互いの身分なんて。

互いの身分なんて。

名無しさん  2018-11-20 20:01:58 
通報


>127さまをお待ちしています。




コメントを投稿する

  • No.21 by エリザベス  2018-11-28 19:41:32 


地主(父)
「ならぬ
先月も同じことを申しておったではないか
約束通り、今月末までに税が納められぬならこの土地を出ていってもらう
下がれ、私は忙しいのだ」

(無慈悲な領主である父と、その慈悲にすがるしかない無力な小作人の、飽きるほど繰り返されてきたやり取りになど目もくれず
あたしはさっきから、その小作人の娘から視線を離せずにいた
少しでも同情を誘う魂胆からか、幼い子どもを連れてやって来る小作人は多かったが、その子どもも例外なく親と同じで皆媚びるような表情をしていた
でも、この娘は慈悲にすがる言葉を口にしながらも目にはまったく媚びる色は浮かんでいなかった
あたしは今まで見たことのない、その目に惹き付けられたのだ)

お父さま、お待ちください


(/初回、ありがとうございます
これから、できれば長くお付きあいよろしくお願いします)

  • No.22 by エミリー  2018-11-28 21:10:27 


エミリー

あ……っ…………、

(この男さえいなければ。何度思ったことだろうか…しかしいくら腹に据えかねる相手とは言え、私の、家族の生命線。無慈悲さはよく分かっている、今まで待たせた方が奇跡のようなもの。
今途切れようとしているその奇跡の糸に追い縋ろうと、また何か言いかけ、手を伸ばしたその時。そこに割って入ったのは自分より少し幼い…地主の娘。
ワガママ放題の癇癪持ち、なんて聞いているけれど今はもうなんでもいい。押し黙り、彼女の動向を伺う……。)

(/そうですね、長くやりとりができたら幸いです)

  • No.23 by エリザベス  2018-11-28 22:49:57 


地主(父)
「なんだエリザベス
子どもの出る場ではない、下がっていなさい」

エリザベス

お父さま、たしか先日暇をやった侍女の代わりをすぐに探してくださるとおっしゃっておられましたが、まだ約束を果たしてもらっていませんわ
そこでお父さま
そこの娘を税の代わりに召しあげてあたしにくださいまし
それで約束を破ったことはなかったことにしてさしあげますわ
(娘をチラッと見たとき
目が合いかけて、思わず自分から視線を逸らして
父と向き合って自分の要求を伝えて)

地主(父)
「……チッ
好きにいたせ」
(娘に言い負かされた苛立ちを侍従にぶつけながら退出して)

エリザベス

……さて
(立場を誇示するために、威圧するような態度で小作人親子の前に立って)
今からおまえはあたしの侍女よ

  • No.24 by エミリー  2018-11-29 00:13:03 

エミリー

…………、

(一体何が何やら、二人の言い合いのような物を呆然と眺めていた。終わったらしく、跪くこちらに対して偉そうな態度の彼女。先程の地主に比べていけ好かないのは変わらないものの、一応助かった、らしい。)

……よろしく、お願いします

(改めて姿勢を正し、反抗心の残る目を顔を伏せ隠した。)

  • No.25 by エリザベス  2018-11-29 21:47:20 


……ふん
(値踏みするように娘をじっと見下ろして)
おまえのドレス
あたしに仕えるには必要ないわね?
あたしが買い取ってやるわ
(言うと美しい意匠の刺繍が施された小物入れから、ドレスの価値の数倍はする金貨を3枚取り出し父親の足元に無造作に放り投げて)
それを持ってさっさと帰るがいい
おまえが税を支払うまで娘は帰らない
分かったな?

  • No.26 by エミリー  2018-11-29 23:24:07 



「そ、そんな横暴なっ……!」

(助かったと思えばこれ、父も更に言い返そうとするものの、それを制する。無茶苦茶な事をする娘…何がしたいのかは分からないが、そのやり方は到底納得いかない。特に今回、それは彼女自身も充分承知しているだろう……)

……私が税の利息分以上の働きをすれば良い……そういう事、ですね?

(今度は隠さない、その目でじろりと睨む。働き手が一人減り、尚税を納めるのは難しくなる。つまり、実質的に私を金で買うということ……その嫌悪感を隠そうともせず)

  • No.27 by エリザベス  2018-11-30 05:26:17 


自分の娘も守れないおまえになにかを言う権利があると思うの?
分かったらあたしの慈悲を拾って早く立ち去りなさい
あたしは強欲の塊のような自分の父も嫌いだけれど、弱い立場に甘んじて他人の慈悲にすがってしか生きられないような輩も大嫌いよ
(まるで床に転がるゴミを見るような冷たい目で父親を一瞥して
次に娘に視線をやると
やはり、挑んでくるような視線にぶつかり
今度は強気を振り起こして、その視線を受け止めて)
おまえ、名前は?
(彼女の質問には答えず
逆に名前をたずねて)

  • No.28 by エミリー  2018-11-30 21:59:37 


お父さん、私は大丈夫だから

……私は、エミリー。
(まだ何か言い返そうとする父を抑える。父は悔しげにその金貨をひっ掴み、邸宅から逃げるように去って行った。
改めて彼女をじっと見る。跪いていなければこちらの方が背が高いぐらいの少女、わざわざ「買った」のだから好き放題させるに違いない…何をさせるつもりなのか。)

……ドレス、買ったんでしたよね?この場で脱いだ方がいいですか?"エリザベスお嬢様"。

(皮肉たっぷりに言いながら、ドレスに手をかけ)

  • No.29 by エリザベス  2018-12-01 08:04:52 


エミリー……
(その響きを確かめるように、小さく口の中で呟いて)
こんなところで服を脱ぐなんて下賤のすることよ
(蔑むような目を彼女に向けると、部屋の隅に控えていた侍女を手招きして
彼女が着ている、濃紺を基調としたエプロンドレス風の仕事着をエミリーにも与えることを指示して
侍女に連れられて着替えに行こうとする彼女を呼び止めて)
エミリー
お嬢さま、はやめなさい
エリザベスさま、と呼ぶように
(プライドを滲ませた、毅然とした口調で命令して)

  • No.30 by エミリー  2018-12-01 13:32:32 


…………。
(いきなり有無を言わせずドレスを買ったのはそちらなのに。全くワガママな娘だと小さくため息。侍女につられ部屋を出ようとした時にかけられる命令、小さく振り返り)

分かりました、エリザベスさま
(命令"には"従っておく。言い終えれば、そっぽを向くように向き直り部屋を出て行き。)

  • No.31 by エリザベス  2018-12-01 23:26:32 


(着替えが済んだら自室に来るように二人に告げて
自分の部屋に戻ると豪奢な装飾が施された、自分の体には立派過ぎる椅子にかけて
気分がささくれだったときに聴く、母の唯一の形見と聞かされているオルゴールを流して目を閉じる
瞼の奥にエミリーの意志の強そうな目の光が浮かんで
父の機嫌を損ねてまで手に入れた彼女のことを、自分はいったいどうしたいのか
あの、何者にも媚びることのなさそうな娘を屈服させれば気が済むのか
それともなにか他のことを求めているのか
自分のことなのによく分からなかった)

  • No.32 by エミリー  2018-12-02 14:54:19 


戻りました、エリザベスさま
(着替えを終えて、先の侍女と共に戻ってくる。着慣れないエプロンドレス、サイズは概ね合っているものの身体に馴染まず。少し動きづらさを覚えながらもエリザベスの前に跪き)

何かご用が?

(顔を上げずに尋ねる。一体何をさせたいのか、きっとこの用事で分かると思っており…おくびにも出さないものの、少し緊張していて)

  • No.33 by エリザベス  2018-12-02 20:56:14 


おまえは下がっていいわ
(着替えを手伝わせた侍女を下がらせて二人きりになり
オルゴールの音を止めると、椅子から下りて跪くエミリーの前に立って)
始めに言っておくわ
おまえはあたしのものだから
逆らうことは許さない
あたしがおまえに求めるのはYESだけよ
分かったかしら?
(伏せた顔に、自分に対する敵対心をあらわにした表情が浮かんでいるのを想像しながら
あえて自分に無条件に従属することを要求して)

  • No.34 by エミリー  2018-12-03 10:57:51 


っ…………!!

(元々拒否権なんて無いような立場なのに。ドレスの金額は私が体を売っても足りるかどうか……つまり、それぐらいの事はされても仕方ない……覚悟したつもりではあったものの、こんなに早く来るなんて。)

…………はい。

(わざわざ言わせるなんて、何をさせるつもりなのだろう。その不安を、手を痛いぐらいに握り込んで押さえつけた。)

  • No.35 by エリザベス  2018-12-03 22:26:28 


よろしい
(満足そうに頷いて
退出させた侍女を再び呼んで、ポットにお湯を入れて持ってくるように命じて)
なにもとって食おうなんて思ってやしないから
もう少し力を抜きなさい
もたないわよ
(さっきまでより、少し柔らかい口調でエミリーに声をかけて)
立ちなさい
お茶の淹れかたは知っているわよね?
そこの食器棚からお茶のセットを出して
準備なさい
(部屋の隅にある、彼女の家の食器を全部納めても棚の一つも埋まらなさそうな大きな家具を目で見やりながら命令をして)

  • No.36 by エミリー  2018-12-03 23:57:29 


………。
(何をさせられるかと思えば、お茶の用意。気持ち柔らかくなったような印象も受け、少し緊張は解れる。)

ええ……淹れた事はありますが……
(庶民には紅茶は高級品、ぜいたくは殆どしないエミリーの家では誕生日くらいで高い紅茶など殆ど淹れた事がない。それでもやらない訳にはいかず、茶器を小さなテーブルに用意して。)

……どうぞ。
(意図的に名前は呼ばないようにしていて。うろ覚えのまま、淹れてみる。素人目には美味しそうに淹れてあるように見えるがどうだろうか。)

  • No.37 by エリザベス  2018-12-04 08:42:27 


(目の前のテーブルに置かれたカップをチラッと見て)
もう一杯入れて
あたしのお茶の相手をなさい
(さも当然という口調で、表情を変えずに言いながら
心の中では、相手を戸惑わせて自分のペースに乗せていることに秘かにほくそ笑んで)

  • No.38 by エミリー  2018-12-04 12:44:24 


……そう言うのなら。

(エリザベスのものと同じ形のティーカップに、また同じように一杯注ぐ。「失礼します」と、彼女の正面の椅子へと座り。
まさか楽しくお話、なんてつもりじゃないだろう。そのつもりだとしても、とてもじゃないけどそうする気にはなれない……)

これから、どうするんです?

  • No.39 by エリザベス  2018-12-05 07:55:24 


これから、というのは
今日1日のこれから、ということかしら?
それとも今日含めたこれからずっと、ということかしら?
(エミリーの淹れた紅茶を、ず、とひと口飲んで)
うぇ、マズ
せっかくの高級茶葉が台無しだわ
やり直し
(自分のカップをお皿にのせてエミリーの方に押して)

  • No.40 by エミリー  2018-12-05 13:17:30 



それは……、
……両方ですよ
(反応を楽しまれている、そう感じると気分が悪くなる。何かしら言ってやりたい所ではあるものの、それはぐっと堪えて。)

……はい。
(突き返された紅茶を恨みがましげに見る。やり直し、と言われても既に注がれているのはどうしたらいいものか…仕方なく、別のカップを出してきてそこに淹れ。)

これなら、どうですか

[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック