◆ 夜闇を照らすは月明かり(〆)

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情報屋  2018-12-09 19:31:53 
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募集板で声を掛けてきた、大嫌いな探偵サマ専用。



 

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  • No.11 by とある探偵  2018-12-11 15:20:41 


(/素敵なプロフありがとうございます…!表ではニコニコしつつこちらには嫌悪感丸出しで裏表のあるチャイナっ子です!過酷な過去もストーリーを紡ぐにあたって取り入れて行けるような気がします。問題点などまったくありません、ぜひ睿くんにお相手お願いしたいです。)

  • No.12 by 情報屋  2018-12-11 16:37:41 

 


( /ご確認有難う御座います。大丈夫との事で安心しました…!
それではこのまま始めさせて頂こうかと思うのですが、導入は紫藤さんがいつも通り情報収集の為睿の店に来る所から始める形で大丈夫でしょうか?
その他導入の希望や、今回紫藤さんの追っている事件の内容について何か思い付くものがあれば是非お聞きしたいです。)


 

  • No.13 by とある探偵  2018-12-11 17:42:53 


(/そうですね、とりあえずはいつもの二人なシーンをやってみるのが一番かと思います。内容的には単純に麻薬取引の一端の情報を得た探偵が情報屋にいき詳しい情報を確認、その後2人で現場に向かう、みたいな流れはいかがでしょう?もし何か考えておられたストーリーがあればそちらを優先していただいて構いません!)

  • No.14 by 情報屋  2018-12-11 18:36:40 

 


( /導入の件、了解しました!
私も最初は分かりやすい内容が良いだろうと思っていたので、提案して頂いた形で是非進めていきたいと思います。
他に疑問点など無ければ紫藤さんが来店する所から、という事でお先をお願いしたいのですが宜しいでしょうか?)


 

  • No.15 by 紫藤 蔵之介  2018-12-11 19:45:59 



(賑やかな繁華街、時刻は丁度人々が仕事を終え夜の街に繰り出す時間帯で、浮き足立った人々が通りを埋めつくしている。その中を一人静かに移動する影がひとつ。影の如く黒の服装で身を固めた男はふいにひとつ小さな路地を曲がると一気に人気のなくなったそこを進んでいった。やがてひとつの店にたどり着く。中国語が掲げられたその店は漢方薬を扱う店、表向きには、だが。迷いなくその店のドアをくぐり抜ける、独特の香りに顔を歪めながら真っ直ぐと店のカウンターへと向かった。そこにいるのは自分に最も会いたくないと思っている男だ。それを分かっていてなおニコリと作り笑いを浮かべると遠慮なしに口を開き話しかける)
相変わらず酷い匂いだ、こんなところに1日いたら僕の優秀な鼻が使えなくなる。君は平気なのか?味覚まで変わりそうだ

(/ありがとうございます!それでは先に来店のロルを回させていただきました。もし変更した方がいい箇所などありましたら遠慮なく言ってくださいね)

  • No.16 by 睿  2018-12-11 21:09:06 

 


( 裏通りに入って暫く歩いた場所に在る小さな店には、そう頻繁に客が出入りする事も無い。カウンター内の端に座り、手元の活字に視線を滑らせて居る男はこの店の主であり、客の来店を知らせる音が店内に響くと彼は半ば反射的に笑顔を貼り付けて顔を上げた。だが、来店者の顔を認識すると同時、作られた笑みは一瞬にして歪められる。続く嫌味に舌打ちで応えると取り繕った一切の態度を変え、手にしていた文庫本を粗雑に置いた。 )

……何度も言うけど余計なお世話だよ。この辺りじゃ俺じゃなくても情報屋は五万と居るでしょ、文句が有るなら他を当たってくれる?
( この来店者は、客の中でも一等嫌いな男だった。情報屋として在る以上今までにも面倒な客を相手する事は多々有れど、此れ程の曲者には会った事が無い。来店の度に追い出す努力は怠らないが、それが如何に無駄な行為であるかもよく知っている。今日は一体どんな面倒事を持ってきたのだと鋭く抗議の目線を向けると、面倒を逃れる為の言いくるめ方を脳内で模索し。 )


( /初手ロル有難う御座います!全く問題有りません、とても読みやすい文章です…!
此方のロルに関しても気になる点有れば遠慮なく御指摘ください。
改めまして、お相手頂き有難う御座います。これからどうぞよろしくお願いします!)

 

  • No.17 by 紫藤 蔵之介  2018-12-12 00:15:55 



大変遺憾だがこの界隈で一番情報量が多くかつ正確なのはこの店だ。金さえ出せばどんな人間にでも情報を出すのも便利なところ、店に来た途端露骨に嫌な顔して舌打ちするようなこの僕にも情報をくれる
(最初に見えるのは愛想の良いいかにも店員といった笑顔、ついでこちらを認識すればそれは容易く歪んで忌々しさを込めた舌打ちが聞こえる。そのあからさまな態度の変化に今日も元気なことだとクスリと笑う。情報はどんな人間だろうと平等に、それをある種信念にしている相手はいくら自分のことが嫌いでも追い返すことはしないのだ。こちらを睨みつける目線も涼しい顔で取り合わず、カウンターの上に2枚の写真と紙切れを置いた。それぞれの写真には男が写っている、今回の捜査対象だ。そして隣に置かれた紙切れは小切手である)
その男は薬の売人、こっちはその取引相手だ。もうすぐ両者の間で大きな取引があることまでは掴んでる。僕が知りたいのはこの取引が行われる場所だ、君ならこのどちらも顔は知ってるだろ?双方の情報を統合すれば場所を割り出すことができるはずだ

(/ありがとうございます!其方のロルもまったく問題ありません!
こちらこそお相手いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!/こちら蹴り可です)

  • No.18 by 睿  2018-12-12 04:52:19 

 


あァ……この男、懲りないな。また市場を拡大させる気か。此方はナントカってホテルのお偉いサンだね。立地上外国人の出入りが多いのを良い事に、裏社会の組織と手を組んで取引の場所を提供しているブラックホテルだ。
( この男がわざわざ別の情報屋を使う、なんて遠回りな事をする筈ないと分かっていて、予想通りの答えに苦い顔をする。似たような遣り取りは確か二回前に顔を合わせた時にもしていた。此方の文句に耳を傾ける様子も無く淡々と本題を切り出す様子に溜息一つで諦めを付けると、彼は大人しく目前に置かれた二つの写真に視線を向ける。そこに写る顔には充分に見覚えがあった。その男についての情報を頭の中から引き出し話し始める、その途中でふと気になる情報が入っていた事を思い出す。 )

──そうだ。このホテル、取引に使われる部屋は決まって最上階の1502号室。この階には普通、相当な金持ちしか泊まれないんだけど……今日の夜、この部屋に予約が入ったって話を聞いたような、
( この男が薬の取引をするならば、まず間違いなく自社のホテルを利用するだろう。今後も安全な取引場として利用して貰えるだろうし、信用度も上がる。このホテルの動向には彼もまた目を光らせていて、特に最上階の予約状況なんかは小耳に挟むことが多いのだ。情報の確実性を得る為、カウンター脇に置いてあるパソコンでホテルの予約状況を確認し始め。 )


 

  • No.19 by 紫藤 蔵之介  2018-12-12 09:36:48 



なるほど、僕の考えた通り。1502室…高級スイートルームの完全なプライベート空間で麻薬売買、自分のテリトリー内ならば絶対安全と踏んでいるわけか。
(金を出し情報を要求すればため息のあと大人しく相手は仕事にかかった。そうでなくては困る、今夜の取引なら時は一刻を争うのだ。この男の嫌悪感溢れる顔に永遠文句を付けてやるのも悪くないのだが。麻薬の売人とホテルの上役、そこまでは掴んでいたが部屋番号が分かれば上出来だ。同時に自分の持つ情報と照らし合わせ相手が抜かりなく正しい情報を提供していることも確認する。自分の頭脳は優秀であるという自負があるが、この男はこと記憶力という点に関して抜群に優秀だ、絶対に口にしないが。パソコンを弄る様子を見守りつつホテルの構造を思い出し頭の中に描き出す。)
最上階は金持ちしか泊まれない、となると客として潜入するのは目立ちすぎる。清掃員か従業員の格好で潜入するのが得策だ。取引に参加する人数は?室内なら少数規模で取引が行われるはずだ

  • No.20 by 睿  2018-12-12 17:05:00 

 


人数は、そうだね。あのお偉いサンはいつも近くに秘書を付けてるし、この組織はそもそも取引の際に一人では出向かない。精々五人ってところじゃない?
( 欲しい情報をインターネット上から的確に探りつつ、頭の中からは自身の知りうる全ての情報から今必要なものだけを拾い集めていく。対する男は既に潜入に当たっての計画を組み立て始めているようだった。先程まで嫌味の応酬をしていたのに、仕事となれば私情は瞬時に取り払える。こういう点においては似た所があるのかもしれない。少しだけそんな事を思いながら求めていたページに辿り着くと、1502号室の横には思った通りに満室の表示があった。 )

うん、矢張り予約済だ。今夜、この部屋で取引が行われる可能性が高いね。……早く行った方が良いんじゃないの?
( 言いながら相手に視線をやり、手で追い払うような仕草を取る。今夜すぐの取引であったのは此方としても話が早くて助かるのだが、この後が問題だった。こういう時、決まってこの男は自分を現場まで連れ出す気で居る。それを如何に阻止するかと言うのが、ある種一番の難関であって、この男との取引において一番重要な事なのだ。 )


 

  • No.21 by 紫藤 蔵之介  2018-12-12 18:49:25 



5人か、それなら2人で十分制圧できる人数だ
(こちらに手を払う仕草、すなわちとっとと出ていけという合図。その意味はただの『早くいけ』ではないことはもちろん知っているのだが、狡賢い笑みを相手に向けつつ当然のように2人で潜入する前提で話を進める。この店に来た時はここからも面白いところ、毎回顔を歪めてこちらを見る相手の顔をさらに歪ませることが出来るお楽しみタイムだ。)

その通り、早く行った方がいいが潜入には少々下準備がいる。今から20分後にホテルの裏手にある従業員出入口に集合しよう。従業員にはIDカードが配られているがただの入館証で顔のチェックはない。君の分も用意しておくからもう少し俗世に馴染む服装で来てくれ
(潜入経路は脳内で構築済みだ、あとは適当な従業員から入館証をスればいい。そんな話をしながらも相手に了承を得る前に集合の約束を押し付け、ついでに服装にも注文をつけると態とらしくニコリと笑う。まだ『行かない』とは言われてないのだ、もちろん行くとも言われていないが、どうせ行くことになるのはわかりきっている。とりあえずは自分が勝手に約束を取り付けたことで相手がさらに機嫌を損ねる様を楽しむ事としよう)

  • No.22 by 睿  2018-12-12 22:03:41 

 


お前、いつもそうだけどなんで俺を頭数に入れる訳?五人程度、お前なら俺が居なくたって何とかなるでしょ。
( ここまでは想定内。この男は決まって此方の話を聞かず勝手に話を完結させる性質があった。恐らくこの悪癖は相手が自分だからという訳でも無いのだろうと踏んでいるが、此方が眉間の皺を深くする度に相手の笑みも深まるのだから大概に性根の悪い男である。そもそも相手は潜入時役立つようなスキルを幅広く兼ね備えていて、今までの潜入においても自身の存在が必要だったとは到底思えず、認めたくは無いが寧ろ邪魔になっていた事すら有るのが現実。捜査の為なら何でもするような男が現場に不安要素を持ち込む理由が分からず、未だにこの誘いの真意を掴めず居た。 )

……第一、俺がその勝手な約束を守るとは限らない訳だし、毎回懲りずに俺に拘る理由も分かんないんだけど。
( なるだけ言葉に感情を乗せぬよう努めて問いかける。実際、当初からずっと気になっていたことではあったのだ。いつも前回連れ出した時の借りを返せと迫ってくるが、連れ出した先でいつも迷惑を掛けているのだから次を無くす方が余程賢い選択に思えた。相手の事は大嫌いだが仕事の邪魔をするのは本意では無いと、今度こそは真っ当な理由で断る積もりで。 )


 

  • No.23 by 紫藤 蔵之介  2018-12-13 10:35:16 


君にしては珍しく謙虚な発言だ。漢方薬の飲みすぎで精神が柔軟にでもなったか?
(一見すればこちらを上げて自分を卑下する言葉、現場に行きたくない一心で言ってはいるのだろうが、一方で本音でもあるのだろう。こちらを蔑む以外の発言が出たことをからかいつつやはり笑みは浮かんだままだ。きっかけはほぼ気紛れだったと言える。初めて出会った時に結果的に命を救うことになり、2回目は相手の最も嫌がることを模索しているとその答えが『現場に連れ出す』だったわけで、それ以降はただの嫌がらせで連れて行っている面も大きい。)

君は払われた分だけきっちり対価を返すタイプ、それは情報屋としての仕事ぶりをみても明らか。ある意味で君は絶対に僕を裏切らない。ちなみに今回は前回殴られそうになったところを助けてやった借りの分働いてもらう。それに一人で行くより二人の方が臨機応変に対応しやすいだろ。何より…僕は君が嫌がるその顔を見るのが面白くて仕方がない
(なぜこの怪しげなチャイナ男を連れて行くのか、その理由を少々早口に述べてやる。頭の中の考えを口に出すと絶好調のエンジンのように口が回ってしまうのは悪い癖だ、本人にその気はないが。相手は嫌味なことばかり言うが裏切らないという点は自分が連れ立つ理由として大きい。相手もこちらを裏切るようなおかしな動きをしては悪評が回って情報屋としての信頼を落としてしまう。それも見越してこの男をいつも強引にでも表に連れ出すのだ。だがそこまでの理由は前座でしかない、何よりも一番は相手が自分の嫌がらせに対して逐一反応するのが楽しくて仕方がないからだ。そんな性悪な考えを隠しもせずにニヤリと笑い)

  • No.24 by 睿  2018-12-13 15:23:55 

 


本ッ、当にお前は性格が悪いな!その趣味の悪さが高じて、いつか痛い目見ても俺は知らないからね。
( 嗚呼、矢張り自分はこの男が大嫌いだ。滑るように紡がれる言葉の羅列を珍しく黙って聞いていた彼は、心の中で恨み節を唱える。そうする事こそが相手の思惑通りなのだと分かっていても、思い切り顔を歪めずには居られないのだ。最初にこの男に助けられてしまったその時から自分は掌の上で踊る駒の一つで、そこから抜け出そうにも、元よりこの手の事に慣れていない自分が潜入のプロを上回れる筈も無い。腹の立つニヤけ顔を力一杯睨み付けながら喚いてみても、目の前にあるのは男の用意した一つの選択肢のみだった。 )

良いよ、行ってやる。行けばいいんだろ。その代わり、俺にかすり傷一つでも付けさせたら許さないからな。
( 暫くは目を細めて相手の顔を睨んでいたが、諦めたように顔を背けると投げやりに答えを投げつけた。相手の思い通りに動くのは心底癪だったが、このままでは埒があかない。いくら頭を捻って言葉を並べ立てようと最終的にいつも折れてやるのは此方であって、それが分かっていても一度で頷こうとしないのは子供が駄々を捏ねるようなものだ。結局返さねばならぬ借りを作らされるのならせめて目一杯活用してやろうと開き直り、ここに来て初めて自分から暗に“守れ”と命じて。 )


 

  • No.25 by 紫藤 蔵之介  2018-12-13 18:58:18 



ご忠告どうも、君が血迷っておかしなことをしでかす馬鹿な男じゃないことを祈っておこう
(不快そうに歪められる顔、キツイ睨みに吠える声、悔しげに成されるそれらの行為が自分に対して無意味だと分かっていても、この男はこちらを威嚇するのを止めない。まるでめいっぱい吠える子犬のようだ。それでも相手は自分の頼みを断れない、そのようにこちらが誘導してやっているのだから思惑通りという言葉以外出てこなかった。変わらず涼しい顔でカウンターに広げた写真2枚を回収する)

今まで僕と一緒に現場に行って君が傷ついたことがあったか?安心しろ、僕を誰だと思ってる
(こちらが望む答えを無理やり引き出したのを確認するとさらに上機嫌になって口は細い三日月型へ変わった。守れとのお達しには、はいはいと軽く手を振るが決して相手をぞんざいに扱うわけじゃない。どこからそんな自信が湧いてくるのか、怪我はさせないと言い切りつつ「それじゃ20分後に」と捨て台詞を残すと店を出ていって)

  • No.26 by 睿  2018-12-13 22:24:13 

 

……もう、なんでこうなるかな、いつも。
( 満足気な笑みを最後に漸く店の扉が閉まるのを見届けると、力が抜けたようにカウンターに突っ伏し深い溜息を吐く。厄介な屁理屈を経て此方が渋々首を縦に振った時、その日一番美しく笑う姿が嫌いだった。またしてもまんまと口車に乗せられた事を重く後悔しながら、カウンター横に設置された普段の生活空間へ続く扉に手を掛ける。彼は此方に約束を取り付けた時当たり前の様に服装まで指定してきたが、いい加減厄介な注文にも慣れてきた所だ。部屋のクローゼットを開け、ずらりと並んだ服の中から比較的無難なデザインのものを見繕う。白いタートルネックに紺のジャケット、灰色のパンツに手早く着替えると、横に流した長い髪を高めの位置で一つに纏めた。ホテルの場所は此処からそれほど遠く無かったはずだが、早く出るに越したことは無い。最低限の荷物をクラッチバッグに詰めると店前に“closed”の看板を掲げ、近くの駐車場に止めた愛用の車へと乗り込んだ。 )


 

  • No.27 by 紫藤 蔵之介  2018-12-14 18:37:29 




(時刻はあの見世を出てもうすぐ20分経とうというところ。こちらにくる途中で調達したのか服装が真紅のニットセーターに黒のスキニーズボン、黒のコートにバックパックに変わっている。一見すればバイトのためにホテルに出向いた大学生といったところか。黒の丸メガネを掛けてさらに年齢を誤魔化していた。準備は上々、入館証は二人分入手したし、丁度今は夜に働く人間が裏手口からホテル内に入る時間帯だ。ちらりと時計を見やる、約束の時間まではもう少しといったところ。裏口から少し離れたところで約束の人物を待っていた)

  • No.28 by 睿  2018-12-14 23:11:39 

 


お待たせ。探偵サマの言う通り、服装も時間もきっちり守ってやりましたよ。
( 敢えて目的のホテルから少し離れた駐車場へと車を停め、電灯が照らす人通りの少ない道を歩く。右手首に着けた腕時計に目をやると丁度彼が店を出てから20分弱。計算通りだと小さく頷き、やがてエントランスから漏れるホテルの明かりが近付いてくると相手の姿を探した。見えた人影は一見してあの来店者と同じ人物だとは判断しづらいが、これこそ彼の誇る変装技術。今まで見てきた変装の変わりようからすれば、序の口と言える程だった。毎度改めて感心するも決して素振りには見せず、ひらりと手を上げると無愛想に声を掛け。 )


 

  • No.29 by 紫藤 蔵之介  2018-12-15 10:12:13 



さすがギブアンドテイクの概念をよく理解してる男。これは君の分の入館証だ、時間がないから手早く行こう。入館の仕方はドアにこれをかざすだけ。今は従業員が入れ替わる時間帯、人の流れに乗れば自ずとロッカールームにたどり着くはず。まずはそこで服装の調達だ、いくぞ
(時間も服装も義理堅くきっちりと守ってきた相手を見れば満足げにまずは笑みをひとつ。そのままの表情でひらりと振られた手に押し付けるようにして帰りがけの従業員からスった入館証を渡す。裏口の方を指さし手早くこの後のことを説明すると、相手の了承も待たずに裏手口へと移動し始めた。敵の懐に入り込む潜入という行為、それに今どうしようもなく高揚しているようで相手のことを気遣う気はまったくないようだ)

  • No.30 by 睿  2018-12-15 22:46:53 

 


生き生きしやがって…、付き合わされるこっちの事も少しは考えろっての。
( 一方的に段取りを伝えるとさっさと此方に背を向ける相手に呆れた独り言を零す。半ば強引に握らされた誰のものとも分からぬ入館証。この男は、決して悪を憎み正義に生きる男などでは無かった。証拠入手という目的の為ならば犯罪紛いの事も何食わぬ顔で行い、潜入捜査に至っては楽しんでいる様にさえ見える。事件解決は結果に過ぎず、その過程にこそ意味があるのではないか、共に潜入を重ねる度そんな疑念が度々頭を過ぎるのだった。もしもこの厄介な男が道を踏み外し、快楽を求めて犯罪を犯す罪人になっていたとしたら。そうであったら間違いなく警察は彼を捕まえる為に翻弄し、掌の上で転がされ頭を抱えるだろう。想像すると少し愉快で、思わず洩れそうになった笑みを噛み殺す。何方にせよ、相手が真っ当な人間であったとしたら自分達の関係はこうでは無かっただろうな、なんて思いながら自身も裏手口前で入館証を翳すと先を歩く背中を追って。)


 

  • No.31 by 紫藤 蔵之介  2018-12-16 17:55:23 


(/ごめんなさい本日予定が夜までありましてお返事明日になりそうです…お待たせして申し訳ありません;)

  • No.32 by 睿  2018-12-16 20:31:13 

 


( /大丈夫ですよー!ゆっくりで構いませんのでお気になさらず…!)


 

  • No.33 by 紫藤 蔵之介  2018-12-17 15:48:15 



僕の作戦は滞りなく進んでる、文句を言われる筋合いはないな
(背後から文句が飛んできているが尤もらしいことを言ってちらりと振り返ると、態とらしい笑みを向けておいてやる。実際今現在警備員に止められることもなく警報がなるわけでもなく、人の流れに従って従業員のロッカールームへと問題なく移動できているのだ。侵入は順調、内心ほくそ笑みつつ良心が痛むことなどない。他人のものを盗み取り侵入までしているのだ、立派な犯罪者であるがいつも事件を解決することによってそれらはうやむやにされる。相手が想像する通り、紫藤蔵之介は正義のために探偵をやっているのではない、自分の頭脳をフル活用し敵を出し抜きこの手で犯罪を暴くことに快感を見出しているから探偵をやっているのだ。警察側についているのはその方がうまく立ち回れるから、たったそれだけ。自分の利があると分かれば簡単に犯罪者の道にも反れるだろう。僅かにある人情でそちらの道にはまだ傾倒してはいないが。やがてロッカールームへとたどり着くと、その中でも人気のない場所へと自然な足取りで移動し相手の方へとようやく振り返って)
ここで服装の調達をする。ウェイターの服を探せ清掃員でもいいが取引がある部屋まで入ることを考えるとウェイターの方が都合がいい

(/すみません、お待たせしました!)

  • No.34 by 睿  2018-12-17 19:57:06 

 


ん、ウェイターの服ね?そんなの探すまでもないでしょ。
( ロッカールームの一角。ちらほらと人の出入りは見えるが、元より大きなホテルである為この部屋自体も広く、二段になったロッカーが所狭しと並ぶ空間には当然死角も出来る。入手すべき服の捜索を命じられると特に反抗するでもなく一つ頷き、一応は人目に付かぬよう気を遣いながら、ふらりとその場を離れた。ロッカーの名札の部分を指でなぞりながら数列移動すると、ものの数分で踵を返し相手の元へと戻っていく。)

この列の右から六番目の下段、一つ後ろの列十番目の上段。此処でウェイターとして働く従業員のロッカーだよ。あ、鍵開けは任せるからね。
( 個室で安全かつ人目に付きにくい取引場として有名なホテルを運営する組織、情報屋として動向を追う一環で覚えた従業員名簿がこんな所で役に立つとは、と内心で苦笑を零す。記憶の中の情報と名前を照らし合わせながら、ウェイターである事に加え二人の身長に見合った男が使用しているロッカーを示した。こういった点において当人が危惧しているような「足手纏い」には到底なり得ないのだが、そういった考えには至らないらしい。自分の仕事は終えたとばかりにロッカーから少し離れると、相手に次の手順を丸投げして。)


( /いえいえ、お忙しい中お返事有難うございます!)


 

  • No.35 by 紫藤 蔵之介  2018-12-18 19:25:10 



──まったく、従業員まで覚えているのか。つくづく情報屋としては優秀だな。君にはうっかり自分のことを言わないようにしないと
(探す必要がない、という言葉にピンと来ないでいると相手は名札を目でなぞって、やがて的確に2つのロッカーを指定する。推理や予測ではない、この男は純粋な記憶情報としてこのホテルの何十人といる従業員を頭に格納しそれを正確に取り出しているのだ。その記憶情報を疑うことなどなかった。ストレートに褒めてはやらないが相手が優秀だと思うのは本心、常人では達しない域にいる人間。そんな人材の時点で自分の仕事に相手を連れてくる意義は十分にあるのだが、本人はあまりその自覚がない、それも相手の面白いところだ。指定されたロッカーに近づくとポケットからピッキング器具を取り出してものの数秒もしないうちに解錠してしまう。もうひとつのロッカーも鍵を開けるとその扉を開いた。相手の記憶通り、そこにはウェイターの服一式が揃っている。自分の思惑通りに事が運ぶことに高揚を隠さぬように笑みを浮かべるとウェイター服をひっつかみ)
よし早速着替えよう。次は厨房から餌を盗まないと

  • No.36 by 睿  2018-12-19 19:35:25 

 


如何なる状況でも情報を引き出せるってのは何かと役に立つからね。こんな事にまで役立つとは思ってもみなかったけど。
( 難なく鍵を取り外す様子も、もう見慣れたものである。罪悪感一つ覚えないのはそれなりに長くこの世界で生きてきているからだろうが、連れ出されるようになって間も無い頃はあれこれ警戒しながら後ろを歩いていたのだ。自分も随分この男に染まってきたということなのだろう。良い事とは言い難い順応を実感しながら開けられたロッカーの中にあるウェイター服へ袖を通し始めた。)

──本当に大丈夫なのかなあ、これ。
( サイズはどちらも申し分無い。矢張り自分の記憶に狂いは無かった。それでもつい不安を顔に浮かべてしまう、当人の気にする所は別にある。今までに飲食の経験など皆無な上、此処は観光客向けの大きなホテルだ。当然従業員の接客指導は姿勢一つにまで行き届いている筈で、その中に未経験者が紛れ込むとなれば白に赤を落とすようなもの。目前の男は制服に着替えるだけでそれと見えてしまうのだから不思議な物だと、思わず相手と自身の姿を見比べながら首を傾げ。)


 

  • No.37 by 紫藤 蔵之介  2018-12-20 18:55:49 


…その顔はダメだ。この服はあらゆる人物を『ウェイター』という像に同一化させるもの、誰もウェイターの顔は覚えてない。だからこそオドオドしたり、そんな不安げな顔を見せれば直ぐに目立って印象に残り不信感を抱かれる。いつもあの店のカウンターで見せてるようなデカい態度をしておけば問題ない。いいか、背筋を張り周囲をキョロキョロとみるな、いつも言っているだろう?
(ウェイター服に着替え終わり襟を引っ張り服装を整える。取引が行われるのはVIPが使用するエリアだ、下手な格好はできない。それだというのに、相手の方を見ればどことなく不安げな顔を浮かべていてその様子に軽く息を吐くと相手の額を指で弾く。潜入において大切なのは溶け込むこと、何十人といる従業員をいちいち覚えている人間などいないのだ、相手を除けばの話だが。ともかく、朱に交わって赤のフリをするしかない。そのためにも自然体であることが重要なのだ、そのことを人差し指を立てながらさながら授業のように説いていた。)

それにレストランフロアで給仕する必要はない。これからこのホテルで1番いいワインを倉庫に取りに行く、それを持って最上階の取引部屋へ。サーブすると言って部屋に入ってあとは奴らを捕まえるだけだ。君は僕の後ろにいれば下手な姿を見られることもないから問題ない
(まるで相手の心理を読んだように心配の必要はないとキッパリ言い切ると、任せておけと言わんばかりに口角をあげる。相手がウェイターとして完璧にとけ込めないことは承知の上、それならば自分が前に立ち目線を集めておけばいいだけだ。目的は麻薬取引の現場を押さえること、この服を着る時間もそれほど長くはないだろう)

  • No.38 by 睿  2018-12-21 19:19:59 

 


分かってるよ。潜入の度にお前に口煩く言われるから、理解はしてる。ただ、いざってなると流石に緊張すんの。こればっかりはまだ慣れない。
( 小さく吐いた弱音を相手が聞き逃すはずも無く、程なくして額に軽い衝撃を感じる。それこそ初めて潜入現場に連れ出された時から口を酸っぱくして言われている事だった。こういう時は違和感なく“それ”であると周囲に認識されなければいけない。その為には目立たず自然に振る舞うべきで、自身に違和感や不安を持つからいけないのだと、頭で理解していても未だに慣れぬ事であった。まるで母親に注意された子供のようにふいと顔を背け、ばつの悪そうに零す。潜入時に嫌なのは、この居心地の悪さと緊張感。自身の行動の一つが悪手にならないよう物凄く気を遣うのだった。)

まあ、お言葉に甘えて優秀な探偵サマの背中に隠れさせてもらうとするよ。
( いつもの自信に満ちた笑みを見て、この男が居れば大丈夫だと思わされてしまうのが何とも悔しい。その自信に見合うだけの能力は自身にとって唯一の安心要素でもあった。弱音ばかり吐いてられないと心の中で気合を入れ直し背筋を伸ばすと、先程の生意気な態度からは一転、接客用の優しげな笑みを作り上げ穏やかに言葉を返してやり。)


 

  • No.39 by 紫藤 蔵之介  2018-12-22 08:12:15 


君ももっとこのスリルを楽しめばいいのに。僕はこれからどんどん相手の懐に潜り込んで奴らの度肝を抜くのが楽しみで仕方ない。まぁ、とりあえずはその顔で大丈夫だ
(拗ねるようにして顔を反らす相手にやれやれと小首を傾げつつ肩をすくめる。潜入ほど楽しいことはない、最高の非日常的な時間だ。相手に気付かれないよう忍び寄り渾身の一撃だけを叩き込む、それを鮮やかに遂行する一方でいつ敵に見つかるかもしれぬ緊張感…何をとってもこの時間は胸を高揚させる。それは自分への絶対的な自信からくるもので、相手に求めるべきものではないのだが、それに気づけるほどこの男は他人への興味がない。それでもいつも通り外面の笑顔を見せられるので今は十分だと頷くと部屋を出ようと目線で促し)

君が持つ情報の中にこのホテルで扱っているワインリストはあるか?今からワインセラーに一番の高級ワインを盗みに行く。保管場所を手当たり次第探してもいいがなるべく早くことを終わらせたい。
(ロッカールームの出口に向かいつつ相手へと問いかける。従業員の情報まで覚えていたのだ、ワインリストも知っているかもしれない。ワインセラーの中を探し回ることもできるがその様子を見られては他の従業員に怪しまれてしまう。相手の方へ顔だけ向けながらその返答を待っていて)

  • No.40 by 睿  2018-12-22 13:26:42 

 


あのねえ…流石にワインリストなんて覚えてないよ。俺に求められるのは大体が人物の情報だもの。
( 問い掛けに対し呆れたように首を横に振る。素人でも調べれば簡単に出てくるような情報をわざわざ此方に聞いてくる客はそうそう居ない、情報屋として扱っているのは普通なら誰も知り得ない裏の情報だ。従業員一人一人の情報だって誰にでも分かるのは名前ぐらいなもの、だからこそ年齢、体格、住居、経歴、そう言った個人情報を含め全て頭に叩き込んでおいて損は無いだろうと踏んだのだ。結果として思わぬ得に繋がったが、ある意味で判断は間違っていなかったと言えよう。)

でもね、付随する情報さえ有れば、欲しい情報に辿り着くことはそう難儀な事じゃない。大抵ホテルに置いてある高級ワインと言えばロマネ・コンティ、五大シャトーやペトリュス、定番の高級ブランドワインの当たり年なら全て頭の中にあるよ。
( このホテルのワインリストは把握していないが、情報というのは複数有る事実の統合だ。知らないのなら、職業柄その情報に辿り着く必要がある。些細な事全て自分の脳に留めるのは何を求められてもあらゆる情報を提示出来るようにという事でもあったが、傍目からすれば関連性の無い情報が思わぬ道を辿って欲しい情報に行き着くことも少なくはないからだった。この場合はもっと分かりやすい。高級ワインの銘柄、その中でも価値の高いものがちゃんと分かっていれば答えは自ずと見えてくるだろう。道標となる情報を提示すると、どうだと問い掛けるように視線を投げて。)


 

  • No.41 by 紫藤 蔵之介  2018-12-23 21:33:04 


(/ご連絡遅くなり大変申し訳ないのですが、本日返信できそうにありません…お待たせして申し訳ないです。明日にお返事させていただきます!)

  • No.42 by 睿  2018-12-24 14:31:00 

 


( /ご連絡有難うございます。何かと忙しい時期なのでお時間のある時で大丈夫ですよ…!)


 


 

  • No.43 by 紫藤 蔵之介  2018-12-24 20:12:49 



ワインリストだって何かの拍子に調べる必要が合ったかも知れないだろ……君にこれから僕らが取るべき行動を気付かされるのは大変癪だし、この結論を出したのは僕だ、だから礼は言わない。人物情報とワインの当たり年の情報があるなら僕らが選ぶべきワインはひとつ、取り引き部屋に来るホテル関係者の男、そいつの誕生年と一致する当たりのワインがあるか教えてくれ。料理長からのプレゼントと称して持っていくものだ、相手が喜ぶものにしないと
(呆れるような物言いにあからさまにムッとした表情を浮かべながら反論する。といっても苦しい言い訳だ、スマートフォンに内蔵されたサイバーアシスタントと違い何でも教えてくれるわけではないらしい。そして示された道筋、相手の脳内に格納された情報を活かし最良の選択をするのならば選ぶべきワインはひとつだ。取引に訪れるホテル関係者が喜ぶであろうワインが存在するのかを再度問いを投げる。ウェイターの格好をし、ワインをサーブするのを口実に部屋に立ち入るつもりなのだ、ただ高いものを持ち込むよりもよりパーソナルな情報を伴った、取引先の男の生まれ年のワインを持っていくのがより良い選択だろう。その答えにたどり着くために相手は情報を示したわけだか、素直にありがとうと言うのは避ける。それも嫌がらせの一環だ。ワインセラーへとたどり着くと躊躇なくその扉を開けて薄暗く肌寒い部屋へと踏み入れた。高級ワインにはそれなりのセキュリティもあるだろうが、自分の前では意味をなさないものだろう)

(/大変お待たせ致しました!今さらではありますが結構こちらで勝手にストーリーを進めてしまうことが多いのですが大丈夫でしたでしょうか?もう少し控えた方が良いのなら紫藤をもう少し大人しくさせますので遠慮なくおっしゃって下さい!)

  • No.44 by 睿  2018-12-26 21:42:01 

 


ふは、お前ってそういう所有るよね。突然駆り出されたにしては的確な情報を出してるつもりだけど?そもそも──、
( 不服そうに並べられる無茶な言い分、最善を導き出せるよう代案を出せば傍若無人な理屈で礼の一つも言われない。本来なら腹を立て文句の一つでも言うべき所が、なんだか面白く思えて緩く顔を綻ばせた。随分相手らしい振る舞いに、少し肩の力が抜けたのかもしれない。かと言って、今の発言に不満が無い訳では無いのだが。大体、いつも現場で出す情報の殆どは付け焼き刃に過ぎないのだ。事前に事件概要を把握していればもう少し適した情報を出せるものを、と続けようとした所で慌てて口を噤む。これでは次が有ることを良しとしているのと同義ではないか。)


……彼の誕生年と照らし合わせるなら、シャトー・マルゴーはどうかな。この年のメドック地区の葡萄は優れ物でね、マルゴーの中でも一際高く評価されている年だよ。
( 一瞬でも次の想定をしてしまった自分に気付くと同時、相手に気の緩んだ表情を見せてしまった事さえも気恥ずかしく感じて、踏み入れたワインセラーの冷気を有難く思いながら咳払いを一つ。不自然に空いてしまった間を誤魔化すように、銘柄によって分けられ規則正しく並んだワインへと視線を泳がせる。大体の目星を付けると迷い無く足を進め、やがて一つのワインを手に取った。取引を進めている男の生まれ年は1983年。実の所、代案を提示した時から行き着くべき最適解は見えていて、目的のものがこのホテルに存在しているかどうか、それだけが問題だったのだ。百点の答えを見つけてしまえば強引な誤魔化しも上手くいく。そう言った安堵をもたたえ小さく満足気に微笑むと相手の元へ戻り、手に持ったワインを押し付けるように手渡した。)


( /此方こそ連絡無しにお返事の間が空いてしまいすみません…!
ストーリー進行の件、全く問題有りません。設定上場面転換も多く、どちらかが先行して次の行動を取る事でスムーズに進む場合が殆どだと思いますのでお気になさらないで下さい!
寧ろリードして頂いてばかりで申し訳ないくらいです;)


 

  • No.45 by 紫藤 蔵之介  2018-12-27 20:18:10 


(/いえいえ大丈夫ですよ!忙しい時期ですもんね;そして本当に申し訳ないんですが、本日もお返事ができそうになく…お待たせしてばかりで本当にごめんなさい。
それでしたら良かったです。募集に乗った側なのにこんかガツガツ進んでいいか不安でしたので…おっしゃる通り場面転換も多いですし、適度にこちらからも進行させていただきます!何か不具合などありましたら、すぐに遠慮なくおっしゃって下さいね!)

  • No.46 by 睿  2018-12-28 01:25:40 

 


( /了解しました、気長にお待ちしております!
是非紫藤さんの動きたいように動いて頂ければと思います…!お気遣い有難う御座います。今後此方も気になる事あればお声掛けさせて頂きますね!)


 

  • No.47 by 紫藤 蔵之介  2018-12-28 18:33:58 


ん…?なんだ、僕が何か言ったか?…まぁ潜入捜査を楽しんでくれているなら問題ない
(こちらから理不尽な文句を投げつけたのに相手に浮かんだのは緩い笑みだった。そもそも共感性に乏しいのに他人の変化球の感情には全くついていけず、相手の意図が分からなくて怪訝な顔を浮かべた。相手が『次』を意識したことなど露知らず、裏の感情のないあの笑みからとりあえず今を楽しんでいるのだろうと解釈する。『楽しんでいる』何て言えば相手はまた文句のひとつも言うのだろうがその様を見るのも自分の楽しみであるし、不可解な反応を見せたことの仕返しにもなるから良しとしよう。)

…完璧だ。よし、あとは厨房にいってグラスとワインクーラー、台車を取りに行けば準備は完了だな、行こう
(先ほどの表情を誤魔化すように押し付けられたワインを受けとるとラベルを確認し、満足げに笑む。相手が一瞬見せた隙のような笑顔も、潜入を成功させるための鍵を手に入れた興奮の方がすぐに上回ってしまったらしく、意識はもう次へと向いていた。この男が何よりも優先するのはいつでも捜査のことらしい。顎でワインセラーを出ようと促すと厨房へと足を進めていった)


(/ありがとうございます。どうしてもゆったりとしたペースになってしまいますが、これからも楽しんでいきましょう!/こちら蹴り可です!)

  • No.48 by 睿  2018-12-31 14:50:59 

 


ああ、そうだ。悪いんだけど、厨房にこのコックが居たらなるべく俺の顔が見えないよう配慮して欲しい。
( こういった部分において、相手の興味の対象が至極単純で良かった。上手く有耶無耶に出来たことに安堵したのも束の間、厨房に足を向ける姿にふと懸念を思い出し、後を追いながら少々慌てたように一枚の写真を取り出した。写真には四十代前後の恰幅のいい男性が写っている。何方かと言えば此方が個人的に抱えている問題で、相手に伝えるべきかをずっと迷っていたのだが、結果として不安要素は共有しておくに越したことは無いと判断したのだ。)

この男は周辺の麻薬売買組織に関わっててね。別件で何度か探りを入れて、間接的にだけど販売ルートを潰した事がある。それを根に持って関わった情報屋を調べていると聞いたから、俺の顔が割れてる可能性が高いんだよ。
( 仕事柄、恨みを買う対象は多かった。一帯ではそこそこに名の知れた情報屋であるし、扱っている情報の質も高い。深い場所まで知る事は大きなリスクを背負う事と同義だ。この男の存在は、彼が情報屋として背負ったリスクの一つ。別の組織から太い販売ルートを潰された事は彼にとって相当な痛手だったようで、怒りの矛先は不利益な情報を流したであろう人物へと向けられた。随分必死に正体を突き止めようとしていたそうだから、とっくに顔と名前程度なら知られている筈だ。今後同じ過ちを犯さぬようにと此方を始末する積もりで居るらしい事も知っていたが、ここまでの事情説明は今回の潜入において必要無いだろうと言及しなかった。今回の潜入さえ支障が無ければ良いのだ、自身の存在さえバレなければそう大事にもなるまい。)


( /またしても長らくお返事お待たせしてしまいすみません…;今年も終わりということで、此処までお付き合い下さり有難う御座います。来年も宜しければどうぞよろしくお願い致します…!良いお年をお迎え下さい。 )


 

  • No.49 by 紫藤 蔵之介  2019-01-01 23:39:15 


(/いえいえこちらもゆっくりになってしまっていますので…こちらこそ申し訳ないです;そして本日はお返事できそうになくご挨拶だけ…昨年はお世話になりました。本年も楽しくストーリーを紡いでいければと思っていますので、よろしくお願いします!)

  • No.50 by 睿  2019-01-02 23:52:29 

 


( /ご丁寧に有難うございます…!あけましておめでとうございます。至らない部分も多いかとは思いますが、今年も睿くん共々よろしくお願い致します。)


 

  • No.51 by 紫藤 蔵之介  2019-01-05 00:21:43 


…麻薬取引の巣窟となればそれに関わる人間もそこら中にいるわけか。君も随分人気者になったものだな。安心しろ、君にはかすり傷ひとつつけない約束だ
(いつになく切羽詰まった様子で出された一枚の写真、事情説明を受けつつその写真に写った男の顔を脳内に保存しておく。相手の信条は誰であろうと金を払えば精度の高い情報を提供すること、すなわち多方面から恨みを買う生き方だ。コックの恨みのほどは知らないがここは相手の望み通り相手を隠すよう動いた方が良さそうだ。無駄な騒ぎを起こすのを避けるのはもちろんだが、ここで相手を匿えば次に捜査に連れ出す時の口実にもできる。わざとらしい笑みを浮かべ発つ前にした約束を反復しつつ厨房へと向かった)

さて、台車とワインクーラーはあそこだな──左手奥に例のコックがいる。そっちは見るなよ
(厨房に到着し自然な動作でなかを見回すと目的のものはすぐに見つかった。だが同時に厄介なものも視界に入り相手にだけ聞こえる声で例のコックの存在を知らせる。相手とコックの間に立ってコックの視界を遮りつつまっすぐ台車の方へと向かう。世話しなく人々が行き交う厨房、おかしな動きさえしなければ誰も二人が部外者だとは気づかないだろう)

(/遅くなって申し訳ありません;;正月はゆっくりできるはずなのですがなにかと予定が入ってしまいました…)

  • No.52 by 睿  2019-01-09 14:58:26 

 

…助かるよ。調理中のようだし、影に隠れてさえいれば気付くことも無さそう。
( 自身を隠す形で立ち位置を定める相手に今回ばかりは甘える他なく、礼は言わずとも少しだけ殊勝な言葉を投げる。自然と俯く形を取りかけて思いとどまったのは、“背筋を張り必要以上に周囲へ視線を向けない”という先程の指摘を思い出したからだった。改めて背筋を伸ばすと平然と視線を目的の方向へ定め、知らされた方向には意識だけを向けておく。隠れるのでは無く溶け込むのだと教えてきたのはいつの事だっただろうか、相手の言いなりになるのも癪だと変に反発したこともあったが、経験を重ねるにつれその意味を正しく理解する事が増えていた。これまで以上に神経を張り詰めた状態で隣を歩き、目的の台車がもう目前という時、厨房内に通る声が響く。先程から指示を出し合う声が幾度となく飛び交っていたせいで特別違和感を覚えること無く聞き流したが、数拍置いてその意味を理解し、思わず縋るように隣を見た。)

──どうやら絶望的に間の悪い男が居るようだけど。どうする?
( 厨房に入ってきた男が放った言葉は1502号室へ持っていく料理や酒は用意出来ているかと問うもので、彼が今の自分たちと同じ制服を身に纏っているのを見てもこれからあの部屋へ給仕に行くつもりなのは明らかだった。本来なら代わりに仕事を請け負う形で彼の介入を阻止すればいいのだろうが、変に注目を浴びてあのコックに気付かれてはいけない。今は普段以上に慎重な行動をする必要がある。この場合の最適解はなんだと問うのは、現場における相手の判断が最終的に最適解と成り得ぬ事など無かったからで、少なくとも潜入という仕事上では最たる信用を置いているからだ。)


( /気付くのが遅くお待たせ致しました…!今後は1日~2日の間にはお返事出来るかと思いますが、3日以上日が空きそうであればご連絡致します。此方は気長にお待ちしておりますので、お気遣いなく…!ゆったりやっていきましょう!)


 

  • No.53 by 匿名さん  2019-01-09 15:13:18 

こんにちは 私とお話ししませんか?

  • No.54 by 紫藤 蔵之介  2019-01-09 20:25:42 


君もいい加減僕と捜査するときの要領を得てきたみたいだな。──いや、むしろあれは幸運と言える。大丈夫だ、僕に任せろ
(件のコックに意識を向けつつも厨房内を進んでいると、相手は一瞬だけ体を縮め、しかしすぐにウェイターらしく背筋を伸ばした。いまだ文句を言われることは多いが捜査を重ねるにつれ相手もそこそこ潜入板についてきたようだ。無理やり連れ出されているのにこちらの指示を巧みにこなす相手の様子に気分は上がり調子で口の端で笑みを浮かべる。直後耳に入ってきた取引部屋に向かうであろう本物のウェイターの声、まずいと身構える相手に対して探偵は薄く笑みを浮かべる。縋るような視線に対しては自信たっぷりの目線を返す。こんな危機的状況でさえどうしようもなく胸はスリルと興奮で満ち溢れてしまう、当然この危機を切り抜ける算段は頭の中でついていた。例のコックが料理を盛り付けるのに目を下に向けているのを確認したあと、手にしていたワインを相手に預けて静かにその場を離れ、どこかの部屋に運ばれるであろうミートスパゲティーの皿を手のひらにのせた。あたかもこれからそれを部屋へ運びにいくように厨房の出口方向に向かう、ただしウェイターの男とすれ違うルートを選んだ。そしてウェイターとすれ違おうとした瞬間、ミートスパゲティーの皿はバランスを崩し、傾いた皿はウェイターの方向へと倒れトマト色がウェイターの白いシャツにベットリと広がった。もちろん態とだ)

あぁ…!すみません!大丈夫ですか?!本当にすみません…これは着替えないと…はい、僕が1502室に料理を運んでおきます。すみません、気をつけます
(床に落ちる皿、直後放たれる怒号、その一幕に厨房の視線は一気に探偵へと集まった。例のコックも何事かと探偵へと目を向ける。隠したいものがあるなら別のものに注目させるだけ、相手をコックから隠すためにわざと視線を自分へと集めたのだ。例のコックを含めた厨房の人々は騒ぎを起こしたウェイターを意識しても、その隣にいる人物に注目することはないだろう。怒るウェイターに平謝りの演技をしつつまんまと料理を運ぶ役目を担うと着替えに向かったウェイターを見送った。相手を人々の意識の外へ追いやり、さらに取引部屋に潜入する正式な手段を手に入れる、まさに一石二鳥だ。得意気な笑みを浮かべたくなるのをなんとか殺しつつ、台車の近くにいる相手にウィンクを投げて合図を送った。それを持ってこいとの意味らしい。近場にいた人間に1502室に運ぶ料理を聞きつつ、台車とワインの到着を待っていた)

(/いえいえもともとこちらが遅れていましたので、お気になさらないで下さい!こちらも今後は1~2日に一回はお返事できそうです。同様にそれ以上あきそうな場合はご連絡させていただきますね!毎回とても楽しくやり取りさせていただいておりますので、ゆっくりペースですが長くお付き合いさせていただければと思っております…!)

  • No.55 by 睿  2019-01-12 01:11:34 

 


流石、頭と口だけはよく回る男だ。ここまで有用な悪知恵だと立派な才能だな。
( 上機嫌な笑みを一つ、手にしていたワインと一緒に自信に満ちた言葉を残して此方に背を向けて行ってしまう相手に一体何をするつもりだと首を捻った。この時には先程覚えた不安は遠くに消え去っていて、今はただ事の行く末を見守るに徹している。何処からか拝借したらしい料理を態とらしさの欠片も感じさせぬ自然な動作で例の男へ向けて散乱させたのを見て、成程と唸った。彼に比べれば些か器用さには欠けるが此処まで見せられても尚察せぬほど馬鹿では無い。時間にしてたった一瞬、此方が背負っているリスクすら歯牙にもかけぬといったスマートさで全て丸く収める事に成功していた。奴からすれば此方が感じた不安など無用な物でしか無いのだろう、途端に言い知れぬやるせなさを感じて、愚痴の代わりに嫌味混じりの賞賛を口元で呟く。一通り事を終わらせた相手が合図してくるのに小さく舌を出して反抗的な態度を取るも、意味を正しく汲み取った男は先程押し付けられたワインをワインクーラーへ入れると大人しく台車を押し始めた。)

……お見事。俺が持ち込んだ問題なんて、探偵サマに掛かれば些細な事だったようで。お前の隣にいると、大体の心配は杞憂に終わるね。
( 先程問題を起こした彼の隣に立って尚、危惧していたコックから此方に意識が向けられる事は無かった。矢張り此処まで計算の内だったと、察してはいたのだが全てが彼の手のひらの上である事が腹立たしくも感じる。こういう時漠然と黒い靄が胸の奥に広がるのは、先程の男やコックと同じように自身もまた彼から見れば思惑通り動く駒の一つなのだと思い知らされるからだった。顔を合わせて第一に発した言葉の語気はほの暗い感情を霧散させるように意図せず棘を含む。ほんの数分前にはこの男の確固たる自信に信頼を置く様子さえ見せたというのに随分矛盾した態度だと自嘲を零すが、相手が別段気にするとも思えない。予定外の料理で手が塞がった相手の代わりにそのまま台車を押す役目を担うと従業員用のエレベーターがある通路へ足を向けた。)


( /これまであまり長期お相手して下さる方に出会える事が無かったので、そう言って頂けると大変嬉しいです…!!お互い無理のないペースで進めていきましょう!/此方蹴可です)


 

  • No.56 by 睿  2019-01-12 01:14:10 

 


>53
( /はじめまして。
此方のトピに興味を持って頂いたこと、大変嬉しく思います。
しかし、此方は非募集トピとなっておりますので、申し訳ありませんが交流を目的とした書き込みは御遠慮ください。
このトピに限らず、非募集とされている1対1トピックでは交流目的の第三者の介入を不快に思う方も多くいらっしゃるかと思うので、もしお相手をお探しであればお相手募集専用板に書き込むか、ご自分で新しくトピックを作ることをお勧め致します。
ご期待に添えず申し訳ありません。>53様に良いご縁がありますよう、心より願っております。)


 

  • No.57 by 紫藤 蔵之介  2019-01-13 21:26:17 


(/ごめんなさい今日返信できる時間がとれそうになく…毎回申し訳ありません。明日にはお返事いたします!)

  • No.58 by 睿  2019-01-14 18:13:36 

 


( /了解です!お時間のある時で大丈夫ですので、お気になさらず…!)


 

  • No.59 by 紫藤 蔵之介  2019-01-14 18:51:45 


…何がそんなに気に入らないんだ?君の憂いを晴らしてやったのに。喜ばしいことだろう?少しは感謝したらどうだ。
(ウィンクを投げた後舌を出されるまではいつもの嫌味であろうと受け止めたが、厨房を抜け通路を歩いても相変わらず相手の不機嫌な態度は直らなかった。突き放すような物言いで、しかし自暴自棄の空気も含む言葉。その意味を正確に捉えることはできずに眉をひそめて、こちらもその反抗的な態度に対抗して語気を強める。厨房で渡された料理が盛られた皿を今はバランスを崩すことなく両手にのせながら、エレベーターの前へとたどりついた)

あんな危機的状況に陥って何事もなく厨房を離れられたのは僕のおかげ。僕の天才的な頭脳の恩恵に預かれるのは一緒に捜査をしている君だけだ、もう少しありがたく思ってもらわないと困る
(傲慢とも取れるが意図せず相手の胸のうちの考えを否定するような言葉を口にした。自身の刺激を求める心を満たすために捜査をやっている、そして嫌がらせのために相手を連れてきている。しかしだからといって、相手は自分以外のその他大勢に分類されているわけではない。情報屋として信頼を置き、自分を裏切らないと確信しているから連れてきているのだ。エレベーターを呼び出し機体に乗り込みながらお前は特別だと意識せずに口にするが、その口から出てくるのは相変わらず傲慢な言葉ばかりだった。)

(/お待ちいただきありがとうございます!お待たせいたしました!)

  • No.60 by 睿  2019-01-16 06:16:04 

 


さっきのは確かにお前のお手柄だし、その件に関しては有難く思ってるよ。でも 俺は、お前に無理矢理連れ出されてるだけで、好き好んでお前の隣に居る訳じゃない。……俺を振り回してるのは、お前だろ。
( 堂々と放たれた自分勝手な言葉の中で自身の存在を他とは違う場所に位置付けられた気がして、そんな些細な言葉に安堵してしまう自分が憎らしい。この探偵と一緒に居ると、普段は制御出来ている筈の感情を無遠慮に掻き乱される。冷静な筈の自分が感情に振り回される感覚はマフィアに居た頃と酷似していて、良い気分はしなかった。機体が上昇し始めたのに合わせて大きく息を吐くと、自身に言い聞かせるかのように当初から何も変わらぬ関係性を繰り返す。ワインクーラーの中の氷が溶けて全体のバランスが僅かに音を立て崩れるのを眺めながら、一拍置いて相手への恨み節を呟いた声は思ったよりも消耗していた。相手には届かなかったかもしれないと思ったが、伝えたことで何になる訳でも、どうして欲しい訳でもない。このまま何も変わらなければいいと思っているのに、時間と共に溶けていく氷の様に、同じ形を保つ事が出来ないのは自分だけだった。)

……余計な事言ったね。さっきのはただの八つ当たり、お前には関係のない事だった。ごめん。
( 階数表示が切り替わる度に、少しずつ頭が冷静さを取り戻していく。これからいよいよ目標に接近するというのに私情を持ち込んでいる場合では無いだろうと自分を心の中で叱咤することで、どうにか気分を上向きに軌道修正した。幼い頃から自分を取り巻く人間は皆上司か部下という関係で、今関わる人間といえば大抵が客でしかないのだから、その枠に収まらないこの男との接し方は難しかった。取り繕わずに話す相手など数えるほどしか居ないせいかたまに内面を出しすぎるのが良くない。今回ばかりは身勝手な振る舞いだったと素直に謝罪を述べたが、その打ち切り方は言及されるのを恐れているからでもあった。あまり顔を見られたくなくて僅かに下を向くのも、自分と相手の他に誰も居ないこの空間でだけは許してほしい。あとほんの数階、目的の階に辿り着けば自分も不自然無く振る舞えるし、この居心地の悪い空間も無条件に終わらせられるのだ。)


 

  • No.61 by 紫藤 蔵之介  2019-01-17 21:56:46 


そうだな、君の言うことは間違ってない。僕は好んで君を無理やり連れ出してる。僕は君と潜入したり捜査するのが楽しくて仕方ないが、君は…僕にさながら駒のように振り回されるのが気にくわないといったところか。僕は君の能力を買っているし、そうじゃなきゃ一緒に捜査には連れてこない。そうだな…
(こちらに投げつけられる言葉の数々、そこには相手の様々な感情が混じりあって浮き沈みしている。自分がここにいる意味を、探偵と一緒に捜査をする意味を相手は見いだせずにいる、そんな気がした。借りを返せとこちらが無理やり手を引いているのは確かだ、そして相手を連れ出す理由は自分が楽しいからなんて限りなく自分勝手なものでしかない。だが凡人を隣に据えたところで任務に失敗するのは目に見えている、このスリルと危険に満ちた場所に連れてきても問題ないどころか自分の助けとなると分かっているから相手を連れだっているのに、目の前の男はいまいちそこを理解していないようだ。相手が現状に満足しないならこの状況を変えるまで、とある案を思い付くと楽しげにまた口角があがった。機体は目的の階に到着し、先に降りるとくるりと相手の方へ振り替える。)

それなら今から君は僕の相棒になれ。正式に、僕と捜査をするパートナーだ。まぁ、嫌だと言うなら今のままでもいい。その場合は今日こそ僕に借りを作らないように努力する必要があるが
(唐突で、やはり自分勝手な要求、それどころか命令に近い。それでも今の双方の関係を新たに定義づけるとしたら、『相棒』というたち位置がしっくりくるだろう。顔をうつむけたままの相手に二択を迫る。相棒としてエレベーターを降りるか、今のまま情報屋としてエレベーターを降りるか。時間は少ない、なにせエレベーターのドアが閉まる前にどちらかを選択して機体から出なければならないのだから。探偵はただ笑みを浮かべて相手を見ているだけだった)

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