A 2018-12-23 15:25:59 |
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(僕がどんなに勇気のある言葉を発しても彼は冷静、僕は心臓がバクバクしていた。それでも、僕は彼に出会ったときから彼なしではもう生きていけない、そう本能が感じ取っていた。彼の真顔にどことなく親近感を感じた。月の光は言わずともこの現場を照らし、秘密めいた空気を教会の中に醸し出している
僕は持っている握力をすべて彼の左手に込めてみた。「どんな反応をするだろう」そんなわずかな期待を込め彼の瞳をじっと、食い入るように見てみた。
暫く見つめていると彼が秘密を作り、守り合わないか。そう持ち掛ける。僕はどことなくそんな言葉を聞いたことがあり、彼に出会ったときからその言葉を待ち望んでいた気がする。僕は特に考えもなく、瞳を少しだけ揺らし直感で答えた)
うん。誓える。僕は君の秘密を守る事。その代わりに、、、、、、、、僕の秘密も教えよう。君の秘密を僕にばらしただけでは君が損だけをしてしまうだろう?僕は君はもう察しているだろうけど、、、。
日々の生活に飽き飽きしている。僕は去年のこの時期、一度だけ妹の首を絞めた。
その時の感情は僕と君しか深く理解できないことだと思う。勿論そのことを誰にも言うつもりはなかった。でも、今日君と会ったとき、言ってもいい。そう思った。・・・・・・これが僕の秘密。
君がばらしたら、、、まあないとは思うけど、僕もばらす。どう?僕の秘密も守ってみない?
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