匿名さん 2019-01-11 02:06:26 |
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(鐘の音鳴るなりや、まるでバネでも仕組んでいたかのような速さで椅子から飛び出す。今に口から出るかと思う速さで心臓は高鳴る上、何を口走るかなんて考えてないが、誰よりも先に話しかけるべく、その元へ駆けつける。
それは他愛もない一日の始まりかと思ってた時の話。いつもの様に机にうつ伏せとなって教壇から聞こえる教師の嗄れ声を聞き流していた頃の事。やけに長いな、とうたた寝をしていると、ガラガラと扉が開く音、カツカツと足音、教室のざわめき。なんだなんだとダルさに負けそうになりながらも首を上げると、──信じられるだろうか。
ただの好奇心かそれとも別の何か。その理由如何なるものであれど、一瞬にして自分の瞳孔を開かせているその少女に全身の意識は集中せざるを得なかった。他の音なんて耳に入らず、いや、彼女の口から発した「シロザキレイカ」だけはしっかり脳に突き入れられる。その響きだけが頭の中で木霊され、気がつけば最初の授業が始まる前の準備時間となった訳だ。)
ねえ、君。─シロザキレイカだよね。どこから来たの?
(群がる連中を退かしては彼女と向かい合うように机の前にて姿勢を低くする。周りのざわめきの理由は自分か、彼女か、はたまたその両方かなんて気にも泊めず、二つの瞳を爛々と輝かしながら見つめては)
(/お待たせ致しました…!ご確認ありがとうございます。こちらこそよろしくお願い致します。
とりあえず出会った初日から進めて行けば、と思い先行失礼させて頂きました。長々しく駄文を増やしてしまう故、宜しければあまり短過ぎない程度でしたらご自由な長さにして頂いて構いません。どうぞお気楽にお願いします…!)
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