たぬ吉 2019-02-15 22:56:42 |
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ロシアが日本との2島返還協議を拒否したのが最近のニュースでありました。その背景にはプーチン大統領の基盤が揺らぎはじめたので支持率低下の恐れのある領土交渉を蹴る必要があったからだそうです。もしかしたら、丸山議員の発言も影響したかもしれませんね(丸山議員の戦争発言はロシアのネット界で拡散されて大炎上しました)
まぁ、最悪領土交渉がうまくいなかったことで日本は領土が戻ってこないのとロシアのインフラ市場を得られないデメリットがありますが、ロシア側では西側のパイプを繋げることができなかったので死活問題になりそうですね。
ロシアは広すぎる国土のわりに経済力が韓国程度しかないありません。輸出で頼りになるのは58%の割合を占める天然資源輸出と新興国へとシェアを広めつつある武器輸出ぐらい。
そして、広がりつつある貧富の差ですね。
ロシアのビリオネア(個人資産1000億以上を保有する超富裕層)は70人以上います(日本のビリオネアは約34人)
ソ連崩壊後の1990年代に巨万の富を築いた者が多く、オリガルヒと呼ばれる財閥はロシア政府に強い影響を与えています。ここは韓国財閥によく似ていますね。
13%の人々が新しい靴すら買えない貧困状態でソ連崩壊前と崩壊後の経済危機に比べてルーブル(ロシアの貨幣)の価値が半分に低下し、人口もソ連時代と比べて30%も減っているロシアはなんとしてでも日本と友好関係を築きたいはずです。
時期が伸びれば伸びる程ロシア側は不利になり、逆に日本側がソフトパワーで有利になっていきます。そうなってしまえば2島返還どころか4島返還に条件を吊り上げられてしまう可能性が存在しています。支持率低下を懸念する大統領の気持ちは分かりますが、友好を結んだ方が得をするのは日本ではなくロシアなのでロシア政府は日露友好を早めに締結した方がいいのではと個人的に思いました。
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