今日こそ君に好きと言いたい

声がでけぇんだよ。…いやさ、〇〇ちゃんお前と違って可愛いし、一人で居たら知らない男に襲われそうじゃん？
（ 視線を浴び縮こまる彼女でさえ可愛らしいと感じてしまっている事は顔には出さず、指で耳の穴を塞ぐ仕草をし乍ぼそりと。相手の言い分はご尤もであり、然し彼女に納得して貰わない事には計画は台無しである。目の前の彼女には負けるがその端正な顔立ちを思い浮かべては尤もらしい理由を並べ。実際は他の生徒の下校時間とも被るため一人になる事はあまり無いのだが、女子に掃除をさせ自分達は先に帰るという事に前々から心痛んでいたのは事実で。今日は掃除も手伝ってやろうと思いながら「そういう訳だから、よろしく」と語尾に星が付きそうな声音で述べ、誤解を生み兼ねない発言をしている事にはまるで気付いていない様子で ）

（ ／ 背後より失礼します。マネージャーを勝手にもう一人生み出してしまったにも関わらず乗って頂き有難うございました。さて本題ですが、モブではありますが同じマネージャーという事で何かと関わってくることが多いかと。今回は〇〇ちゃんとしましたが名前を与えようかと考えておりまして、背後様にご相談をと思い立った次第でございます…！）