なかったな。
美月)ありがとう。
美月は笑った。泡の隙間から、青い髪が見えた。
美月)水の滴る私も美しかろう?髪は水の光に反射し、輝き、付喪神としての神々しさも纏っているのだから。
美月)麗奈、顔が赤いぞ?逆上せたか?それとも、私の美しさにまた見惚れたか?
美月)そうかそうか。しかし、麗奈。体が少し冷えているな。
美月は、シャワーでお湯を出すと、麗奈の体を撫でながら、お湯をあてた。
美月)湯冷めは風邪を引く。この後は、お楽しみがあるのだから、体調は万全にしておかんとな。
美月は、そう言って、麗奈にお湯をあて続けた。
美月)大分温まって来たな。麗奈、麗奈は私のどこが好きだ?
美月はにっこり笑って
美月)私も麗奈の全てが大好きだ。
そう言って、抱きしめた。
麗奈:ありがとう/// 裸で抱きしめて、恥ずかしいよぉ~///
美月はフッと笑うと
美月)また湯冷めしてもいかんし、もう一度湯に浸かってから、出るとしよう。
麗奈:あったかい…///(寒かったのかほんわかした顔をする)
麗奈:あったかくて気持ちいいから(本丸に来る前のことを思い出していた)
美月)私も最初は、何故風呂に入らなければいけないのか、理解できなかった。勿論、血を浴びたり、土で汚れるし、相手の瘴気も浴びるから、身を清めるためなのは、分かっていたがな。でも、風呂に入ると、不思議と疲れが癒された。それからだな、風呂が好きになったのは。ただ一人だったのが寂しかった。でも今は、麗奈と一緒だから、寂しくない。
美月は、そう言って麗奈を抱き締めた。
美月)でも、そろそろ上がろう。安心しろ、この後も沢山、温めてやるからな。
美月)いやー、薔薇風呂なんて、変わったものに入れて、よかったな。
美月は、体を吹きながら言った。
美月)座敷童に青薔薇を一輪挿しに差してもらうよう頼まないならんな。
美月は寝間着に着替えながら言った。
美月)麗奈、髪に付いてたぞ。
美月は花びらを取って見せた。
美月)後は髪を乾かすだけだ。麗奈、やってくれるか?
美月は麗奈に髪を乾かしてもらいながら、楽しそうに笑っていた。
美月)麗奈にこんなことまでしてもらえるなんて、私は幸せ者だな。
美月)おお!さらさらだ。助かったぞ、麗奈。しかし、すまぬな。私はドライヤーは下手なようだ。麗奈のをしてあげたいが、逆に麗奈を火傷させてしまうやもしれん。
美月は困った笑顔で言った。
麗奈:大丈夫だよ。自分でできるから(ドライヤーを当てて乾かす)
美月は壁にもたれて麗奈が髪を乾かし終えるまで、待った。
美月)そうだ、今のうちに...座敷童。
座敷童)はーい。
美月)部屋に青い薔薇を一輪挿しに差しておいてくれ。花瓶はそうだな。透けた水色の花瓶だ。頼んだぞ。
座敷童)はーい。
美月)麗奈の髪もさらさらだな。
美月は、麗奈の髪を撫でながら言った。
美月は笑うと
美月)さて、では部屋に戻ろう。座敷童が、薔薇をもう、一輪挿しに挿してるはずだ。
美月は麗奈の手を取って言った。
美月)しかし、麗奈から部屋にいこうと誘うとはな。待ち遠しかったのか?
美月は、戸を開け部屋に入った。
美月)麗奈、最後に確認したいことがある。
美月)目隠しをしてするか?用意はしてある。
美月は、袖から黒い布を取り出し見せた。
美月)正しい選択だな。ちこうよれ、目隠ししてやろう。
美月は麗奈の瞳を黒い布で隠し、後ろで縛った。
美月)痛くないか?
美月)ならよかった。それより麗奈...
美月は麗奈を抱き締めると耳元で優しく囁いた。
美月)私は、今麗奈の耳元で話しているが、まるで頭に直接響いているように感じぬか?
美月)これ、目を隠していてもそっぽを向くのは頂けんな。話したくなるようにしてやろう。
美月はそう言って、麗奈に口吸いした。
美月)それで、どうだ?頭に直接響くように感じるか?
美月は、耳元で囁き続けた。
美月)何故だか分かるか?麗奈。
美月は濡らした手拭いを麗奈の首にかけた。
美月)涼しいだろう?
美月)おや、驚かせてしまったか?くらくらしていたから、冷やしたのだが。
美月)よかった。麗奈、何故、頭に直接響くように感じるかはわかったか?
美月)視覚の感覚がなくなると、他の感覚が敏感になるんだ。特に触覚がな。
美月は、そう言って、麗奈の頬に優しく触れた。
美月)今宵は一層心地よくしてやるからな。
美月はそう言って麗奈を抱き締めた。
美月)そうかそうか。抱きしめるだけでくすぐったいか。
美月はそう言うと、麗奈を優しく押し倒した。
美月)さて、そろそろ始めるか。
美月は麗奈の服を脱がすと、麗奈の胸を手ですっぽり覆うように置いた。
美月)これでも、感じるか?
美月)麗奈、よく聞け。
美月は麗奈の耳元で優しく囁いた。
美月)私と口吸いするときは、鼻で息をすること、怖いのなら私に抱き着くこと。暫くしたら、目隠しは取ってやるから安心しろ。流石に一度も私の顔を見ずにされるのは麗奈だって寂しいだろう?
美月)だから、寂しかったり怖かったら抱き着いているといい。次第に心地よくなると思うがな。
美月は優しい声の後、少し悪戯っぽい口調で麗奈の耳元で囁いた。
麗奈:うん…///(ちょっと抵抗するように胸を押す)
美月)麗奈、嫌なのか?頬は赤いが手が抵抗しておる。
美月は、麗奈の畝に置いている手をどけて、麗奈の手を掴んだ。
美月)私としては、あまり手荒な真似はしたくないのだがなぁ。これ以上するようなら、手まで縛らなければならなくなるぞ?
美月)なら、抵抗しないでくれるか?私は別に麗奈を怖がらせたいわけではないのだから。
美月)いい子だな、麗奈。
美月はそう言うと、麗奈に口吸いし、胸を揉み始めた。
美月)心地よさそうだな。
美月は麗奈の口の中に舌を入れ舐め始めた。そして胸は回すように揉んだ。
美月は麗奈の舌を探す。
美月)(見つからないように逃げておるのか?)
美月は胸を回すように揉みながら、舌を探し続けた。
美月)(なかなか見つからんなぁ。逃げ足が速い。)
美月は麗奈の舌を探すが、麗奈の逃げ方が上手いのか、捕まえるどころか見つけられていなかった。
美月)(見つけた!)
美月は麗奈の舌を優しく自分の舌で撫でるように絡めた。
美月)麗奈、鼻で呼吸しろと言っただろう?
美月は、耳でそう囁いた。
美月)呼吸しなければ、苦しくて当たり前だぞ。
美月は、麗奈の頭を撫でる。
美月)落ち着いて、私のことだけを思っているといい。
美月)いい子だな。
美月は、そう言って、胸を揉んだ。
美月)これ、顔をそらすな。
美月は、優しく胸を揉みながら言った。