今日こそ君に好きと言いたい

( ／遅くなってしまい申し訳御座いません…！あちらの掲示板にてお声掛けさせて頂きました５６の者です。まずはトピ建設ありがとうございます！背後様のお相手役になれて嬉しい限りです。これから宜しくお願い致します。 )

（ ／ お越し頂きありがとうございます。こちらこそ、改めましてこれからどうぞ宜しくお願い致します！
まずは約束事を…と言っても簡単な事なので緩く聞き流してください。〝一週間以上レスできない時はその旨を伝えること〟を約束とします。毎日来られなくても構いません。実を言うと此方も来年は実習が控えていまして、長い間レス頻度が少なくなる可能性もあります。という訳ですので、背後様も無理だけはなさらない様にして下さいね。
それでは早速本編の方のご相談を。まずは男子生徒の萌萎についてお聞きしても宜しいでしょうか？募集板での会話はイメージですので、むしろこんな男子が良いなど希望がありましたら是非仰って下さい！）

( ／約束事、確りと把握致しました。聞き流すなんてとんでもございません、とても大事な事だと思いますので、心に留めておきます...！はい、此方も試験勉強等ちょくちょくと入ってきてしまうので、その都度ご報告させて頂きますね。主様もどうかご無理はなさらず...！

そうですね...、萎えは極端に女々しい、無口等ではありますが、犬猿の仲という設定上恐らくこのような性格にはならないかと思いますので、基本的に萎えは有りません！なので萌えもそれ以外ならなんでもござれ、といった感じです。男の子のイメージにつきまして、二パターンほど頭に浮かんでまして...。一つ目は硬派でやや横柄、どちらかというと一匹狼気質で当Ｃ以外の女子とはあまり話したりはしない。二つ目は軟派で言ってしまえば女好き。当Ｃ以外の女子には優しくキザに接するのに対し、当Ｃとは犬猿の仲。といったもの想像しておりました…！対照的な性格ではありますが、口が悪い、当Ｃにつっかかる、という基本的な部分は同じかな、と。あくまで此方のイメージですので、最終的には主様のお好みで作って頂いて構いません！

また、此方の女子生徒につきましての萌萎、イメージや要望などございましたら是非ともお聞かせ願えますでしょうか...！ )

（ ／ お返事遅れてしまい申し訳ありません；；約束事の件、有難うございます。背後様も学生でいらっしゃいましたか！永いお付き合いになれば良いなあと思っておりますので、改めて宜しくお願いいたします。
萌萎について把握致しました。どちらのパターンでも魅力的ですが、女の子と仲良くしている当Cを見て嫉妬してしまう可愛らしい娘様が見られるのではないかという希望を込めまして（←）、後者の方を参考にさせて頂きますね。
女子生徒の方ですが、萎えは消極的、無愛想、病んでれ、冷たすぎる、極度の天然などですが、此方も設定上無さそうな気が致します。萌えについては幅広いので、お好きなように制作して頂いて構いません。大抵最初につっかかるのは当Cだと思われますので、素直になろうと一生懸命だけれどいざ何か言われると対抗してしまう…というのを想像しておりました。思い通りにいかなくて時には手が出てしまい、教科書で当Cを叩いたりもアリだと思います。当Cは他の子には優しい言葉を掛けながら、娘様には暴言を吐くクズ野郎ですので！年については高校三年生という設定でお願い致します。頭の出来は掲示板の方では二人とも赤点組としてしまいましたが、決まってはいないのでお任せいたします。
では早速pfの方を作って参りますね。お披露目は明日になると思われますが、お待ち頂ければ幸いです。）

( ／いえいえ、全然お気になさらず...！はい、学生の身でして矢張り定期的に顔を出せない期間がありそうです...、此方こそ改めまして末永くお付き合いして頂けたらと思います。
わわわ！！とても良いですね...！もう娘には目一杯嫉妬してもらおうと思います！(←)後者の方ですね、軟派な男子生徒くん楽しみにしております！

女子生徒につきましての萌萎、加えて背後様のイメージ、キャラの学年、学力、全て確りと把握させて頂きました。今のところ素直になりたいけどなれない典型的なツンデレ女子を基盤としてキャラを作成していこうかな、と！PFの件了解致しました。此方も明日の完成を目処にしてPFの作成に移らせて頂きますね、素敵な男子生徒くんをお待ちしております！＊ )

治田 智貴（はるた ともき）／ 17歳
6月21日生まれ
性格／ 口は悪いが、基本的に仲間思いで優しい性格である。姉が二人おり小さい頃から比較的女性の扱いに長けていたため、クラスメイトの女子に対しても年頃の男子には恥じらいのありそうな言動をさらっと出来てしまうことから小中高とそこそこモテてきた。本人は満更でもなく、今では意図的に女子に対して優しく接している。そんな面もあり大人びている様に見えるが、勝負事には負けず嫌いで学校祭や体育祭は手を抜きたくないタイプであったり男子特有の下品な話題で盛り上がるのが好きだったりと案外子どもっぽい面もある。恋愛面では、好きな子ほど苛めたくなる小学生男子な部分が未だ抜けておらず、他の女子生徒と違い貴Cに対しては告白の代わりにやたら高圧的な態度を取ったりSっぽく接したりしてしまう。そんな事が数年続きなかなか好意を伝えられないが、肝心な場面では男気を見せることもある、かもしれない。

容姿／ 黒髪は染めていないが、毎朝ワックスで整えている。襟足は短く、前髪は眉毛にかかる程度で気分によって分け目を変えている。茶色がかった瞳の二重、すっとした鼻筋、薄い唇とすっきりと整っており所謂塩顔である。制服は大きく着崩したりはせず、第一ボタンのみ開けて指定のネクタイを緩く締める程度である。夏は長袖のワイシャツの袖を捲るかまたはポロシャツを着用し、冬はブレザーは好まず指定のセーターで過ごすことが多い。高校に入ってからは、男性ファッション誌に目を通すなど私服にも気を遣っている模様。部活で鍛えていることもあり、しなやかな筋肉がついている。身長は178cm。

備考／ 家族構成は父母と姉が二人。上の姉は社会人で下の姉は大学生。高校入学時は余裕を持って合格したはずが勉強をサボってしまった結果、時々赤点を取っている。特に数学が苦手。運動部に属していることもあり、運動神経は良い方で大抵スポーツ全般何でもできる。そのため女子にちやほやされる体育祭は毎回本気である。中学の時に貴Cに一目惚れしたが、他の女子生徒に告白されてノリで交際したことも数回ある。部活は男子バレーボール部。


（ ／ 大変遅くなりましたが、出来たてほやほやのpfの方を提出させて頂きますね。何だか当初の想像よりずっと軟派で子どもっぽいキャラになってしまった様な気が致します…一途に思ってくれる女の子が居るなんて、当Cには勿体ないように思えてきました（←）イメージと違っていたら遠慮なく仰って頂いて結構ですので！
女子生徒のpfについて、承知いたしました。此方も随分と遅くなってしまいましたので、急がずゆっくり作って頂けたらと思います。のんびりお待ちしております。）

小鳥遊あずさ ( たかなし - )
１７歳 ／ ８月１３日生まれ

性格 ／ 口を開けばつれない言葉たちがきつい語調と共に飛び出してくるような子。この態度は一貫して貴Ｃに見られるものの、貴Ｃ以外にも典型的なツンデレの様な態度は見られる。しかし相違点として、貴Ｃ以外の人物達には幾許かきつい言動は緩和され、素直になる事も幾らかは容易になる模様。素直になりたいのになれない、という小さな悩みを何年も抱えている通り、高飛車で高慢な態度の内では繊細で非常に女の子らしい一面を持ち合わせている。又、根幹は心優しく他人を慮ることの出来る少女ではあるが、如何せん素直になれない為優しさが遠回りで分かりにくい。恋愛面は些か鈍感であり、加えてどちらかというと奥手気味である。素直になろうといくら心掛けても、いざ貴Ｃが突っかかってくれば悪口の応酬の始まり。然し稀に勇気を振り絞って素直になる時がある...かもしれない。

容姿 ／ 地毛である色素の薄い栗色の髪を背中辺りまでと長く伸ばし、一切の乱れ、癖の見られない完璧な直毛質。前髪は目に被らない程度の長さであり、若干左側に流し、右側は金色のヘアピンで留めている。大きくやや吊った二重の双眸は、髪よりも濃い焦げ茶色の虹彩を湛え、覆い被さる様に長い睫毛に縁取られる。薄桃に色付いた唇がよく映える白い柔肌に通った鼻梁と、見目だけは宜しい。身長は１６２センチと至って普通、女性らしい凹凸も確りあるがすらりとした体躯をしている。制服は基本的に校則通り着用しているが、スカート丈は規定より若干短め。冬は薄手の黒いタイツを着用。私服は特に拘りを持っているわけではないものの、少しでも女性らしく可愛くあろうと必死に雑誌を読み漁っており、お洒落には大分気を遣っている。

備考 ／ 一人称は私、二人称はアンタか呼び捨て。家族構成は上に姉が一人と下に弟が一人。姉は大学二年生で弟は中学三年生。学力は悪くなく、総合的に見れば平均より上であるものの、国語や社会全般などの文系科目が苦手らしく偶に赤点ギリギリの点数を何個かとる。逆に数学や理科全般等の理数系は得意としている。英語は普通。同様に中学の頃貴Ｃに一目惚れし、それ以来ずっと一途に想い続けており他の男子生徒に告白をされても断ってきた。なので、貴Ｃが幾度か女子生徒と付き合った度に激しく落ち込んだとか。運動神経は抜群だが、特に入りたい運動部もなかったようで、部活は男子バレーボール部のマネージャーを務める。


( ／出来たてのPFの方、拝見させて頂きました...！もう想像通りの、いや想像以上の息子様で拝見している間興奮状態でした(←)いえ、娘が好きになるのも当然な魅力的な息子様です！ありがとうございます...！

そして同時で大変申し訳ないのですが、此方も女子生徒のPFが完成致しましたので、お時間のある際に確認して頂けたらと思います。ツンデレをベースに作ったのですが、何か想像と違う点や萎え、不備等ありましたら遠慮なくお申し付けくださいませ！ )

（ ／ PFに目を通して下さり有難うございます。喜んで頂けた様で安心致しました。娘様のPFの方も拝見致しました。とても可愛らしくて素敵な娘様です。モテるでしょうにこんな息子のために断り続けているなんて申し訳ない…拝見しながら〝You付き合っちゃいなよ！〟と思っておりました（←）男バレ部のマネージャーにも立候補して頂きありがとうございます！クラスでも部活でも一緒だなんて何故付き合っていないのでしょう、この二人（←）不備等は見当たりませんでしたのでご安心下さい。
本編の方のご相談に入りますが、先ずはどんな場面から始めましょうか。高三に成り立ての頃でも良いですし、暫く経った頃や誕生日前などなど…始まりや展開等について何か疑問や希望がありましたら仰って下さい！）

( ／お褒めの言葉光栄です、ありがとうございます...！奇遇ですね、此方もPFを書いている途中、付き合っちゃえ！なんて思ってました(←)娘の心情としては少しでも息子様と接する切欠が欲しくて、バレーボール部のマネージャーになったんだと思います...！本当に何故付き合ってないのか...甘酸っぱい関係ですね。不備等なかったようで安心致しました！確認して頂きありがとうございます。

んん、そうですね...誕生日前からというのも物凄く魅力的ではあるのですが、やはり最初から最後まで、余すことなく高校生活を過ごしてほしいので、高三に成り立てか若しくはなってから１.２ヶ月後くらいが無難かな、と...！ )

（ ／ 折角マネージャーになって頂いたので、夏には合宿に行かせようかな、なんて想像しておりました！
貴重なご意見ありがとうございます。実を言うと此方としましても4月か5月頃が良いかなと考えておりました。では新学年になり二週間程経った頃としましょうか。5月にはGWもありますし、デートのお誘い等も考えられますしね…！
もう一つご相談なのですが、想いが通じて交際するに至るのはいつ頃に致しましょうか。当初は卒業間際になりやっと恋仲に…と考えておりましたが、半ばで恋仲となり残りの学校生活を送るというのもまた面白そうだなと。背後様のご意見をお聞かせ願いたく存じます。）

( ／いいですね、合宿！青春感溢れ出てます...！賛成です！
おお、ほんとですか！意見が一致したようで良かったです＊二週間ほど経った頃ですね、畏まりました。確かにＧＷでデート...と言っても、誘えるまでいけるかが心配ではあるのですが(←)
そうですね...卒業間際にやっとでも、半ばで想いが成就するのもどちらも捨て難いですね！本当にどちらでも此方としましては構わないのですが、折角なら早めに双方の想いが実って距離を更に縮めて欲しい、という気持ちもありますし、物語を序盤から始めるのであれば卒業間際までだと少し遠い道のりになってしまうのかな、と...！然し本当にどちらも魅力的ですので、あくまでご参考程度にして貰えたらと思います！ )

（ ／ そうなんですよね、この二人には何かきっかけが無いとデートの約束なんて高難度な事出来ませんよね（←）なので、その際は珍しく息子から何かアクションを起こさせようかな等考えております！
迷いますよね…卒業間際まですれ違い続けるのも可哀想ですし、間に合えば学祭を一緒に廻るという青春の1ページの様な思い出が作れるのかな、とも思うのです。とは言いつつも付き合う迄の過程も大事ですので、明確にいつかは決めないで半ばを目処に物語の成り行きに任せる、という事でも宜しいでしょうか…？
遅くなりましたが、早速物語の方を進めていきたいなと。場面につきまして何か希望は有りますでしょうか。何も無ければ無難に朝の一幕から始めようかと思っております！）

( ／おお！それはそれは...！今から楽しみにしておきます...！
成程！はい、その案で良いと思います。矢張りじっくりと過程を追っていくのが重要ですし、一先ずは物語に成り行きを任せましょう。
物語の開始、畏まりました。最初の内は未だやりたい場面等は特にありませんので、主様の仰います通り朝の一幕から始めて頂けたらと思います。 )

4月にしては暑くね？…阿呆か、セーターは譲れねぇわ。
＿＿＿おはよう。あれ……そうか、ベストだから。いや、いつにも増して可愛いなって。すげぇ似合ってるよ、俺も次はベストにしようと思ったぐらい。
（ 今朝の天気予報で6月並の気温が続くとアナウンサーが報じていた通り、一気に夏が近づいた様な感覚に陥る朝。いつも通りにセーターを着て登校した事に早くも後悔しながら隣の席の友人に話し掛け。「ベストにしたら？」との提案を却下していると、数人の女子生徒が此方へ駆け寄り。その内の一人の容姿の変化に気づくとすかさず褒めながら、いとも簡単に己の意見を曲げては爽やかに笑みを浮かべ。もしかすると彼女もこの気温の変化に応じて…と期待を胸にクラスでも目立つ栗色の頭を探すように賑わう教室内に視線を向けて ）

（ ／ お早うございます。少し長くなってしまいましたが、初回ロル投下させて頂きました。也自体が久しぶりなもので、ロルやキャラが安定するのに少々時間がかかってしまうかもしれませんが、どうか大目に見て下さいますよう…文章を綺麗に纏める技術が欲しいorz ）

＿＿ああ、うん。おはよ。
( 暦の上では桜舞う四月の筈だと言うのに、晴れ渡る青空に光る燦々とした太陽が齎した熱は気温を初夏程にまで上げており、その気候は朝から気分を陰鬱なものにさせ。セーターからお気に入りのオフホワイトのベストに変え、然し足取り重く常より遅れて学校に登校すると、後ろの扉から教室に入り。入学して間もないというのに、大分打ち解け合った様子で賑わいを見せるクラスメイト達に端的に挨拶を交わした後、例の黒髪がちらりと視界の隅に映ると静かに心臓をさざめかせ、何気ない風体で彼の隣の席まで歩みを進め。 )


( ／お早うございます...ではなくもうこんにちはですね。初回の投下ありがとうございます！此方も何気に也は久し振りな身ですので、ロルが可笑しかったり文量が安定しなかったりするかと思われます…、ので全然大丈夫ですよ！主様もどうかお気になさらず！ )

……、なんだお前か。
（ 女子達を見送ったのと同時に隣に気配を感じ振り向くと、其処には正に今探していた彼女が。ベスト姿は何度も見た筈だが期間が空くとこうも目新しく感じるものだろうか、今すぐ写真に撮りたい衝動を抑えつつ数秒そのまま見つめてしまい。数秒の空間を誤魔化すように、然も今気が付いたかの様な口振りでいつもと同じ調子で声を掛け。早速揶揄ってやろうと口元にニヤニヤした笑みを浮かべて「残念、女の子かと思ったのに」と態とらしく溜息をつき ）

（ ／ お優しい言葉を掛けて頂き有難うございます。出来る限り背後様の素敵な文章に近づけるよう精進いたします！ある程度展開が進むまで背後は引っ込んでいようと思います。何か疑問や展開についてのご希望がありましたら何時でもお呼び下さい。）

＿＿んなッ、失礼ね…！あんたこそ、こんな暑いのにセーターなんか着ちゃって暑苦しいのよ！この女たらし！
( 心臓がやけに五月蝿く鳴動し、成る可く彼の方を見ずに掛けていたスクールバッグを机に下ろす。表情にはおくびにも出さず、素知らぬ顔で着席しようとした矢先横から強い視線を感じ、徐に其方を見遣ると、此方を見詰める彼の茶色を帯びた双眸と視線がぶつかり。僅かに頬に熱が集まった事を自覚しつつ、先ずは素直に挨拶を交わすべきか一瞬の逡巡の後勇気を出して薄く口を開きかけ──た所で、何時もの調子で軽口を貰い。続け様溜息と共に失礼な言葉を投げ掛けられると、挨拶をしようという意思は何処へやら、一気に柳眉を吊り上げ今日も今日とて変わらず言い返してしまい。 )


( ／素敵な文章だなんてとんでもございません！！此方も素敵な文章を目指して精進させて頂きます。畏まりました、主様の方も何か要望等ございましたら、お気軽にお声掛け下さいませ！それでは此方も一度引っ込ませて頂きますね。 )

朝から五月蝿ぇよ。お前知らねぇだろ、俺のセーター姿けっこー評判良いんだよ。
（ 親しき仲にも礼儀あり、何時もの事だが中々に失礼な事を言ってしまったという自覚はある為、相手がいつも通り威勢良く言い返してきた事に内心ほっとしながら眉間に皺を寄せ。暑苦しいと痛い所を突かれてしまったが、直ぐに女子が〝萌え袖〟と盛り上がっていたのを思い出すと得意気に言い訳を並べ。今更真面目に好意を伝えた所で冗談と受け取られる可能性もある、斯くなる上はやはり己の生まれ持ったビジュアルの良さを武器にして惚れさせるしかない。彼女に見た目を褒められた事は覚えている限りでは殆ど無かったが、暑さに耐えつつ萌え袖の状態で机に頬杖をつくと言い訳と共に緩く口角を上げ微笑んでみて ）

（ ／ 引っ込むと言ったそばから失礼致します。遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します！）

…ふん、朝見掛けた隣のクラスの男子のセーター姿の方が一億倍格好よかったけどね。
( 初っ端から宛ら機関銃の様に捲し立ててしまい、言い過ぎただろうかと反省の色が滲んだのも束の間、得意気な自画自賛──もとい認めざるを得ない事実に一瞬ぐ、と喉を詰まらせ。元々彼は中学の頃から見目が良く自身も一目惚れをしたくらいだ、周囲の女子が騒ぐのも無理はないだろう。端整な顔に柔和な微笑が加われば、その破壊力たるや凄まじく、何も言葉が出て来ず微妙な沈黙が場に流れ。軈てふい、と顔を横に向け、此処で素直に格好良いと肯定すれば良かったものの、そんな高難度な事が出来るはずもなく、口をついて出たものは可愛げもない言葉で。 )


( ／此方も遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます！此方こそ宜しくお願い致します＊ )

はあ？誰だよソイツ！こんな日にセーターなんてヤベェ奴じゃん。付き合ったら絶対束縛するタイプだろ。
（ 直ぐ様言葉の刃が降り掛かるだろうと思ったが意外にも暫くの間があり、その顔も心做しか己に見惚れている様に見えるのはそう望んでいるが故なのか…そんな事を思い舞い上がっていたのも束の間。この自分を差し置いて、いや其れはこの際どうでも良い、彼女が格好良いと口にする程好意を抱く人物が居るという事実に愕然とし。むしろ何故今まで其の類の考えに至らなかったのか、彼女の一番近くに居る異性は自分だという自信から生まれる余裕がそうさせたのか、見知らぬ相手に嫉妬心を抱くと同時に焦りも感じ。気分は一気に落ちては表情も曇り、己の事など棚に放り投げ見た事もない人物を誹謗した文言をつらつらと口にし ）