（3L）リ･カースト（擬人化）

>レオ
へえ、たまたま…随分と攻撃的な奴だったね、餌の取り合いでもしたの？
（文句を言われてもついて行く気だった僕としては、その返事は万々歳。右手を庇い、歩くあなたの後ろを、僕は手を背中に組んでどこか楽しげに進み。別に捕食者が怪我をしたことを喜んでいる訳では無い…断じて。｢消毒なら僕がやってあげるよ、しみるヤツ知ってるんだ｣とどこか楽しそうなのは、捕食者の怪我シーンなんてレア中のレアだって理由なだけ）

>>ズキ
あは、優しいんだ＿、あ
（耳に触れる肌、僕の手が縋り付いて少し皺のよった服、後頭部に這った手が冷たくて大きいものだというのに、うさぎの懇願に律儀に言葉を並べたあなたに思わず笑いをこぼし。くつくつと喉で笑っていれば、真ん丸でふわふわの尻尾に触れたのは触り慣れないソレ。冷たくて、互いに互いを象徴するものでもあるソレか触れ合う感覚はきっとお互いに滅多にない。気持ちがいい、と思う、きっと、踏み込んでしまえば。｢…君も、ココ弱いの？｣と小さく囁くように問いかけて、後ろ手にあなたの尾に手を伸ばし…触れられたのなら柔く握ってみるつもりで）