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伝説によると、とある村の民はかつて高貴な獣人一族であり、バステトと呼ばれる獣人族の神から時渡りの加護を授かっていた。だが力に惑わされ、バステト信仰を捨ててしまった。美しく白かった肌は人間に、猫の様な耳は削げ落ち、時を自在に操る魔力はその灯を消した。そう、そんな伝説がある。本当な訳が無いと言うのが普通の人々の思考だろうが、狂気的な信仰心を身に宿した村の大人達の信仰は徐々にエスカレートしていき、「森にいるバステト神にイケニエを捧げ、もう一度加護を授かる為」と、いつしか居るかも分からない存在に生贄を捧げるのが村の掟となってしまった。
噂では、生贄は深い深い森に捨てられ、そこで猫の姿をした少年に連れられるらしい。そこで、違う世界で生まれ変われるのだと。だから喜ばしい事なのだと、とある家族以外は、それを信じていた。
一人の娘が住んでいた。心優しく、貧しくとも分け隔てなく村の子らに接していた彼女は村の中でも人目置かれていた存在だった。そして彼女の両親もまた、信仰を持たぬ真っ直ぐな人だった。
だが、ある日とうとうその娘がイケニエに選ばれてしまった。
一人娘だからと、両親の必死の庇護も虚しく、生贄として森に捨てられた娘は、そこで白銀の猫の耳と髪を持った少年と出会う。
幼げな容姿と珍しい服装からはかけ離れた大人びた雰囲気を持つ彼に、何故か手違いで連れられ、獣人や様々な生き物が住む奇妙な世界に足を踏み入れる事となる。
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簡単に言うと、一人のお姉さんが猫耳の子供に手違いで連れられて異世界に転移しちゃうお話です。
大まかなストーリーの時点からごちゃごちゃしてますが、大体流れだけわかってくださればおkです
ショタおねなのでおねしょたみたいな感じでは無いです。
現実世界に戻る為にも、ファンタジーの世界で、獣人族の少年に色々と翻弄されながらも過ごしていく、そんな感じだと。
ネタ切れの為に、他に登場するキャラクターを複数操れる方だと合うかと思います(小声)
その場合は私もさせていただきます。
ロルは6行以上を安定して回せる方で(*´?`*)
今回募集するのは生贄にされてしまったお姉さんです。
では募集させて頂きます(?´ ? `)！
