鯨木かさね 2018-12-31 13:01:56 |
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>鯨木さん
……誰かと思えば───そんなこと貴方に言われなくても分かって、ますよ。でも俺は自分の行いを悔い改めることなんてない。こんな楽しいことやめられるはずがないし…、今更改心したところで…っ、何も変わらないでしょ。
(突如落ちて来た影に視線を空から下へ落とせば、つい先程脳裏を掠めた女の姿。トドメでも刺しに来たのかと思うがそれも違うらしく、言われたことに小さく嘲笑を浮かべまるで怪我を負ってもそれすら楽しむような物言いで、一切反省の素振りをみせずに息を時折切らしながらも今出せる余裕を見せてやる。しかしそんな余裕を見せられたのも束の間、すぐに視界が重たくなり、彼女は一体に何しに来たんだと思っていると突然の浮遊感に小さく目を見開き「…ッ、ちょ、…離せよ…!!」と思わず叫んで降りようとするが動いたせいで襲う痛みに表情を歪めて。人外に、女に運ばれるなんて屈辱以外のなにものでもないが、今の自分に抵抗は出来ないため相手が何を企んでいるかは分からないが今は身を委ねるしかなく体の力を抜いて。
連れられたのは相手の事務所だろうか、相手に担がれたまま冷や汗をうっすら額ににじませながら目をかろうじて開けば床を見つめたまま口を開いて「…早く降ろしてくれません?すごく不快だから。……それで、俺に何か聞きたいことでも、あるんですか?」この状況でもふてぶてしい態度をやめずに口角を薄っすら持ち上げて、此処に連れてきた目的を暗に問うも声色は随分と弱々しいものだった。)
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