>有藤先生 まあ、そうですけども。俺みたいなのは、なんせ体温調節が下手やから寒い寒い言うてやなやってられませんよ──…って、お? ( 少々困った様にと笑いながら温もりを感じさせない青白い手を軽く振ってみせるも、驚いたように手渡されたカイロを受け取っては、じっと相手を見詰め。「…やっさし。さんきゅ、せんせ」と嬉しそうに返答して )