_ おかえり 僕らの虚空屋敷

＞＞黒部
(屋上に出て)
･･･今日はよく晴れてるな･･･
(久しぶりに見た空は青くため息をつき)
僕は、どうしたら正解なんだ･･･?

＞中島
……私が、彼に渡せる物はもう、無いですよね
なら、ば…いっその事…
(病室で悩み)

＞＞黒部
帰ろう…
（暫く空を見つめ）
黒部さん？入りますね…
（問答無用に入り）

＞中島
はぁ…(相手に気付かず、窓に身を乗り出すように凭れ)

＞＞黒部
黒部さ…え、ちょ…！
（相手がいるであろうベットに目を向ければいなくて窓にもたれかかっていることに気づき）
何、してるんですか
（自分でも驚くほどの低い声で）

＞中島
!?なか、しまくん…？
(驚き、振り向き)

＞＞黒部
何してるんですかって聞いてるんですけど
（ベットに押し倒し）

＞中島
!?中島くん…？
いえ、なんでもありませんよ…？
(押し倒され、驚きつつも隠す様にへらりと笑い)

＞＞黒部
何してるんですかって聞いてるんですけど
（語調を強め）

＞中島
っ…そ、とを見てただけ、ですよ？
(隠しつつ、伝え)

＞＞黒部
…何しようとしてたんですか
（少し黙り）

＞中島
…いえ…特に、は…
(隠しつつ、下から抜けようと体を動かし)

＞＞黒部
どこ行くんですか。
（相手の腕をつかみ）
…何しようとしてたんですかって聞いてるんですけどっ

＞中島
っ…もう、中島くんの枷になりたくない、から…
(顔を逸らし、小声で)

＞＞黒部
答えになってない。
…何しようとしてたんですか？
（冷たい声で）

＞中島
っ…そこ、から…
飛び、降りようと…(顔を逸らし、呟き)

＞＞黒部
何で、そんなことするんですか…？
そんなに僕が頼りないですか…？
そんなに見えないことが辛いんですか…？
（困ったように）

＞中島
違います。
私がいても、君の支えになれない事、そして君に渡せる物が無いんからです。
私がいると、中島くん、隠し事をして無理をします。
だったら、いっその事私が居なくなれば、と…
(否定しゆっくりと伝え)

>>黒部
･･･そんなこと僕は望んでないっ!!
何で勝手にそうやって思い込むんですか!?
(強く相手の頬をうち)

＞中島
っ…なら、何故無理をするのですか？
今だって本当は辛いのでしょう？
私がいると、中島くんは無理して笑ってます…
私では、中島くんを支えられないのでしょう？
…いっその事、私が居なくなれば…
(少し語尾を強めつつ言い返し)