ユウタ 2018-12-09 15:55:56 |
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第一話「異世界から、初めまして。」(1/3)
―――とある自宅の部屋―――
????「ふぅっ・・・ふぁぁぁぁああ~・・・・・・・。」
欠伸をしながら手を休めて一息吐(つ)き、背伸びをする。
部屋に籠ってゲームをして―――大学生活は諦めた俺だが、
こんなにもだらだらな人生を送っていいのだろうか・・・・?
本来なら大学生になってモテ・・・・ることはないな。
????「今・・・何時だ・・・?」
薄暗い明りに照らされたスタンド型の時計は午前6時半を指す。
????「昨日からぶっ倒しで続けてたのか・・・・・。朝ごはん済ませなきゃ。」
そんなこんなで飲まず食わずで7OO(セヴン・オブ・オンライン)に没頭していたので、
その場の席から立ち、パソコンの電源を落す。
母親「帝人~?ご飯は~?」
母親の起こす声と共にぐぐぐぅ~と腹の音がするので・・・・。部屋を出る事にする。
帝人「ん~。ご飯食べる―――あっ、」
部屋を出た瞬間目の前が真っ暗になってしまった。
しばらくして目を覚まし、周りを見渡す。・・・・・が、
帝人「・・・・。何処(どこ)だ此処(ここ)?」
・・・・・・・・・。とりあえず歩くか。
立ち上がり、歩こうとした瞬間―――。
????「へぇ~・・・・。君、過労死なんだ。」
帝人「・・・・・ッ!?」
????「おっと、そんなに警戒しなくてもいいよ、僕は頼みたい事があってね。」
目の前にある光輝いている“それ”は自分に話しかけてきた。
“それ”はとある「世界(ゲーム)」を自分に“攻略”してほしいとの事だ。
帝人「それで?それなりの保証とかあるのかい?」
“それ”は少し間を置いて
????「あぁ、あるよ。」
“それ”は自分が不安になりそうな要素を取り除く「ある」提案を出した――。
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